家族の広場

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10月楽しみにしていることベストスリー 638号ー月例9月家族会議ー

2009-09-30 05:32:50 | Weblog
◆リード:9月27日、月例家族会議を行った。内容は、9月の家族経営のふり返りと、10月の家族経営計画の立案である。家族4人それぞれの、9月心に残ったベストスリーと、10月楽しみにしていることベストスリーは何か?!

2009.9.27 10月楽しみにしていることベストスリー 638号(ここをクリック)

ー月例9月家族会議ー

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 毎月、定例の家族会議を行っている。アキコが幼稚園の頃からずっとやっているので、もう7,8年間継続している。大切なわが家の伝統であり、習慣である。

 以前、このような月例家族会議の内容をアップしたところ、「いいとは思うけど、とてもまねできない。」というようなコメントを書かれた方があった。
 
 私は、特別な準備をしなくとも、やる気さえあればできると考えている。

 そこで、今回は、わざと特別な準備をすることなしに、お昼を食べた直後にやってみた。
(※ 近年は、私が作成する「200□年○月のアルバム&出来事一覧」を元に話し合いをしていた。)

 今回の内容は、9月の家族経営のふり返りと、10月の家族経営計画の立案である。
※ 写真はあとでアップ。


【9月心に残ったベストスリー】

 まずは、先月の家族カレンダーを見ながら、先月どんなことがあったか、ふり返った。

私「9月は、どんなことがあったかな。」

アキコ・クニコ「Tさん一家がお泊まりにきたこと!(私の親友一家なのだが、妻同士、子ども同士も仲よくなり、家族ぐるみの交流をしている。)」

私「Tさん一家と交流した中で、何が特に楽しかった?」

アキコ「アキコはね、一番がバーベキューと基地づくり。」

私「へえ~そうなの。じゃあ、二番は?」

アキコ「二番が温泉。そして、三番がakaribaの工作。」

クニコ「クニコはね、一番がバーベキュー。二番が魚釣り。akaribaの工作なんかより魚釣りがおもしろかった。」

妻「akaribaの工作は、去年よりもちゃっちかったわね。」

アキコ「魚釣りは、あんまりおもしろくなかった。」

妻「アキコは、釣れなかったからね。T家のI君はたくさん釣れて楽しそうだったから、その姿が見れて、うれしかったわ。」

私「お父さんも、魚釣りは結構釣れて、喜んでくれてうれしかったな。」

……このような感じでふり返っていく。T家との交流で、バーベキューは、私が発案したのだが、意外に大変でやめておけばよかったかなと思っていた。でも、こうして楽しかったことのトップに上がっていることを考えると、やってよかったと思えた。
 ここに、こうして活動をふり返ることの意義がある。親たちの労力は報われていたことがわかったのである。

 最後には、いつものように、次のように聞いた。

私「今月、心に残ったベストスリーは何かな?」

■クニコ
①Tさん一家がお泊まりに来たこと(9/22~23)
 →1バーベキュー 2魚釣り 3温泉
②お母さんと行ったPTA行事「○の町までイッテQ](9/27日)…学区20箇所のポイントを回り、その都度そのポイントで三択クイズに答えていくイベント。
③ふたば祭(9月25日(金))

■アキコ
①Tさん一家がお泊まりに来たこと(9/22~23)
 →1バーベキュー&基地づくり 2温泉 3akaraba工作
②友達Aさんと行ったPTA行事「○の町までイッテQ](9/27日)
③ふたば祭(9月25日(金))で放送したこと


■妻
①Tさん一家がお泊まりに来たこと(9/22~23)
 →1バーベキュー 2魚釣り 3温泉
②高校時代の同級会(9/20)
③クニコと行ったPTA行事「○の町までイッテQ](9/27日)
③アキコの性教育(9/8)

■私ファーザー
①Tさん一家がお泊まりに来たこと(9/22~23)
 →1魚釣り 2会食(飲む) 3パソコンのことを聞いたこと
②セミナー「広汎性発達障害の臨床」を受講したこと(9/12~13)
③アキコの性教育(9/8)

 今回は、Tさん一家との交流が、全員ベスト1であった。
 私としては、セミナーの受講も、アキコの性教育も、どれも大切な出来事だった。

 
【10月楽しみにしていることベストスリー】

 次のステップは、来月の家族経営計画の立案である。

 子供たちのお便り(学校や塾など)、私と妻の仕事の予定、去年の家族カレンダーなどを見ながら、いつもの手順で、どんどん家族カレンダーに書いていく、

 去年の家族カレンダー兼アルバムが、結構ヒントになる。去年の同じ時期に家族が何をしていたかが、わかるからだ。義兄やあーちゃん(実母)の誕生日会やイチゴの苗植えなど、学校のお便りにはない情報が得られる。

私「Tさん(義兄)の誕生日、どうするかな。」
妻「一緒に山に行くのもいいんじゃない。」

 ここは、相手の都合や希望を聞いて、私が企画することになるだろう。

 今回は文化祭が私の勤務校と子供たちの勤務校でずれていた。それでも、幸いなことに、代休日が19日(月)に一致していたので、この日にクニコの七五三の写真撮りとなった。

 一通り家族カレンダーの予定が埋まったところで、いつものように、次のように聞いた。

私「10月楽しみにしていること、ベストスリーは何かな?」

■クニコ
①○小フェスティバル(文化祭&学習発表会)
②マラソン大会
③七五三
④工作講習会

■アキコ
①○小フェスティバル(文化祭&学習発表会)
②マラソン大会
③ハローウイン&工作講習会

■妻
①○小フェスティバル(文化祭&学習発表会)
②マラソン大会
③七五三

■私ファーザー
①○小フェスティバル(文化祭&学習発表会)
②マラソン大会
③七五三

 今月は、めずらしく家族全員、楽しみにしていることの「ベスト1 小フェスティバル(文化祭&学習発表会)」及び「ベスト2 マラソン大会」が一致した。

 クニコにとっては初めてのマラソン大会である。(アキコと同じで速いらしい。)
 アキコは、昨年予想に反して2位だったので、今年は1位を絶対に取りたいと思っている。親として何か練習にかかわれたらと思う。

 あと、義兄の誕生日祝いをどうするかである。私は、秋の山をトレッキングするなんていいと思うのだが…。どのような企画を立てるか、思案中である。


【家族会議のメリット】

 以前の記事にも書いたが、こうして家族カレンダーを家族みんなで作ることで、その月の動きが分かり、その日を(誕生日会、七五三、マラソン大会、○小フェスティバル…)楽しみにして過ごすことができる。

 あらかじめ動きが分かっているので、あわてることなく準備することができるし、急な変更にも臨機応変に対応することができる。

 今月のふり返りと来月の計画を立てる月例家族会議。今回全く準備無しで行ったところ、振り返りを含めて30分ほどかかった。だが、十分にその役割を果たすことができた。

 つまり、取り立てて準備がなくても、食後のちょっとした時間にやっても、十分にその役割を果たすことができるということがわかった。

 わが家は、家族の時間を実りあるものにするために、不可欠の習慣となって定着しているが、とってもお勧めの習慣である。




【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

8月楽しみにしていることベストスリー 613号


ー来月の家族経営計画をする価値ー 505

月はじめに家族経営のビジョンを持つよさ

大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!

月末の定例家族会議ー今月の振り返りと来月の計画を立てるー

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◆キーワード:1 月の家族経営のふり返り   2 定例家族会議  3 月の家族経営計画立案

◆留意点・その他:

「週刊seeあったかい家族日記第3号」 637号

2009-09-29 19:43:33 | Weblog
◆リード:前々回から1週間のわが家の出来事をふり返り、記録したメモ風日記「週刊seeあったかい家族日記」を毎週アップすることに決めた。今週は、T家との家族ぐるみの交流(魚釣り・wiiカラオケ・バーベキュー・温泉etc.)、ふたば祭でアキコが放送発表、アキコ少林寺入門などがあった。(※写真は後でアップ)

2009.9.26 「週刊seeあったかい家族日記第3号」 637号(ここをクリック)

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■9月20日(日)
○妻は高校時代のお友達と同級会。実母は旅行中。その間、終日、私がアキコとクニコをみる。
・アキコ、クニコを連れて水源地(23日友人一家とバーベキュー予定)に行き、その後、そのまま温泉に行く。…22日、23日とT家を迎えるための下見。

・アキコにソロバンのことで話し合いをする。
私「早めに1級を取って、週3回のソロバン塾の時間がなくなるとよいこと。そして、別のことに時間を振り向けられるとよいこと。」を話した。驚いたことに、アキコは段位も目指していた。私は、「難しい計算はパソコンがやるから、1級で十分なこと。むしろ英語や部活動、家族のふれあいなど、他の有意義な活動に振り向けられるとよいこと。」を話した。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第33日目。
・ブログ一本アップ


■9月21日(月)敬老の日
○午前中、妻は実家の母のお手伝いに、アキコ、クニコを連れて行く。
・アキコ、クニコはおばあちゃんとあーちゃんのために、「いつも○○をありがとう。元気で長生きしてね。」などとメッセージを書いた手紙をプレゼントしていた。

○私は、プリント・ファイル類やパソコンなどの整理整頓をじっくりとする。やっぱり、こんな時間が必要だ。

○家族みんなT家を迎えるべく、掃除・整理整頓。私は、T家との魚釣りに備えて、道具を用意したり、えさを買ったり、釣り場を下見したりした。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第34日目。
・アキコ:6時20分から8時までソロバン塾である。


■9月22日(火) 国民の休日
○午前中は、仕事に集中。1週間の授業計画立案、研究授業のまとめの原稿書き、子どもを語る会の資料の準備を行った。

○自転車安全点検をアキコ、クニコの二人分行う。点検の結果、タイヤの空気だけ、きちんと入れた。アキコは自分でタイヤに空気を入れることができた。ささやかだが成長を感じた。二人に教えながら点検したのだが、30分近くかかった。(ネタ)

○T家一家が来る。お昼をレストランで一緒に取り、そのまま当市のイベントに参加した。風鈴を作ったり、提灯を作ったりの工作イベントである。

○その後、かねてから計画していた魚釣りを行った。T家のA君(小2男子)は、大喜び。20cmを超えるフナをはじめ、1時間にフナ4匹、ハヤ2匹を釣り上げた。クニコは、なんと30cmを超えるコイがヒットした。しかし、さすがに重くてとてもつり上がらず、私がタモを持ってこようとしたら、糸を切って逃げてしまった。大いに盛り上がった。
○夜は、自宅で大いに語り、飲み交わした。


