家族の広場

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宿題を理由に手伝いをしないアキコ 552号

2009-07-31 18:34:03 | Weblog
◆リード:妻「夕ご飯ができたわよ。(運ぶの)手伝って!」と言うのに、アキコ「今、宿題をしている。」と言って、手伝おうとしなかった。こうした場合、どうしたらいいのか?! 

2008.4.7 宿題を理由に手伝いをしないアキコ 552号(写真付きはここをクリック)
ー食事の配膳・片付けは家族全員でやるー

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 10ヶ月近くも前、昨年4月7日(月)夕ご飯時のことである。

妻「夕ご飯ができたわよ。(配膳を)手伝って!」

 私とクニコ(5才、年長)は、さっそくご飯を盛ったり、それを食卓に運んだり始めた。

 ところが、アキコがいない。

 私が部屋をのぞいて、「アキコ、おかずを運んで。」と言うと、

アキコ「今、宿題をしている。」と言った。(だから、今できない。)

 さて、ここで問題。こんな場合、皆さんならどうしますか?! (思考時間30秒)


【妻と私の判断】

妻「アキコ、優先順位が違うわよ!」
(宿題より、準備に協力する方が大切)

アキコ(黙ってそのまま宿題を続ける。)

私(昨日、準備は一緒にやると言ったばかりなのに)と思いつつ、よい手本を示すためにも、クニコとさっさと準備を進める。

 それでも、宿題を続け、手伝おうとしないアキコ。

私「う~ん、困ったな。(よーし)アキコ、そんなに勉強したいなら、これから30分勉強ね。食事の準備が全部出来上がってから、すぐ食卓につくのは許さないよ。」

 こう言ってアキコの部屋のドアを閉めた。
 そうなると困ると思ったのか、ちょうど終わったのか、アキコは、おかずだけ運んだ。ぷりぷりしながら。

私「怒ってれば!」(怒ってるのはこっちだ。)

 食事の準備ができ、「~いただきます。」の挨拶をした後、すぐに妻の口撃が始まった。

妻「昼間ずっと遊んでたんでしょう。夜になって宿題でお手伝いできないはないでしょう!」

私「食事の準備は、家族みんなで協力してやるんだろ!」

 気まずーい雰囲気となった。

 がしかし、5分後には、すぐにグッド&ニューで1日のよかったこと、ニュースの発表となった。普段の雰囲気に戻ったのである。

 わが家では、食事の配膳と片付けは、みんなでやることになっている。
 お母さんが一人で準備から配膳・片付けをし、その間子供たちがテレビを見ていたり、遊んでいたりすることは厳禁である。
 勉強だって厳禁である。わずか3分の配膳ができないようでは、そもそも勉強の段取りが悪いのだ。

 食後は、一人ずつ自分の食器類を片づけたり、テーブルを拭いたりしている。
 
 こうしてみんなで片付けをすれば、お母さんの負担も減り、しかも早く片付けが終わるのだ。

 わが家では、みんなで協力し合うということを、最優先している。

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自分からお手伝いをした子供たち


我が子が嫌々お手伝いをした日!

お手伝いをする子に育てる

おやつの時間のお手伝い・躾!

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◆キーワード:1 食器の片付けと準備  2 お手伝い  3 叱る

◆留意点・その他
・この後、クニコは、「お母さんといっしょに早くサッカーしたいものね。」こう言いながら、お母さんが洗った食器を拭いて、食器棚まで運んだ。
 クニコは、いつのまにか、こんなにも成長している。

・この後しばらくして、家族四人で、室内サッカーを楽しんだ。叱っても、どうということはないのは、こうしたふれあいをもとにした信頼関係のベースがあるからである。

・アキコは、翌日「ちゃんと手伝いしないとダメだよ。」とクニコに言いながら、お手伝いを率先してやっていた。ところが、翌々日はまた「ちょっと待って。」ときた。私が「ちょっと待ってじゃない! まだわからないのか! 準備なんか3分で終わるんだ。勉強なんかしなくてもいい!」こうきつく言った。その後、ようやくこういうことがなくなった。
 お手伝い一つとっても、定着・維持させるのは簡単ではない。エネルギーがいるのである。

・さて、24日(土)午後2時から「父と子じゅく」を行った。国語辞典をもってくることをめんどうくさがるなど、態度面で叱る場面がかなりあった。その後の夕方、アキコクニコといっしょに雪遊びをした。アキコとクニコの求めに応じて、私はスノーダンプでたくさん雪を運んであげ、その雪を使ってアキコ・クニコはそり滑りのためのスロープを作った。クニコは雪を運ぶ度に、「お父さん、すごい!」と言っていた。アキコも「お父さん、今度はここに雪を置いて。」と言っていた。ここが大切だ。叱ってばかりでは、勉強だけでは、子供はついてこない。こうやって、子供たちのために汗をかくことが、信頼のベースとなり、親の言うことを受け入れることにつながっていく。


カルタで子供を鍛える! その2 551号

2009-07-31 17:57:23 | Weblog
◆リード:わが家では、よくトランプやウノ、カルタなどのカードゲームをやる。一番年下のクニコ(保育園年長)は、カルタで負けて大泣きした。家族四人はどう対応したか。

2009.1.25 カルタで子供を鍛える! その2 551号(写真付きはここをクリック)
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 前回のブログに書いたように、家族全員でカルタをやった。惨敗したクニコ(年長)が大泣きしてしまった。
 その際、四人が四様の対応した。
 再録すると、次のようであった。

【家族四人四様の対応(再録)】

▼1 妻(かるたを読みあげていた)「クニコ、負けたぐらいで泣かないの! 楽しめばいいのよ。」

→ これは、クニコにゲームをする心構えを説いている。

▼2 実母「お父さん、強すぎだれ。手加減してあげれて。」

→ これは、私に弱いクニコ(みんな)も楽しめるように配慮する必要を説いている。

▼3 アキコ(途中でも半べそだったクニコに気づいたが、容赦なくクニコの取りたいカードを取った。)

→ これは、クニコに手加減せず勝負の厳しさを教えることになった。

▼4 私「次のカードを読むまでの間、お父さんは必死でカードの位置を覚えていたんだよ。ただ待っていないで、カードを見ているんだよ。」

→ これは勝つ秘訣を教えている。

 ふり返ってみると、それぞれが大切なことを教えていると言える。

 手加減ばかりでは本人が鍛えられないし、他の人も手加減しながらではつまらない。
 ゲームに勝ち負けはつきもので、負けたからといって泣かれても困る。
 かといって全くの配慮無しでは、弱いクニコがつまらなく、やる気を失ってしまう。
 
 私は私でクニコが強くなるように勝つ秘訣を教えたつもりだ。

 だが、一番クニコのことを考えた対応をしたのは、この後のあーちゃん(私の実母)の対応であった!(ここまで再録)


【あーちゃんの対応】

 もう寝る時間だからと2階に行こうとしている私と妻を制して、あーちゃんはクニコを残して、再び二人でカルタを始めた。

あーちゃん「クニコちゃん、あーちゃんとカルタの特訓しよう。」
クニコ「うん!」

 こう言って、二人でまたカルタを始めた。
 あーちゃんが読んで、クニコがカルタを取るのである。ライバルがいないので、安心して取れる。これを2回くり返した。

 今度は、アキコを読み手にして、あーちゃんとクニコの二人で勝負していた。



 接戦である。クニコが一人練習で強くなり、かつあーちゃんが手加減しているのか!?
 結局、接戦を制したのはクニコであった。

クニコ(にこにこしながら、うれしそうに)「あーちゃんに勝ったよ!」

 ふり返ってみると、一番親(教師)らしいベストな対応をしたのは、あーちゃんであった。

 一つに、クニコのカルタを取る能力を高めた。マンツーマンで特訓したのである。

 一つに、マンツーマンの特訓後に練習試合をやり、わざと(?)負けて自信とやる気を引き出した。

 一つに、クニコが負けてくやしがり、もっと強くなりたい、まだやりたいというタイミングで、即対応したのもよかった。

 つまり、何と言っても、手間と愛情をかけた。

 これは、1月1日の夜のことである。

 さて、冬休み明けの保育園カルタ大会の結果はどうであったか!

 私は、帰宅と同時に、クニコのうれしそうな笑顔での報告を聞くことになった。



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クニコみそっかす終了

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◆キーワード:1 カルタ大会  2 親子でゲーム  3 特訓

◆留意点・その他

カルタで子供を鍛える!  550号

2009-07-31 17:54:53 | Weblog
◆リード:わが家では、よくトランプやウノ、カルタなどのカードゲームをやる。一番年下のクニコ(保育園年長)は、カルタで負けて大泣きした。家族四人はどう対応したか。

2009.1.24 カルタで子供を鍛える!  550号(写真付きはここをクリック)

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 この冬休み、クニコのリクエストで、何度か「ことわざカルタ」をした。
 休み明けに、保育園でかるた大会があり、それに勝ちたいクニコのリクエストによるものだ。

 ある日の夜、トランプをした後、クニコのリクエストでカルタとなった。

 1回戦は、私は初めての参戦でもあり、10枚ちょっとで4人中ほとんどビリであった。

 2回戦は、私は要領を覚え、手加減なしで必死でやった。

 みるみる、私の取ったカードが増えていく。10枚、15枚、20枚、25枚…。

 その分、みんな取れないのだが、とりわけクニコが少ない。

 しまいには、クニコはお気に入りのカードを自分の目の前に置き、それにしぼって取ろうとした。
 ところが、アキコがさっとそのカードを容赦なく取ってしまい、クニコは5枚足らずの惨敗であった。(私がダントツの1位であった。)
 
 思わぬ惨敗に泣き出すクニコ。

 こんな場合、読者のみなさんはどう対応されるだろうか?!


