家族の広場

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わが子の信頼を得る心得ーAさんに学ぶー 510

2009-02-07 07:00:33 | Weblog
◆リード:7/26(土)地区での懇親会があった。そこで、飲みながら色々と話し合う中で、A(40代の母親、中国人)さんとじっくりと話した。とても学ぶことが多かった。

2008.7.27 わが子の信頼を得る心得
ーAさんに学ぶー 510
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 昨日、地区での懇親会があった。
 そこで、近所にいながら、日頃なかなか話せない人と色々と話した。
 今年度地区委員長なので、会場や料理の手配をはじめ色々と準備があった。
 懇親会が始まってから、たまたま近くの席にいたA(40代の母親で中国人。夫も中国人で今回は仕事の都合で欠席。)さんに話しかけた。
 Aさんは、おそらく知り合いもなく一人でいたので、私が話しかけたのである。

 聞けば、Aさんの長女はこの春、筑波大学に合格したという。
 高校時代(長女は寮生活だったという)も、そして大学に入学してからも、娘との会話が毎日あるという。
 娘は、自分のことを信頼していつも相談してくると言う。
 
 Aさんは、いつも人生の先輩として、娘の相談に乗りつつ、アドバイスをしてきたという。
 「こっちは間違い。こっちがいいよ。」
 こんなふうに、娘が道から外れないように、まめにアドバイスを続けてきたという。

 たとえば、Aさんによれば、今の世相は、はじけすぎだという。

「中学生で彼氏(彼女)がいるのがよいことで、いないことは惨めで恥ずかしいことのような風潮があるが、それは逆だと思う。」

と、Aさんは言い、

「中学時代の異性とは別れる。傷つくのは女性。」

「ケータイとかインターネットとか、エロいこと、危険なことがいっぱい。守らないといけない。」

とも、言っていた。(全く同感だ。)

 たとえば、こんな考えを、その時期が来る前に、娘に話してきたという。
 そうなってから(異性に夢中になってから)は、なかなか親の考えを受け入れないので、そうなる前に話して聞かせるようにしてきたという。

 私と妻は、Aさんの話を聞いていて、はじけすぎというくだりに共感すると同時に、そうなる前に話して聞かせるという手法(転ばぬ先の杖)に感心して聞いていた。

 余りに強い子供との信頼関係というか絆を感じたので、どうやって子供との信頼関係を築いてきたのか、その秘訣を聞いてみた。

Aさん曰く「しっかりと見守ってきました。」

 Aさんには、18歳の大学1年生の女子と、7歳の小学校1年生の男子がいるのだが、
「幼くてかわいい男の子ができたから、ずっと年上の女の子は見ないではなく、かえってしっかりと見守るようにしました。高校生になったから、もういいではなく、いつもしっかりと見守るようにしました。私の大事な(宝)ものだから。」

 こう言っていた。

A「自分の両親は、私が子供の頃、何もアドバイスしてくれませんでした。でも、自分は自分が子供の頃を思い出しながら、子供の興味に合わせて、自分の子供の頃のことを語りながら、大事だと思うことを伝えてきました。精一杯やってきたので、大変でした。」

 少したどたどしい日本語で、このように言っていた。

私「そうやって、大事に至る前にその都度その都度かかわっていれば、むしろ本当に大変な事態にならない分、かえって大変じゃないと思いますよ。」

 私はこう言いつつ、Aさんの真摯な姿勢に、いたく感じ入った。

 今これを書きながら思うに、Aさんの娘さんも、異国に来て、頼れる人は母親ぐらいしかいなかったのかもしれない。
 それにしても、Aさんの親としての真摯な姿勢はまねたいと思った。

 私も、「わが子は高校生(大学生)だから、もうほっておこう。」とか「仕事が面白いから、あるいは忙しいから、かまえない。」ではなく、「いつでも関心を持ち、わが子を見守っていこう」と思う。

 そして、世間の間違った風潮に対しては、決して妥協したり、染まったりすることなく、親としての考え、信念をしっかりと伝えつつ、わが子が間違った方向に行かないように、ナビゲートしていこうと思う。

 たまたま同じテーブルであったので、話かけたのだが、実に有意義な懇親となった。

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『ちょっと待ってケータイ』
ー教育再生懇談会「小中学生に携帯持たせない」と提言ー

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◆キーワード:1 わが子をナビゲート 2 子供との信頼関係  3 性教育

◆留意点・その他
・Aさんは、こうも言った。
「頭のいい人は、たくさんいるけど、人生は計画が大切だと思っています。」
 奥が深そうな言葉だ。この辺りも、深く聞きたかったが、時間が来てしまった。

・本の企画書を書いている。ブログ記事を2、3本書く代わりに書いていたのであるが、余りによい話だったので、企画書を書くことを中断し、忘れないうちに記事としてアップしてみた。

・前任校で、安全教育担当だったとき、子供たちに地震ビデオを見せていた。そしたら、1ヶ月後、本当に大地震がやってきた。子供たちはすぐにテーブルの下に逃げたという。保護者の証言によれば、子供たちの逃げ方が一番速かったという。
 本来、教育は予め来る災難に備えるものである。