■9月23日(水)秋分の日
○T家と一緒にゆったりとした朝食。その後、母親同士と子供たちは、バーベキューの材料を買いに行った。その間、私はTさんからいろいろパソコンのことをレクチャーしてもらった。Tさんは、ジャストシステム(株)がアドバイスを求めてくるほどの人である。

○その後、お昼は水源地でバーベキュー。子供たちは、合わせて森の中に基地を作って遊んだ。子供たちは大喜びだった。

○バーベキューの後は、温泉に入り、自宅で休んでもらっておひらきとなった。今度は、冬、こちらがT家に行く予定である。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第35日目。


■9月24日(木)
○クニコ:ソロバン塾。クニコと二人で室内野球。
クニコ「野球やりたい!」
私「よし、やるか!」
妻「私は遠慮するわ。」
というわけで、クニコと二人きりで野球。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第36日目。
・クニコが寝る前の一コマ。
クニコ「お父さん、いつ寝るの。 なるべく早く寝てね。さびしいから。」
私は、じーんと来て、忘れないうちにメモ。(こうして再生)
・アキコ:ソロバン塾。

■9月25日(金)
○勤務校は、△山登山。心地よい疲れだった。
○アキコとクニコは、学校で「ふたば祭」。アキコは、幼稚園時代に見た「冬ソナ」でチェジューが放送委員だった関係で、ずっと放送委員憧れてきた。ところが、5年生の委員会では第一希望の放送委員にはなれなくて、第三希望のふたば委員会であった。アキコは泣きたいぐらいであったが、今回ふたば委員として放送ができるというので、大喜びだった。(ネタ)
※ 放送原稿をあとでアップ。
○実母による書道教室(毎週金曜日)。

○アキコ:少林寺拳法。送りは私で、正式な入門書を提出。迎えは妻。


■9月26日(土)
○午前中(9:45~10:30)第二期38回目の父と子塾。『子ども論語塾』に続けて、毎回1章ずつ行ってきた『子ども論語塾その2』も、半分を過ぎた。あと8章で終わりだ。

○ブログを4本アップ。
・クニコ:午後N市の七田チャイルドアカデミー教室へ(妻が引率)
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第37日目。
*アキコ、クニコは、あーちゃんの部屋で寝る。

◆キーワード:1 少林寺拳法入門  2 T家と家族ぐるみの交流  3 父と子塾

◆留意点・その他:

アキコの習い事をどうするか!? その4 636号ー少林寺拳法への道4-

2009-09-29 05:34:48 | Weblog
◆リード:小5になったアキコは、スポーツを習いたい(習わせたい)と希望した。ところが、アキコはテニスを習いたい。父親の私は、少林寺拳法を習わせたい。妻は少林寺拳法がいいとは思うが、アキコの気持ちを尊重したいと考えていた。果たしてどうしたものか!?

2009.9.26 アキコの習い事をどうするか!? その4 636号(ここをクリック)

ー少林寺拳法への道4-

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 前号に書いたように、父親である私は、アキコが希望したテニスではなく、少林寺拳法を習わせるべく、アキコを説得することに決めた。

私「ぼくは、アキコにテニスじゃなくて、少林寺拳法を習わせたいと思っている。だから、そう説得するつもりだよ。」

妻「お父さん、本人がやるんだから、本人の希望を尊重しないといけないと思うわ。」

私「タカちゃんだって、少林寺拳法の方がいいっていってたじゃないか。」

妻「それは、そうだけど、やるのは本人でしょう。」

私「だから、本人がやってもいいというように説得するんだよ。」

 妻は本人の希望を尊重と言っているが、一旦テニスを始めそのおもしろさがわかったら(アキコはきっとおもしろいと言うだろう)、もう止めることは難しくなる。それに一旦許可したわけだから。
 そうなったら、大会や合宿の度に応援に行くことになるのである。家族旅行など、大幅に減るのである。

 止めるとしたら、今しかないのである。


【アキコを説得する!】

 アキコの説得。それは、正攻法しかない!

私「アキコ、お父さんとお母さんは、アキコに少林寺拳法を習ってほしいんだよ。なぜかというと、今物騒だろ。さっきもニュースで、同じアパートに住んでいた男の人に、女の人が殺されたという事件が報道されていたじゃないか。そんな事件が多いんだよ。少林寺拳法を習えば、そんな場合でも拳法で身を守れるじゃないか。お父さんの学校の校長先生は、少林寺拳法を習ったことがあるそうだけど、「君、好きに攻めてきてくれ!」と言われて、少し攻撃したらあっという間にねじ伏せられてしまったぞ。拳法を習っていると、安心なんだよ。」

アキコ(ふ~ん。)

私「それに、アキコは運動神経がいいだろ。蹴ったり、チョップしたりするのは、おもしろいと思うよ。そして、自由自在に体を動かせて、自信ももてると思うよ。どうだ、少林寺拳法を習わないか。」

アキコ「う~ん、やってみる。」


 私の説得が奏効して、アキコは少林寺拳法を習ってみることに同意した。

 帰宅した妻が驚いて、

妻「あんなにテニス、テニスと言っていたのに、お父さん何かで釣ったな。」

私「何も釣っていないよ。」

 私は何ももので釣ってはいない。ただ、アキコが同意した後、続けて誕生日プレゼントの話をして、カラオケwiiを買ってあげることを約束した。


【晴れて仮入門へ】

 こうしてアキコが同意したのが、8月の話。8月28日(金)に少林寺拳法クラブに行ったのだが、その日はお休みであった。

 9月1日(火)夜7時過ぎ。アキコは、初めて少林寺拳法クラブに参加した。

 9時近くまでの1時間30分余り、アキコは体操着のまま練習に参加し、妻と私とクニコは、その様子を参観した。

 リーダーの大人の人が、ていねいに教えてくれた。

 少し固くなっていたようだったが、もともと運動が得意なアキコである。端から見て、うまく運動できているように見えた。

アキコ「結構おもしろい。」

 ここで、「やってみたらつまらない。」となったら、さすがの私も諦めざるを得ない。やるのは本人である。本人がつまらないことをやらせるわけにはいかない。

 初めて3週間。アキコは道着を購入した。

 ※ 道着姿の写真は後ほどアップ。

アキコ「少林寺拳法(をしている姿)は、ペ・ヨンジュンみたいでカッコイイ。」

 アキコは、「カッコイイ」と言った。

 そして、昨日25日(金)、正式に入門書を提出した。
 
私「アキコ、始めた以上は、黒帯までがんばってほしいな。」

 これでアキコの少林寺拳法をめぐっての入門顛末記は終わりである。

 そして、アキコの少林寺拳法への長い道のりのスタートである。



【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

アキコの習い事をどうするか!? その1

アキコの習い事をどうするか!? その2 634号

アキコの習い事をどうするか!? その3 635号ー少林寺拳法への道3-

親の影響力 631号ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー

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◆キーワード:1 子どもを説得  2 習い事  3 少林寺拳法

◆留意点・その他:
・火曜日夜と金曜日夜の週2回、7時15分頃から9時までである。月謝は3,300円とのことである。

・なぜアキコを説得できたか。
 それは、第一に親の方で習わせたいとい強い思いが、まずあったからだと思う。それが伝わったのである。その意味で、親は自分自身をまず説得できなければならない。
 第二に、意外な慎重派であるアキコにとって、身を守れるということが心に響いたことが考えられる。
 
・本文にも書いたが、それだけではダメである。実際に少林寺拳法をやってみて(仮入門)、アキコが気に入ったことが、一番大きい。


アキコの習い事をどうするか!? その3 635号ー少林寺拳法への道3-

2009-09-28 19:41:09 | Weblog
◆リード:小5になったアキコは、スポーツを習いたい(習わせたい)と希望した。ところが、アキコはテニスを習いたい。父親の私は、少林寺拳法を習わせたい。妻は少林寺拳法がいいとは思うが、アキコの気持ちを尊重したいと考えていた。果たしてどうしたものか!?

2009.9.26 アキコの習い事をどうするか!? その3 635号(ここをクリック)

ー少林寺拳法への道3-

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 前号に書いたように、父親である私は、アキコが希望したテニスには、賛成しないことに内心決めた。

 そして、私は、見学して好印象をもった少林寺拳法について調べてみた。


【少林寺拳法について調べる その1HP編】

 まず、インターネット上の少林寺拳法のHPに飛んだ。
 
 「少林寺拳法とは?」=【少林寺拳法とは何か】【金剛禅とは】【創始の動機と目的】【少林寺拳法の六つの特徴】【創始者宗道臣の経歴】【少林寺拳法の沿革】【本当の強さについて】【「行」としての少林寺拳法】【世界で一つの少林寺拳法】…から始めて、隅から隅まで一通り読んだ。

「少林寺拳法というのは、中国から発祥したものだろう。おそらく、日本支部でもあるのだろう。」と思いこんでいた私はびっくり。創始者は日本人の宗道臣氏であった。

 HPを読むにつれて、宗氏が、創始にかけた熱く純粋な思いが伝わってきた。

 中でも心に残ったのは、次のところだった。

■【創始の動機と目的】少林寺拳法の創始者である宗道臣は、戦後の混乱のさなか、自身の体験から、リーダーの質によって、集団や社会の方向性が大きく変わるという真理を悟りました。そして、リーダーシップとは、自信と勇気と正義感、行動力に根ざすものであると定義づけました。
人が平和で豊かに生きてゆくために、正しいリーダーシップを発揮できる人間を一人でも多く育てようという“人づくり”の志を抱いた宗道臣は、敗戦直後の混乱で自己を見失いそうな若者たちに、人として豊かに生きるべき道を説くとともに、身体を鍛え自信を得るのに有効な技法を教え始めました。修練の中で、道を説いて誇りや信念を引き出し、人が生まれながらに持つ成長の可能性を実感させ、自信と勇気と行動力を併せ持つ、社会の役に立つ人を育てようと創始したのです。(HPより引用)

 「帰国した宗道臣が見たのは、敗戦下の混乱する日本の姿でした。道義も人情もすたれ日本人同士がいがみ合い、不正と暴力が横行する社会で、青少年も大人たちも国民の大多数が将来の希望もなく右往左往していました。(HPより引用)」この状況を見て、何とかしたい立ち上がった宗道臣に、私は強く心を動かされた。