【家族四人四様の対応】

▼1 妻(かるたを読みあげていた)「クニコ、負けたぐらいで泣かないの! 楽しめばいいのよ。」

→ これは、クニコにゲームをする心構えを説いている。

▼2 実母「お父さん、強すぎだれ。手加減してあげれて。」

→ これは、私に弱いクニコ(みんな)も楽しめるように配慮する必要を説いている。

▼3 アキコ(途中でも半べそだったクニコに気づいたが、容赦なくクニコの取りたいカードを取った。)

→ これは、クニコに手加減せず勝負の厳しさを教えることになった。

▼4 私「次のカードを読むまでの間、お父さんは必死でカードの位置を覚えていたんだよ。ただ待っていないで、カードを見ているんだよ。」

→ これは勝つ秘訣を教えている。


 ふり返ってみると、それぞれが大切なことを教えていると言える。

 手加減ばかりでは本人が鍛えられないし、他の人も手加減しながらではつまらない。
 ゲームに勝ち負けはつきもので、負けたからといって泣かれても困る。
 かといって全くの配慮無しでは、弱いクニコがつまらなく、やる気を失ってしまう。
 
 私は私でクニコが強くなるように勝つ秘訣を教えたつもりだ。

 だが、一番クニコのことを考えた対応をしたのは、この後のあーちゃん(私の実母)の対応であった! (続く)

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クニコみそっかす終了

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ようやく550記事を達成しました。ご愛読ありがとうございます。




◆キーワード:1 カルタ  2 親子でゲーム  3 負けて泣く

◆留意点・その他


嫁と姑が二人っきりで過ごす1時間 549号

2009-07-31 17:53:09 | Weblog
◆リード:嫁と姑の関係がよくなること、これこそわが家最大の課題である。そうした中、実母の手術後、病院から自宅まで40kmほどの距離を、妻が車で迎えに行くことになった。嫁と姑の二人きりで過ごす車中での一時間。前日によくない夢を見た私は、気が気でない。

2009.1.24 嫁と姑が二人っきりで過ごす1時間 549号

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 子育ても、夫婦関係も、まずまずうまくいっていると判断しているわが家で、最大の課題は、嫁と姑の関係がよくなることである。
 4年前、転勤で実母と再び同居を始めたが、嫁と姑の関係はなかなか難しいのである。

【現状】

 いろいろあっての現状は、1階に実母が住み、2階に私を含め家族4人が住んでいる。

 土曜日には、いつも5人一緒に1階で夕食を食べている。そして、アキコとクニコは、そのまま1階のあーちゃんの部屋であーちゃんと一緒に寝ている。アキコ、クニコにとっては、好きなテレビを自由に見ることもでき、お気に入りの時間である。

 日曜日10時頃には、大抵5人一緒に1階でお茶をしている。1週間の出来事や、今週の予定などを含め、いろいろ会話している。

 金曜日は、アキコ、クニコはあーちゃんから習字を教えてもらい、そのままあーちゃんと一緒に三人で夕食を食べている。その間、私と妻は二人で夕食を食べている。

 妻や実母の誕生日にはお祝いをしているし、「わが子の誕生日」「保育園参観」など特別のイベントでは欠かさず招待し、また協力し合うようにしている。これは妻の母も同じである。

 私としては、実母が疎外感を感じたり、さびしく感じないように話しかけたり、アキコ・クニコに挨拶を毎日欠かさずさせたり(アキコ・クニコはあーちゃんが好きである)、いろいろやっているのである。

 現在、表だって波風が立っているわけではない。

 が、実母からぐちを聞かされることが依然としてあり、本当になかなか難しい問題なのである。


【実母の手術の送り迎え】

 今週の水曜日に、実母が白内障の手術を受けた。その日はそのまま病院に泊まり、翌日帰宅となった。
 問題は、病院の送り迎えである。行きは実母が自分で電車に乗り、手術後の帰りは妻が年休を取り車で迎えに行くことになった。
 
 手術当日の早朝、妻と実母がまずい雰囲気でやり取りしている、嫌ーな夢を見た。

 妻と実母が車中で二人っきりで過ごす1時間が、急に心配になってきた。
 土曜日の会食や、日曜日のお茶の時間は、アキコやクニコ、そして私がいて、話題にはことかかない。しかし、今回はもともと余り話さない妻と、嫁になかなか心を開けないでいる実母が二人っきりである。

 最悪は、二人が黙り合ったまま1時間過ごす状態である。
「よろしく。」
「ありがとうね。」
 というような会話のみの沈黙の1時間である。

 嫌ーな夢は、正夢でなくて警告の夢であると考え直し、心配なら対策を取ることにした。
 妻に、夜、こう話した。

私「明日はあーちゃんの迎えよろしく頼むよ。車中、子供の様子を話すとか、会話も頼むよね。黙って会話なしじゃまずいよ。」
妻「(まかせておけば)いいの!」

 嫌な夢を見ていたので、「いいの」という反応でかえって心配になった。
 しかし、これ以上、言葉をかけても無駄だと思ったので、手紙をしたためることにした。


【妻にあてた手紙】

 早朝に次のように手紙を書いた。




 そして、出勤時の見送りの際に妻に手渡した。
 「あーちゃんの迎え、よろしくね。」と言って。


【帰宅後の様子】

 帰宅後、妻の様子をよく感じてみた。
 とてもよい感じであった。

私「あーちゃんとはどうだった。」
妻「いろいろずっと話してきたわよ。」

 あーちゃんの様子もよく感じてみた。

私「手術、どうだった。」
実母「いい感じられ。…」(いろいろ話してくれたが省略)
私「タカちゃんとは、どうだった。」
実母「うん、よかったれ。」
私「ケーキを買ってきたから、夕食後みんなで手術成功のお祝いで食べよう。」

 あーちゃんも、よい表情でよい感じだった。


【手術成功を祝ってケーキを食べる】

 夕食後、1階で「あーちゃんの手術成功」を祝って、みんなでケーキを食べた。
 あーちゃんから順番に好きなケーキを選び、楽しい会食となった。

 クニコがおばあちゃん(妻の母)のものまねを連発し、大受けだった。

 うまくいってほっとし、うれしかった。

 「お互いの親を大切にすること」

 私の家族経営の原則の一つであり、結婚時の約束の一つでもあった。

 今後もずっと貫いていきたい。

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嫁と姑の問題!ーその1ー

嫁と姑の問題!ーその2ー

嫁と姑の問題!ーその3ー

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◆キーワード:1 親を大切にする  2 嫁と姑  3 退院祝い

◆留意点・その他

・手紙中に「塾での様子を聞けば」とあるのは、実母が「塾の送り迎えを頼んでおいて、どんな様子だったか聞きもしない」とこぼしていたからである。


「結婚しよう!」 548号

2009-07-31 17:50:17 | Weblog
◆リード:娘とじゃれあうことは、楽しい。プライベートメモであるので、スルーしてください。

2009.1.11 「結婚しよう!」 548号(写真付きはここをクリック)
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 クニコ6才、年長。クニコとじゃれあうのは、楽しい。


【さっきのこと】

クニコ「お父さん、おんぶして。」
私「ああ、いいよ。」

 こう言いながら、2階から1階の風呂場へ行く。

私「よし、お父さんと、結婚しよう!」
クニコ「ダメ!」
私「だって、お父さんのこと好きなんだろう。」
クニコ「好きでも、結婚できないこともあるの!」
私(……)

【去年の12月のこと】

クニコ「お父さんとは、絶対結婚できないよ。」
私「どうして?」
クニコ「もうお母さんがいるし、もしお母さんと結婚していなかったら、クニコは生まれたかったもん。どっちにしても、お父さんと結婚できないよ。」
私(……)

【去年の11月のこと】

クニコ「お父さんとは、絶対結婚できないよ。」
私「どうして?」
クニコ「まだクニコは小さいし、クニコが大きくなったらお父さんはお爺ちゃんになっちゃうもの。どっちにしても、お父さんとは結婚できないよ。」
私(……)


 これ全部実話なんだけど、年長児はこんなに理路整然とお話しできるのかな?!
 
 性懲りもなく、未だに求婚している父であった。

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「お父さんと結婚する!」と言ってもらえる時期を逸する

次女クニコ(5歳)とのふれあい子育て黄金時代

次女と一対一の時間を持つ

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◆キーワード:1 わが子とじゃれあう  2 親子の会話  3 結婚

◆留意点・その他
・クニコはおんぶをよくおんぶをせがむし、夜のトイレには「ねえ、お父さんついてきて。」である。そういう意味では、まだまだ子供である。

・小4アキコは、今日お母さんに頼まれて、アイロンがけをしていた。やっぱりお姉ちゃんである。



・今日は日中、4人とも家にいた。午前中は、それぞれが学習やら家事をしていた。
 午後は「わくわくドキドキランド」で、家族4人でゲームをしたり、私を除いて買い物に行ったりした。

・午前中に読み終えた『天使は歩いてやってくる』、2時間で一気に読んだ。
 「別荘で管理人をしている主人公の男性を、成功者と思いこんだ若く美しい女性が、そのニセモノ成功者から<成功するためのレッスン>を受け、実際に成功してしまうまでを描いた小説」である。管理人に過ぎない主人公が、生徒である「若く美しい女性」に恋をしてしまうのだが、その男性心理の描写がリアルでおもしろい。かといって、不潔な感じはなく、最後には涙してしまった。
 著者の犬飼ターボさんは、ビジネスの成功と心の幸せを同時に手に入れる「ハッピィ&サクセス」(略してハピサク)を世の中に広げるための執筆活動やセミナーを開催している人である。楽しみながら、成功するためのレッスンを受けるつもりで、この本を買うのもいいと思う。私の場合、成功レッスンよりも、二人の恋の行方の方が気になり、またおもしろかった。

・成功レッスンの内容を一つだけ、引用紹介する。


 ⑲アドバイスをもらう(資格の「ある」「なし」に注意)
……批判されたときには2つの反応の仕方があるんだ。普通は感情的になって落ち込んだり、仕返しをすることを考える。これがだれでも普通にやってしまう方法。でも、批判を分析して、そこから学んで役立てるっていう方法もある」
「役立てるほうをしたいですね」
「今日はその方法を教えてあげよう」
「すごい。教えてください!必要です」
また紙に表を書いて説明してあげた。……(184ページより引用)





天使は歩いてやってくる

作者: 犬飼 ターボ
出版社/メーカー: 飛鳥新社
発売日: 2008/10
メディア: 単行本

わが家の伝統「十大ニュース発表」547号

2009-07-31 17:46:37 | Weblog
◆リード:わが家の伝統「十大ニュース発表」を行った。自作「2009年家族カレンダー」を活用して、2008年の家族イベント等をふり返り、その後で一人ひとりが自分にとっての十大ニュースを決め、発表し合った。楽しい一時であった。

