家族の広場

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『こども論語塾 その2』クリアー賞 675号

2009-12-23 18:24:05 | Weblog
◆リード:『こども論語塾 その2』をテキストにして、親子論語塾パートⅡを始めた。週1回の「父と子塾」の中で1章ずつ音読を中心に読み進めていった。今日12月20日で、20章1冊分全部クリアーした。わが家の子ほめ条例により、賞状「こども論語塾Ⅱクリアー賞」を贈った。

2009.112.20 『こども論語塾 その2』クリアー賞 675号(ここをクリック)

ー親子「論語」塾の勧め2ー

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 記事「『こども論語塾』クリアー賞 600号」http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27-1で紹介したように、『こども論語塾』を6月20日にクリアーした。約半年かけて、『こども論語塾』をテキストにして、親子で音読を中心にしながら読み終えたのである。

 その後、アキコの進級祝い、クニコの小学校入学祝いとして4月にプレゼントした『こども論語塾 その2』(『こども論語塾』の続編)をテキストにして、6月27日より引き続き親子論語塾を始めた。

 込めた願いは、前回の『こども論語塾』の場合と同じである。
すなわち、論語を学ぶことが、わが子の生きる指針となることを願ったのである。


【『子ども論語塾 その2』クリアーの日】

 週1回の父と子塾の中で1章ずつ進めていったのであるが、12月20日(日)の「父と子塾」で、20章1冊分全部クリアーした。

 最後も残っていた章『君子は周して比せず、小人は比して周せず。』を、次の順に音読していった。

■1 「書き下し文」の音読…上の文の通り。

■2 「現代語訳」の音読…「君子は、誰とでも広く公平につき合って、偏ったつき合い方をしない。小人は、それと反対に、一部の人とばかりつき合って、広く人とつき合うことをしない。」

■3 「こども用解説」の音読…「君子は、誰に対しても公平で優しいので、心が通じ合います。小人はこれと反対に、気に入った人とばかりつき合います。いろいろな人とお友だちになれたらいいですね。」(『子ども論語塾 その2』31ページより引用)

■4 「書き下し文・現代語訳・こども用解説」を通して音読


【クリアーまでの道のり】

 『子ども論語塾 その2』1冊をクリアーするまで約半年かかった。
 クリアーまでの道のりーいつ、どの章を扱ったかーは、次の通りである。

●1回目『父母はただ其の病を之れ憂う。』…第二期27回目の父と子塾6月27日(土)

●2回目『教え有りて類無し。』…第二期28回目の父と子塾7月4日(土)

●3回目『知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。』…第二期29回目の父と子塾7月11日(土)

●4回目『之を如何せん、之を如何せんと曰わざるものは、吾之を如何ともすること末きのみ。』…第二期30回目の父と子塾7月18日(土)

●5回目『由、女に之を知るをおしえんか。~。』…第二期31回目の父と子塾7月26日(日)

●6回目『三人行えば、必ず我が師有り。~。』…第二期32回目の父と子塾8月2日(日)

●7回目『苟しくも仁に志せば、悪しきこと無きなり。』…第二期33 回目の父と子塾8月9日(日)

●8回目『君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。』…第二期34回目の父と子塾8月30日(日)

●9回目『先ず行う、其の言はしかる後に之に従う。』…第二期35回目の父と子塾9月5日(土)

●10回目『晏平仲は、善く人と交わる。久しくして之を敬す。』…第二期36回目の父と子塾9月12日(土)

●11回目『仁に里るを美と為す。~』…第二期37回目の父と子塾9月19日(土)

●12回目『歳寒くして、然る後に松柏の彫むに後るるを知る。』…第二期38回目の父と子塾9月26日(土)

●13回目『君子は諸を己に求む。小人は諸を人に求む。』…第二期39回目の父と子塾10月3日(土)

●14回目『学は及ばざるが如くするも、猶之を失わんことを恐る。』 …第二期40回目の父と子塾11月1日(日)

●15回目『利によりて行えば、怨み多し。』…第二期41回目の父と子塾11月7日(土)

●16回目『剛毅木訥、仁に近し。』…第二期42回目の父と子塾11月14日(土)

●17回目『詩に興り、礼に立ち、楽に成る。』…第二期43回目の父と子塾11月23日(月)

●18回目『博く学びて篤く志し、切に問いて近く思う。仁其の中に在り。』…第二期45回目の父と子塾12月6日(日)

●19回目『人にして仁ならずんば、礼を如何せん。人にして仁ならずんば、楽を如何せん。』…第二期46回目の父と子塾12月12日(土)

●20回目『君子は周して比せず、小人は比して周せず。』…第二期47回目の父と子塾12月20日(日)


【「こども論語塾Ⅰクリアー賞」を授与】

 クリアーまでの、半年間、親子共にがんばったと思う。

 わが家の子ほめ条例により、賞状「こども論語塾Ⅱクリアー賞」贈った。そして、副賞として好きな本を贈る予定である。※ 写真は後ほどアップする予定です。


【アキコ・クニコの感想など】

 2冊音読をクリアーしての感想は、アキコ・クニコそれぞれ次の通りであった。

■アキコ(小5)

1 『こども論語塾』を音読・学習し終わって、どうでしたか。

・アキコ「つかれたけど、ためになった?」

2 その中でとくに心にのこった、孔子先生のことばを3つあげてください。
 ① 『利によりて行えば、怨み多し。』…自分ばかりでなく、人のことも考える(ことが大事)というところがいい。

 ② 『晏平仲は、善く人と交わる。久しくして之を敬す。』…一生つきあえる友達を持ちましょう(こども用解説より)のところがよい。

 ③ 『人にして仁ならずんば、礼を如何せん。人にして仁ならずんば、楽を如何せん。』…心がこもっていなければ相手に伝わらないというところがよい。

3 賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」をもらって、どうでしたか。
・アキコ「本がもらえてうれしい。」

*アキコに、心に残ったベストスリーが、心に残った理由またはそのどこがよいのかを聞いてみたら、上のようになった。
 本人の感想は、「ためになった?」と?で終わっているが、心に残った理由を聞いてみると、さすがに5年生なので感じるところがあったようだ。


■クニコ(小1)

1 『こども論語塾』を音読・学習し終わって、どうでしたか。

・クニコ「おんどくしたけど、いっぱいあって、口がつかれた。」

2 その中でとくに心にのこった、孔子先生のことばを3つあげてください。
 ① 『知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。』…かしこいとまようことがないことがよい。

 ② 『教え有りて類無し。』…クニコの名前の字「有」があったから。

 ③ 『剛毅木訥、仁に近し。』…「ぼくとつ」という音がいい。

3 賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」をもらって、どうでしたか。
・クニコ「うれしかった。」

*クニコに、心に残ったベストスリーが、心に残った理由またはそのどこがよいのかを聞いてみたら、上のようになった。
 まだ、1年生なので、意味もまだまだわかっていないようだ。それでも、こうして繰り返し音読する中で、身になっていくところがあると考えている。

【私ファーザーの感想など】

 去年の12月27日から足かけ1年、親子で論語を繰り返し繰り返し音読した。

 親も子も、がんばり通したと思う。

 しんどさもあるにはあったが、親子で論語を音読した日々は、愉しく心地よい一時でもあった。

 アキコ・クニコは、大人になっても懐かしく、思い出すに違いない。

 私自身、読み味わう中で、深く考えさせられたり、共感したり、励まされたりした。


【父母は唯 其の病を之れ憂う】

 例えば、共感した章は、次のものがある。

■書き下し文「父母は唯 其の病を之れ憂う。」

■現代日本語訳……父母は、何よりも、ただその子供の病気のことばかりを心配するものだ。(だから親孝行とは、健康第一に心がけて病気しないことなのだ。)