■【少林寺拳法の六つの特徴】
○力愛不二
慈悲心や正義感に溢れていても、力がなければ、誰かの役に立ったり、助けたりすることはできません。また、どれだけ力があっても、誇りや信念がなければ、正しい力の使い方はできません。力と愛、理知と慈悲の調和こそ、少林寺拳法の行動規範です。

○守主攻従
少林寺拳法の技法は、不正な暴力から身を守るためにあります。そのため、まず守り、それから反撃する技法体系となっています。また、確かな守りの体勢を築くことで、相手の弱点を冷静に見極め、有効な反撃ができると考えています。(以上HPより引用)
 

 私は、六つのうち、上の二つは特にいいと感じた。
 あと、練習も競争ではなく、「二人一組で行うことを原則」で、自分を強くするためには相手を強くすることが必要で、「共に協力して上達し、その喜びを分かち合う」という考え方も気に入った。

 ずっと以前、雑誌で少林寺拳法を学んでいる若い人のマナーがよい(靴をきちんと並べている。あいさつがよい。)という声を読んだことがあった。そのことに納得がいった。

 ただ、少林寺拳法グループ・・・関係5団体で構成の中に、【宗教法人 金剛禅総本山少林寺】という組織があり、宗教法人という点だけ少しひっかかった。

 HPには、二代目の少林寺拳法グループ総裁である、宗由貴氏の本が紹介してあった。そこで、さっそく楽天ブックスで氏の本『一歩、踏み出せない人のために』を購入した。


【少林寺拳法について調べる その2『一歩、踏み出せない人のために』編】

 2日後には、注文した宗由貴『一歩、踏み出せない人のために』が自宅に届いていた。

 さっそく読み始めた。
 
 二代目の少林寺拳法グループ総裁、宗由貴氏は、宗道臣氏の娘であった。
 
 娘の目を通しての、創始者宗道臣氏、父親宗道臣氏の姿がよくわかった。

 「お金儲けではなく、本当に人づくりが目的なんだな。」

 率直に信じることができた。

 あと、少林寺拳法で大切にしている信条の中に、次の一項があったのもよいと思えた。

「我らは日本人として祖国日本を愛し、日本民族の福祉に貢献せんことを期す」

 創始者宗道臣氏の志を感じた。

 ※ 現在の少林寺拳法は、世界に広がっており、外国籍の方もいるので、少林寺拳法で大切にしている信条第二項「愛民愛郷の精神に則り世界の平和と福祉に貢献せんことを期す」という表現に改訂されたそうだ。


【少林寺拳法について調べる その3知人編】

 あと、「宗教法人という点だけ少しひっかかった」について、どうだろうと思い、たまたま職場の知人で、隣市の少林寺拳法に子どもを通わせている人に聞いてみた。

知人「宗教法人だからといって、別に宗教じみたことは何もないし、何か強制されることもないわよ。月謝は月に3千円かな。3ヶ月ほど仮入門をして、それでよかったら正式に入門するふうだったけど。」

 もう2年以上も通わせている当人の証言なのだから、説得力がある。
 
 かくて、私は、少林寺拳法に娘アキコ(小5)を通わせるべく、説得することにした。
(続く)

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アキコの習い事をどうするか!? その1

アキコの習い事をどうするか!? その2 634号

親の影響力 631号ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー

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◆キーワード:1 父と子  2 習い事  3 少林寺拳法

◆留意点・その他:
・宗由貴氏の書いた『一歩、踏み出せない人のために』はためになった。少林寺拳法グループ総裁が書いたという点よりも、娘の目から見た父親(の教育)が描かれていて、子育て本として大変興味深く読めた。
 また、新しい組織を創設し継承するという大変さ、意味、心構え、あり方など学ぶことができ、その意味でも有意義であった。


アキコの習い事をどうするか!? その2 634号ー少林寺拳法への道2-

2009-09-27 10:29:06 | Weblog
◆リード:小5になったアキコは、スポーツを習いたい(習わせたい)と希望した。ところが、アキコはテニスを習いたい。父親の私は、少林寺拳法を習わせたい。妻は少林寺拳法がいいとは思うが、アキコの気持ちを尊重したいと考えていた。果たしてどうしたものか!?

2009.9.26 アキコの習い事をどうするか!? その2 634号(ここをクリック)

ー少林寺拳法への道2-

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【親子の意見が分かれる!】

 前回の記事に書いたように、スポーツクラブの見学の結果、親子の意見が分かれた。


 私と妻は、少林寺拳法が気に入った。練習の雰囲気が凛としていていいのだ。
 それに、私はこの物騒な世の中において、わが子に護身術のようなものをできれば身につけてほしいと思っていたので、その意味でも少林寺拳法が気に入った。

 ところが、アキコは「テニス! テニスがいい! テニスクラブに入りたい!」であった。

 妻はといえば、自分も少林寺拳法がよいと感じてはいたが、アキコが習うのだから、アキコの気持ちを尊重したいと考えていた。

 私はと言えば、確かにアキコの気持ちを尊重はしたいが、それだけで決めるという気はなかった。なぜなら、クラブ費は親が出すのだし、送り迎えも、親がするのだし、大会に参加する際、旅費を出したり、応援をしたりするのも親だからだ。
 何より小学5年生のアキコは基本的に親の強い影響(保護)下にあり、アキコにとってよいという判断は、アキコの願いを汲み取った上で、親がするものだと考えているからだ。

 そこで、帰宅後、テニスをやりたいというアキコに

私「アキコはテニスをやりたいのは、分かったが、親がお金を出して送り迎えもするのだから、アキコの希望だけでは決められないぞ!」

こう言っておいた。(前号より引用)


【アキコの希望通りテニスを始めた場合を読む】

 まず、アキコの希望通りテニスを始めた場合どうなるかを予想してみた。

■アキコは運動神経がいいから、おそらくテニスをやっても、いいところまでいけるだろう。レギュラー選手になって活躍し、大会に出て、いい成績を残せるに違いない。

 ここで、イメージしたのは、親類のAさん一家だ。
 Aさんの長男は、体操を小学校1年生から習い始め、県大会で活躍し、インターハイにも出場した。そして、大学も体操関連で推薦入学。現在は、高校の体育の教師になるべくがんばっている。
 親の話では、子育ては体操一色。大会や合宿の度に全国各地を応援して回ったそうだ。
 その家庭では、他に子どもが2名(姉2名)いたのだが、体操教室に通ったのはその子(一番下の長男)だけ。
 長男の応援に忙しく、子供たちがごく小さい時を除いて、家族そろっての旅行はほとんどなしだったそうだ。
 長男の希望や特技にかけ、支え続けた父母と長男の絆は強いと言える。
 親としてのかかわり方や子育ての、一つの成功例と判断してもよいと思う。

 このような親子のかかわりがイメージできた。
 また、アキコが、最高にテニスが強くなった場合、伊達公子のようなケースも一応読んでみた。

 のほほんと親子として過ごすよりも、Aさん一家のようなケースは、はるかによいとは思った。しかし、家族旅行もなしで、アキコがテニスで活躍するのを支え続けるという、そのような親子関係を選ぶのは今一歩気が進まない。
 それに、私が中学時代に熱中した卓球だったら、私が教えたり、親子で一緒に楽しめたりするので、まだいい。しかし、テニスでは……。

 アキコは、実際にやってみた結果、「テニスをやってみたい。」と言っているわけではなく、漫然とした憧れで言っているに過ぎない。

 それに、何より少林寺拳法の方をやらせてみたい。

 私は、アキコがテニスを始めることに賛成しないことに決めた。

 そして、もう一つの候補の少林寺拳法の方を調べてみた。

 (続く)

【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

アキコの習い事をどうするか!? その1

親の影響力 631号ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー

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◆キーワード:1 子どもの希望と親の願い  2 習い事  3 少林寺拳法

◆留意点・その他:
・柔道は、女子が少ないこともあり、やめた。妻は、「アキコに柔道やらせても、おもしろい。」と少し残念がっていたが……。


アキコの習い事をどうするか!? その1 633号ー少林寺拳法への道1-

2009-09-26 17:40:44 | Weblog
◆リード:アキコが高学年になったら、スポーツを習わせたい(習いたい)。これは、アキコが小学校3年生頃からの、漫然とした親子の願いであった。アキコが小5になって、その願いを実行に移すときが来たが、果たして何を習ったものか。

2009.9.26 アキコの習い事をどうするか!? その1 633号(ここをクリック)

ー少林寺拳法への道1-

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【スポーツを習わせたい(習いたい)!】

 アキコが高学年になったら、スポーツを習わせたい(習いたい)!

 これは、アキコが小学校3年生頃からの、親子共通の漫然とした願いであった。

 ただ、アキコが小学校4年生終了までに、小1から始めたソロバンで1級を取ることが、その前提としてあった。
 ところが、アキコは小4終了の段階で、暗算2級、珠算準2級。妻そしてアキコの希望では、この段階ではソロバンを辞めることはできない。
 かといって、このままでは、スポーツを習うという願いがずるずると引き延ばされてしまう。
 そこで、とりあえず、スポーツクラブの見学だけでもしてみることにした。

 確かアキコが小5になった4月のことだった。


【7月再びスポーツクラブを見学する】

 4月の段階の見学では、まだ本気ではなかったが、柔道、少林寺拳法…などを見学した。

 7月になってよかったら習うという気持ちで、スポーツクラブを親子で再び見学した。
 アキコの仲良しの友達とその母親も一緒に見学した。

 この時に見学したのは、次の三つであった。

①柔道…女子はさすがに少ない。高学年になると、女子は辞めていくことが多いそうだ。

②少林寺拳法…男女が半々。練習も凛としている。いわゆる空手のような武道であった。

③テニス…体育館の中で、ラケットを握り、練習をしていた。アキコは、一番気に入っていた。


【親子の意見が分かれる】

 私と妻は、少林寺拳法が気に入った。練習の雰囲気が凛としていていいのだ。
 それに、私はこの物騒な世の中において、わが子に護身術のようなものをできれば身につけてほしいと思っていたので、その意味でも少林寺拳法が気に入った。

 ところが、アキコは「テニス! テニスがいい! テニスクラブに入りたい!」であった。

 妻はといえば、自分も少林寺拳法がよいと感じてはいたが、アキコが習うのだから、アキコの気持ちを尊重したいと考えていた。

 私はと言えば、確かにアキコの気持ちを尊重はしたいが、それだけで決めるという気はなかった。なぜなら、クラブ費は親が出すのだし、送り迎えも、親がするのだし、大会に参加する際、旅費を出したり、応援をしたりするのも親だからだ。
 何より小学5年生のアキコは基本的に親の強い影響(保護)下にあり、アキコにとってよいという判断は、アキコの願いを汲み取った上で、親がするものだと考えているからだ。

