
古いw 1962y~いすずベレルディーゼル
今や壊滅状態の日本のディーゼル乗用車も昔は存在した。
記憶を辿ると、数台は思いでのあるディーゼル車が蘇る。
ベレルは草分け的存在だったと記憶するが、何より印象的だったのは余りにやかましい
エンジン音で、ディーゼルの悪しき見本のようなクルマだった

見かけは乗用車でも、中身はいすずエルフで、全く同じガラガラ音であったw。
ベレル自身が短命だったが、ディーゼルが足を引っ張っていたのも一因かもしれない。

1979y~いすずジェミニ(PF型)
このジェミニはディーゼル乗用車では異例の人気を誇り、過去に最も売れたディーゼル車
だろう。
最早ベレルのような野蛮さは無く、比較的洗練されていたと記憶する。

1977y~VWゴルフ1 Diesel
当時ポピュラーだったゴルフ1の中でもディーゼルはそれなりに売れた。
Drがショップ開業間もない頃で、自身も販売したことがある。
決して洗練と迄は言えないが、少々やかましいことを除けば実用には問題なかった。
ただ、エアクリーナーのブローバイによる詰まりから、火を噴くという悪評がいけ
なかった


マニア向けディーゼル車? 1979y~プジョー504D
日本では全く持ってプジョーは市民権を持たない少数派のころである。
それにも拘わらず、この504は比較的売れたのである。
その理由はAT、AC、PSといわゆるフル装備のラクチン車だっからである。
Drも当時買い込んでしばらく足に使用していた。
プジョーの魅力は味わえたが、エンジン音はかなりの物で、個人的にこれがガソリン車
ならずいぶん良かろうと思った。
なぜか、エンジンブローする個体が何台かに1台有り、評判はいまいちであった

乗用車に関してはこんなところだが、四駆ではもっと市民権があった。

トヨタ ランドクルーザー
乗用車ではないから、ディーゼルも受け入れやすかったのだろう。
ガソリン四駆は大排気量だから、ランニングコスト面でもディーゼルが人気だったの
だろう。
この時代のディーゼルの出来映えは、やはりそれなりであった。
決して市民権を得るのはほど遠いと言える。
この後、ディーゼル車は国内では、ほぼ壊滅状態となるのである