■こども用解説……お父様・お母様は、こどもたちのことをいつも一番に考えています。そのような深い愛情を忘れずに、今の自分を大切にすることが、親孝行なのです。……以上、『こども論語塾 その2』12・13ページより引用

 このような文章を、1回につき10回以上も音読したうえで、
私・妻「本当にお父さん(お母さん)は、アキコ、クニコが元気でいるのが一番なんだよ。」と伝えた。
 このように、親子論語塾は、親の気持ちや考え方を伝える、一つのよい機会にもなったように思う。

 私は、アキコ・クニコが巣立った後、この『こども論語塾』・『こども論語塾 その2』を手にしながら、アキコ・クニコが元気よく音読している姿を懐かしく思い出すに違いない。

 今はそんなに役立たなくとも、悩んだとき、人生の岐路に立たされたときなど、判断規準となって、アキコ・クニコの歩みを正しい方向に導いてくれたらいいなと思う。

 そして、肩肘張らず、普段の生活の中で、少しずつ『論語』を活かしていければいいなと思う。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

親子「論語」塾 その2 560

親子「論語」塾開始 542

「幸せになる五つの約束」その2 535

アキコ・クニコ 暗唱 最高段位7段 達成!(論語以前に取り組んだ名文の暗唱です)

◆キーワード::1 親子論語塾 2 父と子塾  3 子ほめ条例



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「週刊seeあったかい家族日記第14号」 674号

2009-12-22 06:30:47 | Weblog
◆リード:今週は、①地方紙にアキコの受賞作文が載る  ②ソネットブログ育児部門1127ブログ中2位  ③日経新聞記者の取材 ④書道硬筆コンクール特選、準特選 ⑤父と子塾 ⑥立体四目並べなどがあった。

2009.12.12「週刊seeあったかい家族日記第14号」 674号(ここをクリック)

ー①地方紙にアキコの受賞作文が載る  ②ソネットブログ育児部門1127ブログ中2位  ③日経新聞記者の取材 ④書道硬筆コンクール特選、準特選etc.ー

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■12月6日(日)
○ブログ4本アップ。

○父と子塾「今週読んだ本の紹介コーナー」で、クニコが余り本を読んでいないのにびっくり。私の読み聞かせをしっかりとすることと、図書館に行って本を借り換えてくるという対策をとる。

○夜、アキコ、クニコと3人で室内野球で遊ぶ。スポンジのボールとプラスチックのバットを使い、廊下と6畳の和室をつなげてやるのだが、これがおもしろい!

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第77日目。

■12月7日(月)
○地方紙の朝刊に、アキコの作文がでかでかと全文載る。地方紙とはいえ、県内60%以上のシェアをもっているだけに、あちこちから祝福の電話が入る。職場でも、何名もの職員に祝福を受ける。

○クニコと立体四目並べ。短時間で手軽にできる、知的なゲームである。まだ、クリスマスプレゼントを決めていない人がいたら、お勧めのゲームであると思う。



○久しぶりにアキコ、クニコと3人で入浴。アキコの発案で、「しんぶんし」「たけやぶやけた」などの回文言い合い遊びを始める。その後、「キンタ マケルナ」(金太、負けるな!→金玉蹴るな!)の歌を歌って大いに笑う。アキコ・クニコは、「キンタ マカオニツク」(金太マカオに着く。→金玉顔に付く。)と歌っては大笑いである。
・ちょっと下品だが、笑いたい人はこちらへ。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第78日目。

■12月8日(火)
○硬筆コンクールで、アキコ準特選、クニコ特選であった。インフルエンザのため、全校朝会での表彰ではなく、各教室での表彰であった。
 書家であるあーちゃん(実母)の指導のおかげである。

○アキコ少林寺拳法クラブ。

○クニコと入浴、立体四目並べ、100日読み聞かせパート2の第79日目。

○日本経済新聞記者より、家庭(父と子塾)での論語教育について取材申し込みのメールが来る。OKのメールと併せて「父と子塾」での実践を書いて返信する。


■12月9日(水)
○クニコと室内野球、立体四目並べ、入浴、100日読み聞かせパート2の第80日目。

*ところで、当県当市の小学校の給食は、いつも米飯である。麺類、パンの類は一切ない。しかも、7分づき米である。その方が白米よりも、栄養価が高いという判断からである。食事内容も、和食が基本となっている。食育が徹底している市ではないかと思う。

 いずれ詳しくブログにアップしようと考えているが、わが家は基本的に長岡式酵素玄米を食べている。

■12月10日(木)
○日本経済新聞記者から、重ねてメールによる質問(取材)が来ていたので、電話取材に応じる。どのぐらいの量になるかわからないが、12月の夕刊に載るそうである。

○クニコと室内野球、入浴、100日読み聞かせパート2の第81日目。



・クニコ、学校で「冬カルタ作り」をしているとのこと。クニコは、「ね」「み」が担当だったと言う。友達が「の」担当で、作れなくて困っていたので、その分も作ってあげたという。次に紹介する。
・ねんに一度 サンタからの プレゼント
・みんなでね こたつに入って いい気持ち
・のりのりで そりですべって いい気持ち

○久しぶりにソネットブログ育児部門で2位に返り咲く。1125ブログ中2位である。


■12 月11日(金)
○帰宅後、妻も私もタイヤをスノータイヤに交換する。

○妻と仕事や子育てをめぐって話し合い。金曜日の夜は、アキコ、クニコがあーちゃんと下で食べるので、妻と二人でゆっくりと話し合える。貴重な時間だ。

○クニコと立体四目並べ、サッカーゲーム、入浴。

○アキコを少林寺拳法クラブに送る。

○ソネットブログ育児部門で1127ブログ中2位。





※ 翌12日土曜日朝↑ 最近のアクセスは1日600人超、千アクセス超であった。


◆キーワード:①書道硬筆コンクール入賞  ②育児部門2位  ③日経新聞記者取材

◆留意点・その他:

ークリスマスをめぐる7つのふしぎ-今週読んだ本の紹介コーナー 673号

2009-12-21 06:32:42 | Weblog
◆リード:父と子塾で、約1ヶ月ぶりに「今週読んだ本の紹介コーナー」をやった。クニコが読んだ本のレベルの低さ、少なさにびっくり!どう対応したか?!

2009.12.8 今週読んだ本の紹介コーナー 673号(ここをクリック)

ークリスマスをめぐる7つのふしぎー

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【父と子塾「今週読んだ本の紹介コーナー」】

 2005年9月10日(土)に第1回「父と子の勉強会」を開いて以来、原則として毎週1回1時間ほどやっている父と子塾。

 そこでは、ほんの3分ほどのことなのだが、「今週読んだ本の紹介コーナー」がある。
 アキコ、クニコ、私の3人が、今週読んだ本を紹介し合い、おもしろかったところなど感想を簡潔に言い合うコーナーである。

 わが家の方針として、読書の習慣はとても大事にしているので、それを身につける意味で、大事なコーナーである。毎週(毎日)本を読むということが、当たり前という知的な家の雰囲気をつくり出すうえでも、価値あるコーナーである。
 私としては、アキコやクニコが今はまっている本などを知る上でも、価値あるコーナーである。


【1ヶ月「今週読んだ本の紹介コーナー」を休んだ影響】

 12月6日(日)の父と子塾で、1ヶ月ぶりに「今週読んだ本の紹介コーナー」をやった。
 いつも父と子塾のプログラムの中に入っているのだが、この1ヶ月、父と子塾の番外編「ジブリの絵職人男鹿和雄展鑑賞」であったり、ばたばたしていてほんの30分間の父と子塾だったりして、「今週読んだ本の紹介コーナー」が割愛されていたのであった。