 そこで、帰宅後、テニスをやりたいというアキコに

私「アキコはテニスをやりたいのは、分かったが、親がお金を出して送り迎えもするのだから、アキコの希望だけでは決められないぞ!」

こう言っておいた。

 困った。親の希望と子どもの希望が食い違ってしまった! 果たしてどうしたものか。

(続く)

【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

親の影響力 631号ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー

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◆キーワード:1 子どもの希望と親の願い  2 習い事  3 少林寺拳法

◆留意点・その他:
・仲良しのAさんがどのクラブを選ぶかも、アキコの一つの選択上の観点ではあった。
私「おそらくAさんは陸上クラブを選ぶよ。それぞれが自分に合ったクラブを選べばいいんだから、仲良しのAさんのことは気にしなくてもいいと思うよ。」
こう話した。
 実際そうなった。

母親大好きのクニコ 632号

2009-09-24 06:43:45 | Weblog
◆リード:ある意味当然ことかもしれないが、クニコ(小1)は母親大好きである。日常の様々なクニコの動きで分かる。いくつかチョイスしてみた。

2009.9.22 母親大好きのクニコ 632号(ここをクリック)

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【その1 お母さんに抱いてもらいたいクニコ】

 確か今年の2月頃、まだクニコが保育園の年長だったときのことである。

 車で5分の所に妻の実家があるのだが、実家から帰宅したときのことだ。

妻「ただいま。」

 階下で、妻が帰宅した音がした。

私「お帰り。」

 妻は、寝入ったクニコを抱きかかえて、2階まで上がってきた。

妻「まあ、たった5分なのに、クニコが寝ちゃったんだわ。」

私「そうなんだ。」(本当によく寝てる。寝顔がかわいい!)

 妻は、クニコを床に寝かせて、そのまま荷物を取りに、車に戻った。
 私がかわいいクニコの寝顔を、そばで見ようかと顔を近づけると、

クニコ「(本当は)起きてるんだよ!」

私「なんだ、起きてたのか!」

クニコ「寝ていれば、(お母さんに)抱いてもらえるもん!」

 寝たふりをしてまで、お母さんに抱いてもらいたい、クニコであった。


【その2 食器を洗うクニコ】

 9月9日(水)夜、お母さんは、PTAの会合で夕食を食べるやいなや、学校に出かけた。お姉ちゃんは、ソロバンで8時まで帰ってこない。

 私とクニコは、ゆっくりと夕食を食べた。
 その後、

私「クニコ、食器洗いをしておくと、お母さん喜ぶと思うよ~。」

クニコ「う~ん。」(いつもはお姉ちゃんと一緒に洗うんだけどな~。)

私「帰ってきて、食器が洗ってあったら、『まあ、クニコ一人で洗ってくれたの!』って言って、お母さんとっても喜ぶと思うよ。」

クニコ「油が付いている食器は洗えないよ。」

私「油が付いていない食器だけ洗えばいい。」

クニコ「うん、わかった。」

 大好きなお母さんにほめられたいと思ったのか、喜ばせたいと思ったのか、クニコは油で汚れた食器を除いて、一人で食器を洗った。


【その3 お父さんよりもお母さん】

 9月20日(日)のこと。この日は、妻は高校時代の友達と近くの温泉に出かけていない。
 私が丸1日子供たちの相手をしていた。
 午前中は、学習・読書・整理などを、私も子どももしていた。午後は、水源地に連れて行き、その後近くの温泉に連れて行った。
 帰宅後、
私「クニコ、いっしょにお昼寝しよう!」

 こう言ってクニコを誘い、一緒にふとんをしいて寝ていた。

 ちょうど1時間ぐらいしたら、クニコが目覚めた。

クニコ「ねえ、お父さん、起きて!」

私(無視して寝ている。)

クニコ「ねえ、お父さん、起きて!」(今度は、私の体をゆさぶる。)

私「もう少し寝てようよ。」(大きい声だし、ゆさぶるし、とても寝たふりはできない。)

クニコ「ねえ、お父さん、起きて! 一緒に遊ぼう!」

私「まだ、寝てたい。」

クニコ「お父さん、起きて! 起きないと、くすぐるよ!」

 こう言うやいなや、私の脇の下をくすぐってきた。

私「やめて! もうちょっとだけ寝るから。」

クニコ「ダメ! お父さん、すぐ起きて! ほら、ほら!」

 かまわずくすぐりを入れるクニコであった。

私「やめて! もう、寝れないじゃないか。もう少しだけ寝るんだって。」

 私の抵抗むなしく、くすぐり続けるクニコ。(いつの間にか力が強くなった。)とても寝ていられる状況じゃない。

 そこへ妻(母)登場。

妻「まー、遅くなったわね。」

 夕食の材料を運びつつ、妻が帰宅したのであった。

私「ほら、お母さんが帰ってきたぞ。」

クニコ「お母さーん!」

 お母さんに飛びつくクニコ。

 かくてくすぐり攻撃から無事生還した私であったが、お母さんが帰ってきたとたん、私の方は見向きもしないクニコであった。

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「結婚しよう!」 548号

「お父さんと結婚する!」と言ってもらえる時期を逸する

次女クニコ(5歳)とのふれあい子育て黄金時代

次女と一対一の時間を持つ

ちょっとおもしろかった話107号

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◆キーワード:1 お母さん大好き  2 母親  3 子どものかわいらしさ

◆留意点・その他:

・つい先ほど、起きたばかりの話。

クニコ「ねえ、ぎゅーして! 今日まだしてないじゃん。」(きつく抱っこすること)

私「そうだね、してなかったね。」と母親の替わりに私がぎゅー。

クニコ「違う、違う。お母さん。」(分かってるくせに)

母「はい、ぎゅーね。」

夜寝る前と、朝起きてから、いつもお母さんにぎゅーしてもらって、満足しているクニコであった。


親の影響力 631号ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー

2009-09-23 07:18:25 | Weblog
◆リード:親の選択(気持ち・判断)と、子どもの選択(気持ち・判断)が食い違うことがある。そうして場合、無条件に子どもの選択を尊重すべきだろうか?

2009.9.20 親の影響力 631号(ここをクリック)

ー子どもの気持ちに反して親が選んだ本の影響ー


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【半ば強制的に親が選ばせた本】

 今から約2年前、クリスマスプレゼントとして、フィンランド・メソッドによる「100冊読書日記」に載っている本の中で、学校の図書室にない本を調べて、買ってあげたことがあった。http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-28
 アキコは23冊、クニコは12冊の、合わせて36冊。

 アキコには、基本的に自分で好きな本を選ばせたのだが、一冊だけ、アキコの意に反して、私が強力に(半ば強制的に)選ばせた本があった。

私「アキコ、この怪人二十面相という本を選ぶといいよ。探偵小説で、おもしろいよ。」

アキコ「それ表紙の顔が恐いから嫌だ!(選びたくない。)」

私「内容は、とってもおもしろいんだよ。だまされたと思って、買ってみな。」

 かくて、私は半ば強制的に、買う本として選ばせた。



怪人二十面相

ショップ: 楽天ブックス
価格: 630 円

【江戸川乱歩シリーズにはまるアキコ】

 記録によれば、アキコ(当時小3)は、それから2ヶ月と経たないうちに(2月16日)、江戸川乱歩『怪人二十面相』(文庫版 ポプラ社 630円 小学校5,6年から)を読み終えていた。

 一言感想文には、
アキコ「かいじん二十めんそうがいろいろじけんをおこしておもしろい」
と書いていた。

 当初、表紙の絵が恐そうだから、『怪人二十面相』を選ばなかったアキコ。

 読み始めればおもしろさにはまり、この文庫版『怪人二十面相』をかわぎりに、江戸川乱歩シリーズを、アキコ(当時小3から小4)はそれから約半年間ですべて読み終えてしまった。

アキコ「江戸川乱歩シリーズは、おもしろい!」

 この後、しばらくクラスの子供たちと一緒に少年探偵団を作り、友人のAさんは明智小五郎、自分は小林少年…となって遊んでいたことを思い出す。


【親の願いと影響力】

 私は、シャーロックホームズの愛読者で、推理・探偵小説は大好きである。
 アキコにも、その楽しさを味わってほしくて、内容でなく表紙で敬遠しているアキコに、半ば強制的に選ばせたわけだが、見事にはまった。

 アキコもきっと探偵小説は好きになると予想していたのだが、思った通りの展開となった。ただ、想定外だったのは、約半年で江戸川乱歩シリーズすべてを読んでしまったことだったが……。

 ここに親の影響力のすごさがある。
 親は、子どもの性格や能力、適性・好みなどを見取って、それに見合った形で、子どもによりよい環境を用意してあげるのだ。
 時には、子どもの反発や抵抗にあっても、きっと本人のためになるという自信があるならば、ある程度強く推してもよい。

 「アキコが、親が半ば強制した『怪人二十面相』という本をかわぎりに探偵小説のおもしろさに目覚め、江戸川乱歩シリーズすべてを読み終えたこと」を考えたとき、親の影響力のすごさを自覚しないわけにはいかない。

 もちろん、これは本の選択に限らない。子どもが通う学校、習い事、趣味…あらゆる選択の場面で親の判断力・影響力が子どもに大きな影響を及ぼす。

 時には、親の選択(気持ち・判断)と、子どもの選択(気持ち・判断)が食い違うことがある。そうした場合、無条件に子どもの選択を尊重すべきではないと、私は考えている。

 子どもがどの程度の判断力(今回のアキコの例で言えば、表紙の恐さという皮相的なレベルによる判断であった)をもっているか。どの程度の気持ちから言っているかなどなど、子どもの選択(気持ち・判断)をよく評価しなければならない。

 そして、単に子どもの好きに選択させるのではなく、本人も気づいていない子どもの性格や能力、適性・好みなどを見取り、親の判断力・影響力の重さを自覚したうえで、親の賢明な判断力・影響力を行使すべきだと、私は考えている。

 【関連記事】 「家族の広場」
ほるぷこども図書館こじかコース全46冊読了
本好きに育てる
よい本を見つける眼の磨き方
フィンランド・メソッドによる「100冊読書日記」


◆キーワード:1 親の影響力  2 親の構え  3 読書

◆留意点・その他:
・今月から、アキコは少林寺拳法を習い始めた。いずれこの顛末も記事としてアップしようと考えているが、この習い事の選択においても、私は今回のように判断力・影響力を行使した。