2009.1.2 わが家の伝統「十大ニュース発表」547号(写真付きはここをクリック)
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 3年目になる、わが家の伝統「十大ニュース発表」を行った。

【手順1 家族カレンダーを活用して、1月から順にふり返り】

 昨日できたばかりの自作「家族カレンダー2009年」を1月から順に家族全員で見ながら、その月その月の出来事をふり返っていった。

 例えば、5月ならば……



私「ほら、5月はまず商店街のお祭りがあったろ。ミニ蒸気機関車に乗ったよね。」
アキコ「アキコの運動会の写真、太鼓を叩いている写真じゃなくて、どうせならチアガールをしている写真がよかった。」
私「この写真がアップで表情もよかったんだよ。」

妻「3日、4日とT家といっしょに弥彦山に登ったわね。」
私「山頂からの景色は素晴らしかったね。」

クニコ「この写真はどこの写真?」
アキコ「それは、K山公園の写真だよ。」

私「あと、6日には、イチゴの鳥防止ネットをクニコをはったよね。クニコは大活躍だったよね。 おかげでほら、24日には家族みんなでイチゴの収穫ができたよ!」……

 こんな感じでカレンダーに載っている写真と文を見ながら、1月から順にふり返っていった。写真と文があるので、イメージしやすくとてもふり返りやすい。家族4人とも、食い入るように写真を見ていた。

【手順2 一人ひとりが十大ニュースを決める】

 ふり返りながら、アキコとクニコはメモを取っていた。それをもとにして、一人ひとりが、自分にとっての十大ニュースを決めた。

◆クニコの2008年十大ニュース
1 クニコ誕生日

2 スキー(初めてスキーを体験した)

3 結婚記念日

4 夏の東北一周旅行

5 TちゃんたちとK山

6 おゆうぎかい

7 クリスマス会

8 映画鑑賞「ポニョ」

9 花火

10 作品展


◆アキコの2008年十大ニュース
1 東北一周旅行

2 M小フェスティバル

3 クリスマス会(2回)

4 スキー

5 運動会

6 祭り(2回)

7 かのちゃんちと交流

8 マラソン大会

9 ヤマハ発表会

10 映画鑑賞(2回)


◆妻の2008年十大ニュース
1 東北一周旅行

2 運動会(アキコ)

3 おゆうぎ会(クニコ)

4 スキー

5 マラソン大会(アキコ)

6 運動会(クニコ)・太鼓発表

7 クリスマス会・ケーキ

8 誕生会(自分)

9 映画鑑賞「ポニョ」

10 M小フェスティバル


◆私ファーザーの2008年十大ニュース
1 東北一周旅行

2 おゆうぎ会(クニコ)

3 アキコ「お小遣い制」へ

4 スキー

5 映画鑑賞(2回)

6 アキコ「応援団」&マラソン大会2位

7 T家と弥彦山へ

8 イチゴの収穫&わくわくドキドキランド

9 父の日洗車と廃品回収

10 自由研究『東北一周旅行記ー5W2H記ー』(アキコ)&「東北一周旅行絵日記」(クニコ)


【手順3 クイズ形式で「十大ニュース」発表】

 全員が決まったところで、いよいよ十大ニュースの発表である。

私「じゃあ、クニコから。」
アキコ「クリスマス会!」
クニコ「う~ん、当たり!7位。」

私「よし、おゆうぎ会!」
クニコ「当たり。6位ね。」

妻「クニコの誕生日会。」
クニコ「当たり!1位!」
私「やっぱり、自分の誕生日会が一番か。」…

 こんな感じで、10位まで当てていった。
 クニコが終わり、アキコ→妻→私の順で進んだ。

 大人と子供の差、個人差がある。
 「東北一周旅行」のように、やっぱり共通して上位に選ばれているものもある。
 いずれにしても、こうやってクイズ式に1年をふり返ることは、楽しい一時だ。
 
 わが家の十大ニュース発表の伝統は、今後もずっと継続するつもりである。



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我が家の伝統「2007年10大ニュース」発表!


新しい伝統「我が家の十大ニュース発表!」

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◆キーワード:1 我が家の十大ニュース  2 2008年家族の思い出  3 大晦日の家族イベント

◆留意点・その他
・毎年大晦日にやっていたのだが、今年は2009年家族カレンダーを作るのが、1月1日になってしまい、2日遅れてしまった。

・この十大ニュースの記録も、アルバムに追加するつもりである。よい思い出の記録となる。


2009年自作「家族家レンダー」546号

2009-07-31 11:51:19 | Weblog
◆リード:大晦日から元日にかけて、自作「家族カレンダー」を作った。1年をふり返ったり、来月の予定を立てたりするうえで、とても重宝する。使用後には、そのまま貴重な家族アルバム写真にもなる。お勧めである。

2009.1.1 2009年自作「家族家レンダー」546号

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 大晦日から元日にかけて、自作「2009年家族カレンダー」を作った。




 今年は、2度目であるので、バージョンアップした。
 最初に作ったものは、写真ばかりで、家族のイベント等について、いつ何をしたかの記述がなかった。
 今回作ったものは、写真に対応させて、主な家族イベントの日時と内容を入れた。



 こうすることで、昨年の同じ月のいつ・どんな家族イベントがあったのかが、一目瞭然となった。
 その結果、次のメリットがあった。

①1年の各月をふり返るうえで、とても考えやすかった。

②今年度の各月の家族計画を立てるうえで、同じ月に昨年何をしていたかが写真でも文でも分かるわけだから、とても考えやすかった。

 さらに、A4サイズのフォトペーパーを使うことで、そのまま貴重な家族アルバム写真集として使える。

 わが家は今後もずっと継続するつもりだが、3年、5年、10年~と続けることで、貴重な家族の思い出のアルバムとなるだろう。

 ラベルマイティというソフトを使えば、比較的簡単にでき、とってもお勧めである。

【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

妻の実家へのおみやげー自作2008年家族カレンダーー

今年の10個の目標を決める!

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◆キーワード:1 家族カレンダーの効用  2 家族カレンダー  3 家族計画

◆留意点・その他:
・妻の実家へのプレゼントとしても、喜ばれる。その場合、実家との交流の場面の写真が多くなるように、わが家用とは写真を入れ替えて作っている。

・製作にはラベルマイティというソフトを活用している。このソフトは、自作DVDやCDのタイトルなども簡単に印刷でき、その面でも大いに重宝するソフトである。

・作成に当たっては、あらかじめデジカメで撮り貯めておき、2008年1月写真、2009年2月写真……というように、月ごとに写真をパソコン上に分類しておくとよい。あとは、そこからメインとなる写真を1枚、ポイントとなる写真を4枚選択して貼り付けていけばよい。

・ただし、その月の家族イベント等の文字情報も入れるとなると、けっこう時間がかかる。1月につき15分から20分ぐらいである。私の場合、月ごとの家族のふり返りの時に、実際の家族イベントの記録を転記してあるので、それをもとにして文字情報を入れている。


わが家恒例の伝統行事「書き初め」545号

2009-07-31 11:49:16 | Weblog
◆リード:1月2日(日)、我が家恒例の伝統行事「書き初め」を行った。年頭に1年間こう過ごしたい・こうありたいという心構えや願いなどを、家族一人一人が決め、それを書くのである。その後は、寝室となる和室に1年間飾り、寝るとき、起きるとき眺めることになる。新年にふさわしい、オススメの家族行事である。

2009.1.2 わが家恒例の伝統行事「書き初め」545号

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 つい先ほど、我が家恒例の伝統行事「書き初め」を行った。
 折角実母が書家なのだから、それを生かすと同時に、1年間をどんな心構えで過ごすかを書いておくことは、意味があると思ったから始めたものだ。3年間やってみて、確かにそう思う。

 今年の書き初めの様子を紹介する。

【書き初めに書く字を決める】

私「さあ、今度は書き初めに書く字を決めるよ。今年は何を大切にして1年を過ごすかな。1年間和室に飾って見ることになるから、よく考えて決めるんだよ。」(前の日から予告してある。)

アキコ「アキコはもう決めてる。『運動』にする。」
私「どうして?」
アキコ「マラソン大会で1位になりたいから。」
私「なるほど、そのために体を鍛えたいわけだ。 いいめあてだね。」

クニコ「クニコは『やさしく』にする。」
私「どうして? だれにやさしくするの?」
クニコ「家族とか、みんなにやさしくしたいから。」
アキコ「それいい。もっとやさしくなるといい。」
クニコ「お姉ちゃんもやさしくしてね。」
私「とってもいいめあてだね。 タカちゃんは、どうする?」

妻「う~ん、どうしようかしら。お父さんはどうするの?」
私「ボクは、『平常心』にするよ。今年は経済的に大変な恐慌だし、犯罪も多くなる。鳥インフルエンザとか、地震とか天災もあるかもしれない。だから、よーく備えておいて、どんなことが起こっても動じないでいたいから。ボクが動揺してあたふたしてたらダメだろ。」
妻「ふ~ん。私は何にしようかな~。」
クニコ「やさしくはどう? 怒らずは?」
私「明るくなんてのは?」
妻「それは無理。怒る。」
クニコ「心は? 家族は? 命は?」
妻「そうね。体が一番ね。」




アキコ「セレブは?」
私「ばかか、うちはセレブじゃないんだよ。」
妻(笑いながら)「ぜいたくって書こうか。」
私「節約って書くのは止めてくれ。これ以上、タカちゃんがそうなったら息苦しくなる。(ぜいたくの方がまだいい)」
妻「やっぱり健康かしらね。でも、一昨年書いたけど、同じでもいいかしら。」
私「同じでもいいだろ。確かに健康が一番だ。」

 というわけで、アキコは「運動」、クニコは「やさしく」、私は「平常心」、妻は「健康」に決まった。

私「あと、今年家族全体で何を大切にしていくかだけど、去年は『チームワーク』だったよね。今年は、原点にかえって『あったかい家族』でいこうと思うんだよ。」

 こう言って、ずっと居間に飾ってある「家族憲法」をみんなに見せる。

私「ほら、わが家はこの家族憲法に書いてある『助け合いと対話を大切にして、一人一人と心のつながりのあるあったかい家族』をめざしているんだよ。こんな家族憲法を決めてやっているところなんて、日本全国おそらく百家族もないんだよ。」