 アキコは、予想通りハリーポッターの本であった。が、クニコは、私が読み聞かせた本以外は、わかやまけんの『さよなら さんかく』などのこぐまシリーズであった。

アキコ「クニコは、ずっと前に読んだ『さよなら さんかく』みたいな簡単な本ばかり読んでいるんだよ。」

クニコ(笑いながら否定しない。)

私「そっか、お父さんも悪かったな。読み聞かせ時間がないと言って、ずっと前に読んであげた、いわむら かずおの『14ひきのあさごはん』」(2分ほどで1冊読める。)シリーズみたいな本ばかり読んであげていたからな。今度は、もっと長い、きちんとした本を読んで聞かせよう。」

 
【『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』】

 そこで、この日読んであげた2冊のうち、1冊がこの『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』である。

 小学生になり、10歳頃になると、

「サンタクロースなんて、本当はいないんだよ。プレゼントは、お父さんとお母さんなんからなんだよ。サンタクロースは、本当はお父さんなんだよ。」

などという会話が、友達同士の間でかわされてくる。
 アキコがそうであった。
 クニコはまだそういうことはないが、アキコと一緒にいる分、どうしてもそうしたアキコの影響を受けてしまう。

疑問「サンタクロースは本当はお父さんではないのか?」

 こうしたクリスマスをめぐる疑問にていねいに答えてくれるのが、この本である。

 よく考えてみれば、

疑問「たった一人のサンタクロースが世界中の子供たちにどうやって、プレゼントを配ることができるのか?!」

疑問「どうしてそりで空を飛べるんだ?!空を飛べるトナカイなんているのか?!」

 など、誰しも一度は考えた疑問ではないだろうか。

 そうした疑問、不思議にていねにかつ論理的に答えているのが、この『クリスマスをめぐる7つのふしぎ』という本である。

○ひとつめのふしぎ「サンタクロースはパパ?」

○ふたつめのふしぎ「カリカリ山のクリスマスの木」

○3つめのふしぎ「サンタクロースはひとりなの?」

○4つめのふしぎ「トナカイたちはふつうのトナカイ?」

…以下、7つのふしぎについて、子供の疑問に答える形で話が進んでいく。

 私は、「カリカリ山のクリスマスの木」の話が一番よかった。


【本の読み聞かせこそが、読書の習慣を形成する王道だ】

 さて、本題に戻る。
 わずか3分ほどのことだが、「今週読んだ本の紹介コーナー」はやっぱり大事だ。
 おかげで、わが子の読書の質や量が確認できるし、今回のようなケースでは、すぐに対応できる。
 私は、読み聞かせの本を充実させるように対応したし、妻は明日にも図書館に行き本をたくさん借りてくるという。

 身近に読みたい本を充実させておくこと、そして読み聞かせること。これこそが読書の習慣を形成する王道だ。

 そのうえで、わずか3分でも「今週読んだ本の紹介コーナー」を今後も継続していこうと思う。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

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◆キーワード:1 読んだ本の紹介コーナー  2 読書の習慣  3 父と子塾

◆留意点・その他:


手作りクリスマスツリー 672号

2009-12-20 07:03:02 | Weblog
◆リード:去年、松ぼっくりを使ったクリスマスツリー作りに子供たちと挑戦してみた。手のひらサイズで、かわいく、美しい出来映えとなった。

2008.12. 手作りクリスマスツリー 672号(写真版は、ここをクリック)

ー松ぼっくりでできる手のひらサイズのクリスマスツリーー

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こちらは通常のクリスマスツリー(わが家)

 2008年12月。図工の時間と子供たち(特別支援学級)といっしょに手作りクリスマスツリーを作った。

 2008年12月号の七田小学生新聞に、松ぼっくりで作る手作りクリスマスツリーの作り方が載っていた。
 幸い秋の間に集めていた松ぼっくりがたくさん残っていたので、それを使って作ったわけである。

 廊下に飾っておいたら、通る子供たちが

「きれい! 私も作りたい!」

と言っていたことを思い出す。

 そこで、今回は、この『松ぼっくりでできる手のひらサイズのクリスマスツリー』の作り方を紹介する。

 既にクリスマスツリーがあるお宅も、親子でこの手のひらサイズのクリスマスツリー作りに挑戦してみてはいかが。
 手のひらサイズなので、セカンドクリスマスツリーとして、テーブルの上などどこにでも置いて飾れますよ。


【松ぼっくりクリスマスツリーの作り方】



手作りクリスマスツリー

■材料
・松ぼっくり(乾いたもの)

・ビーズや星、綿などツリーに飾るもの(色紙で作ってもよい)

・スポンジなど(小さな箱でもよい)

■道具
・絵の具

・ボンド または グルーガン(ホットボンド)……ダイソーで購入できる。

■作り方
①松ぼっくりを緑色または白色(雪)で着色する。

②絵の具がよく乾いたら、ビーズや星などを、ボンドで付ける。好みで綿を付け、雪の感じを出してもよい。

③できあがったクリスマスツリーを、手頃な大きさの小箱やスポンジ台などに、ボンドで付ける。

 出来合いの飾りを使えば、45分で十分に完成する。

 コンパクトでかわいい、手作りクリスマスツリーの出来上がりである。

 親子で作れば、きっととてもよいふれあいの機会にもなりますよ!

【関連記事】検索HP『家族の広場へ』

クリスマスツリーに見る子供の成長 540


日本の伝統行事の意味・いわれを話す

自然の素材を生かしたアウトドア工作

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◆キーワード:1 手作りクリスマスツリー  2 クリスマス  3 親子工作

◆留意点・その他:
・松ぼっくりは近くの公園などで拾うとよい。今年もう無理なら、来年松ぼっくりを確保しておき、チャレンジするのもよい。

 ※ ほぼ1年前作成した記事だが、タイミングを逸したので、来年(2009年)にアップすることに決めていた。

「週刊seeあったかい家族日記第13号」 671号

2009-12-19 06:52:06 | Weblog
◆リード:今週は、①NHKラジオ放送でアキコの作文が流れる、ソロバン準一級合格  ②男鹿和雄展  ③ファスティング開始 ④月例家族会議などがあった。

2009.12.5「週刊seeあったかい家族日記第13号」 671号(ここをクリック)

ー①NHKラジオ放送でアキコの作文が流れる、ソロバン準一級合格  ②男鹿和雄展  ③ファスティング開始etc.ー

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■11月29日(日)
○午前中、ジブリの絵職人男鹿和雄展を、アキコとクニコ、そして私の3人で見た。
 大変な混雑で見るのに思いの外時間がかかり、レストランに寄る余裕がなくなったので、ファミリーマートでおにぎりを買い、そのまま、車中で食べた。



○1時20分頃、自宅に着く。約1時間後にソロバン、準一級の試験があるアキコは、そのままソロバンの試験勉強をした。その後、アキコは試験会場へ。

○妻は、家の家事を済ませ、職場の友人と講演会&お茶。

○夜は、4人でトランプ「お金」をする。なぜかこのゲームの場合、妻がぬきんでて強い。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第72日目。

■11月30日(月)
○アキコは、ソロバン準一級に合格。とても喜んでいた。

○今月の家族予定を急ぎ作る。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第73日目。

■12月1日(火)
●かねてから計画していたとおり、この日から朝食を「ファースト・プラン(特別のジュース)」だけで過ごすファスティング(断食)開始する。山田豊文氏のセミナーに出て以来、1年間に2回のファスティング(断食)を実行している。今年2回目だが、昼食・夕食は普通に食べるので全くつらくはない。21日間続ける予定である。今回は、併せてこの期間のケーキ、アイスクリーム、菓子パンの類はすべて断つことにした。



※ 写真のカップ45CCが朝食1回分である。

○アキコ少林寺拳法クラブ。

○クニコと入浴、ウノ、100日読み聞かせパート2の第74日目。


■12月2日(水)
○アキコにソロバン準一級合格のお祝いとして、本を買ってあげることにする。


■12月3日(木)
○NHKラジオ放送(地方版)で、朝、アキコの作文がアキコの声(土曜日に収録したもの)で流れる。私は出勤途中の車の中で聞いた。妻に録音してもらった。アキコの担任が録音していて、学校の放送でも流れたという。