やりたい遊びの意見が一致しないとき 630号

2009-09-22 07:36:24 | Weblog
◆リード:9月19日(土)の夜、夕食後、私は無性に家族そろってトランプがしたくなった。しかし、アキコは「野球がしたい。」と言い、妻は「疲れているから、余り頭は使いたくない。」と言う。さて、どうなったか。

2009.9.19 やりたい遊びの意見が一致しないとき 630号(ここをクリック)

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 今日の夕食後、入浴前のほっとした時間、私は無性に家族そろってトランプ(七並べ)がしたくなった。

私「お~い、トランプやろう!」

 誰も返事がない。

私「お~い、トランプやろう!」

 誰も返事がない。聞こえているはずだが…。

私「お~い、トランプやろう!」

 ようやく

アキコ「(トランプよりも、室内)野球がいい!」
クニコは黙っている。

 私(う~ん、室内野球か。今日は、疲れていてそんな気分じゃないな~。)

私「お~い、トランプやろう!」

妻「頭を使う遊びはしたくないわ。」(疲れた風な顔で言う。)
クニコは黙っている。

 私(う~ん、困ったな~。なぜか無性にトランプがやりたいんだけどな~。くそ~、誰もやらないのか。 せっかく買ってきておいた洋梨のシャーベットがあるんだけど、後でみんなで食べようと思っていたんだけど、それもやめようかな。それとも、「トランプをやったら、洋梨のシャーベットをあげるよ。」とでも言って、つろうか。でも、それじゃあ、なんかさみしいな。)

 こんなことをいろいろ考えながら、おそらくはすご~く残念そうな顔をしていると、妻がテーブルについた。続いて、クニコとアキコもテーブルについた。

 3人とも、余りに私がやりたそうに、残念そうにしていたので、付き合ってあげるという判断をしたようだ。

私「よし、じゃあ七並べだな。」

 こう言って、カードを配り始めた。
 
 やり始めれば、結構みんな楽しそうだ。
 頭を使う遊びをしたくないと、疲れた風な顔で言っていた妻は、

妻「お母さんの勝ちね。」

と、言って1位になってにこりとしていた。
 私は、最下位であったが、無性にやりたかったトランプができたので、にっこり満足していた。

クニコ「今度は、ババ抜きしたい。」
私「そうするかい。」

 こう言って、2回戦はババ抜きをした。
 妻からババを引いてしまったクニコ。私がクニコからカードを引く番なのだが、何度引いても私はババを引かない。結局そのまま、あがってしまった。
 最後にババが残って負けたクニコは、

クニコ「お父さん、なぜかババを引かないんだもん。(3枚の内)右にやれば、左。左にやれば真ん中を引くんだもん。」

私「さっきのゲームで負けたから、今度は負けまいと思ってね。」

 3回戦は、また七並べ。
 今度は、アキコが1位で、私が2位だった。


【ゲームの後は、おいしいデザート】

私「よし、お父さんが買ってきた洋梨のシャーベットでも出すか。」

 冷凍庫から洋梨のシャーベット2カップを持ってきて、2分の1ずつ分ける私。

アキコ「おいしい! どこで買ってきたの。」

私「Nホテルのやつだから。おいしいだろ。」

妻「何のシャーベットなの。」

私「洋梨のシャーベットだよ。」

クニコ「おいしい。」

私「そんなにおいしいなら、また今度買ってきてあげるよ。一人でこっそり食べようかなとも思ったけど、みんなで食べるとおいしいな。」

クニコ「一人で食べるなんてうそ! だったら、2個じゃなくて1個しか買ってこないでしょ。」

私「そうだよ、最初からみんなで食べるつもりで買ってきたんだよ。」

 かくて楽しいふれあいの一時となった。

 無性に家族みんなでトランプがやりたくなった私であったが、はじめはつれなく応じてくれなかったアキコ、妻、そしてクニコ。それでも、やりたそうにしていた私の姿を見て、ゆずってくれたのである。私は、家族のあたたかさを感じた。

 実は、逆のケースも結構ある。
 つい最近も、クニコが「野球をやりたい!」と言ってきた。私は、疲れてはいたのだが、そんなそぶりも見せずに相手をした。

 お互いに相手の気持ちを汲み取り、自分の気持ちと比べて強い気持ちでいる方を優先する。今回について言えば、無性にやりたいというレベルでなければ、私の方でゆずってアキコと野球をしていただろう。アキコにしてみれば、余りにやりたそうにしている私を見て、自分よりも強い気持ちでいると判断したのだろう。妻は妻で、疲れているけど、同様に私の気持ちの方を優先してくれた。

 このようにして、あったかい家族は具現していくのかなとふと思った。



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ゲームで子供を鍛える! その2

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◆キーワード:1 トランプ  2 ふれあいタイム  3 社会性

◆留意点・その他:

週刊seeあったかい家族日記 第2号」 629号

2009-09-21 07:21:13 | Weblog
◆リード:前回から1週間のわが家の出来事をふり返り、記録したメモ風日記「週刊seeあったかい家族日記」を毎週アップすることに決めた。今週は、セミナー『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』参加、実母の眼に異物入り事件、クニコとの花火鑑賞・室内野球、アキコ少林寺入門決めなどがあった。

2009.9.19 「週刊seeあったかい家族日記 第2号」 629号(ここをクリック)
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■9月13日(日)
○明治安田こころの健康財団主催、新潟大学こころの発達医学センター共催のセミナー『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』(2009年9月12日(土)~13日(日))2日目に終日参加。(ネタ)
・9:00~10:20は、遠藤太郎先生「広汎性発達障害の脳科学と薬物療法」
・10:30~12:00は、浦野葉子先生「広汎性発達障害の併存症その治療」
・13:00~14:30は、白木孝二先生「RDI:社会性の発達を促す、養育支援プログラム」
・14:40~16:10は、有川宏幸先生「広汎性発達障害への応用行動分析による対応」
・16:20~17:00は、全体討論

○その間、妻がアキコ、クニコをみていたわけだが、実母が誤って目に異物を入れてしまうという事件が起こった。妻が実母の眼を洗うのを手伝い、眼科に連れて行ってくれた。帰宅後その事実を知り、妻にいたく感謝した。実母も感謝していた。私は、「母を大切にしてくれることが、一番嬉しい」ということを感謝の言葉と共に妻に伝えた。


■9月14日(月)
・クニコ:エレクトーンの塾。ソロバン塾。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第28日目。
・アキコ:6時20分から8時までソロバン塾である。
・私:土日とセミナーに参加していたので、朝早く起きて、1週間の授業プログラムを仕上げる。私は、原則として土・日の間に1週間分の細かい授業プログラムを立てる。


■9月15日(火)
○アキコ:7時から9時まで、少林寺拳法。9月から少林寺拳法を習い始めたアキコだが、正式な入門書をもらってきた。実際に体験してみたアキコは、「ペ・ヨンジュン(のアクションシーンの一コマ)みたい」で気に入ったようで、「続けてみたい。」と言った。正式に入門する予定である。(ネタ)
・クニコ:児童館。100日読み聞かせパート2の第29日目。
○アキコが少林寺拳法を習っている間、クニコを膝の上に乗せながら花火を見た。小5のアキコは、もうこうはできないだろう。限られた今のクニコとのかかわりを大切にしたい。




■9月16日(水)

○学習参観日。あーちゃん(実母)に見に行ってもらう。クニコ(小1)は、学級活動。アキコ(小5)は、国語を参観。

・クニコ:児童館。ソロバン塾。
・アキコ:ソロバン塾。
・私:この金曜日が、研究授業(校内のすべての先生方が私の授業を参観する。)なので、その準備を基本的に終える。夏休みからずっと構想してきたものだった。

■9月17日(木)
○クニコ:児童館。ソロバン塾。クニコと二人で室内野球。これが本当におもしろい。(ネタ)


・クニコ:100日読み聞かせパート2の第30日目。
・アキコ:エレクトーンの塾。ソロバン塾。

■9月18日(金)
・クニコ:児童館。100日読み聞かせパート2の第31日目。
・アキコ:少林寺拳法。(道着を買う。)
・実母による書道教室(毎週金曜日)は、実母が東京に旅行のためなし。
○研究授業(公開授業)成功!スマートボードの活用した授業で、子供たちがスマートボードを使って分類している姿を、参観した先生方は驚いて見ていた。(ネタ)

■9月19日(土)
・私:床屋に行く。→整理整頓をする。

・メジャー3を親子で見る。「江頭は許せない悪いやつ!」ということで親子で共感して見ていた。
・父と子塾:第Ⅱ期37回
・クニコ:午後N市の七田チャイルドアカデミー教室へ(妻が引率。アキコも行く。)

・夜:家族4人でトランプ。その後、洋梨のシャーベットを食べる。(ネタ→実際のブログ記事は次号)


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

「週刊seeあったかい家族日記の創刊」 627号


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◆キーワード:1 室内野球  2 少林寺拳法入門  3 研究授業

◆留意点・その他:
・この連休中は、前半は整理整頓(仕事上の文書やレポートのまとめなどを含む)をしたり、ゆったりと本を読んだり、今後のプランを立てたりするつもりである。
 後半は、家族ぐるみでお付き合いをしている友人一家を自宅に招待して一泊してもらい、楽しく過ごすつもりである。

杉山登志郎先生他『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』に参加して628号

2009-09-20 07:32:31 | Weblog
◆リード:明治安田こころの健康財団主催、新潟大学こころの発達医学センター共催のセミナー『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』(2009年9月12日(土)~13日(日))に参加した。医療関係者や教育関係者が多数参加していた。きわめて専門的かつきわめてためになるセミナーであった。今回は特に発達障害のないお子さんについても参考になることを紹介する。

2009.9.13 杉山登志郎先生他『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』に参加して628号(ここをクリック)
ーその1-

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【きわめて専門的かつためになったセミナー】

 9月12日(土)~13日(日)の二日間にわたり、明治安田こころの健康財団主催、新潟大学こころの発達医学センター共催のセミナー『広汎性発達障害の臨床ー発達障害から発達凹凸へー』に参加してきた。