アキコ・クニコ(しばしじっと「家族憲法」を見ている。)

私「大変な年になっても、家族が助け合って話し合って力を合わせて『あったかい家族』でいれば大丈夫なんだよ。アキコ・クニコいいだろ。」
アキコ・クニコ「いいよ。」


 かくて書き初めに書く字が決まった。

【書き初めを書く】

 朝食後、書き初めを始めた。
 実母が書家で習字教室を開いているので、習字教室に使っている部屋に移動し、実母のアドバイスも受けながらそれぞれ書き始めた。

○クニコは2度目で「やさしく」を完成。少し墨でハートマークを入れた。

○アキコも2度目で「運動」を完成。少し朱でハートマークを入れた。

○妻は一発書きで「健康」を完成。

○私ファーザーも一発書きで「平常心」を完成。
 続いて書いた「あったかい家族」は、1度目では入りきらず、2度目で完成。

 かくてあーちゃん(実母)から記念写真を撮ってもらい、いつも寝室に使っている2階の和室に作品を展示した。

 準備から片付け作品展示まで、ちょうど1時間だった。



 ちなみに去年は、クニコ「けんこう」、アキコ「あいさつ」、妻「楽しく」、私「磨く」そして家族全体として「チームワーク」と書いていた。

 これらを1年間ずっと2階の和室(寝室)に貼り、寝る前と起きる前に目に入るようにしていたのである。

 今年も、1年間それぞれが何を大切にして過ごすか(あるいはどういう心構えで過ごすか)を書いたわけであるが、同じように和室に1年間飾る予定である。

 年頭に家族が一つになって書き初めをする。1年間こう過ごしたい・こうありたいという心構えや願いなどを書くことは、大変意味があると考えている。

 今年で3回目だったが、我が家のよき伝統として今後も続けていくつもりである。 


【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』

我が家の今年のテーマは「チームワーク」


2008年 新年の家族の伝統「書き初め」

2007年 年頭の我が家の伝統「書き初め」

今年の10個の目標を決める!

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◆キーワード:1 書き初め  2 新年の伝統行事  3 1年のめあて

◆留意点・その他:

・平常心に関連してお勧め図書を紹介しておく。確かにしっかりと準備しておくことは、平常心の維持につながる。しかし、どんなに準備しても、想定外のことが起こるものなのだ。理不尽な障害が生じるものなのだ。そんなときでも、平常心を保つには、どうしたらよいか。一つは祈りだと思う。さらには、先にも紹介した「逆説の10ヶ条」を受け入れ、読むことではないかと思う。 そこで、紹介するのが『それでもなお、人を愛しなさい』という、マザー・テレサも感動、引用したという「逆説の10ヶ条」について書いたこの本だ。昨年私が読んだ本の中で、ベストスリーに入る本でもある。


それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

作者: ケント・M. キース
出版社/メーカー: 早川書房
発売日: 2002/08
メディア: 単行本

高額な臨時のお小遣いをどうするか 544号ーアキコ(小)のお小遣いのルール改定ー

2009-07-31 11:45:31 | Weblog
◆リード:12月28日(日)夜、アキコのお小遣いのルール改定をした。お年玉などの高額な臨時のお小遣いをどうするかについてのルールである。

2008.12.28 お年玉などのお小遣いをどうするか 544号
ーアキコ(小)のお小遣いのルール改定ー

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新年あけましておめでとうございます。

本年も、ご愛読をよろしくお願い申し上げます。



アキコ「お金を貯めて、Hi-kara(カラオケの一種で、1万円ちょっとする)を買うんだ。今、3千円あるから、この分だと、8月頃、買えるな。」

 こう言っていたのが、12月の上旬頃だった。

実母「そんなに欲しいなら、おばあちゃん(私からは義母)と相談して、二人で買ってあげようか。」

 この20日頃、こんな会話もあった。

私「アキコは、カラオケの玩具(Hi-kara)がとっても欲しいらしい。お金を少しずつ貯めて、ものを手に入れる経験はとっても大事だと思うんだ。」
妻「そうね。」
私「あーちゃん(実母)は、買ってあげるみたいなことを言っていたけど、それじゃあ、せっかくアキコがお金を貯めて手に入れる経験をしようとしているのに、簡単に叶ってしまってまずいな。 もうすぐお年玉のシーズンだけど、去年と違ってアキコはお小遣い制だからルールを考えなきゃね。」
妻「そうよね。」

 アキコは、4年生になったこの4月から月1000円のお小遣い制(うち200円は天引き貯金、残り800円のお小遣いがカバーする範囲は、お菓子やキャラクターものなどの欲しいものと、鉛筆・消しゴムなどの文房具である)である。
 問題は、臨時のお小遣いの扱いである。4月のスタート時に決めたルールは次のとおりであった。

 「臨時のお小遣いで、お年玉みたいに高いのは、5000円だったら1000円ぐらいだけあげる。1000円ぐらいの場合は、たとえば通知表がんばったからってもらったお小遣いの1000円ぐらいはそのままあげる。3000円ぐらいのときは、その都度相談」

 お年玉シーズンを控え、もう一度よくそのルールを考え直すことにした。これまでのアキコのお金の使い方を見ていると、無駄遣いすることのなく、案外しっかりしているから。ここで、たとえば1万円のお小遣いをおばあちゃんからもらって、千円ではアキコにとって張り合いがないと思ったから。そして、お金を少しずつ貯めて欲しいものを手に入れる経験をしてほしいのだが、8月まで待たなくても、もう少し早く叶うように援助してあげようと思ったから。ただ、ルールの改定(交渉)は、アキコの方から言ってくるまで待つことにした。

 折しも、アキコの方から、
「2学期通知表がんばったから、お婆ちゃんから3000円もらったけど、そのうちいくらもらえるの?」
という質問があった。

私「お母さんともう一度よく相談してみるね。」

こう言っていた。

【臨時のお小遣いのルール改定の相談】

 かくて28日(月)夜のことである。

 例によって、アキコのお小遣い帳をチェックし(お小遣い帳を付けることがお小遣いを渡す条件である。)、その後で1月分のお小遣い1000円を渡した。

 その後、妻とお小遣いのルール改定について話し合った。

私「アキコは無駄遣いすることもないから、1万円、5千円のもらっても、千円だけじゃなくて、もう少しやってもいいかもね。」
妻「でも、そのお金はアキコの洋服代になったり、塾に支払うお金になったりしているのの。」

私「それでも、3千円ぐらいは、やってもいいんじゃないか。」
妻「う~ん、この間、通帳のお金が足りなくて、アキコのエレクトーン教室のお金が落ちないことがあったの。エレクトーン教室だけで月9千9百円ほども払っているのよ。みんなアキコのためにつかわれているの。お年玉は大事なの。」

 話の様子を聞いていたアキコが
「アキコ、千円でもいいよ。」
と言った。

私「だったら、2千円ぐらいはどうかな。」(アキコの代わりに交渉しているのは、少し変かなとも思うが、交渉の仕方を示しているとも言える。)
妻「う~ん。」


 このようなやりとりがあって、結局お小遣いのルールは、次のように決まった。

○臨時のお小遣い千円、2千円の場合は、千円だけもらえる。

○3千円までは半額もらえる。

○3千円を超えてからは、すべて2千5百円もらえる。(一旦は2千円になったのだが、アキコが「やっぱり2千5百円にして。」と言ったので、2千5百円に決まった。)


 お年玉は、おばあちゃんやあーちゃん、本家からなど、いくらかもらえる予定がある。
 わが家の場合は、1万円もらっても、そのうち2千5百円のみ、アキコに渡すことになった。

 もっとも、7千5百円は、アキコの洋服代や習い事の月謝になるわけで、どちらにしてもアキコのために使われるわけである。
 
 私としては、この改訂でアキコの願いが少しでも早く叶えばいいなと思っている。何より、自分が欲しいもののために、がまんして貯めて願いを叶えるという体験をしてほしい。 
 また、アキコが自分の要求「2千円よりも2千5百円がいい」を言えたことは、一つの成長だと考えている。

 何より4月(試行期間を入れればもっと)からずっとお小遣い帳を付けて、お小遣いを計画的にやりくりしてきたことは、すばらしい成長だと考えている。(これを書いていて、今思うに、わが家の子ほめ条例により表彰に値することではないか。)

【お年玉をもらったアキコ・クニコ】

 さて、今日アキコ・クニコは、まずあーちゃん(実母)から、5千円ずつお年玉をもらった。それから、本家に年始に行き、それぞれ1万円ずつお年玉をもらった。
 明日は、おばあちゃんの家(妻の実家)に行き、そこでもお年玉をもらえる予定である。

 さっそくこのルールが適応されることになる。 

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

アキコ4月からお小遣い制へその3

金銭教育のねらい

「子供への金銭指導その1」

子供への金銭教育その2

子供への金銭教育その3

子どもへの金銭教育その4

子どもへの金銭教育その5

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◆キーワード:1 お年玉 2 お小遣いのルール  3 お小遣いの使い道

◆留意点・その他
・11月に一度アキコが「皿を1枚洗ったら1円もらえるといいんだけどな。」と言ったことがあった。
 私は、即座に
「ダメ! 家族なんだからお手伝いは当然だろ。そんなこと言うんだったら、お母さんが料理を作るごとに百円払いなさい。」
と強く言った。
 お小遣いとお手伝いの関係では、立場がいろいろあるのは承知している。
 わが家では、「家族は助け合うもの」という大前提があり、年齢相応のお手伝いをすることは家族の一員として当然であり、お金をもらうためにやるものではないという立場である。
 ただ、家事ではなく、人に任せてお金(給料)を支払う類の「仕事に相当すること」を手伝ってもらった場合は、お金を支払ってもよいと考えている。



親子でかるた 543号ーどうしてもかるたをやりたいクニコ(年長)ー

2009-07-31 11:42:52 | Weblog
◆リード:12月29日(月)、クニコは「いろはかるた」をしたくてしょうがなかった。あっという間に、夕食を食べ、姉アキコとやり、そして母とやった。