・以前から考えてきたことだが、金銭教育がスタートしたと思ったら、来年には性教育をスタートする必要が8割以上ありそうである。
 数年前まで、小学校6年生ではエイズと合わせて、性交を教えていた。現在は、エイズは教えるが、性交は教えてはいけないという。「一体性交を教えないで、どうやってエイズを教えるのか!」と言いたい。
 わが子の生命を守るためにも、Aさんのように、その時期が来る前に話そうと決めた。性教育は、家庭で学校よりも一足先行して行うことになりそうである。


出迎えに来なかったクニコー出迎えの価値ー 509

2009-02-07 06:58:42 | Weblog
◆リード:7/23(水)帰宅時に、いつものように、呼び鈴を鳴らし、「ただいま!」と言いながら、玄関の戸を開けた。クニコは、あーちゃんの部屋でDVDを見ていて、出迎えに来なかった。

2008.7.23 出迎えに来なかったクニコ
ー出迎えの価値ー 509

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 昨日のことである。
 帰宅時に、いつものように、呼び鈴を鳴らし、「ただいま!」と言いながら、玄関の戸を開けた。

 妻が2階から降りてきて、

「お帰りなさい。」

と言った。(我が家は実母と同居しており、2階に若い世帯が住んでいる。)

 「おかしいな。クニコもいるはずだが…。」と思って、あーちゃん(実母)の方をのぞくと、奥のあーちゃんの部屋でDVDを見ているクニコが見えた。

あーちゃん「ほら、クニコちゃん、お父さんが帰ったよ。迎えに行きなさい。」

 あーちゃんは、こう言ってで迎えに行くように促すのだが、クニコは一向にDVDの視聴をやめようとしない。

 私は、家にあがり、あーちゃんに
「DVDを見ていて出迎えに来られないようではダメだね。」
と言った。
 あーちゃんも、
「そうだの。 クニコ、DVDなんか後でまた見ればいいねっけ。出迎えが先でしょう。」
と言った。

 それでも、DVD視聴をやめないクニコ。私は、部屋に入って、DVDを消した。

私「まず、お父さんが帰ってきたら、出迎えるの。DVDはあと!」

 こう言って強く叱った。

 2階にあがってからも妻から、

妻「どうしても手が離せない(天ぷらを揚げているなど)なら別だけど、ビデオくらい消せばいいでしょう。」

と叱られたクニコ。

私「まったくDVDを見ていて出迎えにも出られないなんて、あきれる。」

 その場にいた家族全員から、総攻撃をくらったクニコであった。


 我が家では、私が仕事から帰宅することを出迎えることは、ずっと続いている伝統である。もっとも近年は、子供が塾でいなかったり、妻が仕事でいなかったりする場合も、結構ある。それはそれでいたしかなない。
 しかし、帰宅に気づいていながら、DVD視聴(テレビ・ビデオ・ゲームも同類)のために、いわば自分の楽しみのために出迎えないのは、我が家では許されない。

 なぜなら、私にとって、とっても価値ある伝統であり、習慣であると、考えているからだ。

 仕事から疲れて帰ってくると、妻や子供が出迎えてくれることが、とても自分を癒やしてくれるから。疲れが本当に減る感じがする。

 「ああ、我が家に帰ってきたのだ。」と自覚でき、今度は父として夫として自分の役割を果たそうと思うのだ。つまり、気持ちの切り換えの儀式でもある。

 「この家族のために働いてきたんだ。」と1日働いてきた自分を承認する儀式でもある。
 1年中、月曜から金曜まであるのだから、これがあるとないとでは、とても大きな違いだ。
 
 箸置きと「いただきます」の声がけという仕事を、毎日している6歳のクニコだが、父親の帰宅を出迎えることは、このように実はとても価値ある貢献なのである。箸置きなどもよりも、ずっとずっと価値のある。 

 クニコといっしょにお風呂に入ったとき、またこう言った。

私「クニコ、お父さんが帰ってきたら、ちゃんと出迎えるんだよ。」

クニコ「はい。」


 以前の記事にも書いたが、伝統は、それを創ろうとする意思があって初めて始まり、それを継続しようとする意思があって初めて継続する。

 私は、父親が働いて疲れて帰ってきているのに、それがわかっているのに、「お帰りなさい。」が言えない家族にはしたくないという強い意思がある。だから、この伝統はこれからも守り継続するつもりである。



【関連記事】 「家族の広場」

出勤時の見送りの伝統を守る!

出勤時と帰宅時の我が家の伝統

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◆キーワード:1 出迎え 2 帰宅時の伝統  3 家族の伝統を守る

◆留意点・その他
・ビデオ・テレビ視聴の類でなく、これが学習ならどうかであるが、我が家ではこれも中断して出迎えることになっている。学習など、1,2分中断してもどうということはない。出迎えの方がずっと大事だと考えているのである。

・叱り方としては、伝統が崩れ始める前の、初期対応が大切だと考えている。今回はまさに即、家族全員で叱った。


妹に水泳を教えるアキコー兄弟姉妹がいるメリット2ー 508

2009-02-07 06:56:03 | Weblog
◆リード:21日「海の日」は、夏休みの子供のめあてを立てたり(家族会議)、通知表や便りを書いたり、プールに連れて行ったりと、せわしい中にも充実した1日であった。プールでは、姉ちゃんのアキコが妹のクニコに水泳を教えていた。