 杉山登志郎先生『高機能広汎性発達障害の現在』をはじめ、

・佐々木正美『自閉症と広汎性発達障害の療育』

・遠藤太郎『広汎性発達障害の脳科学と薬物療法』

・浦野葉子『広汎性発達障害の併存症とその治療』

・白木孝二『RDI:社会性の発達を促す、養育支援プログラム』

・有川宏幸『広汎性発達障害への応用行動分析による対応』

・全体討論

 のように、そうそうたるメンバーによる、きわめて専門的かつきわめてためになるセミナーであった。

 セミナー参加料は1万2千円であったのだが、それ以上の価値のあるセミナーであった。
 医療関係者及び教育関係者が多数(約200名、30名ほど参加希望者を断ったという。)参加していた。
 いずれ一部でも紹介できればと思う。


【落ち着きのない子、集中できない子への処方箋】

 今回は特に発達障害のないお子さんについても参考になることを一部紹介する。

 初日の杉山登志郎先生の講義の終わりに質問コーナーがあった。

 その中である教育関係者が次のような質問をした。

T「特に発達障害のない子についても、教室で落ち着きのない子ども、学習に集中できない子どもが、とても増えている気がします。そういった子どもに対してどうしたらよいでしょうか。(落ち着きや集中を取り戻すために)」

杉山先生「~

①早寝早起きですね。寝不足は不機嫌な状態を作ります。小学校段階では、9時間から10時間の睡眠が必要です。それを確保することです。

②それから、夕食後のゲーム(DSの類)を禁止することです。

③あと、ジャンクフードを減らすことですね。」

 2日目(今日)の全体討論の中でも、次のように発言されていた。

杉山先生「~子育て中の父母のゲームは禁止にしたい。

待合室で、親子3人がDSをそれぞれ1台ずつ3台も持ってきてゲームをしている。あるいは、子どもと(母親が)目を合わせないで、母親はケータイを見ている。(これでは、子どもの健全な成長は望めない。)~」


【わが家は合格か!?】

 私は、この杉山登志郎先生の意見に全く同感だ。
 わが家の場合、この点についてどうか!?

①小1のクニコはもちろん、小5のアキコも、9時就寝にしている。なんだかんだで少々遅れることがあっても、9時30分にはほとんどの場合就寝している。6時30分起床でも、ぎりぎり9時間は確保できている。

②夕食後のゲーム(DSの類)は、禁止している。わが家の場合、wiiカラオケしかないが、5時までである。それも、月・火・土・日の午後からしか許可していない。

③ハンバーガー、ポテトチップスなどのスナック菓子の類は、余り食べない。ハンバーガーなど、シーズンに1回、年3回ぐらいである。

 一応合格であろう。

 佐々木正美先生(川崎医療福祉大学特任教授)は、日本の子育ての現状は世界一よくないというようなことを言われていたが、この辺りの親による躾(責任)はおざなりになっていると、私も思う。

 適正な睡眠時間の確保、ゲームのルール決め守らせること、食育への目配り…等々の基本的な生活習慣の確立は、まずもって親の責任であろう。なぜ子どもの好きにさせるのかがわからない。

 親が子供を悪くしている。私には、そう思えてならない。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

学級懇談「よい生活習慣作り」 582号ー早寝の習慣作りを中心にー

親の「ダメ!」の一言が子どもを成長させる 622号

wiiの使い方のルールをどうするか!? 621号

DSなどのゲーム機を買い与えない理由 615号

わが家の「ゲームのルール」 531号

親の迷い「わが子ににローラースケートを与えるか!?」 519号

 「テレビ・ゲームの時間をきめよう」キャンペーン 

たまごっち考

NHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」に見る現代の食卓とその影響

※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

最新版ないし写真付き版は、トップページより『あったかい家族日記』最新記事をクリックしてください。

◆キーワード:1 睡眠  2 基本的な生活習慣  3 ゲームのルール

◆留意点・その他:

週刊seeあったかい家族日記の創刊」 627号

2009-09-15 18:05:05 | Weblog
◆リード:今回から1週間のわが家の出来事をふり返り、記録したメモ風日記を毎週アップすることに決めた。名付けて「週刊seeあったかい家族日記」である。その意図と内容を紹介する。

2009.9.12 「週刊seeあったかい家族日記の創刊」 627号(ここをクリック)

ー創刊の意図と内容-

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【ブログを書くスタンス】

 私は、「ラーメン食った。うまかった。さすがは○店だ。」というような記事を原則として書かないできた。

 私のブログを書くスタンスは、端的に言えば、

①評論家ではなく親としての実践家としての立場で(親として真摯な姿勢で)、

②子育てに役立つことを

③真似できるように書く

ということである。詳しくは、http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2006-05-20-1

またはhttp://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-02-1#more

 こういうスタンスで書くとなると、

・子育てにある程度役立つ、参考になることをネタとして選ぶ。

・真似できるように、ある程度やり取りを詳細に書く。

・ただ単にやり取りを書くばかりでなく、それに込めた親の願い、考えなども書く…

となる。
 しかも、読み切りでなく、時が経っても役立つように、一つ一つ心を込めて書いているので、余計時間がかかる。
(だから、何年も前に書いた NHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」に見る現代の食卓とその影響や心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾!などなど、多くの記事が未だにたくさん読まれている。)


【これまでの書き方の欠点と「週刊seeあったかい家族日記」創刊の意図】

 だが、この書き方には、欠点もある。

第一に、時間がかかる。1本平均2時間30分程かかっている。

第二に、結果として記事をなかなかアップできない。私は書くことよりも、実践の方を優先しているので、仕事や家庭との実際のかかわりにまず時間をかけるのだ。そうなると、土・日の比較的空いている時間ぐらいにしか書けないことになる。

第三に、書くネタばかりが貯まって、結局日の目を見ないで終わってしまう。実践はしたが、他の人の役に立たずに終わることになる。例えば、今季の「夏休みの科学研究」のネタがそうであるし、「アキコの学校での性教育」(記事にするにはいずれも少なくとも5時間ぐらいはかかりそうだ。)がそうである。

第四に、平凡な日常の生活が記事になりにくい。ある意味、「ラーメン食った。うまかった。」的な記事も大切である。

 一方、次のような願い(意図)もある。

○ 書くネタになるほどではないが、ちょっとした出来事だが、結構大切な出来事もある。これらも、記録しておきたい。

○ 羅列としての記録も、長く続ければ意味を成すような気がする。実践した私としては、「クニコと室内野球」と書いてあるだけで、アルバム写真を見るように、どんな出来事であったか、思い出せる。このような記録が積み重なっていけば、どの時期にはどんなことをしていたかの記録が残っていくわけだ。これはこれで意味を成すような気がするのだ。

○タイトルに「seeふり返る(plan計画→do実行→see反省のsee)」とあるように、ふり返ることで1週間の家族経営についての気づきが得られ、それが改善につながっていく効果も期待したい。

 そこで、ちょっとした出来事を含めて、1週間の出来事をふり返り(see)、わが家の記録を、羅列的に簡潔に記事としてまとめてアップすることにした。
 プライベートな部分もかなりあるので、関心のない方はスルーしてください。

【「週刊seeあったかい家族日記第1号」】

■9月6日(日)
○妻、勤務校の体育際のために終日出勤。実母の篆刻の勉強会に終日参加のため、私一人で終日アキコとクニコをみる。
・午前中は、学習と整理整頓①。(私も仕事)
・お昼はセブンイレブンのおにぎりと味噌汁。
・午後は、温水プールに1時間ほど連れて行く。そして、整理整頓②。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第21日目。
・妻が仕事でいないときは、食後の後片付け(食器洗いなど)は、必須のお手伝いである。

■9月7日(月)
・クニコ:エレクトーンの塾。
・クニコと妻と私で、室内野球、ウノ。そして、クニコは私と入浴。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第22日目。(原則として就寝前)
・月・水・木は、アキコは、6時20分から8時までソロバン塾である。アキコは、ソロバン塾から帰宅後も、宿題をするため、参加せず。

■9月8日(火)
○アキコ小5の授業参観「命の学習~二次性徴について学ぶ~」(性教育)を午後2時から3時30分まで。午後年休を取って、私も妻も参観。S病院の助産師さん2名が講師であった。勃起、射精、生理、性交まで扱っていた。ビジュアルな教材を使い、さすがプロだと感じた。夫婦で参観してよかった。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第23日目。
・アキコ、7時から9時まで、少林寺拳法。市内のA体育館で。(9月から開始。毎週、原則として火・金である。)

■9月9日(水)
・クニコ:クニコと二人で室内野球。アニメMAJORの茂野吾郎になったり、眉村になったり…。これが最高におもしろい。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第24日目。
・アキコは、6時20分から8時までソロバン塾。

■9月10日(木)
・クニコ:クニコと二人で室内野球。
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第25日目。
・アキコ:エレクトーンの塾。
・アキコは、6時20分から8時までソロバン塾。

■9月11日(金)
・クニコ:100日読み聞かせパート2の第26日目。
・書道教室(毎週金曜日は、アキコ、クニコは書道)
・金曜日の夜は、アキコ、クニコは、あーちゃんが料理した夕食を一緒に食べている。
・アキコ、7時から9時まで、少林寺拳法。
○妻と二人でラーメン屋へ。妻の話「最近、アキコと話す時間がない。」とこぼす。月、水、木は、6時20分から8時までソロバン塾。その後は、宿題、入浴…と全く話す機会がないそうだ。私は「月、水、木」を一緒に入浴したらと提案。

*フリー参観日。4限国語「『分類』ということ」の授業では、スマートボードを活用した授業を行った。子供たちがスマートボードを使って分類している姿を、保護者は驚いて見ていた。

■9月12日(土)
・父と子塾:論語の音読中、アキコの読む態度がよくないので注意。(妻も注意。)
○13:00~17:00まで「広汎性発達障害の臨床」(講師 杉山登志郎、佐々木正美)に参加。 今日明日の二日間で、1万2千円(自費)である。
・クニコ:午後N市の七田チャイルドアカデミー教室へ(妻が引率)

・土曜日は、実母(同居)を含めて家族5人そろっての夕食である。

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◆キーワード:1 ブログ記事  2 週刊seeあったかい家族日記  3 性教育

◆留意点・その他:

・『広汎性発達障害の臨床』講座の中で、あいち小児保健医療総合センター 保健センター長兼心療科部長の杉山登志郎先生の講演(2時間)、川崎医療福祉大学特任教授の佐々木正美先生の講演(2時間)を聴いた。素晴らしい講演であった。自費で参加してよかった。できれば、この講演の極々一部でもこのブログで紹介したいところだ。明日は、9時から5時まで終日の講座である。



佐渡の美しい海でスノーケリング626号ー3泊4日の佐渡家族旅行その4-

2009-09-13 05:33:49 | Weblog
◆リード:3泊4日の佐渡家族旅行3日目、午後二ツ亀でスノーケリングを行った。そもそも佐渡旅行を決めた理由は、アキコ・クニコに佐渡の美しい海を見せたかったからだ。果たしてスノーケリングで、佐渡の美しい海を堪能できたか?!