○クニコとトランプ「スピード」「お金」、オセロ。オセロは、私が大勝。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第75日目。

■12 月4日(金)
○アキコとトランプのお金をする。

○アキコを少林寺拳法クラブに送る。

○妻と子育てをめぐって話し合い。

■12月5日(土)
●遅ればせながら、今月の定例家族会議を行い、11月の家族経営の振り返りと12月の家族経営計画を立てる。

○クリスマスツリーを飾る。



○実母を交えて、家族5人でお茶。義母・義兄・実母と一緒のクリスマス会を27日(日)に実施することにする。

○新しく購入したウインドウズ7対応のパソコン(当面はウインドウズXPで使用)が来る。約3時間、業者の人に、いろいろな設定をしていただいたり、教えていただいたりした。値段も安いし、アフターケアーも安心なので、いつもこの業者に頼むのだが、今後もそうしようと思った。

○昼食後、妻はクニコを七田チャイルドアカデミーに連れて行く。

○夜、家族4人でトランプの七並べ、ばば抜き、ウノをする。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第76日目。


◆キーワード:①NHKラジオ放送でアキコの作文が流れる、ソロバン準一級合格  ②男鹿和雄展  ③ファスティング開始

◆留意点・その他:

「週刊seeあったかい家族日記第12号」 670号

2009-12-17 05:50:02 | Weblog
◆リード:今週は、①アキコ作文表彰式&ヤマハエレクトーン発表会  ②12回目の結婚記念日  ③クニコ新型インフルエンザにかかる

2009.11.28「週刊seeあったかい家族日記第12号」 670号(ここをクリック)

ー①アキコ作文表彰式&ヤマハエレクトーン発表会  ②12回目の結婚記念日  ③クニコ新型インフルエンザにかかるetc.ー

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■11月22日(日)
○アキコ新型インフルエンザ、この日は最高37度3分。翌23日(月)は、36度8分つまり平熱である。ただ、まだ通常の元気はない。家で静養である。

○実母を入れて、家族5人でお茶タイム。トランプをしたり、会話したりした。

○日中は、教師向けのDVDを3本見る。とても役に立った。


■11月23日(月)
●午前中に父と子塾(第二期43回目)をする。お互いのよいところを「幸せの手紙」に書いて渡し合う。

○この日は12回目の結婚記念日で、ジブリの絵職人男鹿和雄展を見に行き、リッチな食事をする予定であった。しかし、アキコが新型インフルエンザにかかり、今日はクニコが新型インフルエンザにかかってしまった。姉妹感染である。
 ケーキで簡単にお祝いした。

○クニコ新型インフルエンザにかかる。38度9分まであがる。ちなみにクニコの平熱は、36度8分である。

○私は、今週の個別懇談を控えて、その準備をする。

■11月24日(火)
○アキコ少林寺拳法クラブを休む。

○アキコは学年閉鎖のためにお休み。クニコは、新型インフルエンザにかかっているので、お休み。


■11月25日(水)
○アキコは学年閉鎖のためにお休み。クニコは、新型インフルエンザにかかっているので、お休み。

○個別懇談うまくいく。その後、一人でSATYで服を買い、回転寿司で食事。

・クニコは元気になってほぼ平熱。100日読み聞かせパート2の第70日目。


■11月26日(木)
○クニコは、元気ではあるが、新型インフルエンザのため欠席。


■11 月27日(金)
○アキコ、少林寺拳法クラブに送る。「(送ってくれて)ありがとう。」の言葉がうれしい。

○クニコとトランプのお金とウノをする。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第71日目。


■11月28日(土)
○午前中は、アキコのたすけ○い作文コンクール」の表彰式&NHKラジオ録音に向けて、音読練習をしたり、新しい服を買いに行ったりした。

○昼食後、妻はクニコを七田チャイルドアカデミーに連れて行く。

○昼食後、私は、アキコを連れて、「たすけ○い作文コンクール」の表彰式に出席。
・「共同○金会長賞」というすばらしいを受賞したのだが、賞状のほかに立派な盾や副賞として図書券5千円分をいただくなど、アキコはとても喜んでいた。



○その後、NHKの○県支局でラジオ放送の録音。アキコは上手に作文を音読できていた。

○その後、車で1時間あまり走り、ヤマハエレクトーン発表会に参加する。ここで、妻とクニコに合流。まずクニコの発表があり、次にアキコの発表があった。



○新型インフルエンザにアキコとクニコがかかったため、のびのびになっていた12回目の結婚記念日のお祝いとして、それぞれが回転寿司で好きなものを好きなだけ食べた。




◆キーワード:①アキコ作文表彰式&NHKラジオ放送録音  ②12回目の結婚記念日  ③ヤマハエレクトーン発表会

◆留意点・その他:


ソロバン準1級合格お祝いのプレゼントをめぐって 第669号

2009-12-16 05:59:11 | Weblog
◆リード:11月30日(月)、アキコはソロバン準1級に合格した。子ほめ条例により、わが家では副賞として本を買ってあげることになっているが、どんな本を買ってあげたらよいか?!

2009.12.2 ソロバン準1級合格お祝いのプレゼントをめぐって 第669号(ここをクリック)

ーわが家の子ほめ条例ー

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 11月29日(日)午後2時30分頃から、アキコはソロバン準1級の試験を受けた。
 
 翌30日(月)、帰宅すると、アキコはいつになくおしゃべりで、自分から学校の様子をいろいろと話してくれた。

アキコ「サッカーでアキコのチームが勝ったんだよ。アキコがゴールを決めたんだよ。…」

 アキコは、ソロバン準1級の試験合格し、機嫌がよいのであった。

私「ソロバン準1級に合格してよかったな。1級になれば、ソロバンをやめられる。そして、その分いろいろなことに時間を割けるよ。」

アキコ「お父さん、子ほめ条例でまた本をプレゼントしてくれる。」

※ わが家では、子ほめ条例というルール(伝統)があり、わが子のがんばりに対して、賞状を作り、副賞として好きな本を買ってあげることになっている。

私「ああ、いいよ。」


【わが子に買ってあげる本をめぐって】

 12月2日(水)夕食後のことである。

アキコ「お父さん、お祝いに買ってもらう本、○△がいい。」(アキコの好きなマンガ本である。)

私「そのマンガ本はだめだな。マンガ本なら、自分のお小遣いで買えばいい。」

アキコ「じゃあ、『黒魔女さんが通る』の○巻…。」

私「それもダメだな。お父さんは、アキコの心や体、頭がよくなる本をプレゼントしてあげたいから。」

アキコ「じゃ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 上』がいい。」

私「あれは、ベストセラーだから、どこの図書館にもあるだろ。ただでさえ、アキコの本棚はパンクしそうなのに、あの本は厚いし、図書館にある本はやめた方がいいと思う。」

アキコ「うーん、じゃあ『あなたの声がききたいー聴覚障害の両親に育てられてー』がいい。」

私「どんな本なんだ? 確か図書館にあって、夏休みに読んだ本じゃないか。」

アキコ「そうなんだけど、すごく感動したいい本だから、手元に置いておきたいの。」

私「わかった。それならいいだろ。」

 かくて、お祝いにプレゼントする本が、アキコの希望と親の願いが一致する形で決まった。

 もともとは、子供を本好きに育てるという意図があって始めた、お祝いの本のプレゼント。できることなら、わが子の心を豊かにし、頭を賢くするのに役立つ本を贈りたい。

 贈った本は、間違いなくアキコに読まれ、心と頭に吸収されるのである。

 アキコがより心豊かに賢くなるように、あるいはよくない影響を受けないように、親がフィルターをかけてしかるべきである。

 子供の教育環境を整えるのは、親の責任である。子供の希望だからと、何でもはいはいと受け入れるのは、親の責任の放棄だとすら考えている。

 それは、本の選択ばかりでなく、親が用意する食事でも、習い事でも、与える玩具でも……。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

我が家の「子ほめ条例」

アキコの習い事をどうするか!? その1

DSなどのゲーム機を買い与えない理由 615号

NHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」に見る現代の食卓とその影響


◆キーワード:1 わが子へのプレゼント  2 金銭指導  3 展覧会

◆留意点・その他:

ジブリの絵職人男鹿和雄展を、わが子と見る 第668号

2009-12-13 16:46:22 | Weblog
◆リード:11月29日(日)、ジブリの絵職人男鹿和雄展を、アキコとクニコ、そして私の3人で見た。ショッピングコーナーで、アキコは飛行石のキーホルダーをねだった。買い与えるべきか否か!?

