俺LOG

今年も偉そうに物を書いていきます。

悲しい遺伝子

2004年10月22日 | Diary
風呂なんてのが好きでね。サウナとか行くんだよ。
昨日はそのサウナが壊れてて、63℃だって。全然汗かかない。

あの、サウナ知らない人は、
「63℃?バカ!熱いじゃねえか!」
と、思うだろうが、サウナと言うのは普通95℃以上あるんだね。
水蒸気がもわもわ出てるから温度が上がるの。
プールにある「温室」がだいたい45℃前後。
あれを「サウナだ」と譲らない小学生がいるんだけど、
あんなのビニールハウスより寒い。

話が逸れたので元に戻そう。
サウナから出た俺はロッカーで着替えをしていた。
そこへ、
「19歳で子供を作ってしまい、暴走族を辞めました」
という親子がやってきた。本当かどうかは知らないが、
身なりやしゃべり方から、そうであろうと予想したわけだ。
まあ、おそらく当たっているだろう。

子供はね、かわいいんだよ。子供だから。
ちんちん出してゲラゲラ笑ってんの。かわいいわけ。
でもあと15年もしたら、誰かを殴り倒し、うるさいバイクに乗り、
窃盗やら強盗やら繰り返すんだろうなぁ・・・なんて思った。
遺伝子は嘘をつかない。悲しい遺伝子である。

ロッカーのドアに父親(元・暴走族)の手を挟んでゲラゲラ。
一応父親なんだね「イタイ!イタイ!」なんて遊んでる訳。
そこで彼が一言。
「おめぇ、バカじゃねぇか?!」

・・・。
俺は心の中でこうつぶやいた。
バカだろうな。お前の子供だもん・・・