家族の広場

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わが子のお手伝い「米とぎ」 etc.561号

2009-08-02 15:00:11 | Weblog
◆リード:小4のアキコがしている「米とぎ」というお手伝い。今年に入ってずっと続けている。妻はとても助かっている。

2009.2.22 わが子のお手伝い「米とぎ」 etc.561号(写真付きはここをクリック)
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 小4のアキコが今年からしているお手伝いは、「米とぎ」である。

 1月のことである。

妻「今年から、アキコに米とぎのお手伝いをしてもらおうかな。」
アキコ「いいよ。」

 私は、妻が職場から帰ってきて忙しく家事をしているのを見るにつけて、「アキコも何かお手伝いができればいいのにな。」とずっと思っていた。
 妻も思いは同じだったようで、先の発言となった。

 合わせて、妻の職場の同僚が、米とぎ用のグッズをもっていて、それを使ってずっとわが子に米とぎをさせていたそうだ。その子が大きくなるに及んでそのグッズが要らなくなり、「どう、要らない。」と問われたのが、きっかけとなった。


【米とぎをするアキコ】




①玄米からすったお米(五分)を量って入れる。※わが家は自宅で米をすっている。



②水を入れ、米とぎをする。





③お米を洗った後は、釜に入れる。



④お米の量に合わせて、水を入れる。



⑤電気炊飯器に入れ、予約のスイッチを入れる。


 このように、アキコは夕食後、少し休んでから一人でやっている。
 翌朝のご飯の分を、原則として毎日である。

 妻によれば、「これだけでも大助かり。」だそうだ。



【アキコのこれ以外のお手伝い】
 
 ちなみに、アキコのこれ以外のお手伝いは、次の通りである。

① 食後の台ふき

② みかんを持ってくる(廊下に置いてあるみかんを、みんなで食べるとき部屋に運ぶ)

③ 箸置き(朝食後)

④ お風呂洗い

 家族の一員としてお手伝いをすること。これは、家族は助け合うものという価値観に基づいて、やらせてきたことである。

 学年が上がるにつれて、能力も高くなってくるから、お手伝いの量もそれに比例して多くなるかというとそうでもない。親の方でお手伝いをやらせようとしなければ、ほとんどそのままであろう。親の方で、応分の手伝いするように、働きかけるべきだと思う。

 そして、お互いに家族のために役立つことをする中で、家族としての絆も深まり、体(能力)も心も磨かれていくと考えている。
 心について言えば、思いやりのあるあたたかい子に育つわけである。

 もちろん、親は手伝ってもらって助かるわけで、一石二鳥である。やらせない手はあるまい。

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宿題を理由に手伝いをしないアキコ 552

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※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

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◆キーワード:1 米とぎ 2 お手伝い  3 父と子塾

・わが家は、夕食は長岡式で炊いた玄米を原則として食べている。

・わが家では、週1回の父と子塾で、かしこく・強く・あたたかく(思いやり)育てるという方針のもと、それぞれに対応するめあてを立てさせ、ふり返っている。その思いやりのめあてで、どんな手伝いをするかを決め、さらにどうであったかふり返っている。このように、システム化していると、お手伝いのバージョンアップするときも、楽である。

・ちなみに、年長クニコのお手伝いは、次の通りである。

①食後の台ふき ②ゴミ箱のゴミ集め ③パジャマ運び ④箸置き(夕食後)

親子「論語」塾 その2 560号

2009-08-02 14:57:25 | Weblog
◆リード:原則として週1回の父と子塾で、もう6回連続で「論語」を教えている。テキスト『親子で楽しむこども論語塾』を使いつつ、毎回1章ずつ扱っている。今回は「辞は達するのみ。」を扱った。※論語の指導に興味のない方は、スルーしてください。

2009.2.15 親子「論語」塾 その2 560号(音声・写真付きはここをクリック)
ー「辞は達するのみ」ー

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 原則として週1回、父と子塾(父と子の勉強会)を行っている。

 今日は、第二期12回目の父と子塾である。

【第二期父と子塾の通常のメニュー】

 第二期父と子塾の通常のメニューは次のようである。

 ①あいさつの後、まず「幸せになる五つの約束」を唱える。
  ※ アキコ・クニコは暗唱してしまった。

 ②次に、「1週間のグッド&ニュー」行う。1週間の出来事をふり返って、よかったことやニュースとなるようなことを発表するのである。

 ③そして、先週立てためあてのふり返りと今後1週間のめあてを立てる。

 ④それから、「今週読んだ本」の発表をして、前半の終了である。ここまで、30分と少しである。

 ⑤休憩をはさむ。おやつが出ることが通常である。…後半はメインの学習に入る。

 ⑥メインの学習
 
 ⑦終わりのあいさつ


【親子「論語」塾ー「辞は達するのみ。」ー】

 この後半のメインの学習の中で、必ず取り上げているのが、「論語」である。

 テキスト『親子で楽しむこども論語塾』を使いつつ、既に5回連続で「論語」を教えている。毎回見開き2ページで1章ずつ扱っている。今回は「辞は達するのみ。」を扱った。

 テキスト18ページには、次のように書いてある。

子曰わく、「辞は達するのみ。」

孔子先生がおっしゃった。
「言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。」

 問題は、これをどう教えるかである。(読者のみなさんは、どうやって教えますか。)