2009.11.30 ジブリの絵職人男鹿和雄展を、わが子と見る 第668号(ここをクリック)

ーキーホルダーを買い与えるべきか否か!?ー


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 ジブリの絵職人男鹿和雄展が、○県立△美術館で開催されることを知って以来、家族4人とも、見に行くことをとても楽しみにしていた。

 結婚記念日の23日に家族そろって見に行く予定であったが、アキコ・クニコが新型インフルエンザにかかってしまい、29日(日)に延期となった。

 妻は都合で観賞できず、父と子塾の番外編ということで、私がアキコとクニコを連れて行くことになった。


【当日の観賞の様子】

 開館時間の10時ほぼちょっきりに、美術館に着いたのだが、既に長い列ができていた。
 おそらくは男鹿和雄展の最終日であったことも、影響したのだろう。



 作品観賞は、DVDなどで見たことのある作品の絵のオンパレードで、3人とも大満足。

 「幻魔大戦」、「カムイの剣」、「妖獣都市」、「はだしのゲン」、「時空の旅人」「夏服の少女たち」、「魔女の宅急便」、「耳をすませば」、「ゲド戦記」、「紅の豚」、「千と千尋の神隠し」、「猫の恩返し」、「ハウルの動く城」「種山ヶ原の夜」、「となりのトトロ」、「おもひでぼろぼろ」、「平成狸合戦ぽんぽこ」、「もののけ姫」、「崖の上のポニョ」、「第二楽章」、「ねずてん」などの絵がふんだんに展示されていた。
 何と、男鹿和雄の作品が約600点も展示されていたのであった。
 混雑も重なって、観賞には正味1時間30分かかったが、飽きることがなかった。

私「同じ場所を昼間と日没前、日没後と描いているよね。光の感じで全く違う感じになるだろ。うまいよね。」

 私は中学校の美術の教員免許も持っているのだが、大学時代に受けた西洋画実習の授業を思い出していた。午前中の光で1枚、午後の光で1枚、油絵を描くという課題であった。

 アキコ、クニコは、「トトロの○場面の絵だ! 紅の豚の△の絵だ!…」と言っては、喜んでいた。


【ショッピングコーナーで買い物】

 たっぷり観賞した後は、ショッピングコーナーで買い物である。

 映画を鑑賞した場合もそうだが、わが家は決まって、こういう場合には関連した本を買う。

私「『ジブリの絵職人男鹿和雄展』の本を買おう。2,800円か。(ぱらぱらとめくる)これでお母さんにも、この素晴らしい絵を見せられるな。」

アキコ「アキコ、これ(ラピュタの飛行石のキーホルダー)ほしい! ねえ、お父さん買って!」



私「アキコ、自分のおこずかいで買えば。」

アキコ「1,890円もするもん。 ねえ、お父さんほしい!」

私「うーん。ちょっと高いなー。」

アキコ「○○さんがもっている飛行石よりもカッコイイ! ねえ、お父さん買って!」

 実は、今回の展覧会でもしかしたら、飛行石が買えるかもしれないと、アキコは期待してきたのであった。友達の○○さんが飛行石を持っていて、ラピュタを見たばかりのアキコは、うらやましく、絶対にほしいと思っていたのである。


【私の迷い】

 アキコが、最近ずっと飛行石を欲しがっていたのを知っていた私は、買ってやるべきかどうか大いに迷った。

 私のものさしでは、

○アキコに飛行石を買い与えても、賢くならない。

○アキコに飛行石を買い与えても、心も体も強くならない。

○アキコに飛行石を買い与えても、、あたたかい人柄になるわけでもない。

 こう考えると、アキコに飛行石を買い与えることが、アキコにとってプラスになることは何もなく、買い与える価値はないというのが、私の基本的なものさしである。

 一方、アキコがずっと買いたいと思っていたもので、すごく欲しがっていること。
 おそらく後では買いに行く機会もなく、今回が最後の機会だろうこと。
 今の手持ちのアキコのお金では買えるものではないこと…。
 こんなふうに考えていくと、今回は買ってあげた方がいいような気がしてきた。

私(買ってあげたら、すごく喜ぶだろうな。そんな姿を見たいな。感謝するだろうしな。今回は作文で素晴らしい賞をもらったことへのお祝いということなら、買ってあげる一つの言い訳にもにもなるしな。)

 かくて、買ってあげることにした。


【予想通りすごく喜んだアキコ、クニコ】

私「よし、作文で素晴らしい賞をとったお祝いに特別に買ってあげよう!」

アキコ「わーい!ありがとうお父さん。」

私「クニコには、(クニコが自分のお金で買う予定だった)トトロのキーホルダーを、お父さんが買ってあげよう。」

クニコ「わーい!ありがとう。」

 私は、アキコに飛行石のキーホルダー、クニコのトトロのキーホルダーを買ってあげた。


【買ってあげたことの振り返り】

 アキコ、クニコが喜び、そして感謝する姿を見て、私は確かにうれしかった!
 その後の車中では、いつもよりずっと私の言うことをよく聞いた。

 よくおばあちゃんたちが、アキコ、クニコに、プリンや菓子パンなどの甘いものを買ってあげるのに、閉口していた(甘いもののとりすぎは体によくないので)のだが、その気持ちがわかるような気がした。

 おばあちゃんたちは、かわいい孫たちの喜ぶ姿が見たいのだ!

 さらに、かわいい孫たちに好かれたいのだ!

 そうした気持ちを理解しつつも、親としては、子供を喜ばせたい、子供に好かれたいという気持ちにのみにとらわれていてはだめだと考えている。

 親は、買い与えたものによる、子供への心身への影響をよく吟味しなくてはいけない。

 今回は特別に買い与えたが、よーく吟味するという冷静な頭は持ち続けようと思う。

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DSなどのゲーム機を買い与えない理由 615号

わが家の「ゲームのルール」 531号

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◆キーワード:1 わが子へのプレゼント  2 金銭指導  3 展覧会

◆留意点・その他:

アキコ作文入賞&NHKラジオ出演、新聞掲載…… 第667号

2009-12-13 07:16:19 | Weblog
◆リード:アキコの夏休みに書いた作文が、「たすけ○い作文コンクール」に出品され、「共同○金会長賞」を受賞した。表彰式、NHKでの録音などに向けたわが家の対応は?!