2008.12.29 親子でかるた 543号(写真付きはここをクリック)
ーどうしてもかるたをやりたいクニコ(年長)ー

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クニコ(冬休み明けは、保育園でかるた大会だ! 負けたくない! それには、この冬休みに何回も練習するしかない。なんとか夕食後のふれあいタイムにかるたをやらなくっちゃ。)

クニコ「ねえ、お父さん、夕食食べ終わったら、かるたしよ。」
私「うん、まだ大掃除終わってないから、お父さんはちょっと難しいよ。」

母「さあ、夕ご飯よ。」
クニコ「御仏と皆さまのおかげにより、このごちそうを恵まれました。御恩を喜び、いただきます。」(※ クニコの保育園でいつもやっているい昼食前のあいさつ。わが家では、これを採用している。)
一同「いただきます。」

クニコ(早く食べなくっちゃ。そしてかるたをするんだ。ゆっくりしているとかるたの時間がなくなっちゃう。)
「ごちそうさま。ねえ、早く食べてかるたしよ。」

私「なんでこんなに早いんだ!いつもは、ビリでお母さんに迷惑かけてるのに。 かるたやりたいからだな。こんなに早く食べられるんだったら、早く食べないとお母さんが食器洗えないと思って、いつも早く食べたらどうだ。」

クニコ「ねえ、早く食べてかるたしよ。」(もう、うるさいな、お父さんは。)

 ほどなくみんな食べ終わって、「さあ、かるた!」と思いきや、かるたが見つからない。

クニコ「あれ、かるたどこにいったかな?」
アキコ「お姉ちゃん、どこにあるか知ってる。まず、おねえちゃんと野球をやってくれたら、場所教えてあげる。」
クニコ(うーん、ずるい作戦だな~。でも、しょうがないやってやるか。)「いいよ。」

 こうして、アキコとクニコは、まず野球を始めた。
 私は書斎の大掃除、妻は食器洗い等である。(いずれ食器洗いは姉妹で交代してやるなど、分担しようと考えている。)

 何度か(室内)野球をするうち、アキコが打った球を拾おうとして、エレクトーンの下に「いろはかるた」を発見したクニコ。

クニコ「あった、こんなところにかるたが! もう野球やーめた!」
アキコ「もっと野球をやらないと、アキコはかるたをやらないよ。」(※ お母さんは、まだ家事の途中)
 
クニコ(うーん、またしてもずるい作戦だな~。しょうがないか。)「わかったよ。もう少しやるよ。」
アキコ「ラッキー。」

 こうして、しばし野球が続いた。私はすぐ隣の書斎にいるので(引き戸でつながっているし、引き戸は開いているので、よく聞こえるし見えるのである。)
クニコ「お姉ちゃん、今度はかるただよ。」
アキコ「いや、やっぱりかるたしない。」
クニコ「お姉ちゃん、ずるいよ。約束したでしょ。」
アキコ「わかったよ、やるよ。」

 こうして、二人でかるたを始めた。アキコが読んで、クニコが取る形だ。こんなんで楽しいのかなと思うのだが、クニコは保育園のかるた大会で勝つためにやっているわけである。
 アキコはかるたを読みながら、「この意味知っているか?」などとやっていた。
 私は、「得手に帆を上げる」など、わかりにくいかるたの意味など、書斎を掃除をしながら、解説していた。
 そうこうしているうちに、妻の家事が一段落した。

クニコ「ねえ、お母さんもかるたやろ。」
母「よし、やろうか。」

 こうして、まず母がかるたを読んで、アキコとクニコで対戦。
 
 

次に、クニコが読んで、母とアキコが対戦。

 最後に、アキコが読んで、母とクニコが対戦した。

 

かくて、かるた遊びが終わった。
 満足したクニコであった。

 食事を食べ終えるのがいつもビリ。それも抜きんでて遅いクニコだが、今回の早さ。それに、お姉ちゃんの遊びをまずやってあげても、かるたをやりたかったクニコ。
 理由は、保育園でのかるた大会に勝ちたいという一点だった。

 やはり公(集団)教育の力はすごい。
 わが家は昔からかるたを愛好しているが、これだけのやる気を引き出すのだから。
 おそらく今年も何回もこのかるたをすることになるだろうし、保育園でのかるた大会でも、クニコはすごい力を発揮するだろう。何せ何回も何回も練習するだろうから。
 
 以前の記事「親子「俳句かるた」の効用」に書いたように、かるたには、「1.家族で楽しいひとときを過ごすことができる…」「2.親子の絆が深まる…」「3.楽しい経験の共有は、リフレッシュとなり、ストレス解消となる…」「4.人間関係力を育むことができる…」「5.知的な成長を促すことができる…」「6.楽しい一つの遊びを教えることができる…」などの六つもの効用がある。

 この効用は別として、かるたであれ、野球であれ、子ども自身ががやる気をもってあることに挑戦しようとしているとき、それをできるだけサポートする親でありたいものだ。

 なぜなら本人がやりたいと強く思っていることをサポートしてもらえることが、一番本人はありがたいだろうから。その結果、信頼関係が深まるだろうから。
 
 アキコ、クニコのクリスマスプレゼントは、野球ゲームとサッカーゲームであったが、それらのゲームに加えて、かるたがこの冬休みの定番になりそうである。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

「親子「俳句かるた」の効用」

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◆キーワード:1 俳句かるた 2 ふれあいタイム  3 保育園との連携

◆留意点・その他
・クニコの保育園では、昨年から冬休みには、かるたを購入して家に持ち帰らせ、冬休み明けにかるた大会をやるというパターンである。だから、去年はそのかるたを使った。
 今年は、保育園が購入して家に持ち帰らせた「いろはかるた」である。

・わが家のかるたの歴史は古い。アキコが入園前からやっていた。
 最初に使ったのが「しつけかるた」で、「くつをぬいだらそろえよう、右左」とやっていたのである。それから、「俳句かるた」、「ことわざかるた」と続いた。どうせなら、発達段階を踏まえた、知的なかるたを選びたい。

親子「論語」塾開始 542号

2009-07-30 21:06:07 | Weblog
◆リード:12月27日(土)、第二期7回目の父と子塾で、論語塾を始めた。テキストは、『親子で楽しむこども論語塾』である。「案ずるより産むが易し」で、やってみると、子供たちに好評だった。

2008.12.27 親子「論語」塾開始 542号(写真付きはここをクリック)ー第二期7回目の父と子塾にてー

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 27日(土)午後2時20分から約2時間。第二期7回目の父と子塾を行った。
 メインとなる学習は、論語である。

【親子論語塾の構想】

 実は、この論語の学習、半年以上前から構想していた。
 親子でチャレンジした『暗唱文集』で七段までクリアーした後、何かそれを活かした続編はないものかと思案していたのである。
 暗唱文集の中に、既にいくつかの論語があり、論語は生きる指針になりうるものだから、論語を扱おうかと考えていた。
 子供向けのテキストも、岩越豊雄『子供と声を出して読みたい「論語」百章』、しちだ・教育研究所『暗唱文集 論語編』、安岡定子著『親子で楽しむこども論語塾』などを購入して、どれを使おうかと考えていた。

 折しも、2009年1月号の月刊誌『致知』で、岩越豊雄&溝本定子(安岡定子)氏の対談「『論語』の素読で子供は輝く」が特集されていた。そこでは、岩越氏が3年、安岡氏が4年子ども相手の論語塾を既に実践しており、子供たちもそれを楽しんでいる様子が伝わってきた。それぞれの論語塾でのやり方も書かれていた。

 安岡氏が子供相手に論語塾を始めたのが、「皆さん、どこかしら心の奥で子供たちのために何かをしなきゃいけないという危機感をお持ちでした。そういう方たちとたまたま意気投合し、自然発生的に論語塾ができたという感じ」(前掲書56ページ)だという。

 私の場合も、この危機感を持っている。この荒れ、乱れた世の中にあって、子供に知識や技能ばかり教えているのでは、いけないのではないか。何か心の糧となるもの、生きる指針となるようなものを教えていくべきではないか。親として、そのようなことにかかわっていくべきではないかという思いである。

 かくてこうした思いを具体化するものとして、私も父と子塾の中で、「論語塾」を取り入れることにした。端的に言うならば、論語を学ぶことが、わが子の生きる指針となることを願って始めたわけである。仏教も、キリスト教も、それぞれにすばらしい教えだと思うし経典や聖書を読んでいるが、儒教とは言っても論語はいわゆる宗教団体の色が付いていないのもよい。

 子供向けのテキストとして、一番平易で文字も大きく、20章(論語全体で499章ある)に精選してあった『親子で楽しむこども論語塾』を選んだ。これを、私・アキコ・クニコの分、3冊用意した。

【論語塾の実際 その1 導入】

私「今日のメインの学習は、『論語』だよ。はい、これプレゼント、ボーナスからだよ。」
(『親子で楽しむこども論語塾』を、アキコ・クニコに配る。)
アキコ・クニコ「ありがとう。」
アキコ・クニコ「あっ、論語の本だ。と言って、ぱらぱらと本をめくり、読み始める。」(アキコ・クニコは、『暗唱文集』で、いくつか論語を暗唱しているので、なじみがある。)

私「論語は、今から二千五百年ほど前に生まれた孔子という人の教えをまとめたものなんだよ。」(こう言いつつ、『子供と声を出して読みたい「論語」百章』に載っていた孔子の絵を提示する。)


アキコ・クニコ「ふ~ん。」(絵に見入る)

私「実は、世界の三大聖人と言って、世界にとっても偉い人が3人いるんだ。イエス・キリスト、釈迦、孔子の3人なんだよ。」

アキコ「この間のクリスマスって、キリストの生まれたのを祝う日でしょう。」
私「そうそう。イエス・キリストは、キリスト教をつくった人なんだ。釈迦は、お釈迦様と言って、仏教をつくった人。そして、この孔子は、儒教をつくった人なんだよ。お釈迦様が一番早くて、今から約二千五百七十年前に生まれて、孔子はそれより十五年ぐらいあとに生まれて、イエス・キリストは今から約二千年前に生まれたんだ。」
アキコ・クニコ「ふ~ん。」(と言いつつ、本をめくっている。)