2008.7.22 妹に水泳を教えるアキコ
ー兄弟姉妹がいるメリット2ー 508
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【プールに行くまで】

アキコ「ねえ、お父さん、プールに連れて行って!」
クニコ「お願い。」
私「う~ん、とにかく今日は通知表とお便りを完成させないとね。3時過ぎか4時に終わらせられたら、連れて行ってあげるよ。」

 「この忙しいのに…。」という思いがある一方で、「車で5分の市民温水プールだし、入水時間は1時間。祝日で1日24時間あるのに、1時間ちょっとの、子供とのふれあいの時間がとれないようでは、仕事の段取りが悪いということだ。」と思い直した。

 3時過ぎに通知表を終わらせ、4時少し前に大体便りを終わらせた。便りを終わらせる目途が立ったところで、子供たちをプールに連れて行くことにした。

私「よし。プールに行くぞ!」
アキコ・クニコ「わ~い。」

【プールでの様子】

 プールに着き、着替えてプールサイドに行くと、アキコ、クニコは既に待っていた。
 準備体操をした後、さっそく泳ぎ始める。

 昨日、「父親が少し目を離した間に、小学校3年生児童がプールで水死」というニュースを、家族で見た。「決して目を離さず、気をつけよう。」と、家族で言い合っていた。
 だから、私はもちろんアキコも自分の泳ぎにかまけて、クニコをおざなりにすることは決してなかった。(アキコがそんな様子だったら、厳しく注意するつもりだった。)

私「クニコ、勝手に大きなプールに行ってはだめだよ。お父さんかお姉ちゃんに断って行くんだよ。」
クニコ「うん。」

 アキコと私のどちらかが、必ずクニコをしっかりと見ていた。

 さて、クニコの水泳の伸びは早い。既にけのび、バタ足ができている。
 ぞうさん滑り台も、ひとりで何回も滑った。

 昔、私が親亀になって、クニコを子亀のようにして乗せて泳いだり、ぞうさん滑り台から何回も何回もすべってきたクニコを胸で受けとめたhttp://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2006-07-04のが懐かしい。

アキコ「クニコ、このビート板をつけて、こんなふうに逆さに泳ぐとおもしろいよ。」

 背浮きバタ足をやってみせるアキコ。ビート板も持ってきてあげていた。

クニコ「うん、やってみる!」

 ビート板をつけて、仰向けにバタ足をするクニコ。

私「クニコ、息がそのままできて、楽ちんだろう。」

 しばしビート板をつけて、背浮きをしながらバタ足を続けたクニコ。
 要領がつかめたようで、ビート板無しで背浮きをし、バタ足をし始めた。

私「クニコ、すごい。背浮きバタ足ができたじゃないか!」

 クニコの水泳の伸びの早さにまた驚いた。

 5時になったので、水泳を止め、5時20分頃自宅に着いた。

【プールから帰宅後】

私「クニコはすごいんだよ。アキコが背浮きバタ足を教えたら、できるようになったんだよ。お姉ちゃんのおかげだね。」

妻「すごいね。お姉ちゃんのおかげだね。」

 これを聞いて、にこにこするアキコ。そして、クニコ。

 少し補足しておくと、ただ単に、「クニコすごいね。」と言うのと、大きな違いがある。

 「クニコがすごいのは、お姉ちゃんが教えたから。」と言っているわけで、お姉ちゃんもほめているわけだ。
 それに、教えてくれた人ーこの場合はお姉ちゃんーがいたからできるようになったのだと、クニコに教えているのである。これは、お姉ちゃんへの感謝の気持ちを育てると同時に、クニコの思い上がりを防止している。アキコの嫉妬も防止している。
 かくてお姉ちゃんのアキコが教え、その結果としてクニコができるようになり、お姉ちゃんに感謝し尊敬するという理想的な展開となる。

 兄弟姉妹がいると、よいものだ。

 年上の子が、年下の子の

①遊び相手になったり、
②世話をしたり、(水着への着替え、安全管理…)
③教えたり、

するからだ。
 年上の子にとっても、5歳未満の違いなら、最も身近なよい遊び相手となるのである。


【関連記事】 「家族の広場」

自分からお手伝いをした子供たちー年上の子を立てながらほめるー

兄弟・姉妹関係の基本ーイソップ寓話『北風と太陽』に学ぶー

兄弟姉妹がいるメリットー

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◆キーワード:1 兄弟姉妹がいるメリット 2 兄弟姉妹  3 子供同士の教え合い

◆留意点・その他
・このプールの後、子供たちは、「母と子の料理教室」ということで、日曜日に収穫したジャガイモを使って、妻と一緒にカレー&野菜サラダ作りとなった。
 私は、便りを仕上げた。

検索サイト『家族の広場』活用の勧めー40万アクセス突破を記念してー 507

2009-02-07 06:51:49 | Weblog
◆リード:ブログ『あったかい家族日記』の記事をもとにした、家族で幸せに成功したい人のために知恵の詰まった実践集サイト『家族の広場』を改訂した。
 これまで書き綴ってきた500本の記事を、以下の項目ごとに分類・整理し、検索しやすくしたものである。

