前回とは違う尿パッド「白十字社・サルバ尿とりパッド (1個につき150mLとして2回分)」を試用してみました。全般的には前回のモノよりはこちらのほうが使い方は簡単で、取り付けも簡単でした。 パッドを写真のように横に開いて、指で持ちあげている穴に陰茎を差し込み、三角折りの要領で陰茎を覆う、というような使い方になります。1袋に2個入って100円。もちろんこれだけでは尿の重さに耐えられないので、このパッドを装着した上から、今回はライフりーうすパンツを履いて、さらにその上から普段の下着(トランクス)を履いてみました。
退院後に自宅で過ごすことを想定しますと、もはや現役を引退してる身ですので、何をどうするかとかはそれほど神経質に考える必要もないのですが、普段の散歩 (ウォーキング)や、近所への買い物、さらには撮影の為にクルマで遠出することもありますので、そういう機会......いわば自分なりの QOL を維持する為の方策を試しているところです。
そこで今回は、この尿パッドとうすパンツを装着後に1回放尿
自宅で2時間ほど過ごした後
散歩を1時間ほどしてみました。
結果としては、尿パッドへの1回の放尿 + うすパンツ +普段のパンツ状態では、尿パッドが脱落する。ということはありませんでした。1時間の散歩でも、脱落することなく家まで帰ることができました。この間合計3時間ほどですが、尿パッドから尿が漏れるということもありませんでした。 今日も30度前後の気温で陽射しが暑かったのですが、尿パッド並びに
帰宅後に、意図的にもう一度この尿パッドに放尿してみたのですが、これは失敗でした。尿の重さですぐに脱落して、トイレに少しお漏らししてしまいました。考えてみると、これは「尿もれパッド」であって、尿を溜めるパッドではないですよね。そもそもの使用目的が違う、と考えるべきでした。
例えば、通勤電車に乗ってオフィスに行くことを想定したり、クルマで通勤する状況を考えますと、自宅を出る前に一度トイレにいき、そこでパッドを装着。電車あるいはクルマで1時間。オフィスに到着したら、トイレで点検。この通勤の間に「尿漏れあるいは失禁」があったとしても、なかったとしても、おそらく新しいパッドに交換することになると想定されます。この流れであれば、今回の尿パッドは目的にかなうかと思います。 ただし、上記にも書きましたように、2回の尿には耐えられないものと考えたほうがよいと感じました。 オフイスで過ごしている時間中に何度新しいパッドに交換しなければならないかは、個人差があると思いますので、私にはわかりませんが。
今回は、この尿パッドを固定する目的で「うすパンツ」、そしてさらに普通のトランクスを履いて散歩などしてみたわけですが、たぶん、本来の目的からすると普通のトランクスは不要で、「うすパンツ」だけで固定するべきだったかと思います。 明日はそれを試してみようと思います。 なお、上記には「うすパンツ」も蒸れなかったと書きましたが、いわゆる世間にでかける時には、尿パッドを交換するたびにこの「うすパンツ」も同時に新しいものに交換するだろうと想定しています。長時間履いていては、自分では気づかなくても、蒸れのために皮膚になんらかの影響を与えるだろうと思われるからです。
youtubeで “男性用 尿もれパッドの使い方” などで検索しますと、幾つかの動画を見つけることができますので、ぜひ参考にされると良いでしょう。
前立腺癌で手術を選択した場合、その合併症として「尿漏れ」「失禁」はある。と報告されています。その場合も多くのデータでは、長くて6か月から1年以内には収まってくる。ということのようです。つまり、簡単に言えば「必ず発生する現象」ということ。 対策として骨盤底筋体操というリハビリをしっかりとすることも書かれています。 私もそれに倣って、意識的にトレーニングに努めていますが、とはいえ、手術後のある期間はこれらの尿パッド等のお世話になることは必須ですので、骨盤底筋体操と同時に、尿パッドのトレーニングも行っている、というのが現在の姿です。
.......ちなみに、私は性格的に、このような尿パッドをすること自体を恥ずかしい、と感じるようなタイプではないようです。 これらの尿パッドも自分で薬局に行って探し、カウンターに並んで購入してきました。 術後の生活をいかに「快適に」過ごせるようにできるかどうかは、自分自身のことですからね。
august 03
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