2009.9.5 佐渡の美しい海でスノーケリング626号(写真付きはここをクリック)

ー3泊4日の佐渡家族旅行その4-

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 3泊4日の佐渡家族旅行3日目船釣りを終え、敷島荘で遅い朝食(10:40)を食べた。11時40分に敷島荘を発ち、1時19分に二ツ亀荘に到着した。
 二ツ亀荘というだけあって、目の前が「二ツ亀海水浴場」である。
 支度をして、さっそく2時から二ツ亀でスノーケリングを行った。


【きれいな佐渡「二ツ亀」の海】

 二ツ亀は、きれいな海であった。(環境省選定「快水浴場百選」に選定)



スノーケリングのスタート時は、曇り空であった。(宿泊した二ツ亀荘の2階の部屋から撮影)

 アキコ、クニコは、水中眼鏡とスノーケル、サンダル(岩場なので足を傷つけないように)、そして浮き輪を身につけ、さっそくスノーケリングを開始した。
 私は、泳ぎには自信があるので、水中眼鏡とスノーケルだけである。

私「アキコ、クニコ、お父さんの近くで泳ぐんだよ。浮き袋を決して離してはいけないよ。」

アキコ、クニコ「うん、わかった。」

 こう言って、3人で泳ぎ始めた。

 妻は船釣りでトイレをがまんしたのがよくなかったようで、お腹の調子が今ひとつのため、宿で休んでいた。

アキコ「うわー魚がいっぱいいる!」

クニコ「きれい!」

私「ほら、ソーセージをちぎってまいてみろ。」

 アキコ、クニコに家から持ってきたソーセージを分けてあげた。

クニコ「魚が寄ってくる。おもしろい。」



 魚の方が慣れていないせいか、フグやキョウセンぐらいしか寄ってこない。
 しかし、アキコ、クニコにとっては初めての経験なので、十分楽しいようだ。
 何より自然な形で泳いでいる魚を間近に見られるのが、楽しくてたまらないのだ。

 二人の様子をちょくちょく確認しながら、私は自分でもスノーケリングを楽しんだ。

(アキコ、クニコは、絶対に二人一緒に泳がせた。バディシステムである。が、これに頼って親の監視をおざなりにしてはいけない。)

私(・沖縄の宮古島でスノーケリングをした時は、もっとカラフルな魚がいっぱい寄ってきたんだけどな。
・人慣れしていないのかな。
・確かに沖縄の海と同じくらい、海水自体はきれいだな…。)

 途中、アメフラシを発見!

 アキコ、クニコに触らせたら、はじめはおっかなびっくりしながら、楽しんでいじっていた。



 私は、このために購入した水深3mまで使える水中カメラ(FINEPIX Z33WP 1万8千円ぐらい。もちろん、陸上でも使える)を使い、写真を撮った。アキコにも貸してあげ、自由に撮らせた。


【海中の様子ー「二ツ亀」編ー】







二ツ亀で見た魚たち



スノーケリングを楽しむクニコ(小1)





スノーケリングを楽しむ、アキコ(小5)とクニコ。丘の上の見えるのが佐渡フィッシャーズホテルである。約200段の階段を下りる必要がある。下に見えるのが二ツ亀荘である。



海中から見たアキコとクニコ


 3時10分頃までの1時間余り、アキコ、クニコ、そして私は、存分にスノーケリングを楽しみ、きれいな海を堪能した。


【海中の様子ー「沢崎鼻灯台周辺(小木)」編ー】

 17日の午前中には、沢崎鼻灯台周辺の海も見た。
 佐渡出身の友人によれば、岩場で深いけど、とてもきれいな海でプライベートビーチ状態であると聞いていたので。

 確かに岩場で、きれいな海であった。



8月17日のお盆過ぎでもあり、クラゲが出ていた。





沢崎鼻灯台周辺の海中写真(すべて素人の私が撮ったもの)


【尖閣湾海中透視船】

 ちなみに尖閣湾では、海中透視船に乗り、船の中から海中を見た。







いずれも海中透視船より

 いずれもとてもきれいな海であった。



尖閣湾


 この日の感想発表(夕食時)では、

アキコ「スノーケリングで、きれいな魚がいてよかった。」

クニコ「スノーケリングで、魚がいっぱい見えて楽しかった。」

 と言っていた。

 アキコ、クニコは、きれいな海できれいな魚を間近にいっぱい見ることができ、とても満足していた。

 佐渡のきれいな海を見せたいという、私の佐渡旅行にかけた願いは達成された。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

3万円かけた船釣りの価値 その1 617号

3万円かけた船釣りの価値 その3 619号

「佐渡の魅力」調べ 605号


夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号

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◆キーワード:1 佐渡旅行  2 家族旅行  3 スノーケリング

◆留意点・その他:

・スノーケリングは初めてという妻、アキコ、クニコのために、前日「佐和田海水浴場」(遠浅の砂浜)で、スノーケリングの基本練習をしていた。わざと頭を深く潜しスノーケルに水を入れて、パイプの先から水を吹き飛ばすスノーケルクリアーの練習など繰り返した。おかげで、初めてでも浮き輪をつければ安心してスノーケリング(親の監視は必須だが)できるようになった。スノーケルリングは、事前に基本練習をしておき、凪いでさえいれば、初めてでも十分楽しめる。

・海水はきれいだが、浜辺にはペットボトルや空き缶が散乱している場所が少なからずあり、その点がとてもがっかりであった。正直きれいな海が台無しである。
 旅行者がそもそも悪いのかもしれないが、自分たち佐渡の誇りであり、観光資源(飯のタネ)である「きれいな海」をもっと大切にすべきではないかと感じた。



佐渡の海は美しい。しかし、海辺はペットボトル、缶、ビニール袋などのゴミが少なからず見られた。よほど胸にしまっておこうかと考えたが、佐渡の美しい海の価値を半減させる、このような状況の改善を促すため、あえて載せることにした。

義母の誕生日プレゼントをどうするか?! 625号ーデジタルフォトフレーム&フォトブックー

2009-09-11 17:16:02 | Weblog
◆リード:家族みんなの誕生日を祝うこと。これは、わが家の伝統である。義母や実母の誕生日を祝うことも、もちろんずっとやってきた。今回義母の誕生日プレゼントをどうするか?!

2009.8.30  義母の誕生日プレゼントをどうするか?! 625号(ここをクリック)

ーデジタルフォトフレーム&フォトブックー

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 家族みんなの誕生日を祝うこと。これは、わが家の伝統である。

 義母や実母の誕生日を祝うことも、もちろんずっとやってきた。

 8月に入り、今年も義母の誕生日が近づいてきた。


【ようやく決まった誕生日プレゼント!】

私「なあ、タカちゃん、お義母さんの誕生日のプレゼント、今年はデジタルフォトフレームはどうかな。 1万3千円ほどするんだけど…。」
妻「う~ん。」

 値段を聞いた時点で、どんなプレゼントかも聞き返すこともなく、沈黙したままの妻であった。(佐渡旅行でお金を使い、節約したいと考えている。)
 日を置いてから、

私「なあ、タカちゃん、お義母さんの誕生日のプレゼント、今年はデジタルフォトフレームはどうかな。 カカクコムだと1万1千円でソニー製のが買えるよ。」
妻「う~ん。それって、どんなの。」

私「こんな感じで(広告を見せる)、写真を現像しなくてもデジタル情報のまま、パソコン画面に写す感じで、写真の額(フォトフレーム)に表示するんだよ。○店で実物を見てきたけど、液晶テレビを見ているようにきれいだよ。何百(千)枚も写真を保存できて、それがテンポよく切り替わって表示されてくるから、見ていて飽きないよ。」

アキコ「あっ、まちかど情報室で前紹介されていたものだ。」

妻「う~ん。 お金をだいぶ佐渡旅行で使ったから…」

 やっぱり節約志向の妻であった。
 また、日を置いて

私「なあ、タカちゃん、お義母さんの誕生日のプレゼント、デジタルフォトフレームはどうかな。 次から次への孫たちのかわいい写真が出てくるんだよ。きっと喜ぶと思うよ。」
妻「でも、写真はよく現像してあげているじゃない。」

私「デジタルフォトフレームだと、時計やカレンダーもついているから、便利だよ。それに、いちいち写真に現像しなくても、そのまま見られるから、現像代がかからないよ。旅行にいくにしても、餞別をくれたり、いつもお世話になっているんだから、(ここは節約しないで)ちゃんとしたプレゼントをあげた方がいいと思うよ。」

 他によいアイデアがなかったのか、価格が下がってきたのがよかったのか、いつもお世話になっているんだから…という話が効いたのか、義母の誕生日を祝う夕食会を週末に控えた日、ようやく妻は

妻「う~ん、じゃあフォトフレーム買っておいて。」

とOKが出た。

 さっそくカカクコムで、1万1千円で購入した。


【ここからが勝負!】

 届いたところで、ここからが勝負である。

 デジタル写真データを入力しなければ、ただの時計&カレンダーで終わってしまう。
 私は、アキコ・クニコが産まれてからずっとの写真を、時間順に入力していこうかなと考えた。しかし、そうするには余りに時間がなさ過ぎた。義母の誕生日を祝う夕食会は、明日なのだ。

 そこで、2009年の家族写真から、孫であるアキコ、クニコ、娘であるタカちゃん、息子である義兄、そして本人が写っている写真を50枚ほど選んで入力した。

 例えば、新年会(妻の実家)、保育園の音楽発表会、卒園式、入学式、花見(義兄も一緒)、運動会、クニコ誕生日会(義母、義兄も一緒)、陸上大会(アキコ800m優勝)、アキコ誕生日会(義母、義兄も一緒)、夏の佐渡旅行…などである。

 それから、たくさんある表示方法の中から、タカちゃんと相談しながら、よさそうな表示方法を決め、セットした。
 結局、年月日と曜日、時刻と写真が同時に表示され、写真だけ7秒ごとに切り替わっているモードに決めた。もっとも、義母の希望で設定を変更してもよい。