【論語「辞は達するのみ。」をどう教えたか その1】

 ただひたすら元気な声で音読する。これも立派な指導だと思う。

 私は、しばし考えて、次のようにした。

私「アキコもクニコも、お友達や担任の先生、お父さん、お母さんとよく話をするよね。例えば、おもしろかったテレビのこと。休み時間のこと。担任の先生がジョークを言って笑わせたこと。買い物をしたこと。バレンタインのチョコレート作りをしたことなどね。わが家では、楽しかったこと、ニュースになることなど、「グッド&ニュー」という形で話しているよね。

そんな、相手に何かを伝えるとき、どんなことが大切かな?」

アキコ「相手を見て言う。」
クニコ「相手の目を見て言う。」
私「そうだね。大切なことだね。」
クニコ「マナーの本にそう書いてあったよ。」

私「なるほど。他にはどんなことが大切かな?」
アキコ「もごもご言わないで、はっきりと言う。」
私「はっきりとした声で言うということかな。」
クニコ「質問にちゃんと答える。」

私「確かに大切だね。他にないかな。」
アキコ・クニコ「う~ん。」(間)

私「例えば、<ていねいな言葉遣いで話す>とか、楽しかったなら楽しそうに<気持ちを込めて話す>とかも大切だよね。」
アキコ「そう気持ちを込めてって、(担任の)先生も言ってる。」

私「孔子先生は、相手に何か話す(伝える)とき何が一番大切だと言っていると思う?!
(間)それはね、<辞は達するのみ>つまり<正しく伝わること>が大切だと言っているんだよ。<何を言っているのかチンプンカンプン>じゃあ困るだろ。<よくわからない、一体何が言いたいんだろう???>では、聞いていてつまらないし、用をなさなだろ。だから、<辞>つまり<言葉>は、正しく伝わることが大切だと、孔子先生は言っているんだよ。」

アキコ・クニコ(ふ~ん、確かにそうだとう風な顔)

私「お父さんもお母さんに<急に話が飛んでよくわからないわ>と言われることがあるだろ。あれじゃあ、ダメなんだ。今度からそんな時はお母さんから<辞は達するのみ>なんて言われるかもしれないね。」(近くにいた妻は、笑って聞いていた。)

アキコ・クニコ(にこにこしている。)


【論語「辞は達するのみ。」をどう教えたか その2「音読」】

私「それじゃあ、テキスト18ページを開いてごらん。(アキコ・クニコ開く)お父さんの後について音読するよ。 <子曰わく>。」
アキコ・クニコ「子曰わく。」

私「<辞は達するのみ>。」
アキコ・クニコ「辞は達するのみ。」(以上を3回くり返す)



私「1回で言うよ。<子曰わく、「辞は達するのみ」>。」
アキコ・クニコ「子曰わく、『辞は達するのみ。』。」(2、3回くり返す)

私「意味を読むよ。<孔子先生がおっしゃった。>はい。」
アキコ・クニコ「孔子先生がおっしゃった。」

私「<言葉というものは、>はい。」
アキコ・クニコ「言葉というものは、」

私「<相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ>はい。」
アキコ・クニコ「相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ。」

私「<大切なのだ。>はい。」
アキコ・クニコ「大切なのだ。」(以上を2,3回くり返す。)

私「通して言うよ。<孔子先生がおっしゃった。『言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。』>はい。」
アキコ・クニコ「孔子先生がおっしゃった。『言葉というものは、相手にその意味を十分に伝えるようにすることこそ大切なのだ。』」

私「次は、左のページ<解説>を読むよ。<言葉は、詩でも文章でも>はい。」
アキコ・クニコ「言葉は、詩でも文章でも。」



私「<自分の気持ちや考えを>はい。」
アキコ・クニコ「自分の気持ちや考えを。」

私「<正しくわかりやすく、人に伝えることが>はい。」
アキコ・クニコ「正しくわかりやすく、人に伝えることが。」

私「<いちばんの目的なのです。>はい。」
アキコ・クニコ「いちばんの目的なのです。」

私「<すぐれた言葉を身につけることは、>はい。」
アキコ・クニコ「すぐれた言葉を身につけることは。」

私「<すぐれた人になるために、ぜひとも必要なことですね。>はい。」
アキコ・クニコ「すぐれた人になるために、ぜひとも必要なことですね。」

 このように、指導者の後について音読するやり方を「追い読み」と言うが、長い文の場合、区切って追い読みするとよい。慣れたきたら、一文通して追い読みをすればよい。
 そして、十分に音読になれたら、二人そろっての斉読をさせて、完成である。




