2万年前の人類の足跡発掘 豪で化石457個
【シドニー22日共同】
オーストラリアのシドニーの西約700キロにあるマンゴ国立公園内の乾燥
湖で、1万9000-2万3000年前(氷河期)の人類のものとみられる足
跡の化石が見つかった。発掘を支援した地元ニューサウスウェールズ州環境省
などが、22日までに発表した。
足跡の数は457個に上り、1カ所から見つかった足跡の化石としてはこれ
までで最多とみられ、オーストラリア最古という。
足跡は全長13センチから30センチ。真っすぐに歩く両親の周りを子供が
ぶらぶらと歩き回ったり、身長約2メートルと推定される人類が時速約20キ
ロで走っている様子がみてとれる。また、大型鳥類のエミューやカンガルーの
足跡、やりが突き刺さった跡とみられる穴も残っており、狩猟をしていた様子
も分かり、当時の生活の一端がうかがえる。
(共同通信) - 12月22日
【シドニー22日共同】
オーストラリアのシドニーの西約700キロにあるマンゴ国立公園内の乾燥
湖で、1万9000-2万3000年前(氷河期)の人類のものとみられる足
跡の化石が見つかった。発掘を支援した地元ニューサウスウェールズ州環境省
などが、22日までに発表した。
足跡の数は457個に上り、1カ所から見つかった足跡の化石としてはこれ
までで最多とみられ、オーストラリア最古という。
足跡は全長13センチから30センチ。真っすぐに歩く両親の周りを子供が
ぶらぶらと歩き回ったり、身長約2メートルと推定される人類が時速約20キ
ロで走っている様子がみてとれる。また、大型鳥類のエミューやカンガルーの
足跡、やりが突き刺さった跡とみられる穴も残っており、狩猟をしていた様子
も分かり、当時の生活の一端がうかがえる。
(共同通信) - 12月22日