私「今から二千五百年ほど前に、孔子が教えた生き方をまとめたのが、論語なんだけど、お父さんはこの論語から生きる智恵を学んでほしいんだよ。 テキストの最初を開いてみて。」
アキコ・クニコ(テキストの最初を見る)
私「ほら、最初に「論語は、美しい言葉と智恵の宝庫です」と書いてあるね。」

 こう言いながら、最初のはしがきにあたる部分を読んで聞かせた。

「日本人は昔から、素読といって、先生が声高らかに読まれる通りに、こどもも声を出して読みあげました。意味はまだよくわからない点があったとしても、くり返しよんでいくうちに、だんだんと、その言葉のすばらしさに、引きつけられていたものです。
 この本では、『論語』全体で約五百章ある中から、短くてわかりやすい言葉二十章を選び出しました。『論語』の入り口に立つ入門の書に過ぎませんが、そのどれをとってみても、だれの心にもひびく内容が融かしこまれています。
 できましたら、お子さんと一緒に、声に出して読んでみてください。そして気にいったものがありましたら、その中のいくつかを、暗唱してみてください。そこには、父母・祖父母・兄弟・姉妹たちとの、至福の場が生まれるかもしれません。」…後略(『親子で楽しむこども論語塾』2,3ページより引用)

私「さあ、毎週の父と子塾で、1章ずつ音読することにするよ。では、お父さんがとっても好きな論語の言葉から。テキスト20ページを開いて。」
クニコ「えっ、最初からじゃないの。」

【論語塾の実際 その2 音読】

私「お父さんの後について音読するんだよ。 『子曰わく』」
アキコ・クニコ「『子曰わく』」

私「『之を知る者は』」
アキコ・クニコ「『之を知る者は』」

私「『之を好む者に如かず』」
アキコ・クニコ「『之を好む者に如かず』」

私「『之を好む者は』」
アキコ・クニコ「『之を好む者は』」

私「『之を楽しむ者に如かず』」
アキコ・クニコ「『之を楽しむ者に如かず』」

 正しい姿勢とはっきりとした美しい声で音読してほしいと願っていたが、既に暗唱文集で論語に触れていたせいか、はっきりとした美しい声で音読できていた。
 これを4回くり返した。




私「今度は、通して音読するよ。『子曰わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』」
アキコ・クニコ「『子曰わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』」

 これを3回くりかえした。その後、今音読した言葉が「書き下し文」と言い、その隣に書いてある「子曰、知之者、不如好之者。好之者、不如楽之者。」を「原文」または「白文」と言うことを教えた。

【論語塾の実際 その3 意味を語る】

 その後、白文の隣に書いてある「現代日本語訳」を読んだ。

私「今読んだ文を、現代日本語で言うと、こうなるんだよ。『孔子先生がおっしゃった。あることを知っているだけの人よりは、それを好きになった人の方がすぐれている。それを好きになった人よりは、そのことを楽しんでいる人の方がもっとすぐれている』お父さんのとても好きな文だ。」

 この後、アキコ・クニコに一人ずつ現代日本語訳を読ませた。
 そして、意味を少し話した。

私「『スキーを知っているだけの人よりは、スキーを好きになった人の方がすぐれている。スキーを好きになった人よりは、スキーことを楽しんでいる人の方がもっとすぐれている。』こんなふうに、『之』のところに、何か入れてみるんだよ。」
アキコ「『メロンを知っているだけの人よりは、メロンを好きになった人の方がすぐれている。メロンを好きになった人よりは、メロンを楽しんでいる人の方がもっとすぐれている。』

私「メロンよりも、趣味とか習い事とか学習することとか入れてみるといいね。例えば、野球とか習字とかね。野球をただ知っている人よりも野球を好きな人の方が、野球を好きな人よりも野球を楽しんでいる人の方が幸せだろ。だからそっち方がいいんだよ。」(私は、「知っているだけでは余り価値がない。好きになり楽しむようになって初めて価値が出る。」というように解している。)
アキコ・クニコ(「なるほど」というふうな顔)

 ここでまた、1回音読した。
 そして、隣のページにある、「現代日本語訳」をさらに子供向けにやさしく説明した「こども用解説」を、読み聞かせた。その後、アキコ・クニコが一人ずつ読んだ。



クニコ「『知る・好きになる・楽しむ』の三段跳びか。おもしろい!」

 かくて意味もわかったところで、最後にまた3回ほど声を揃え、正しい姿勢で美しい声で音読した。

私「今度から(週1回の)父と子塾の中で、論語を1章ずつやっていくよ。それから、明日から毎朝、起きたら論語の1章を3回音読することにするよ。きっと気持ちがいいよ。」

 かくて、第二期父と子塾の中で、初めての論語塾が終わった。
 子供たちが最初から張りのある声ではっきりと音読できたのに驚いた。これまで暗唱文集で慣れていたせいもあるだろうが、深く味わいのある意味をもつ「論語」自体のリズム感や語調が大きいのだろうと思う。アキコ・クニコの食いつきもいい。やっぱり子供は、音読・暗唱が好きなのだ。
 
 私はと言えば、子供の食いつきがいいので安堵した。
 同時に、私は、生き方や信念・価値観のレベルで、わが子を直接教えるというかかわりができて、うれしかった。学力向上、体力向上はもちろん大切だ。そして、それは「能力」レベルでのかかわりだ。その上位に位置するのが生き方や信念・価値観であると考えているので(ある信念・価値観の指令もとに学力も体力も使われるのだから)、そこにかかわれたことがうれしかったのだ。
 これから学んでいく論語が、実際の生き方に反映するのは、5年後、10年後、20年後かもしれないが、それでもいつかきっと役に立つはずだ。
 わずか1回15分程度の時間である。
 親子で、まずは、20回20週やり続けるつもりである。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

親子「論語」塾 その2 560

アキコ・クニコ 暗唱 最高段位7段 達成!


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◆キーワード:1 親子論語塾 2 父と子塾  3 論語

◆留意点・その他
・最近のアキコは、小林よしのり『おぼっちゃまくん』にはまっている。「ともだちんこ」とか「はおよーぐると」とか「こんにちわわ」などと言って、笑っている。そんなアキコでも、論語には興味を示した。何と、この日すぐに、岩越豊雄『子供と声を出して読みたい「論語」百章』を見たいと言って、私の手から持っていった。子供たちは、本当は古典大好き、道徳大好きなのかもしれない。何せ生き方を教えているのだから。そういえば、ずっと以前に、韓国の子供たちに一番人気のある教科は道徳だと、テレビで伝えていたことを思い出した。何を好むようになるかは、ひとえに親など大人の用意する環境次第なのかもしれない。

・先に紹介した『致知』の対談の中で、岩越氏はこう言っていた。
「…素読で大事なのは繰り返すことです。例えば「学じ篇」を学び終えてもすぐ先に進まずに、次の時間にもう一度「学じ篇」を最初から読む。このように繰り返してやると自然に頭にはいるし、こちらが気持ちいいくらいの大きないい声が出るようになります。高尚な内容が簡潔なリズムで伝わってくるので、子供はとても喜ぶんですね。…」
確かにいい声が出るし、子供はとても喜ぶ。

・今朝(28日)に、起きてきたアキコ・クニコに、さっそく昨日教えた論語の一章を読むように促した。それぞれ起きてすぐに3回音読した。短い文章なので、ほとんど覚えていた。私は、もう一度「現代日本語訳」を読んであげ、「お父さんは、知っているだけではあんまり価値がないと思うよ。好きになって、楽しめるようになれば、それで生活が豊かになって幸せになるだろ。そこまでいって、初めて価値が出ると思うよ。」と話した。これは私流の解釈だが、本音でもある。親子でいっしょに「論語」を学んで楽しもうと思う。

・子どもに論語を教えるなら、下の2冊はお勧めだ。



こども論語塾―親子で楽しむ

作者: 安岡 定子
出版社/メーカー: 明治書院
発売日: 2008/02
メディア: 大型本


子供と声を出して読みたい『論語』百章―人の品格を磨くために

作者: 岩越 豊雄
出版社/メーカー: 致知出版社
発売日: 2007/12
メディア: 単行本



・大人向けかつ、実践的なものは、こちら↓がお勧め。



使う!「論語」 (知的生きかた文庫)

作者: 渡邉 美樹
出版社/メーカー: 三笠書房
発売日: 2007/04
メディア: 文庫

母の代わりに昼食づくりをする子供たち 541号

2009-07-30 21:02:31 | Weblog
◆リード:12月21日(日)、妻が外出中なので、アキコとクニコが二人で昼食を作った。メニューは、のりまきまっきーを使ったのり巻きである。準備から片付けまでテキパキとする子供たちの姿に、確かな成長を感じた。

2008.12.21 母の代わりに昼食づくりをする子供たち 541号(写真付きはここをクリック)ー子供たちだけで作ったのり巻きー

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妻「今日10時30分頃からずっと、○△さんのお家に行くから、お昼はアキコ、クニコと食べてね。」
私「お昼のメニューは?」
妻「のりまきまっきーで、アキコとクニコ二人がのり巻き作るから。」
私「えっ、そうなの!?」

 以前のブログで、次女クニコ6歳の誕生日プレゼントとして、「のりまきまっきー」を贈ったことを紹介した。それ以来、何度か「母と子の料理教室」でそれを使って、カッパ巻き、卵焼き巻きなどを作っていた。
 のりまきまっきーで、初めてのり巻きを作った際、
 
 クニコ「今度お母さんが仕事で遅いときは、クニコがのり巻き作れるよ!」

 とクニコは言っていた。
 それを聞いて、「そうなるといいね。」と言いつつも、思わず妻と笑ってしまったことを思い出す。
 その後、何度か妻と一緒にのり巻きを作ったアキコとクニコ。妻はもう大丈夫と判断したようで、この日の子供たちだけの調理となった。