2009.11.28 アキコ作文入賞&NHKラジオ出演、新聞掲載…… 第667号(ここをクリック)

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 以前の記事で紹介したように、アキコの夏休みに書いた作文が、「たすけ○い作文コンクール」に出品され、「共同○金会長賞」というすばらしいを受賞した。

 11月28日(土)午後は、県庁近くのある会場で、表彰式が行われ、私がアキコを連れていくことになっていた。

 その後、近くにあるNHK○県支局に行き、受賞した作文を、アキコ自身の声で録音することになる。
 
 さらに、そこから車で1時間余り離れたある会場で、ヤマハ音楽教室のエレクトーンの発表会に参加する。こういう過密スケジュールであった。


【授賞式に向けて】

妻「ヤマハ音楽教室の(グループ)発表は、白い服にジーパンでおそろいなの。着替えている暇ないかもしれないから、ジーパンのままじゃ、やっぱりだめかしらね。」

私「いくらなんでも、ジーパンじゃまずいだろう。」

 妻は、結局、アキコにあれこれ服を着せてみたあげく、新しく服を買いに行くことにした。

妻「いい服がないから、新しく買うわ。作文の音読練習を早くしてね。」

 全く泥縄なのだが、金曜日は服を買いに行っている時間がなかったことも確かで、やむを得ない。


【NHKラジオ録音に向けて】

 予定していた父と子塾は、急遽アキコのラジオ録音のための音読指導となった。

私「じゃあ、(入賞した)作文原稿を読んでみな。」

アキコ「勇気を出して ○市立△小学校 アキコ みなさんは、学校から帰ってきて、自分が『ただいま!』と言うと、返事をしてくれる人はいますか?…<中略>…一人一人が助け合いに向けた一歩をふみ出せば、きっと世の中は変わると思います。大切なのは、一歩ふみ出せる勇気があるかどうかです。勇気を出せば、あなたにもできます。だから、勇気を出して。」

私「全体に早口だね。もっと語りかけるように、ゆっくりと読まなきゃ。 題名と名前を読んだ後、本文に入る前は、間を2拍取るんだよ。……。」

・文末を読む声が小さくて、聞き取りにくい。
・会話文は前後間を取り、やや大きい声で読まなければならないのに、地の文と同じ大きさで読んでいる。
・やや棒読みで、語りかけるような感じじゃない。
・そもそも、嫌々練習している……。

 直したいところが山ほどあったが、気分を悪くしても困るし、指導する時間も余りない。
 
 結局、私が一文ずつ範読(お手本となる音読)をし、その後でその声の大きさやリズムをそっくりまねて読む「追い読み」をさせることにした。

範読「…私は、そんな時には 例えばペンと紙を持ってきて、コミュニケーションを なんとかとろうとするような人が、たくさん増えるとうれしいです。…」

私「(句点。は一拍、読点、は半拍休むのが基本だけど)読点がなくても、意味の切れ目で休んだ方が、聞き手が聞きやすい場合は、休むんだよ。」

 こんなふうに、時折説明しながら、2から3回追い読みをさせた。

 最後に、一人で音読させたかったが時間がない。

 アキコは、妻と一緒に表彰式に着る服を買いに出かけた。

 アキコと妻が、帰ってきたのは、出発前ぎりぎりの時間であった。

 10分足らずで昼食を取り、私はアキコを車に乗せ、表彰式の会場に向かった。
 自宅から車で1時間の所である。


【表彰式】

 表彰式次第を見てびっくり。「3 お祝いの言葉」として、県知事の名前が載っているではないか。
 県知事賞をはじめ、小学生3名(アキコはそのうちの1名)、中学生3名の受賞なのだが、中学生は学生服を着ていたし、小学生もきちんとした服装であった。引率の保護者も、正装であった。
 
 地方紙の社長さんをはじめ、表彰する側も背広を着るなど、きちんとした服装であった。(県知事は所用のため、部長級の方が替わりに出席していた。)

私(ジーパンをはいてこなくて良かった。)

 私は、心底そう思った。

 当日は、地方紙の新聞記者、NHKの放送局の人も放送カメラを回していた。



 賞状と立派な盾、おまけに副賞として5千円分の図書券と、なぜかPILOTの「クレオロール」という16色のクレヨンをいただいた。

 アキコは、5千円の図書券に大喜びだった。


【NHK○支局でのラジオ録音】

 表彰式後すぐに、NHKラジオ出演のための録音のため、県庁近くにあるNHK○支局に車で移動した。

 アキコは、その後すぐにヤマハ音楽発表会に参加する必要があったので、トップでの収録となった。

 アキコは、NHKラジオ放送局の録音指導担当の女の人と一緒に録音室に入った。私も、入室可だったので、離れた後ろでその様子を聞いていた。

録音指導担当の女性「生放送じゃなくて録音だから、リラックスしていいんだよ。向こうに見えるドアに向かって言うつもりで音読してごらん。…」

 こう促されての音読・録音。
 アキコは、私がびっくりするぐらいの上手な声、語りかけるような張りのある声で、はじめから音読していた。



私「すごい! でも、練習の時から、このように読んでくれたら良かったのに…。」

 おそらく録音指導担当の女性もそう思ったのではないだろうか。全体の文章を、4回ほどに区切って音読していたのだが、ほとんどやり直しなしであった。
 一人10分ほどの練習を含めた収録時間であったが、予定した時間の半分ちょっとで収録を終えた。

録音指導担当の女性「はい、おしまい。とっても上手だったわよ。」

 こうして、ラジオの録音が終わった。

 その後、担任の先生(休みなのにもかかわらず、わざわざ来てくださっていた。)と一緒にNHKの会場で写真を撮り、すぐに私の車でヤマハ音楽発表会の会場に向かった。


【今後の予定】

■12月□日のNHK(○県)ラジオに、今回収録した作文の音読が流される。

■12月□日付けの○△新聞(県内普及率60%以上でトップシェアの地方紙)新聞に、アキコの作文が載る。

 こういう予定になっているそうだ。

 ちなみに、翌日の○△新聞には、アキコが賞状を受け取る姿が、写真入りで報道されていた。(6名が順番に賞状を受け取ったのだが、たまたまアキコの姿が載っていた。テレビ局の人もカメラを回していたので、ほんのちょっぴりだろうが、地方版に放映されたはずである。(※アキコは、複数の友達から、<地方版の>NHKのニュースにアキコが出ていたと後日聞かされた。)
 きちっとした服装でなければ、絶対こうはならなかったはずである。

 泥縄ではあったが、きちっとした服装にしてよかった!

 音読練習もきちっとしておいてから出かけてよかった!

 表彰式も、新聞に載ることも、NHKラジオ録音も、親子共にすべて貴重な体験となった!

 すべてひっくるめて、アキコの大きな自信となったに違いない。

 当日のラジオ放送、新聞紙上での発表が楽しみである。


【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

TV東京の取材を受けたわが家 その1 568号

TV東京の取材を受けたわが家 その2 569号

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◆キーワード:1 NHKラジオ収録  2 作文コンクール  3 表彰式

◆留意点・その他:

・表彰状会場までの旅費まで支給があった。

・今回の作文、アキコが夏休みに読んだ本の感想を中心にまとめたもので、私は全く指導していない。事前に読んではいたが、まさかこんな賞を取るとは、夢にも思わなかった。

・私としてはむしろ、点字や手話の講座(3日間連続)に参加し、それを大洋紙にお友達とまとめていたことの方を高く評価していた。

・写真はあとで載せるつもりである。アキコの受賞作文は迷っている。

・話は変わるが、今年はTV東京に家族で出演するなど、何かとマスコミに縁がある年である。

習い事の送り迎えのマナー 第666号

2009-12-12 17:40:26 | Weblog
◆リード:アキコは、週2回、少林寺拳法クラブに参加するため、近隣の運動場に通っている。体育館までの送迎は、親の仕事である。アキコが車から降りるときに「ありがとう。」と言わないので、注意しようと思っていた。

2009.11.28 習い事の送り迎えのマナー 第666号(ここをクリック)

ーありがとうの躾ー

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 今年9月1日から、アキコは少林寺拳法クラブに通い始めた。
 練習時間は、毎週火曜日と金曜日の7時30分頃から9時までである。

