Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

La Pentecôte 2016

2016-05-17 13:11:44 | 教会関係
5月15日(日)は、教会の暦で「ペンテコステ」(聖霊降臨日)でした。昨年はあまり何もできず、いつもとほぼ変わらない感じで終わってしまいましたが今年はその反省も踏まえ、まずはお花から



『信徒の友』5月号を参考に、教会員さんに活けて頂きましたグロリオーサの赤い花は聖霊の炎を表し、下の方のお花は聖霊を受けた使徒たちを、石みたいな感じの花器は教会をイメージしています。『信徒の友』と全く同じ花材は手に入らなかったので、下のお花は同系色でまとめていますが、それでかえって赤いバラが引き立っている気がします。

ちなみに、「ペンテコステ」はクリスマス、イースターと並ぶ教会三大祝日の中で一番一般に知られておらず、またわかりにくい日だと思います簡単にご説明しますと…。


イエス・キリストが十字架にかけられ、復活して昇天した後のことです。弟子たちが集まって祈っていると、突然、大きな風が吹いてくるような音が聞こえ、炎のような舌が現れて、1人1人の上にとどまりました。すると、弟子たちは聖霊(せいれい)に満たされて、様々な国の言葉で話し始めました(使徒言行録2:1~13)。このときから、弟子たちはキリストの教えを世界へと伝えていき、各地に教会が誕生しました。ペンテコステ(聖霊降臨日)はそのことを記念する日です。なので、ペンテコステは「教会の誕生日」とも言われます。

ペンテコステの日はイースターと同じように、毎年変わります。イースターから50日目の日曜日です。

「聖霊」(「精霊」とは違います)は目には見えませんが、人間に様々な働きかけをします。聖書ではハトの形で表されることがあります。イエス・キリストが洗礼を受けられたとき、聖霊がハトのようにご自分の上に降るのをご覧になりました。(マタイ3:16)

ペンテコステの典礼色(てんれいしょく)には、聖霊や火を表す「赤」が用いられます。イタリアでは、赤いバラをまいてペンテコステをお祝いするそうです。


…ということなので、この日子どもたちには、折り紙でハトと教会、赤いバラを作ってもらうことにしました。が、30分では時間が足りず、残念ながらバラは間に合いませんでした見本で作っておいて良かったぁぁ~





花巻教会では、毎月1回礼拝前の30分間、教会学校の分級(子ども向けの聖書のお勉強や遊びなど)をしています。この日作った子どもたちの作品は、礼拝前に大急ぎで礼拝堂に飾られ、大人も子どももそれを眺めながらペンテコステの礼拝を行うことができました。



↑講壇にも…。



↑昨年作った鳩のオーナメント。今年はちゃんとテグスを買って取り付けました。今年は間に合わなかったけど、ピンクや水色の鳩も作って色違いで飾りたいなぁ



↑ついでに外の掲示板にも飾ってみました。

他所の教会では、鳩のクッキーを配ったりしたところもあったようです。来年子どもたちに作らせたらいいかもしれない…


ちなみに話は全く変わりますが、ペンテコステに嬉しいことが。昨年秋に植えたラナンキュラスの球根が一株だけ成長し、花を咲かせました



せっかくなので1つだけ残し、あとの3つは切り花に。そろそろイースターグッズもしまわなきゃね




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