【卵焼きを作る、キュウリを切る…】
 12時過ぎ、図書館から帰ってきたところで、調理が始まった。

アキコ「クニコ、アラスカ(カニ風味のかまぼこ)を裂いておいて。」
クニコ「うん、わかった。」



 こう言いながら、卵焼きを作り始めるアキコ。油をしいて、火を使い始めた。
 クニコは、お姉ちゃんに言われた通り、アラスカを手で裂いていた。



アキコ「それから、キュウリを洗っておいて。」
クニコ「うん。」

クニコ「クニコがキュウリを切る。」
アキコ「クニコはよく切り方を知らないからダメだ。」
クニコ「じゃあ、お姉ちゃんが先にやって教えてね。」



 こんなやりとりがあって、アキコがキュウリを切った。少しでよかったので、全部アキコが切った。

クニコ「クニコは、のりまきまっきーを洗う。」

 クニコは、こう言って片づけてある、のりまきまっきーを持ってきて洗い始めた。
 ご飯をもり、のり巻きに挟む材料をテーブルの上に運び終え、いよいよのり巻き作りである。



 ここからは(も)、慣れたもので、アキコ、クニコが順番にのり巻きを作ってくれた。
 作り方は、以前のブログ記事で紹介したとおりである。
 アキコがまずお父さんの分を作ってくれ、それから自分の分を作った。そして、クニコは自分の分を作った。






 ツナマヨ、キュウリとアラスカ、卵焼きとアラスカなどいろいろなのり巻きを作ってくれた。保育園に通っているクニコでも、簡単にのり巻きが作れてしまう「のりまきまっきー」は、本当によくできている玩具(調理器具)だと思った。
 私はと言えば、おもしろそうだったので、1回だけ自分でのり巻きを作った。あとは、アキコに作ってもらっていた。
 ただ、野菜類が不足だと思ったので、私がニンジン&リンゴジュースをジューサーで作った。
 後半は、作りながら食べるという形で、楽しみながら食事ができた。
 
 ところで、この不景気でも、食べること、寝ること、着ることはしないわけにはいかない。家で料理を親子で作って楽しむということが、不景気下での一つのトレンドになるような気がする。なぜなら、家で調理すれば節約できるし、保存料等のない安全な食事を作れるから。そして何より親子での調理は、子供たちにとって一つの楽しいイベントであり、親子の交流となるから。旅行などに比べてお金のかからない、一つのレクリエーションとなるだろうから。

【片付けもテキパキとする子供たち】
 ほどなくして楽しい昼食が終わり、片付けに入った。
 私は、ニンジン&リンゴジュースを作ったジューサーを洗った。
 クニコは、使った食器類を中心に、油のついていないものを洗った。




 アキコは、油のついたフライパンや包丁・まな板などを洗った。



 さらに、クニコは、テーブルを拭いたり、ゴミ捨てをしたりした。





 アキコは、洗った食器を拭いた。





 かくて、食器を片づけ、すべてが終わった。
 準備・食事・片付けを入れて、1時間と少しであった。

 クニコの「お母さんが仕事で遅いとき、クニコがのり巻きを作る」という一言は、思いの外、早く達成できた。ちょうど半年後に達成したことになる。
 
 妻は食事の準備を心配することなく、しかもカップラーメンのようなものー簡単にできるが栄養的には問題のあるものーでなく、栄養的にもまずまずのもの(カップラーメンに比べて)を子供たちだけで準備できた。

 なぜできたか。

 それは、やっぱり「母と子の料理教室」での積み上げが大きい。ずっと一緒に料理をしながら教えてきたからである。料理教室を始めた頃は、「一人で作るよりも、倍疲れるわー」と言っていた妻。ここにきて、ようやくペイするようになってきたわけである。
 片付けなどについては、母と子の料理教室に限らず、毎日させてきたからである。
 現在、食後の食器運びはもちろん、テーブル拭きも、アキコとクニコがすることになっている。
 
 料理をすることは、子供にとって本来興味あることで、やりたいことではないだろうか。
 何といっても、好きなものを作って、それを食べられるわけだから。食べることは愉しみなのである。(アキコ・クニコは「料理することが楽しい。切ったりすることが楽しい」と言っていた。)

 自分で料理を作れるということは、深いところで自信をもてる気がしている。なぜなら、食べなければ人は生きていけないから。

 それに、大人に近づいた感じがするだろうし、自分のためばかりでなく、家族の料理を作ることで家族の役に立っているという誇りも生じるだろう。
 お母さんの大変さというかありがたみがわかるという効用もあろう。

 アキコ・クニコの成長に、うれしくなった一件であったが、「母と子の料理教室」を継続する中で、今後さらにいろいろな料理ができるようになり、お母さんをもっと助けるようになるに違いない。
 そして、お母さんのレパートリーにない新しいメニューができるようになったら、とっても楽しいだろうなと、今思う。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

「母と子の料理教室」でカッパ巻き作り
ー誕生日プレゼント「のりまきまっきー」使ってー


初めてカレー(アキコ)とサラダ(クニコ)を作った日


※ 本記事は、ソネットブログ『あったかい家族日記』をもとにしています。

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◆キーワード:1 お手伝い 2 母と子の料理教室  3 子供の成長

◆留意点・その他

・包丁は、子供用のものを購入し、使っている。

・ずっと前の記事で、お母さんの調理のお手伝いをしようとしない、日本の子供たちの問題を憂えた記事を書いたことがあった。(弱い日本の子供を脱する!~外国の貧しい子供に学ぶ~)それは、子供が悪いのではなくて、その面について育てようとしていない親の問題ではないかと考える。本記事に書いたように、子供は本来調理が好きだ。好きになる資質をもって生まれている。


クリスマスツリーに見る子供の成長 540号ー子供たちだけで作ったクリスマスツリーー

2009-07-30 21:00:10 | Weblog
◆リード:12月7日(日)、クリスマスツリーをセットした。ほとんどアキコ、クニコの二人でやり終えた。そこに子供たちの成長を感じた。

2008.12.7 クリスマスツリーに見る子供の成長 540号ー子供たちだけで作ったクリスマスツリーー

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 12月7日(日)夜、恒例のクリスマスツリーをセッティングした。
 既製品を組み立てるだけだが、今回は初めてアキコ、クニコだけでほとんどやり遂げた。

 ①もみの木の組み立て

 ②イルミネーションの取り付け

 ③雪やりんご、ベル、プレゼント、リボン、くつ、ぬいぐるみなどのグッズの飾り付け

 私が手伝ったのは、①のもみの木の組み立ての力がいる部分を少しだけ、②イルミネーションの取り付け、③の部分でもみの木のてっぺんにある大きな星の取り付けだけであった。あと、それぞれのグッズを飾り付ける意味を話したぐらいである。(◆留意点・その他参照)

 ちなみに妻は、納戸からクリスマスツリーセットを出してきただけであった。
 つまり、ほとんどアキコ(小4)とクニコ(年長)だけで組み立てた。



 思い起こせば、アキコ、クニコが生まれた頃は、当然だが見ているだけだった。おそらくは、ツリーの意味などわからず、ただ「きれいだな~」と思っていただけだっただろう。
 そのうち、クリスマスはケーキが食べられたり、プレゼントをもらえたりしてとても楽しいイベントであることに気づいてくる。
 そして、その雰囲気作りとして、クリスマスツリーは大切なグッズであることがわかってくる。父や母が楽しそうに飾り付けをしている様子を見て、自分をやってみたいと思うようになる。
 やがて2歳、3歳となり、少しだけ飾り付けをするようになる。さらに進んで、姉妹で飾りたいグッズを取り合ったりするぐらいになる。
 かくて、今年のように、ほとんど自分たちでできるようになるわけである。

 アキコ、クニコも、クリスマスツリーで飾ると、クリスマスの雰囲気が出てくるということを知っており(意味・目的の理解)、飾る手順を理解しかつできる(やり方の理解・能力の体得)ようになっている。
 
 楽しそうに、しかもお互いに飾りたいものを言い合い協力し合いながら、テキパキとクリスマスツリーを組み立てていくアキコ、クニコを見て、頼もしくなった。
 そういえば、今年の七夕飾りも、アキコ、クニコたちがほとんど作っていた。私と妻が一つ一つ七夕飾りを作って見せていたのが、懐かしいくらいである。

 いずれ旅行の計画も、家族会議の進行も、料理も、自分たちでできるようになっていくだろう。基本的には、このクリスマスツリーの飾り付けと同じようなステップで。

 子供は成長し、やがて自立していく。それを促すのにふさわしい環境(もちろん親自身を含めて)を提供し続けることが、親の役割なのだろう。

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日本の伝統行事の意味・いわれを話す

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◆キーワード:1 クリスマスツリー 2 クリスマス  3 子供の成長

◆留意点・その他
・以前のブログ記事で紹介したように、わが家は「七田小学生新聞」をとっている。12月号「春夏秋冬 あれこれ通信」は、「クリスマスの巻」であった。そこには、クリスマスツリーの飾りについて、次のような記述があった。

11月の定例家族会議 539号ー11月のふり返りと12月の計画ー

2009-07-30 20:56:37 | Weblog
◆リード:11月30日(日)、定例家族会議を開いた。原則として第4日曜日に開催している、その月のふり返りと来月の計画を立てるというものである。

2008.11.30 11月の定例家族会議 539号(写真付きはここをクリック)
ー11月のふり返りと12月の計画ー

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 11月30日(日)、定例家族会議を開いた。
 定例家族会議とは、原則として第4日曜日に開催している、その月のふり返りと来月の計画を立てるというものである。
 この日は、私は教師として研修会に日中ずっと参加(自費参加である)する関係で、朝食を食べてすぐに(食べながら)、行った。

【11月楽しかった家族イベント】

 ふり返りの最後にいつも一人ひとりに問うているのが、

「楽しかったこと、心に残ったことベストスリーは何か?」

ということである。

 この11月は、それぞれ次のようであった。

★クニコ(年中)
ベスト① 結婚記念日で回る寿司&温泉
ベスト② 保育園で消防署見学
ベスト③ 進学先の小学校1年生との交流会

★アキコ(小学校4年)
ベスト① バトルスピリッツ(を購入して)で遊んだこと
ベスト② 母と子の料理教室でのスイートポテト作り
ベスト③ 結婚記念日で回る寿司&温泉

