また間が開いてしまいました。申し訳ないです。
こんなに時間が経ってもその時の空気が激しい感情を持ってまざまざとよみがえって来る、この「クロードと一緒に」と言う舞台。
なんと
再演が決定しました!!!!!!!
2015年4月17日~4月23日、「シアタートラム」と言う劇場での再演です。
いやぁ~~、凄い嬉しいですね
初演と同じ俳優の方々が出演なさるのかはまだ分かりませんが、アタシはこのニュースを聞いて本当に嬉しかったですよ
舞台のお芝居を観始めてまだ日の浅いアタシですが、この「クロードと一緒に」と言う舞台を観てから人生観の様なものが変わったかもしれないと感じているんです。
何故か分からない、終演時に流れる涙と、震える心。
フィクションの世界を傍観しているに過ぎないのに、制御できない感情。
ずっとそれがどこから来る感情なのか考えているけど明確には分かりません。
そして、この舞台を観てから、何だか前よりもずっと涙もろくなった気がするんです。映画を観て泣くことの多くなったこと・・・。年齢のせいもあるのかも知れないけれど、以前はあまり泣くことは無かったのです。
若い役者さんが体当たりで演ずることに対して素直に感動したと言うのも事実ですが、何か、あの空間には今まで経験した事のない空気が流れていました。
演ずる役者さんによってお芝居の雰囲気は変わって来ますので、同じ方が配役されても違う方になっても、どんな「クロードと一緒に」が拝見出来るのか正直少し怖くもありますが、楽しみに待っていたいと思います。
さて、稲葉 友さん演じるイーブ、伊達 暁さん演じる刑事”ロバート”のこの舞台。アタシが観に行った回が、このコンビの千秋楽でした。千秋楽と言う事もあってか、ラトレイユ役の鈴木ハルニさんの”笑い”のぶち込み方が凄まじかった。
取調べの途中で刑事が扉の向こう側に立つ警備官”ラトレイユ”を大きな声で呼びます。ハルニさん演ずるラトレイユが部屋へ入って来ると、イーブの方を見て「トイレだ。」と刑事。
ラトレイユに連れて行けと言う指示なのですが、当のイーブはトイレに行きたいなんて言っていません。不満そうな表情を見せるイーブですが、ここでハルニさんが
「大でしょうか?小でしょうか??」
と、ぶち込んで来ます。
まさかここでそんな空気の読めない台詞がぶち込まれるとは思わずに、観客席が戸惑いまくります
舞台上の刑事も「お前、なに?」と言う顔でじっとラトレイユを見ています。
しかし、彼はめげません。
「ビッグ オア スモール?」
と、今度は英語でしかもちょっと得意げに
思わずブッと吹き出す観客達
「何で英語やねんっ!英語で言うとしてもビッグオアスモールとはちゃうやろっっ!!!!!」
と心の中で突っ込むことしきり
この場面は相馬さんチームの時にもありましたが、英語で聞いてくることまではしませんでした。
千秋楽であったため、ハルニさんなりの稲葉・伊達コンビへのサプライズだったんでしょうか。
でも、流石プロです。伊達さんも稲葉さんも表情は崩さず、決して笑いませんでした。
凄い。
知ってたのかなぁ?
ラトレイユに連れられて渋々部屋を出てゆくイーブ。
部屋に残った刑事は判事の机の上にある電話をかけます。
相手は彼の奥さん。
電話がつながってすぐに、開口一番だるそうな声で
「死にそー。」
イーブがトイレに行きたいとは申し出ていないのにラトレイユに連れて行かせたのは、彼も一息入れたかったからなんだなぁと思ったのでした。
つづく。
こんなに時間が経ってもその時の空気が激しい感情を持ってまざまざとよみがえって来る、この「クロードと一緒に」と言う舞台。
なんと
再演が決定しました!!!!!!!
2015年4月17日~4月23日、「シアタートラム」と言う劇場での再演です。
いやぁ~~、凄い嬉しいですね
初演と同じ俳優の方々が出演なさるのかはまだ分かりませんが、アタシはこのニュースを聞いて本当に嬉しかったですよ
舞台のお芝居を観始めてまだ日の浅いアタシですが、この「クロードと一緒に」と言う舞台を観てから人生観の様なものが変わったかもしれないと感じているんです。
何故か分からない、終演時に流れる涙と、震える心。
フィクションの世界を傍観しているに過ぎないのに、制御できない感情。
ずっとそれがどこから来る感情なのか考えているけど明確には分かりません。
そして、この舞台を観てから、何だか前よりもずっと涙もろくなった気がするんです。映画を観て泣くことの多くなったこと・・・。年齢のせいもあるのかも知れないけれど、以前はあまり泣くことは無かったのです。
若い役者さんが体当たりで演ずることに対して素直に感動したと言うのも事実ですが、何か、あの空間には今まで経験した事のない空気が流れていました。
演ずる役者さんによってお芝居の雰囲気は変わって来ますので、同じ方が配役されても違う方になっても、どんな「クロードと一緒に」が拝見出来るのか正直少し怖くもありますが、楽しみに待っていたいと思います。
さて、稲葉 友さん演じるイーブ、伊達 暁さん演じる刑事”ロバート”のこの舞台。アタシが観に行った回が、このコンビの千秋楽でした。千秋楽と言う事もあってか、ラトレイユ役の鈴木ハルニさんの”笑い”のぶち込み方が凄まじかった。
取調べの途中で刑事が扉の向こう側に立つ警備官”ラトレイユ”を大きな声で呼びます。ハルニさん演ずるラトレイユが部屋へ入って来ると、イーブの方を見て「トイレだ。」と刑事。
ラトレイユに連れて行けと言う指示なのですが、当のイーブはトイレに行きたいなんて言っていません。不満そうな表情を見せるイーブですが、ここでハルニさんが
「大でしょうか?小でしょうか??」
と、ぶち込んで来ます。
まさかここでそんな空気の読めない台詞がぶち込まれるとは思わずに、観客席が戸惑いまくります
舞台上の刑事も「お前、なに?」と言う顔でじっとラトレイユを見ています。
しかし、彼はめげません。
「ビッグ オア スモール?」
と、今度は英語でしかもちょっと得意げに
思わずブッと吹き出す観客達
「何で英語やねんっ!英語で言うとしてもビッグオアスモールとはちゃうやろっっ!!!!!」
と心の中で突っ込むことしきり
この場面は相馬さんチームの時にもありましたが、英語で聞いてくることまではしませんでした。
千秋楽であったため、ハルニさんなりの稲葉・伊達コンビへのサプライズだったんでしょうか。
でも、流石プロです。伊達さんも稲葉さんも表情は崩さず、決して笑いませんでした。
凄い。
知ってたのかなぁ?
ラトレイユに連れられて渋々部屋を出てゆくイーブ。
部屋に残った刑事は判事の机の上にある電話をかけます。
相手は彼の奥さん。
電話がつながってすぐに、開口一番だるそうな声で
「死にそー。」
イーブがトイレに行きたいとは申し出ていないのにラトレイユに連れて行かせたのは、彼も一息入れたかったからなんだなぁと思ったのでした。
つづく。