 このテキストは、一章について、いつも見開き2ページを使い、右ページに書き下し文と原文(白文)、そして現代語訳を載せている。左ページには、子供用解説を載せている。

 私の場合、最後に、「右ページの書き下し文→原文(白文)→現代語訳→左ページの子供用解説」の順に、二人そろっての斉読をさせて終わっている。



 以上の指導に要した時間は、ちょうど15分である。

 今後、グッド&ニューの場面で、よく伝わらない言い方をした場合、「辞は達するのみ」と言われそうである。もちろん、私も含めて。

 このテキスト『親子で楽しむこども論語塾』は、二十章扱っているので、後しばらくはこのテキストを使っての、親子論語塾になりそうである。



【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

親子「論語」塾開始 542

「幸せになる五つの約束」その2 535

アキコ・クニコ 暗唱 最高段位7段 達成!


※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

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◆キーワード::1 親子論語塾 2 父と子塾  3 論語の指導

・16日(月)夜、アキコが話しているのだが、妻は「何を言っているのかよくわからないわ。」と言っていた。私がそれを見ていて「辞は達するのみ。」と言ったら、アキコは笑っていた。日常会話の中に、論語が入ってきている。

・これまで、父と子塾で扱った論語は次の通り。
▼1回目『之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』…第二期7回目の父と子塾12月27日(土)

▼2回目「子貢問いて曰く、『一言にして以って終身之を行うべき者ありや。』 子曰わく、『其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すことなかれ。』」…第二期8回目の父と子塾1月10日(土)

▼3回目『人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり。』…第二期9回目の父と子塾1月24日(土)

▼4回目『過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。』…第二期10回目の父と子塾1月31日(土)

▼5回目『徳は弧ならず、必ず隣有り。』…第二期11回目の父と子塾2月7日(土)

▼6回目『辞は達するのみ。』…第二期12回目の父と子塾2月15日(日)

・アキコは、「次は、このページをやりたい。」などと言っており、15分のことでもあり、論語を学ぶのはいやではない。

・あと、通常は以前やった章も、新しい章を学習する前に1回音読させている。

・このように、論語の学習は1週間に一章のペースだが、次の週まで毎朝その週習った一章を音読させている。寝間着を着たままだったりするのだが、一章で短いのでやれてしまう。子供たちは音読するうちに覚えてしまう。

・使っているテキストは、以前にも紹介した安岡定子『こども論語塾』である。本文で紹介したように、一章について見開き2ページでうまくまとめていて、よいテキストである。子どもと論語を学習するなら、お勧めである。わが家は、教科書のようにして一人一冊ずつ合計3冊購入して活用している。



こども論語塾―親子で楽しむ

作者: 安岡 定子
出版社/メーカー: 明治書院
発売日: 2008/02
メディア: 大型本

小学校教員のお仕事 559号

2009-08-02 14:54:54 | Weblog
◆リード:小学校教員の仕事はたくさんある。国語、算数、理科、社会、生活、音楽、体育、図工、道徳、総合……どれも、きちんと教えられなくてならない。今の時期なら、学級活動として「六年生を送る会」に向けて出し物ー劇、合唱・合奏、ダンスetc.ーを指導しなければならない。

2009.2.11 小学校教員のお仕事 559号(シナリオ付きはここをクリック)

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 小学校教員の仕事はたくさんある。
 国語、算数、理科、社会、生活、音楽、体育、図工、道徳、総合……どれも、きちんと教えられなくてならない。それには、一時間一時間の授業をしっかりと準備しなくてはいけない。この授業時間に教えるという仕事をするための準備(自宅ですることが多いのだが)、これが実は大きい。

 学習指導ばかりではない。例えば今の時期なら、学級活動として「六年生を送る会」に向けて出し物ー劇、合唱・合奏、ダンスetc.ーを指導しなければならない。

 私は現在特別支援学級担任なので、担任している3名はそれぞれの学年学級の中でいっしょに出し物をする。いわゆる交流学習である。
 今回、そのうちのある学年学級が劇をすることに決まったのだが、担任(新採用)はシナリオを書けないで困っていた(一昨日の話)ので、急遽私が書いてあげることにした。
 ※ そうしないと、3月4日の六送会にとても間に合わない。

【シナリオ『どろぼう学校』】

 昨日、原作を加古里子『どろぼうがっこう』に決めた。
 出入りを含めて10分間の出し物を、子供たち12人で演じられるように役(セリフ)を作る。原作を決めたとはいえ、一仕事だ。

 小学校教員は、これを一体どのくらいの時間をかけて、シナリオ化するのか?!

