◆リード:毎月の定例家族会議の内容は、前半が今月の家族経営のふり返りで、後半が来月の家族経営計画立案である。その家族経営のふり返りを実り豊かにするための、ちょっとした工夫を紹介する。
2009.4.5 定例家族会議を実り豊かにするための工夫 577号(写真付き版はここをクリック)
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毎月、原則として第4日曜日に定例家族会議を行っている。
その内容は、前半が今月の家族経営のふり返りで、後半が来月の家族経営計画立案である。
3月28日の卒園式後、すぐにあーちゃん(実母)は、アキコ、クニコを連れて、東京の親類の家に遊びに行った。
また、年度末・年度初めは忙しく、この4月5日(日)にようやく3月分の定例家族会議が行うことができた。
【定例家族会議前半ふり返りの意図(価値)】
定例家族会議前半は、今月の家族経営のふり返りである。
わが家ではもう何年も、定例家族会議の中で振り返りをしており、習慣化している。
それぞれどんな活動があったかをふり返り、その中でどんな活動が楽しかったか、心に残ったかを、一人一人が発表し合っている。
そうすることで、その1ヶ月を、充実感をもって完了するようにしている。
家族会議をする前は「何となくばたばたして1ヶ月が終わったなあ。」という印象であったのが、した後は「いろいろな活動をして充実していたな。よい思い出がたくさんできたな。」というように、意識が変わっている。
そして、よかったところは来年度も継続し、よくなかったところは来年度に改善することになる。この意味でも、やる価値がある。
【定例家族会議前半ふり返りの工夫】
さすがに、1ヶ月もたつと、いつどんな活動があったか、すぐには思い出せない。
そこで、会議をリードする私としては、いつどんな活動があったかをすぐに思い出せるように、手立てを講じることになる。
以前は、家族カレンダーや日記帳をもとに、私が整理しておき、家族カレンダーを見ながらふり返っていた。それでも、ある程度はできるが、なかなかイメージしにくいこともあった。
現在は、私の方で日記帳や家族カレンダー、デジカメ写真のデータなどを見て、いつ・どんな出来事があったかをリストアップし、アルバム形式で提示している。
【すごく役立つデジカメ記録】
アルバム形式のふり返りのデータを作成するうえで、活躍するのは、
①日記帳
②家族カレンダー
③デジカメ写真のデータ
等であるが、一番活躍するのは、デジカメ写真のデータ記録である。
写真とともに、日時が記録されている。しかも、写真を撮るのは、思い出に残したい場面であることが多い。だから、写真データを見ると、どんな家族イベント、どんな出来事があったか、詳細に思い出すことができる。
【写真データを元にしてアルバム形式のふり返り資料を作成】
そこで、主に写真データを整理しながら、アルバム形式のふり返り資料を作成している。
1.写真のデータを見、それをパソコンに整理しながら、いつ・どんな活動があったか時間順に整理していく。デジカメで写した写真は、日時も記録されているから、都合がよい。
2.合わせて、その活動内容を表す写真を5枚選択する。ここでは、メインを1枚、サブを4枚選ぶ。
今回選んだのは、メインは「卒園式」の写真で、サブは「父の誕生日祝い」「雛祭り会」「卒園式(保母さんと)」「T家との交流(スケート)」の写真であった。
【家族会議で作成した資料を元に話し合い】
こうして準備した「アルバム形式のふり返り資料」は、妻もアキコもクニコも、何も言わなくても注目する。何も聞かなくても声が出る。
妻「Tさん家とスケートしたわね。」
私「初めてなのに、アキコも、クニコも上手だったよな~。」
クニコ「クニコは、東京のアンデルセン公園が楽しかった。」
アキコ「そう、東京のアンデルセン公園、楽しかったな~。雛祭りの写真より、そっちの写真を載せた方がいいのに。」
私「それは、4月の方に載せるよ。」…
漏れ落ちもある。
妻「31日(火)Tさんとスキーに行ったわよ。」(妻はアキコ、クニコが東京に行っている間に、友人と二人でスキーに行ったのであった。)
私「そうだったね。 そういえば、アキコとクニコが東京に行っていたとき、タカちゃんとNホテルで昼食をとってデートしていたよね。」(手書きで足しておこう。)
【家族のベストファイブ】
こうして、自然に始まった3月のふり返りである。
やっぱりアルバム形式の資料は、ビジュアルでイメージでき、かつ活動内容と日時も合わせて載せてあるので、分かりやすい。