★妻
ベスト① 結婚記念日で回る寿司&温泉
ベスト② 紅葉のKダム&温泉
ベスト③ 個別懇談でうれしい報告

★私
ベスト① 紅葉のKダム&温泉
ベスト② 結婚記念日で回る寿司&温泉
ベスト③ 父と子塾第2期スタート

 ざっと、このようになった。
 共通して思い出に残ったイベントもあるが、それぞれ園や学校での生活もあり、微妙に違うところもある。
 今、このブログを書きながら、次のシーンを思い出した。

私「紅葉を見に、一泊旅行をするのはどうだ。」
妻「夏休み1週間も東北旅行したのに、何言ってるの!」(お金ないわよ。)
アキコ・クニコ(笑いながら、お母さんの言うとおりというように私の方を見ていた)
私「いや、冗談だよ。」(本当は半分本気)

 かくて車で片道1時間足らずのKダム周辺の秋の小旅行となった。
 これが楽しかった。秋の紅葉がすごく美しくとっても癒やされた。



 わが家は新幹線の駅まで車で30分なのだが、車で10分も走れば山の中である。
 近くてその分お金がかからないばかりでなく、昼食後の出発でもゆったりと過ごせ、秋を満喫し、大いにくつろげた。
 
【12月楽しみな家族イベント】

 来月の計画立案時の最後にいつも一人ひとりに問うているのが、

「来月は何が楽しみかな?」

ということである。

 この12月は、それぞれ次のようであった。

★クニコ(年中)
ベスト① クリスマス会(義母と義兄を招待しての)
ベスト② おゆうぎ会
ベスト③ 大晦日
ベスト④ お母さんの誕生日祝い
ベスト⑤ 父と子塾

★アキコ(小4)
ベスト① クリスマス会(義母と義兄を招待しての)
ベスト② サンタのプレゼント
ベスト③ お母さんの誕生日祝い
ベスト④ 紅白歌合戦
ベスト⑤ 大晦日

★妻
ベスト① クリスマス会(義母と義兄を招待しての)
ベスト② おゆうぎ会
ベスト③ 冬休み
ベスト④ 自分の誕生日祝い

★ファーザー(私)
ベスト① クリスマス会(義母と義兄を招待しての)
ベスト② おゆうぎ会
ベスト③ 冬休み
ベスト④ 妻の誕生日祝い
ベスト⑤ 大晦日(わが家の十大ニュース発表)

 既におゆうぎ会が13日の昨日終わった。
 この後は、妻の誕生日祝いがある。16日だが、既にプレゼントは購入済み。メッセージも、私とアキコ、クニコそれぞれが、今日の「父と子塾」の時に、書き上げた。
 クリスマスのプレゼントも購入済みである。
 以前のブログ記事に書いたように、こうして月末定例家族会議で来月のプランを書くと、楽しみにして過ごせるばかりでなく、十分な準備ができる。義母や義兄にもあらかじめ知らせておくことができる。
 ブログ更新状況でもわかるように、12月「師走」は、教師は走って回る程忙しい。
 だからこそ、この月の計画を立てるという習慣が、役に立っている。
 わが家では、不可欠な習慣であり、伝統である。


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大切な習慣「家族のカレンダー」を創る!


日本の伝統行事の意味・いわれを話す

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◆キーワード:1 楽しかったことベストスリー 2 定例家族会議  3 クリスマスツリー

◆留意点・その他
・12月7日(日)家族でクリスマスツリーを飾った。今年は、ほとんどアキコとクニコが飾った。アキコがリードしながら…。思い起こせば、以前はほとんど妻と私がしていたことだ。このように、だんだん独り立ちしていくのだ。





同じ12月7日(日)に作った雪だるま。これもアキコとクニコが二人で作った。南天の紅葉が美しい!

・以前のブログ記事で紹介したように、わが家は「七田小学生新聞」をとっている。12月号「春夏秋冬 あれこれ通信」は、「クリスマスの巻」であった。そこには、クリスマスツリーの飾りについて、次のような記述があった。
 私は、この記事を読んであげたり、聖書について少しだけ話してあげた。




保育園のおゆうぎ会(年長編) 538号ー義母・実母を招待ー

2009-07-30 20:48:19 | Weblog
◆リード:12月13日(土)は、クニコ(保育園)年長のおゆうぎ会であった。実母、義母を含めて、家族全員で参観した。初めての着物でのおゆうぎは、やっぱりすばらしかった。

2008.12.13 保育園のおゆうぎ会(年長編) 538号
ー義母・実母を招待ー

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 13日(土)午前中、この日は次女クニコの、保育園のおゆうぎ会である。

 実母、義母を招待しており、家族みんながこの日を楽しみにしていた。

 今回は、クニコにとって初めての着物でのおゆうぎである。
 クニコの学年は、なぜかこれまで着物での発表がなく、みんなの人気が着物でのおゆうぎに集中したそうだ。
 保育士さんが一人ひとり理由を聞いた。
 どの子も、「(着物を)着たいから。」と言う中、クニコはじっくりと考え、「スミレ組の時からずっと着てみたかったから。」と答えたそうだ。だからといって、希望が叶えられるはずもなく、くじとなり、運良くクニコは着物でのおゆうぎとなった。

 今回も、私の仕事は、ビデオカメラでの撮影である。
 2時間余り10以上も発表があるのだが、今回は同じ年長組の発表6つと、友人のいる組の発表2つにしぼって撮影することにしていた。

 
 定刻通り9時30分、おゆうぎ会が始まった。
 予定通り発表が進んで、クニコの番になった。

 クニコのグループは、紫色の着物衣装で登場。
 5人グループで息のあった、美しい演技であった。
 それを見て、大満足の義母、実母、私、妻、アキコの家族5人であった。

 さて、その後、わが家に集まり、義母の用意したおにぎりを食べたり、クニコの演技について話し合ったりした。

「クニコのおゆうぎは、上手だったね。」
「本当、一番うまかったよ。」
「みんな息があっていて、上手だったね。」
「着物が美しかったね。」

 クニコは、おにぎりをほおばりながら、うれしそうだった。

 私と妻は、その間をぬって、義母と実母にプレゼントするDVDを作成していた。
 9月以降のいろいろな家族イベントのビデオを収めたものだ。
 妻は、クニコの運動会、アキコのマラソン大会、M小フェスティバル、ヤマハ音楽発表会、おゆうぎ会の様子を撮ったビデオを1枚のDVDにまとめた。
 私は、それをラベルマイティーというソフトを使って、ラベリングした。
 
 そして、昨年度同様、義母にプレゼントした。

 

こうして、ビデオに撮り、DVDにすることで、いくつものメリットがある。

 第一に本人に見せることができる。マラソン大会も、音楽発表会も、おゆうぎ会も、演じている本人は見ることができない。ところが、ビデオを撮影しておけば、あとで自分でも見ることができるのだ。
 そのことで、自分自身で気づくこともある。「ここで先にラストスパートをかけられたんだ。(先にスパートをかければよかったな。)」、「確かにうまく踊れているな。よかった。」…というように。
 本人がビデオを見た上で、もう一度、みんなから「じょうずだね。」「きれいだね。」「こうしたら、もっといいね。」と言われるのだ。確かにそうだと納得するし、また学びにもなる。

 第二に、好きなとき、好きなだけ繰り返し見られることである。
 マラソン大会も、音楽発表会も、おゆうぎ会も、晴れ舞台である。自分が活躍し、ほめられた場面を見る度に、本人は元気が出る。家族も、楽しかった場面が再現され、その時の楽しさが蘇ってくる。それを、好きなとき、好きなだけ繰り返し見ることができわけだ。 わが家では、よく旅行の時のDVDや楽しかった家族イベントのDVDを見るが、一つのストレス解消法になっている。
 
 第三に、贈り物にすることができる。家族や仲のよい友人に(友人の場合は、一緒に演奏したビデオなど)、プレゼントすると、とても喜ばれる。今回も、義母は笑顔で受け取っていた。

 第四に、好きな時代(の思い出)にタイムスリップできる。
 アキコやクニコがずっと小さかったビデオを見ると、「こんなかわいいときも(今も十分かわいいが)あったんだな。」と感慨深さを感じる。
 これは、私たちが子供の頃には決してできなかったことである。
 おそらくは、アキコやクニコが結婚して、子供ができた際には、よい記念になるのではないだろうか。アキコやクニコの子供が、自分の親であるアキコやクニコの小さい頃にタイムスリップできるわけである。
 その時、孫たちはどんな感想をもつだろうか?!
 それには、ビデオに撮って残しておかなくてならない。子供はいつのまにか大きくなる。後になって、ビデオに残しておけばよかったと思っても、現実にはその頃にタイムスリップできないのである。
  
 
 さて、この日は、その後、義母・義兄を招待して、家族7人で夕食会となった。
 幸い義母・義兄一家は、車で5分ぐらいのすぐ近くに住んでおり、義母と妻はよく一緒に買い物に行くことがあるくらいである。
 近くに住む、最も大切な親戚である。実母同様、大切にしたいと思っている。

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保育園のおゆうぎ会ー家族みんなで参観!ー(昨年)

妻の実家へのおみやげー自作2008年家族カレンダーー

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その『あったかい家族日記』は、七田眞氏よりオススメブログとして推薦されています。

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◆キーワード:1 ビデオ撮影 2 おゆうぎ会  3 義母へのプレゼント

◆留意点・その他
・ヤマハ音楽発表会も、クニコのおゆうぎ会も、三脚使用禁止であった。三脚を使われると、場所を取ってしまって、他の参加者に迷惑がかかるからだろう。そこで、今年の夏購入したのが、一脚である。これだと、あまりブレずに撮影でき、しかも疲れないで撮れる。三脚ほどとはいかないが、手よりもはっきりと違うレベルできれいに撮れる。場所を取らないので、ヤマハ音楽発表会でも、クニコのおゆうぎ会でも使用可であった。ブレないきれいな映像を撮るのに、お勧めである。※私は、下の一脚を、近所の店舗でちょうど5000円ほどで購入した。



Velbon RUP-43 一脚

出版社/メーカー: ベルボン
メディア: 付属品

・ラベルマイティというソフトもお勧めである。DVDのラベル作りや、カレンダー、名刺作りなど、わが家では大活躍している。ついさっき、妻への誕生日祝いのメッセージ作りに使ったばかりである。



ラベルマイティ8

出版社/メーカー: ジャストシステム
メディア: CD-ROM