2008.7.19 検索サイト『家族の広場』活用の勧め
ー40万アクセス突破を記念してー 507
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【検索サイト『家族の広場』活用の勧め】

 ブログ『あったかい家族日記』の記事をもとにした、家族で幸せに成功したい人のために知恵の詰まった実践集サイト『家族の広場』を改訂しました。
 これまで書き綴ってきた500本の記事を、以下の項目ごとに分類・整理し、検索しやすくしたものです。

 以前の記事「ブログ10倍活用術」で紹介したように、ブログ『あったかい家族日記』の記事は、新聞記事と違い、アップされたばかりの、新しい記事が価値を持つのではありません。

 読者によっては、最近アップした「誕生日インタビュー」よりも、ずっと以前にアップした記事「長女の名前を付ける!」や「私の幼稚園選び!」 「野菜嫌いをなおす」 「ハウツー0歳児の育児」の方がずっとタイムリーで、役立つ記事のはずです。 cf.右のサイドバー『家族の広場』をクリックしても、検索サイト『家族の広場』にアクセスできます。

 実は、当初から子育て・家族経営などにずっと役立つように意識して書いてあります。だから、本文の終わりに「◆キーワード」と題して3つのキーワードを添えているのです。

 いずれ多くの人の手で、日本の家族再生めざして「子育て・家族経営に役立つ知恵を集めた検索サイト」を立ち上げることが、私の夢です。

 現状では、我が家族の実践のみですが、それでも500記事を超えたので、ずいぶん役に立つはずと自負しています。

 いつも、 
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

 (←ここをクリック)という項目を入れて検束しやすいようにしている(「家族の広場」サイドバーにもある)のですが、そのような使い方もしていただければと思います。


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 ◆友達・親戚つきあい  ◆仕事  ◆出版・その他

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 最近アクセスが多い記事は、「親子で夏休み「1日の生活表」をつくる!」です。ソネットブログが大幅に改訂された結果、「アクセス解析」によって、その日にどの記事がアクセスが多いか一目瞭然となりました。
 アップされた時期にかかわりなく、読者にとってタイムリーな記事を検索して活用するという使い方を、既に本ブログはされていることがわかります。

 今回トップページも、いくつか改訂しました。例えば、以前は「F 家計・投資」だったのが、「F 家計・金銭教育・投資」と改訂しました。「金銭指導」を独立した項目にしたのです。
 いずれ「性教育」(年末あたりからすることになるかもしれません)が独立した項目になりそうですし、「休業中の指導」など、項目「◆親と子の勉強会」の下に独立するかもしれません。
 いずれにしても、使いやすく質量共にバージョンアップしていくつもりです。

 この検索サイト『家族の広場』も大いに活用していただければと思います。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

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◆キーワード:1 子育て・家族経営の知恵 2 検索サイト『家族の広場』  3 夢

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・一つの記事がいくつかの項目に入っている場合があります。
・「母と子の料理教室」は、「親と子の勉強会」に入れています。
・我が子とのデートは、「◆ふれあいタイム」に入れています。

・現在、501記事を登録しています。

ボーナスで我が子にプレゼントした本ー『マナーエチケットの基本60』ー 506

2009-02-01 20:10:57 | Weblog
◆リード:ボーナスで、アキコとクニコに、それぞれ2冊ずつ本をプレゼントすることにした。2冊のうち、1冊はアキコとクニコがそれぞれ選び、もう1冊は私が選んだ。私が選んだ本は……。

2008.7.14 ボーナスで我が子にプレゼントした本

ー『マナーエチケットの基本60』『こころに おひさま、ありがとう』ー 506

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 ボーナスで、アキコとクニコに、それぞれ2冊ずつ本をプレゼントすることにした。
 2冊のうち、1冊はアキコとクニコがそれぞれ選び、もう1冊は私が選んだ。

 私が選んだ本は、次に2冊である。

アキコ(小4)には、辰巳渚監修『マナーエチケットの基本60』(PHP研究所900円)

クニコ(年長)には、はせくらみゆき・五日市剛『こころに おひさま、ありがとう』(経済界 1,200円)

 13日(日)夜のことである。

私「アキコ、クニコ、ボーナスでお父さんが選んで買ってあげると言っていた本、決まったよ。」

アキコ・クニコ「えっ、何、何!?」

私「アキコには、この『マナーエチケットの基本60』という本だよ。 <2008年7月13日 アキコへ お父さんより マナー・エチケットを守った 優しい子になるように!> はい、プレゼント。」(<>内は、本にも書いてあるメッセージ)

アキコ「ありがとう!」

 さっそく読み始めるアキコ。

私「クニコには、この『こころに おひさま、ありがとう』という本だよ。<2008年7月13日 絵が上手なクニコへ。この絵本で元気をだしてね。6月のボーナスから お父さんより> はい、プレゼント。」(<>内は、本にも書いてあるメッセージ)