【フォトブック】

 もう一つプレゼントしたのが、フォトブックである。これは、卒園式、入学式など記念日の写真を16枚(うち表紙が1枚。いろいろなタイプがある。)選んで、小冊子にしたものである。タイトル文字も入れられる。(インターネット経由だと、16枚1枚1枚に文字を入れられるそうだ。)

 こちらは、誕生日に十分間に合うよう、16枚を選び、一足早くに注文していた。
 

【嬉しそうな義母】

 8月29日(土)、義母の誕生日を祝う夕食会を市内のレストランで開いた。
 私、妻、アキコ、クニコ、実母(同居)と義母、義兄の7人で、である。
 
 それぞれが好きな料理を注文し、会食を楽しんだ。そして、プレゼントを渡した。

 義母は、嬉しそうであった。

 会食後、私はそのまま妻の実家に行き、デジタルフォトフレームの設定をした。

義母「へえ、次から次へと写真が変わるのね。おもしろい。」

 こう言いながら、かわいい愛孫の姿を嬉しそうに見ていた。

 フォトブックも同様であった。

※ 写真はのちほどアップする予定。
 後日、妻に訊いたら(実家はわが家から車で5分の所にある)、いつも近くに置いて喜んで見ているとのことであった。

 1週間後、私自身も義母に様子を直接聞いてみた。

義母「親類の○さんや△さんが来たのだけれど、みんな初めて見るといって、びっくりしていた。いいものを贈ってくれてありがとう。」

 やっぱり手間(アイデアを練る、写真データを入力するetc.)とお金をかけて、デジタルフォトフレームを贈ってよかった。


【贈る構え】

 今回のプレゼントは、節約志向の妻からのokがなかなか出なくて困った。
 佐渡旅行でお金を使い、節約しなければならないことは分かる。

 しかし、数年で傘寿を迎える義母に対して、あと何回誕生日のプレゼントを贈れるかもわからない。妻の実家は、最も大切な親戚である。何より妻をここまで育ててくれた人なのだ。たかだかとは言わないが、1万円ぐらいかけても全然惜しくはないはずだが…。

 プレゼントには、手をかけてお金をかけないか、お金をかけて手をかけないとどちらかかの場合が多いらしい。お金がなくて時間がある人は、お金をかけないで手間をかけたプレゼントを贈り、お金はあるが時間がない人は、手間をかけないでお金をかけるプレゼントを考えるわけだ。
 
 私自身、制約がある方がアイデアが出ると考えているので、余りお金をかけず、その中で工夫するというスタンスである場合が多い。今回のフォトブック(通常1,280円だが、実は無料券を活用した)がそうであるし、アキコとクニコの様子を撮した写真やDVDを贈ってきたのもそうである。
 特にアキコやクニコのビデオをDVDにしたものなどは、なまじお金をかけた要らないなんかよりずっと価値があったに違いない。

 がしかし、<ある程度お金をかけないと、もらった相手が本当に喜ぶものを贈れないことがある>ことも確かだ。また、相手にとっても、お金や手間など、贈り手にとって貴重なものをかけたものは、それ自体感動させるものをもっている。(そこまで大切に考えてくれていたことが伝わって)

 今回は、お金も手間(アイデアを練る、写真データを入力するetc.)もある程度かけ、しかも相手が喜ぶものを贈れたので、よかった。

 12月には、また新しい写真データを入力してあげようかなと思っている。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

義母の誕生日祝いをどうするか?! 515号ー祖父母を大切にする意義ー


義母の誕生日を祝う!76

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◆キーワード:1 誕生日プレゼント  2 誕生日を祝う  3 義母

◆留意点・その他:
・夕食会の席で、義母はアキコ、クニコに千円ずつお小遣いをくれた。私は、あんまり簡単にお金が手にはいると困るといって遠慮したのであるが、金欠病のアキコはテーブルの下から足で「余計なこと言わないで!」と言わんばかりに、私の足を蹴っていた。

・これで10月の実母の誕生日にも、同じようにデジタルフォトフレームを贈ることができそうだ。

・安さならカカクコムでの購入をお勧めする。

・贈ったデジタルフォトフレームは、sonyDPF-A72であるが、sonyDPF-D72だと、旧暦も表示のレパートリーの中に入っている。旧暦を参考にしたい方は、そちらをお勧めする。



わが子が初めてバイトした日 624号

2009-09-10 17:45:13 | Weblog
◆リード:今日初めてアキコはバイトをした。といっても、マクドナルドやコンビニでバイトをしたわけではなく、家庭内で父である私の自動車を洗うお手伝いをしたのである。バイトとお手伝いとの違い、ねらいをどう考えているか?!

2009.8.29  わが子が初めてバイトした日 624号(写真付きはここをクリック)

ーバイト経験で子どもを育てるー

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 何日か前から予告していた通り、洗車というバイト(お金という報酬を与えてのお手伝い)をさせた。

私「アキコ、今日、習字の練習が終わったら、洗車を手伝ってくれ。100円あげるから。」

アキコ「いいよ!」

 佐渡旅行のおみやげ代等々で、金欠気味のアキコにとって、願ってもないことだった。

アキコ「どうすればいいの。」
私「お父さんの新車は、グラスコーティングしているから、基本的に水洗いして、ていねいにタオルで拭けばいいんだよ。お父さんもいっしょにするから、それを手伝ってくれ。」
(洗車の仕方が書いてあるプリントを読ませる。)

 私たちは、バケツと専用のタオルを用意し、車を裏道路に運んで、洗車を始めた。
 ※ 写真は後ほどアップ。


【水かけ、ボディの汚れ落とし、窓ガラス拭き、車内の掃除…】

 まず、アキコにはシャワーのように車体全体に水をかけてもらった。

私「全体に漏れ落ちがないように、水をかけてくれ。そうすると、汚れが浮き出てくるから。(アキコ、水をかける)タイヤのところも忘れないで。 ここも忘れないで…。」



 こんなふうに、細かく指示しながら、アキコには車全体に水を2回かけてもらった。

私「ありがとう。今度は、水をかけながら、この緑色の専用タオルで拭いていくんだ。お父さんが拭いていくから、アキコはこのタオルの動くところへ水をかけてくれ。」

 こう言って、アキコに水をかけてもらいながら、ていねいに車を拭きながら磨いていった。


【洗車の趣意を話す】

私「アキコ、実はガソリンスタンドで洗車してもらうと、500円はかかるんだ。機械で強くブラッシングしていくんだけど、それだとコーティングした表面が削られて傷つくことがあるそうなんだよ。だから、ていねいに水をかけながら拭き取っていくのが一番いいんだって。」(自動車販売店の人の話)

アキコ(ふーん。)

私「500円かかるところ、100円で済むんだから家計も助かる。それに車の外側だけでなく内側もきれいになるんだから、アキコが手伝ってくれると、本当にありがたいんだよ。」

 私は、洗車しながら正直に話した。

 ここが大切だ。単に100円もらって、自分が助かるばかりでなく、家族の役にも立っているということ。この認識を持たせることが大きなポイントである。


【黙々と洗車をするアキコ】

 この後、車内についても、専用のタオル(オートバックスで買った)で、ていねいにふいた。
 私は、ハンドルとその回り、ドア内側のサイドなどきれいに拭いた。

 アキコは、窓ガラスの内と外をていねいに拭いた。



 その後、マットを取り出して逆さにしてゴミや小石などを落としたり(これは私が説明しながらやってみせた)、アキコに車内のゴミ袋を取り換えたりしてもらった。
 
 拭くだけでは落ちなかったボディの汚れに困っていたら、アキコは少し爪を立ててこすった。そしてら、それも落ちた。

私「アキコ、ありがとう。」
 
 アキコは、黙々としてきちんとやってくれた。

 最後のバケツやシャワー機などの始末を含め、たっぷり1時間以上のバイトであった。

 
【お手伝いではなくバイトとした理由】

 私は、お手伝いは家族の一員である限りやるのが当然であって、その度にお金をあげるのは筋違いというのが、基本的な立場である。無償で助け合うのが家族だと考えているからだ。
 それゆえ、食事の配膳も、米とぎも、アイロンかけも、家族の一員としてお手伝いはすべて当然の責務ということで、そのためにお金を払うことは一切なかった。
 洗車にしても、「父の日洗車」ということで、これまで無料でやってもらってきた。

 しかし、その根本は変えないものの、今回から少しだけ原則を変えた。外注すれば費用がかかることについては、バイトという形でお金を支払うことを一部認めたわけである。今回について言えば、外注すれば500円以上かかるわけである。

 きっかけは、金欠病のアキコを助けるためだが、私が家庭内バイトを許したのは、なぜか。

 それは、バイトという経験を通して、お金の価値というものーお金を稼ぐということの大変さーを身をもって体験してもらうことには価値があると判断したからである。

 それこそが第一の理由である。

 お手伝いも基本的には同じだが、お金をもらう以上、仕事の仕上がりについては厳しさが要求されることも、学んでほしかった。これが第二の理由である。
 アキコは、黙々とかつきちんとやり遂げ、その意味で合格であった。

 そして、バイトという形できちんと仕事をやり遂げ、感謝されることで、自信と家族の役に立っているという誇りをもってほしかったからである。これが第三の理由である。また、この経験が仕事のやりがいにつながっていく。

 アキコは洗車という仕事をていねいに最後までやってくれた。

 私は大いに満足し、感謝の気持ちを伝えた。

私「ありがとう。とってもきれいになったよ。」

 こう言って、100円を渡した。

アキコ「ありがとう。」

 アキコはこう言って、100円をもらった。

 その後も、妻やクニコに、

私「アキコはがんばったんだよ。おかげで車がとってもきれいになったんだよ。」

と言っていた。
 この月1回のバイト洗車は、今後数年間続くことになるだろう。

 ねらい通り、アキコは、バイトの経験を通して、お金を稼ぐことの大変さ、仕事の厳しさ(多少であろうが)、自信と感謝、そしてやりがいを学んでいくことになるに違いない。

※ 本文の無断転載は固く禁じます。私はどのサイトにも、転載の許可は出していません。


【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

母親がきつく叱ったこと 587号

宿題を理由に手伝いをしないアキコ 552

クニコをきつく叱った日!


我が子が嫌々お手伝いをした日!

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◆留意点・その他:

・厳密には、一足先に妻の車の洗車をして100円もらったのが先である。金欠病に陥り、絵の具代も出せないアキコを見かねて、妻が一足先にやってもらっていた。

 お小遣いが途中で足りなくなってもあげないという、当初の約束を守る妻はたいしたものである。

→ アキコ4月からお小遣い制へその3