そして、いつものようにこう聞いてみた。
私「楽しかったこと、心に残った活動は何かな?」
■クニコ
①東京の親類へ遊びに行ったこと
②卒園式
③T家との交流
④TV東京で家族のことが放映されたこと
⑤初めて自転車に乗れるようになったこと
■アキコ
①東京の親類へ遊びに行ったこと&T家との交流
②TV東京で家族のことが放映されたこと
③ひな祭り会&お父さんの誕生日
■妻
①卒園式
②T家との交流
③友人とスキー
④TV東京で家族のことが放映されたこと
⑤ひな祭り会&お父さんの誕生日
■私
①卒園式
②T家との交流
③妻とデート
④父(私)の誕生日会
⑤TV東京で家族のことが放映されたこと
【アルバム形式のふり返り資料作成の勧め】
作成した「アルバム形式のふり返り資料」は、家族会議で使われたらおしまいというわけではない。それは、そのまま家族のアルバムとなる。(写真用の紙で印刷している)
さらに、これを目次として、後でそれに関連した写真をアルバムに貼っていけば、それで立派なアルバムができることになる。つまり、記憶の新しいうちに家族アルバム作りができるという意味で、一石二鳥の働きがあるのである。
また、来年の同じ月にこのアルバムを見れば、昨年いつ頃何をしたかがわかり、家族計画立案のヒントが得られるわけである。
一手間かかるが、「アルバム形式のふり返り資料」の作成は、オススメの工夫である。
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」
ー来月の家族経営計画をする価値ー 505
月はじめに家族経営のビジョンを持つよさ
大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!
月末の定例家族会議ー今月の振り返りと来月の計画を立てるー
※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。
その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。
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◆キーワード:1 提案資料作成 2 家族会議 3 家族アルバム
・後半は、家族計画立案である。今回の場合は、4月の計画である。この場合は、昨年度何をやったかの記録が威力を発揮した。
2009.4.5 定例家族会議を実り豊かにするための工夫 577号(写真付き版はここをクリック)
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毎月、原則として第4日曜日に定例家族会議を行っている。
その内容は、前半が今月の家族経営のふり返りで、後半が来月の家族経営計画立案である。
3月28日の卒園式後、すぐにあーちゃん(実母)は、アキコ、クニコを連れて、東京の親類の家に遊びに行った。
また、年度末・年度初めは忙しく、この4月5日(日)にようやく3月分の定例家族会議が行うことができた。
【定例家族会議前半ふり返りの意図(価値)】
定例家族会議前半は、今月の家族経営のふり返りである。
わが家ではもう何年も、定例家族会議の中で振り返りをしており、習慣化している。
それぞれどんな活動があったかをふり返り、その中でどんな活動が楽しかったか、心に残ったかを、一人一人が発表し合っている。
そうすることで、その1ヶ月を、充実感をもって完了するようにしている。
家族会議をする前は「何となくばたばたして1ヶ月が終わったなあ。」という印象であったのが、した後は「いろいろな活動をして充実していたな。よい思い出がたくさんできたな。」というように、意識が変わっている。
そして、よかったところは来年度も継続し、よくなかったところは来年度に改善することになる。この意味でも、やる価値がある。
【定例家族会議前半ふり返りの工夫】
さすがに、1ヶ月もたつと、いつどんな活動があったか、すぐには思い出せない。
そこで、会議をリードする私としては、いつどんな活動があったかをすぐに思い出せるように、手立てを講じることになる。
以前は、家族カレンダーや日記帳をもとに、私が整理しておき、家族カレンダーを見ながらふり返っていた。それでも、ある程度はできるが、なかなかイメージしにくいこともあった。
現在は、私の方で日記帳や家族カレンダー、デジカメ写真のデータなどを見て、いつ・どんな出来事があったかをリストアップし、アルバム形式で提示している。
【すごく役立つデジカメ記録】