クニコ「ありがとう!」

 クニコもさっそく読み始める。

【アキコへの読み聞かせ】

 その夜、少しだけ、私がアキコに読み聞かせた。

■ステージ4 ⑥ 友だちの家に遊びにきたよ。玄関で大切なマナーは?
・1ー「こんにちは」と言ってからあがる。
・2ー家の人のじゃまにならないよう、静かにあがる。
・3ー脱いだ靴をそろえる。(95ページをそのまま読む。)

私「正解は何番だと思う。」
アキコ「1と3。」
私(96ページを開いて)「正解だね。」

■1と3 「こんにちは」とあいさつして、靴をそろえてあがろう!
マモルンジャー「1と3は、ワンセットだね。人の家に行ったときは、まず「こんにちは」「おじゃまします」など、元気な声であいさつをしよう。ちいさな赤ちゃんがいる家なんかだと、2みたいにしたほうがいいときもあるよ。それから、脱いだ靴は、つまさきを外へ向けて、次の人があがりやすいように、はしっこのほうにそろえて並べるんだ。もちろん、自分の家に帰ってきたときだって、そうするんだよ。セリフは「ただいま」だね。脱いだ靴だって、キミの一部なんだから、大切に扱ってあげよう。」

私「次を読むよ。」

■ステージ4 ⑦ たくさん遊んだし、もう帰る時間だ。さあ、なにをすればいいかな?
・1ーまだ友だちは遊ぶかもしれないから、そのままにして帰る。
・2ーみんなで片づけを始める。
・3ー家の人が心配するといけないから、片づけをせずに急いで帰る。(97ページをそのまま読む。)

私「正解は何番だと思う。」
アキコ「2.」
私(98ページを開いて)「そうだね。」

■2 遊んだおもちゃは片づけよう!
イケナインジャー「みんなで遊んだんだから、みんなできちんと片づけてから帰ろうね。○○ちゃんの家だから、○○ちゃんが片づければいい、というのは間違いだよ。家に帰る時間が決まっているなら、ちゃんと、片づけの時間も考えて、遊びをやめるようにしようね。」
エラインジャー「みんなで片づけをすませたら、『さようなら』『おじゃなしました』とあいさつをしてから帰りましょうね。」(98ページを読み聞かせ)

 脇にいて、クニコの耳そうじをしていた妻が、それを聞いてこう言った。

妻「それ、気をつけなきゃだめね~。○○さんの家におじゃましたとき、帰りの時間になって急いでいたから、ちゃんと片づけやってこなかったわ。片づけの時間もはじめから入れとかなきゃね~。」

 こんな感じで、<1朝、家で>、<2登下校中>、<3学校で>、<4放課後>、<5夜、家で>、<6休日のお出かけ>の6つの場面それぞれについて、①~⑩のマナー・エチケットが紹介されている。それで、6×10=60のマナー・エチケットの紹介となる。


【アキコの感想】

 もうアキコは、ほとんど読んだようなので、感想を聞いてみた。

私「アキコ、その本どんなところがよかった?」

アキコ「Q&A形式で、答えを3つから選べるところが楽しい!」

私「なるほど。(確かにそこは工夫されている。)他には?」

アキコ「知らなかったマナーがわかったこと。」

私「たとえば、どんなマナーだい? 一つだけ教えて。」

アキコ「この『ステージ1の⑦お父さんと話しているとき、くしゃみが出そうになったら……?』のところ。」(上と同様に以下3択問題になっている。続きは買って読んでください。)

 
【『マナーエチケットの基本60』のススメ】

 この『マナーエチケットの基本60』。アキコが評価していたように、三択式のQ&A形式で面白い。

 子供が知らずにいたマナーエチケットの基本を教えてくれる。

 親が子供にマナーエチケットの基本を教えるうえにも参考になる。

 我が子を躾けるうえで参考になる本であるばかりか、本がある程度は躾けてくれる。

 オススメである。

 ちなみに、この本の監修者 辰巳渚さんは、100万部を超えるベストセラー『「捨てる!」技術』の著者である。

 この『マナーエチケットの基本60』は、「2007年3月9日 第1版第1刷発行」とあって、1年3ヶ月以上たった現在、まだ重版がかかっていない。

 「ベストセラーになるべきは、こちらの本ではないのか!」

 「マナーエチケットの基本」が崩れている現状を考えるに、ふとそう思った。

※ クニコに贈った本の紹介については、別に機会に。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

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◆キーワード:1 マナーエチケット 2 本の読み聞かせ  3 本のプレゼント

◆留意点・その他


6月定例家族会議ー来月の家族経営計画をする価値ー 505

2009-02-01 20:07:04 | Weblog
◆リード:原則として第四日曜日に定例家族会議を行っている。議題は大まかに言って、今月の振り返りと来月の計画立案である。6月の振り返りと7月の計画立案の報告を合わせて、気づいたことを紹介する。

2008.7.12 6月定例家族会議
ー来月の家族経営計画をする価値ー 505  トップページへ



 原則として第四日曜日に定例家族会議を行っている。
 議題は大まかに言って、今月の振り返りと来月の計画立案である。合わせて、アキコのお小遣いの使い方の報告も受けている。

 6月の振り返りと7月の計画立案の報告を合わせて、気づいたことを紹介する。

【6月の振り返り】

 6月のカレンダーを見ながら、一つ一つの出来事ー家族イベント、保育園&学校行事、家族の日の出来事etc.ーを振り返っていく。例えば、「6月21日(土)の母と子の料理教室では、「のりまきまっきー」でのり巻きを作ったね。」というようにである。