 読者のみなさんは、どう想像しますか?

 私がさくことに決めた時間は、この建国記念の日の1日それも午前中の4時間だ。(maxで。)
 今朝8時30分頃からシナリオを書き始めて、正味3時間かけて、六送会向けの劇『どろぼう学校』のシナリオができた。
 その後、小学校4年生のアキコに読み聞かせて、「おもしろいよ。いいよ。」と言われた。その後、妻にシナリオを読んでもらって、「いいんじゃない。ただ、一カ所気になる表現がある。」と言われた。結局、そこだけ手直ししてちょうど4時間でシナリオが完成した。
 次のものである。(※ あとでアップ)






















 小学校教員は、こんな感じでシナリオライターになったり、演出家になったり、さまざまなことができないといけない。
 今日は、この後、金曜日の学習参観の授業準備と学級懇談の準備である。

 小学校教員というお仕事。たんに「子どもが好きだから」では全然ダメで、子どもを教えるという志がなくしてはやれない仕事だと思う。

 こんなわけで仕事の準備を欠かせない日々だが、それでも、子どもとかかわる家族の時間はしっかりと取っている。
 私にとっても、家族にとっても、それは大切な時間だから。

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

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◆キーワード:1 シナリオライター  2 教師の仕事  3 六年生を送る会

◆留意点・その他

・妻のアドバイスは、<どろぼう生徒「中学校へ行っても、私たちみたいな悪い子にならないでください」を、誤解されないように「中学校へ行っても、私たちどろぼうみたいに、悪い子にならないでください」に変えた方がよい>というものでした。確かにそうだと判断したので、変えました。



どろぼうがっこう (かこさとしおはなしのほん 4)

作者: 加古 里子
出版社/メーカー: 偕成社
発売日: 1973/01
メディア: 単行本

子どもが巣立った後、一体何が残るのか 558号

2009-08-02 14:50:53 | Weblog
◆リード:あるマスコミから取材を受けた。この金・土の二日間ずっとである。その中でたくさんの質問を受けたのだが、「こんなに一生懸命子育てにがんばれるのは何故か」「一体何が残るのか」という質問が心に残った。それへの私の回答は…?

2009.2.8 子どもが巣立った後、一体何が残るのか 558号

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 前号に書いたように、わが家は、この金・土の二日間ずっとあるマスコミから取材を受けた。


【子どもが巣立った後、一体何が残るか】

 その中で、たくさん質問を受けたのだが、

「(どんなに子育てをがんばったところで、やがて子どもは自立し巣立っていく)一体何が残るのか」

という質問が、心に残った。(もう一つ心に残った質問「こんなに一生懸命子育てにがんばれるのは何故か」については前号をご覧ください。)

 確かにいずれ子どもは巣立っていく。
 そして、娘たちは、母親として子育てをしていくことになるだろう。
 そこで、一体何が残るかである。
 読者のみなさんは、どう考えますか?!


 私は、しばし(30秒から1分ほど)考えた末、次のように答えたと記憶している。

① 親子でのたくさんのふれあいの思い出、親からの学んだ価値観、生き方がわが子に残る。

② そして、それは親から本当に愛され、大切にされたという、自尊心をわが子に育むことになる。(自分は愛され、大切にされるに値する価値ある人間だという深いところからくる自尊心)

③ 親として、大切なわが子を精一杯大切にして育てる過程での醍醐味、育てきった充実感が残る。

④ 親子の絆が残る。そして、この絆を土台にして、子どもが大人になっても深い会話ができる。

 このように、答えたと記憶している。

 親としての究極の願いは、わが子が幸せになること。そして、そのために精一杯子育てをすること自体に価値があり、やりがいがあり、親としての醍醐味、幸せがある。

 普段、「何が残るのか」など考えたことはなかったが、子育ては間違いなく子どもに多くを残し、同時に多くを親に残すと言える。
 そして、それは真摯に取り組んだ分だけ多くを残すと言えると思う。

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

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◆キーワード:1 子育ての意味  2 親の構え  3 親の役割・責任

◆留意点・その他

・今日、クニコが待ちに待った「学習机」が来た。1月に購入し、2月8日のこの日に搬入を予定していたものだ。私の書斎か、アキコの部屋か迷ったが、アキコもクニコもアキコの部屋でいいというので(中学生になるともう同じ部屋は難しい。今なら一緒の部屋で学べる)、そうなった。アキコが中学生になったら、クニコは私の書斎に来る可能性が高い。ともかく、うれしそうなクニコであった。ちなみに、わが家の場合、このクニコの机は、お婆ちゃんの入学祝い金から購入した。