アルバム形式のふり返りのデータを作成するうえで、活躍するのは、
①日記帳
②家族カレンダー
③デジカメ写真のデータ
等であるが、一番活躍するのは、デジカメ写真のデータ記録である。
写真とともに、日時が記録されている。しかも、写真を撮るのは、思い出に残したい場面であることが多い。だから、写真データを見ると、どんな家族イベント、どんな出来事があったか、詳細に思い出すことができる。
【写真データを元にしてアルバム形式のふり返り資料を作成】
そこで、主に写真データを整理しながら、アルバム形式のふり返り資料を作成している。
1.写真のデータを見、それをパソコンに整理しながら、いつ・どんな活動があったか時間順に整理していく。デジカメで写した写真は、日時も記録されているから、都合がよい。
2.合わせて、その活動内容を表す写真を5枚選択する。ここでは、メインを1枚、サブを4枚選ぶ。
今回選んだのは、メインは「卒園式」の写真で、サブは「父の誕生日祝い」「雛祭り会」「卒園式(保母さんと)」「T家との交流(スケート)」の写真であった。
【家族会議で作成した資料を元に話し合い】
こうして準備した「アルバム形式のふり返り資料」は、妻もアキコもクニコも、何も言わなくても注目する。何も聞かなくても声が出る。
妻「Tさん家とスケートしたわね。」
私「初めてなのに、アキコも、クニコも上手だったよな~。」
クニコ「クニコは、東京のアンデルセン公園が楽しかった。」
アキコ「そう、東京のアンデルセン公園、楽しかったな~。雛祭りの写真より、そっちの写真を載せた方がいいのに。」
私「それは、4月の方に載せるよ。」…
漏れ落ちもある。
妻「31日(火)Tさんとスキーに行ったわよ。」(妻はアキコ、クニコが東京に行っている間に、友人と二人でスキーに行ったのであった。)
私「そうだったね。 そういえば、アキコとクニコが東京に行っていたとき、タカちゃんとNホテルで昼食をとってデートしていたよね。」(手書きで足しておこう。)
【家族のベストファイブ】
こうして、自然に始まった3月のふり返りである。
やっぱりアルバム形式の資料は、ビジュアルでイメージでき、かつ活動内容と日時も合わせて載せてあるので、分かりやすい。
そして、いつものようにこう聞いてみた。
私「楽しかったこと、心に残った活動は何かな?」
■クニコ
①東京の親類へ遊びに行ったこと
②卒園式
③T家との交流
④TV東京で家族のことが放映されたこと
⑤初めて自転車に乗れるようになったこと
■アキコ
①東京の親類へ遊びに行ったこと&T家との交流
②TV東京で家族のことが放映されたこと
③ひな祭り会&お父さんの誕生日
■妻
①卒園式
②T家との交流
③友人とスキー
④TV東京で家族のことが放映されたこと
⑤ひな祭り会&お父さんの誕生日
■私
①卒園式
②T家との交流
③妻とデート
④父(私)の誕生日会
⑤TV東京で家族のことが放映されたこと
【アルバム形式のふり返り資料作成の勧め】
作成した「アルバム形式のふり返り資料」は、家族会議で使われたらおしまいというわけではない。それは、そのまま家族のアルバムとなる。(写真用の紙で印刷している)
さらに、これを目次として、後でそれに関連した写真をアルバムに貼っていけば、それで立派なアルバムができることになる。つまり、記憶の新しいうちに家族アルバム作りができるという意味で、一石二鳥の働きがあるのである。
また、来年の同じ月にこのアルバムを見れば、昨年いつ頃何をしたかがわかり、家族計画立案のヒントが得られるわけである。
一手間かかるが、「アルバム形式のふり返り資料」の作成は、オススメの工夫である。
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ー来月の家族経営計画をする価値ー 505
月はじめに家族経営のビジョンを持つよさ
大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!
月末の定例家族会議ー今月の振り返りと来月の計画を立てるー
※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。
その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。
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・後半は、家族計画立案である。今回の場合は、4月の計画である。この場合は、昨年度何をやったかの記録が威力を発揮した。