 そして、最後にいつも次のように問う。

私「今月よかったこと・楽しかったこと(ベストスリー)は何かな?」

 今月については、それぞれ次のようであった。

■クニコ
①クニコの誕生日会(19日&22日)
②マリンピア日本海へ母と行く(保育園行事 6日)
③○△祭り見学(15日)
④資源回収(8日)
⑤保育園の誕生日会(10日)
⑥母と子の料理教室でのり巻き作り(21日)
⑦○△とのりまきまっきーでのり巻き作り(28日)
⑧お婆ちゃんの家に行ったこと(14日、15日)

■アキコ
①母と子の料理教室でのり巻き作り(21日)
②あーちゃん(私から実母)と買い物デート
③読書『あたなにおこるストーリー』
④○△祭り見学(15日)or親子レク(小学校の学年行事 妻が参加25日)
⑤お婆ちゃんの家に行ったこと(14日、15日)

■妻
①母と子の料理教室でのり巻き作り(21日)
②クニコの誕生日会(19日&22日)
③資源回収(8日)

■私ファーザー
①父の日(15日)
②クニコの誕生日会(19日&22日)
③東京でセミナー参加(14日)
④ブログ500記事達成(28日)
⑤授業公開成功(24日校長以下全職員が参観。「のはらうた」作詩の授業公開。)
⑥資源回収(7日は勤務校、8日は地元。いずれも責任者。少々疲れるが充実。)

※ この後、6月30日(月)家から10分ほどの所へ、蛍鑑賞に出かけている。

 予定と実際は、やっぱり違う。例えば、15日(日)に予定していた二世帯合同ボーリング大会は、都合が合わず、実施できなかった。

 これらの実際の記録は、今月のプランの紙に書き込まれ、残される。そして、次のように活用される。

①来年度の『自作家族カレンダー作り』に活かされる。

②来年度の『年間家族経営計画』及び『月の家族経営計画』作成に活かされる。


【7月の計画立案】

 続いて7月の家族経営計画立案となる。
 以前のブログ記事『大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!』で書いた通りのやり方で、計画立案がなされる。
 そして、計画が一通りなされた後、次のように問う。

私「来月何が楽しみかな?」

 ここで、1人1人来月何が楽しみか語ることになるのである。
 今回、一通り計画を立てた後、

私「何か一つ目玉になるようなもの(家族イベント)がないな~。」
妻「8月に東北1週間旅行があるから。そう毎月毎月何かイベントはいらないわよ。」

 「七夕」、「収穫した野菜を使っての、カレーライス作り」(母と子の料理教室)、「温泉で1学期の疲れを癒やす」があるくらいで、私にすれば、何か目玉になるような家族イベントがないのである。

私「う~ん。(そうは言っても、もう少し楽しみがほしいな~。)そうだ! 今月できなかった『二世帯ボーリング大会』を来月やろう!温泉と合わせて。」

妻「いいかもしれない。」

 アキコとクニコも、もちろん賛成。27日(日)は、義母・義兄を招待しての、「二世帯ボーリング大会&温泉」をすることにした。

私「これでいい。来月も楽しみだ! 来年の家族カレンダー7月のメインところには、『二世帯ボーリング大会&温泉』の写真が載るぞ!」
(家族カレンダーには月ごとに大きいメインの写真が1枚、小さい写真が4枚載る)

 こうして、来月の計画を家族みんなで立てる。メインの家族イベントを企画し、みんなでそれを楽しみする。そんな中で、生活のメリハリが生まれ、仕事や生活へのエネルギーが充電される。
 定例家族会議は、やはり家族経営の要である。


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月はじめに家族経営のビジョンを持つよさ

大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!

月末の定例家族会議ー今月の振り返りと来月の計画を立てるー

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

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◆キーワード:1 6月の定例家族会議 2 家族会議  3 来月の計画立案

◆留意点・その他

・保育園の誕生日会(10日)で、クニコは将来の夢(6月の誕生日の子全員が行う)を次のように語った。

クニコ「将来の夢は、○△保育園(クニコが通っている保育園)の先生になることです!」

 園長先生はじめ、保育園の先生方は拍手喝采。名スピーチであった。
 私は、妻の撮ったビデオで見たのであるが、保育園の先生もいいなと思った。

・定例家族会議では、アキコのお小遣いの使い方の報告も受けている。そこでの一コマである。

妻「そういえば、アキコ、お母さんが買ってきたコンパスのお金(315円)は?」
アキコ「ばれたか。」
私「『ばれたか』じゃないだろ。鉛筆や消しゴムなんかの学用品は、小遣いから出す約束だろ。だから、千円もあげてるんじゃないか。そんなんじゃ信頼を失うぞ!」

 こんな一コマもあった。
 アキコは、自分でクニコの誕生日にプレゼント「したじき」を買って渡した。自分のお小遣いから、親の知らないうちに、自分で判断してクニコのためにプレゼントを買ったのである。お小遣い制は自主性、判断力を育てる。やっぱりお小遣い制はいい。


テストで100点を100回取るよりもうれしかったこと!