 少林寺拳法は、私が勧めて始めたものの、スポーツガールのアキコは、エレクトーンよりもお気に入りのようで、7時前には身支度を終えて、早く乗せてと親をせかすぐらいである。新型インフルエンザにかかって、1回休んだだけで、後は休まず参加している。

 ※ 道衣を着たアキコの写真は、後ほどアップする予定です。
 
 週2回、少林寺拳法クラブの行われる近隣の体育館までの送迎は、親の仕事である。近隣とは行っても、歩けば30分近くかかり、かつ夜だからである。
 車で7分ほどなのだが、基本的に私が送りをやり、妻が迎えをやっている。

 車中は、マンツーマンで話すよい機会なので、学校での出来事など、できるだけ会話するようにしている。7分ほどだから、あっという間なのだが、結構話せる。

 体育館に着くと、アキコは、さっと車を降りて、体育館に向かう。早く少林寺拳法をやりたくてしょうがない様子だ。
 
 どんな形であれ、子どもがやりたいと思っていることのサポートをするのは、親として心地よいものだ。

 ただ、一つだけ何とかしなきゃと思っていたことがあった。
 アキコが「(車で送ってくれて)ありがとう。」と言わないことだ。

 初めの頃は言っていたように思うが、最近ずっと、「ありがとう」の言葉がないのだ。

 ところが、昨日、こちらから何も言わなくても、

アキコ「ありがとう。」

と一言言ってから、アキコは体育館に向かった。

 正直うれしかった。一言注意しようと思っていたが、注意されなくても、自分から「ありがとう」の一言が出たから。

 親しき仲にも礼儀ありという。

 親子の間であっても(間だからこそ)、きちんと感謝すべきところは、感謝し、言葉にして伝えることは、とっても大切だと考えている。

 普段のそうしたことが、親の知らないアキコの人間関係の中で、自然に出るに違いないと考えているから。

 私は、送りを終えるまでは、ビールを飲めないわけで、多少の負担はある。しかし、わが子がやりたいと思っていることのサポートであり、会話の機会にもなるので、やりがいはある。
 合わせて、「ありがとう。」と、わが子に言ってもらえばなおさらである。

 おそらくは3年間は、送り迎えをすることになると思うが、がんばろうと思う。

【関連記事】あったかい家族日記「7.3「ありがとう」と言える子に育てる」

父・母・祖母2人で応援したマラソン大会 649号

『ありがとう』と言える子に!

「『優しい』だけでなく『敬』がなければ!」

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◆キーワード:1 習い事の送迎  2 感謝  3 ありがとうの躾

◆留意点・その他:



アキコ新型インフルエンザにかかるー「週刊seeあったかい家族日記第11号」 665号ー

2009-12-12 09:31:03 | Weblog
◆リード:今週は、①アキコ新型インフルエンザにかかる  ②長田百合子氏の本を読む  ③トランプ「お金」にはまるクニコ

2009.11.21「週刊seeあったかい家族日記第11号」 665号(ここをクリック)

ー①アキコ新型インフルエンザ  ②長田百合子氏の本を読む  ③トランプ「お金」にはまるクニコetc.ー

※ 新型インフルエンザに関するところは、20日(金)、21日(土)のところです。

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■11月15日(日)
○午前中は、ブログアップや仕事。
・お昼近くになって、妻は、アキコをヤマハ音楽発表会のリハーサルに連れて行った。家に残ったクニコを連れて、私は家の近くのもみじ谷へ紅葉を見に行った。

○午後、家族4人でSATYなどへ買い物に行った。アキコは、予約していたコートを受け取り大満足。私は、久しぶりに自分の服や体操ズボンを買って満足した。

○夜は、教師向けのDVDを2本見る。とても役に立った。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第66日目。


■11月16日(月)
○学校の仕事が忙しい。疲れる。(今週ずっと)


■11月17日(火)
・少林寺拳法クラブにアキコを送る。

○クニコとかるた、トランプをする。トランプは、特別支援教室で流行っている、「お金」を教える。クニコは、「おもしろ!」と言い、リクエストした。
・「お金」のルールは、次のようである。

①伏せたカードから5枚ずつカードを取る。
 カードには、次のような価値があることになっている。
・カードの数字が2から10までは、100円。
・カードの数字が11から13までは、500円。
・カードの数字がAは、1000円。
・ジョーカーは、2000円。

②5枚のカードを引いて、お金の合計がたくさんの方から順番かつ交互にカードを取っていく。※ 最初からジョーカーが出た場合は、ジョーカーは戻して別のカードを取る。

③もし「4」(2から10)を引いたら、100円を他のメンバーからもらえる。同様に、もし「13」(11から13)を引いたら500円、「A」を引いたら1000円、ジョーカーを引いたら2000円を他のメンバーからもらえる。

④場にある伏せたカードがなくなるまで続け、最後にお金を一番貯めた人が価値となる。

※ 2人から4人くらいまでが適当な人数だと思う。なお、その時払えない場合は、借金となり、払えるようになったら払う。(最後まで払えない場合も、まれにある。)


■11月18日(水)
○クニコとトランプ「お金」、「スピード」をする。その後、一緒に入浴し、絵本を読んであげる(第67日目)。


■11月19日(木)
○疲れたので、早寝。


■11 月20日(金)
○アキコ、発熱37度9分で学校を欠席。少林寺拳法も初めて休む。
・翌日土曜日から、25日(水)までアキコの学年は、学年閉鎖へ。
・実母が医者へ連れて行く。実母によれば、この日の検査では、新型インフルエンザの反応はなかった。翌日また熱が高く出るようなら、もう一度連れてきて欲しいとの診断であった。
・アキコ、欠席しているのに、好きな本を読もうとする。読書は厳禁とし、おとなしく休ませる。その後、アキコは水分をとり、よく寝た。

○23日の結婚記念日には、ジブリの絵職人「男鹿和雄展」を見に行き、それからリッチな外食を考えていた。しかし、アキコの発熱で延期となった。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第68日目。


■11月21日(土)
○最高38度9分まで発熱。もう一度医者へ。今度は、妻が連れて行き、新型インフルエンザの診断。抗インフルエンザウイルス剤「リレンザ」を処方される。

*ちなみに翌22日(日)は、最高37度3分。今日23日(月)は、36度8分つまり平熱である。ただ、まだ通常の元気はない。家で静養である。

*わが家のアキコも、とうとう新型インフルエンザになった。妻は、うがい、手洗い、マスクなどアキコ、クニコに結構徹底していたのだが……。既に学年閉鎖が出るなど、学校全体が流行ってきていたので、追いつかなかったようだ。
 私はと言えば、「(手洗い・うがい・マスクをしても)新型インフルエンザにどうせなる」とずっと思っていた。だから、予防よりも、睡眠と栄養をしっかりととらせるなど、なった場合に軽症ですむようになることを考えていた。
 幸いアキコは、そんなに重度にならずにすんだ。

○昼食後、妻はクニコを七田チャイルドアカデミーに連れて行く。

○クニコと『ラピタ』を見る。(録画しておいたもの)

○一般社団法人・日本家庭教育再生機構・理事長の長田百合子さんの本、『お母さんの親ごころ お父さんの底ぢから』、『親なら親らしく!』、『親がかわれば、子どももかわる』の3冊を読む。問題をもつ子どもに対する姿勢が、私と共通していた。(いずれ詳しく紹介したいと思う。)
 イジメ、不登校、ひきこもりに悩む親御さんはもちろん、それにかかわる教師、医師などの専門家に是非読んでもらいたい本である。イジメ、不登校、ひきこもりなどの問題に悩まされていない家庭でも、その予防という意味で、氏の本を一冊は読んでおくことを勧める。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

七五三109号

「週刊seeあったかい家族日記の創刊」 627号


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◆キーワード:①新型インフルエンザ  ②長田百合子  ③トランプ「お金」

◆留意点・その他:

・追記:23日今日4時過ぎ、妹のクニコ(小1)の体温が37度8分となった。アキコが最初インフルエンザになったときとほぼ同じパターンだ。きっとクニコに感染したのだろう。これで、クニコはヤマハの音楽発表会への参加がむずかしくなってしまった。

・6時現在、クニコの体温は、38度6分に上昇していた。ほぼ間違いなく新型インフルエンザに感染したようだ。

紅葉も子育ても賞味期間限定! 第664号(ここをクリック)

2009-12-12 08:59:48 | Weblog
◆リード:15日(日)お昼頃、クニコと二人でもみじの紅葉を見に出かけた。自宅から歩いて5分ほどの山である。紅葉も賞味期間限定だが、思えばわが子とのふれあいも賞味期間限定である。

2009.11.15 紅葉も子育ても賞味期間限定! 第664号(写真版はここをクリック)

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  お目当ては、自宅近くの山にある、今が旬のもみじの紅葉である。

私「クニコ、もみじ谷へ紅葉を見に行こうよ。今、とってもきれいなんだ。」

クニコ「いいよ!」

 妻は、アキコをヤマハ音楽発表会のリハーサルに連れて行き、家にはクニコと私が残っていた。

 自宅から歩いてわずか5分ほどの山に、うっとりするような、もみじの紅葉があった。



私「ほら、きれいだろう。」

クニコ「うん、きれい。」

 紅葉したもみじの落ち葉で、真っ赤に染まった道を駆けながら、クニコが答えた。

クニコ「上までいくの?」

私「うん、もみじ谷の終わりまでね。 ちょっと、待ってここで写真を撮ろう。」

 止まって、ポーズをとるクニコ。

 少し寒いが、やっぱり山中の空気はおいしい!

私「ほら、持ってきた最中を食べよう。」(白あんと小豆の1個ずつである。)

クニコ「どっちにしようかな。こっちにしよ。」

 私が残った方をとったら、白あんであった。

私「こっちは、白あんだな。」

クニコ「クニコは小豆だ。どっちがおいしいの。」

私「食べ比べてみればいい。」

 そう言われて、最中を交換して、私が一口食べた最中を食べてみるクニコ。
 私も、クニコが一口食べた最中を食べてみる。

クニコ「やっぱり初めに食べた方がおいしい。」

私「そうかい。じゃあ、また交換しようか。」

 こうして、紅葉したもみじを眺めながら、二人で腰を下ろして最中を食べた。

 静かでうっとりしたひとときであった。

私(おそらくは今回が最期。この次の日曜日には、ほとんど散ってしまって、見られないだろうな。

 今回が旬の最期。見納めだ。間に合ってよかった!)

 私は、たくさんの、落ちたもみじの葉に目をやりながら、そう思った。



 そして、この美しい秋の紅葉を、クニコと味わうことができ、ささやかな幸福を感じた。


 こうして、今その時のことを思い浮かべて、ふと次のことに気づいた。

 もみじの紅葉の時期も旬がある。その葉が落ちてしまってからでは、もう観賞できない。つまり、賞味期間限定だ。そして、このことは、子育ても、同じじゃないかと。

・親が誘って喜んでついてきてくれる時期、

・お菓子を食べ合える時期、

・一緒に入浴しながら楽しく会話できる時期、

・読み聞かせができる時期、

・添い寝ができる時期……これらすべて期間限定である。

 子どもが大人になっても、毎年決まって巡ってくる紅葉の時期よりも、もっと厳しい賞味期間限定である。
 
 散ってしまってからでは決して味わえない紅葉を、その最高の旬の時期に味わうように、わが子の子育ても、その期間中存分にかかわり、その醍醐味を味わおうと思う。



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◆キーワード:1 自然に触れる  2 感動体験の共有  3 一対一の時間

◆留意点・その他:


「週刊seeあったかい家族日記第10号」 663号

2009-12-12 08:53:52 | Weblog
◆リード:今週は、①義母・義兄と一家4人で紅葉日帰り旅行  ②アキコの作文共同募金会長賞受賞  ③『ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育てー』を読むなどがあった。

2009.11.14「週刊seeあったかい家族日記第10号」 663号(ここをクリック)


ー①義母・義兄と一家4人で紅葉日帰り旅行  ②アキコの作文共同募金会長賞に  ③父と子塾、『ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育てー』を読むetc.ー

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■11月8日(日)
○この日は、サンドイッチを作り、それをもって、家族4人で近隣の山々の紅葉を見に行く計画を立てていた。「11時からサンドイッチを作り始めるから、それまでしっかりと学習ね。」ということで進んでいた。
 ところが、義母・義兄から「○市のもみじ園に紅葉を見に行かないか」という誘いを受けた。ITでもみじ園までの距離や様子を調べたうえで、「11時からならOK。」と返事をした。実母も誘ったが、芸展の作品作りで忙しくてダメ。結局、義母・義兄と一家4人で紅葉を見に出かけた。
 もみじ園の紅葉は京都のように美しかった。その後、ランチを食べ、近隣の山々の紅葉を見ながらドライブをした。夕方には温泉に入り、義兄の勧めるラーメン屋で夕食を取った。山々の秋の紅葉に触れ、義母・義兄ともふれあい、充実した日帰り旅行となった。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第61日目。


■11月9日(月)
○クニコとトランプのスピードをする。その後、妻も参加して、3人でかるたをした。

○注文していた『ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育てー』が来たので、さっそく読み始める。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第62日目。


■11月10日(火)
○退勤後、床屋に行く。混んでいたので、待っている間、『ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育てー』を読む。夜も読む。

・少林寺拳法クラブにアキコを送る。


■11月11日(水)
*今後いちいち書かないが、帰宅時、3人とも玄関で出迎えてくれるのがうれしい!

○クニコに絵本を読んであげ(第63日目)、その後一緒に入浴。その後、アキコ、クニコ、私の3人でアニメメジャーを見る。(妻は中学時代の担任の通夜に出席のためいない。)

○『ADHDのペアレントトレーニングーむずかしい子にやさしい子育てー』を読み終える。子育てに苦しむ親たちに是非とも読んでいただきたい本だ。


■11月12日(木)
・無性にラーメンが食べたくなり、帰宅途中で、一人でラーメン屋に寄った。こんな日もある。

○クニコと入浴、絵本の読み聞かせ(第64日目)。


■11 月13日(金)
○帰宅後、6時過ぎ、アキコの担任から電話が入る。担任の先生の話によれば、アキコの作文が共同募金会長賞というすばらしい賞を取ったそうだ。○△新聞(県内普及率60%以上でトップシェアの地方紙)にも、掲載されるそうだ。おまけにNHKのラジオでも、アキコの音声で流れるそうだ。妻と私は、本当にびっくりした。新聞の掲載も、NHKラジオの放送も、親の許可が要るとのことでの連絡であった。もちろん、OKする。

・夜7時過ぎ、アキコを少林寺拳法クラブに送りながら、受賞の件を話した。アキコは、「意味わかんない。」と言っていた。

・クニコ:100日読み聞かせパート2の第65日目。


■11月14日(土)
・疲れがたまっていたようで、私は7時半過ぎに起床。

○10時頃、実母と一緒に家族5人でお茶。芸展連続13回入選を知り、祝福する。

○父と子塾をする。

○昼食後、妻はクニコを、ヤマハ音楽教室(リハーサル)、七田チャイルドアカデミーに連れて行く。

○私は、ブログを書いたり、近くの山を散歩した。もみじの紅葉が美しかった。その後、一人で喫茶店によりコーヒーを飲む。

○毎週土曜日の夜は、家族5人で一緒に夕食。本当に久しぶりに、妻は1階で実母と一緒に夕食を作った。(実母の希望による。いつもは、1階と2階それぞれのキッチンで作っている。)

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