2009-02-01 20:04:53 | Weblog
◆リード:アキコが自分のこずかいで、あーちゃん(私から見て実母)のために、プレゼントをした。メモ帳である。アキコ曰く「あーちゃん、よく物忘れをして困っているみたいだから。」。「アキコは優しい子に育った」と、私は心底うれしかった。

2008.7.5 テストで100点を100回取るよりもうれしかったこと!
ー自分の小遣いで祖母にプレゼントしたアキコー 504  トップページへ



 近年流行の誇大広告みたいなタイトルであるが、本当のことである。

 土曜日今日の夕食は、同居しているあーちゃん(私から見て実母)と、家族5人で一緒に夕食をとる日である。(たまたま今晩、妻は保育園の親たちと一緒に懇親会である。)

アキコ「はい、あーちゃん。アキコからのプレゼント。 あーちゃん、よく物忘れをして困っているみたいだから。」

 アキコは、こう言ってメモ帳を渡した。



 あーちゃんは、突然のブレゼントに、びっくりしながらも、

あーちゃん「ありがとうね。」(笑顔で手帳を受け取る。)

アキコ「あーちゃんにはいつもお世話になっているから。安いの。百円だから。」

 こんなプレゼントのことは、私は全く知らなかったので、私も喜びつつこう言った。

私「あーちゃん、アキコが優しい子に育ってよかったね。」
あーちゃん「そうだの。クニコも優しい子に育ってるれ。」

 なんでも、半額セールで今日買ってきたのだという。

 確かにあーちゃんは、「年をとったら、物忘れが多くなって……。」とよくこばしていた。それを聞く度に、私は「ボクだってそうだて。だから、ちゃんとメモしてるよ。」と言っていた。そのやり取りを、アキコはよく聞いていたのである。

 そこで、アキコ自身が、よかれと判断して、メモ帳を買ってきたのであった。

 かしこく、強く、あたたかくをモットーに子育てをしてきた。

 知徳体のどれもゆるがせにできないくらい大切だと考えている。

 がやっぱりあたたかい心、「徳」が一番大切だろう。

 近年流行の誇大広告ではなく本当に、百点百回とるよりもうれしい出来事であった。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

ちょっとした親孝行!

親が元気なうちに親孝行!

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◆キーワード:1 優しい子 2 子育ての目標  3 祖母へのプレゼント

◆留意点・その他

・お小遣い制の大きなメリットとも言える。

・ちなみに、東北一周旅行等で余裕は本当になかったのだが、実母にもボーナス恒例のお小遣いを渡した。実母は、「子育てで大変だからいいのに。」と言っていたが、受け取っってくれた。うれしそうであった。私もうれしかった。
親孝行できるのは、親が生きているうちである。

夏休みの自由研究のテーマ決定! 503ー『東北1週間旅行記』制作ー

2009-02-01 19:59:27 | Weblog
◆リード:アキコの夏休み自由研究のテーマが決まった。我が子との自由研究、それは教師としてのリソースを大きく活かせる教える機会であり、貴重な親子のふれあいの機会である。

2008.7.5 夏休みの自由研究のテーマ決定! 503
ー『東北1週間旅行記』制作ー  トップページへ

 

【自由研究テーマの方向決定】

 6月に入ってまもなくだったと思う。

アキコ「今年の夏休みの自由研究、何にしようかな。色の研究の続きをしようかな。」
私「色はもう止めた方がいいよ。新しいテーマでやった方がいいと思うよ。」

アキコ「じゃー、何しよう?」
私「色々なお店を訪ねて、商品の値段の違いを調べるとか、賢い買い物の仕方ついて研究したらどうだ。」(去年から考えていた私のアイデア)
妻「お父さん、お金の使い方の研究をさせたいみたいよ。」

アキコ「う~ん、市のどこで何が栽培されているかとか調べてみたい。」
私「はは~ん、社会科の(地理)内容だな。市のことはもう調べただろ。だったら、夏休みに行く世界遺産白神山地のこととか、東北一周家族旅行で行く先についていろいろ調べてみたら。どうせ行くんだし、行き先についていろいろ分かっていた方が楽しいだろう。」
アキコ「それがいい!」

 というわけで、今年のアキコの自由研究テーマについて、「東北一周旅行の行く先についていろいろ調べる」という大まかな方向が決まった。

 私としては、『賢い買い物の仕方の研究』というテーマを、去年から考えていた。
 しかし、研究するのは本人のアキコであって、選択肢の一つとして提案することはかまわないが、本人の興味に合わないことはできない。

 本人のやりたいという地理的な研究、今回旅行に行くことが決まっている「東北一周旅行」の行き先について、いろいろ研究することになったのである。

【夏休み自由研究のテーマ決定】

 さて、本日5日(土)9時過ぎ、アキコと私の二人で「夏休みに自由研究のテーマ」について話し合った。いわば、二人での「父と子塾」である。(妻とクニコは、七田チャイルドアカデミーに行っている。)

私「夏休みの自由研究は、『東北一周旅行』についていろいろ調べたいんだったよね。どんなことを調べたいの?」
アキコ「(行き先の)有名なものを色々調べたい。」

私「有名なもの?!」
アキコ「有名な場所とかお菓子とか……。」
私「だとすると、二つあるね。その土地で有名なもの(食べ物、道具…)という意味で名産品と、有名な場所という意味で名所だね。」

アキコ「名産って、八海山のおみやげの○△だとか。」
私「そう。あと名所だったら、景色のよい観光地とかね。そんなことを調べてみるかい?」
アキコ「うん。」

私「名産品を調べれば、どんなおみやげを買えばいいかわかるし、名所を調べれば、旅行の行き先を決めるのに役に立つね。」
アキコ「そう、そう。」

私「そして、旅行に行ってきて『東北一周旅行記』としてまとめたらいい。行った名所の写真を貼ったり、行った感想などを書く。あと、名産品については、高くて買えない場合は写真に撮ったり、パンフレットを貼ったり、実際に買ったものは、そのまま実物で紹介すればいい。」

アキコ「動物園(東北サファリパーク)とか、サンタランド(白神山地十二湖内)も、名所になるの?」
私「サンタランドは、世界遺産の白神山地のところにあるから、世界的に有名な名所だよ。東北サファリパークだって名所と考えていいよ。」
アキコ「だったらよかった。」

私「あと、お父さんからの提案なんだけど、旅行記の中に、かかったお金もいれてくれるかい。おみやげにかかったお金ばかりじゃなくて、カーフェリー料金や宿泊料金など、旅行にかかったすべてのお金を記録するんだ。きっといい勉強になると思うよ。」
アキコ「いいよ。」

私「よかった。じゃあ、夏休み自由研究のテーマは『東北一周旅行記』でいいね。かかったお金の記録も入れて。」
アキコ「うん。」

【自由研究『東北一周旅行記』の研究方法】

私「じゃあ、名産品や名所をどうやって調べたらいい?」
アキコ「旅行の本とか、パンフレットとか……。」

私「そうだね。まだ、あるけど。」
アキコ「実際に行ってみる。」

私「そうだね。あとは?」
アキコ「う~ん。」

私「去年の夏休みの自由研究の時も、たくさん使ったんだけどな~。」
アキコ「あっ、インターネット!」

私「そうそう。あと、パンフレットはどこでもらったらいいかな。」
アキコ「観光地。 学校。」

私「学校じゃ、もらえないね。その土地の役所の観光課なんかでもらえるんだろうけど、駅やジャスコなんかにある『旅行のパンフレット』があるね。それをもらってくるといい。」
アキコ「そうだ。駅にある。ディズニーランドのパンフと同じだ。」
私「そうだ。お母さんとクニコは、電車で七田チャイルドアカデミーに向かっているから、帰りに駅でもらってくるように頼んだらいい。」

 こんな感じでテンポよく進んだ。かかった時間はちょうど30分。
 こちらは教師であるから、自由研究の指導はプロである。大まかではあるが、既に『旅行記』の完成イメージがある。
 それに、このアキコとの話し合いに先立ち、指導の構想を練っていた。私が構想していたのは、一言で言えば、『東北一周旅行5W2H記』である。5W1H(いつ、どこで、だれが、なぜ、何を、どのように)に加えて、ハウマッチ(いくら)を入れたわけである。だから、「かかったお金も入れてみたら」という提案がとっさにできた。

 東北一周旅行については、「今年初めての家族会議ー1年の家族経営計画についてー」で決めたことで、既にカーフェリーの予約と白神山地サンタランドの宿泊予約は済ませてある。
 それ以外のコースは、確定していないので、アキコといっしょに①本 ②パンフ ③インターネット などで調べようと思う。

 一石二鳥以上の、自由研究、家族旅行になりそうである。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

2008.11.1 東北一周旅行「男鹿半島・白神山地」
ー【旅行記づくりのポイント】ー  527

男鹿半島「なまはげ」ブランドのすごさ

ー東北一周旅行記よりー528

■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。

夏休みの自由研究その1ーテーマを決めるー

ミレニアム『東北1週間の旅』(2000年夏に行った東北一周旅行記である。このとき、アキコが10歳になったら、再び白神山地を訪れることを決めていた。)

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

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◆キーワード:1 自由研究テーマ 2 自由研究  3 父と子塾

◆留意点・その他
・大まかな今後の研究の流れ

■ステップ1 東北一周旅行のプランを立てよう!
 ①行き先(訪問する名所、施設etc.行き方を含む)を考えよう
 ②おみやげを考えよう
 ③宿を考えよう

■ステップ2 旅行記のフォーマットを考えよう

■ステップ3 旅行記を書こう
 ①見たこと、聞いたこと、買ったもの、感想など、フォーマットに従って、
その日のうちにまとめていく。
 ②集めた資料、書きためた情報をもとに、旅行記にまとめる。

・今日お昼近く、妻に電話をかけ、七田チャイルドアカデミーの帰りに、駅で旅行のパンフレットを集めてきてもらった。



・今日夕方、アキコ、クニコと書店に行き、東北旅行に役立つ「るるぶ」などの本を買った。アキコは、七田小学生新聞のアンケートに答え抽選で当てた図書券千円を使って旅行の本を買った。私もまた別途旅行の本を買った。