森共同アトリエ 管理人日記

共同アトリエのnews、管理人の彫刻制作記録、管理人の徒然日記etc

寄せ木材の加工。

2012年06月06日 21時20分06秒 | 眠りに落ちる者の瞳 (2012 5月~)
午後から制作を始めました。今日は背中に付ける寄せ木材の面出し加工をします。
この寄せ木は2面合わせればいいので、比較的簡単です。下面になるところに対して直角の線を入れます。

線を切って、右のでかいほうを使います。

ここも幅があるのでチェーンソーは両側からです。
 
最後微妙に残って切り離せなかったですが、ごろっと転がしたら取れました(笑)

ここで雨が降って来たのでアトリエへ、そしてその瞬間雨はやみました…。ま、そんなもんですよね(笑)

カンナで面出しをします。まずは広い面から。

表に出して底面を上にします。

ここをカンナがけ。

さしがねが吸い付くように直角を出します。ここはできるだけちゃんとつけたいです。今回の寄せ木はダボを入れず、接着剤だけで付ける事にしました。なぜかというと、最終的に形を削っていったときの事を考えたとき、面に対して直角のダボだと縦に入れても横に入れても多分出て来てしまうし、あまり効かないという結論に達しました。といってもその状態で完成はマズイので、形が出て来たらチョウチョのカスガイを打ち込みます。

最後にカンナがけした部分が寄せ木材の底面になる部分です。なので最後にひっくり返しておきました。途中ちょっと失敗して倒してしまいましたが、なんとかできました(笑)

今日はここまでです!明日は本体側の加工をします!

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ラオコーン。クロッキーとデスケル使用の描き出し。

2012年06月06日 21時02分14秒 | デッサンの道
説明用にクロッキーをしました。計測具無しで10分くらいでザッと全体感を捉える感じで。

その後、デスケルの使い方を含めて描き出しの説明へ。こちらはデスケルを使ったので、位置関係や比率に関してはそれなりに精度が高いと思います。15分くらい。

で、並べてみたらなにげにクロッキーの形合ってたな~と思いました(笑)意外と感覚でグイグイ行っても慎重にデスケル使っても結果は変わらずでしたね。

クロッキーで形をとるだけなら慣れるとそこそこいけると思いますが、紙のサイズに合わせて構図も同時に決めるのは結構難しいです。
ま、デスケルは便利な道具なので、使いこなせて損はないですね。でもポイント取る作業の時はそれだけに集中してしまうので、ポイント取った後にデスケルの事は忘れて、画面上でクロッキーをするような感覚は絶対必要です。素直にデスケルのポイントを繋いでいくような描きかたをするとまず合わないし、そもそもスタートの時点で見方を狭めてしまうようではいけません。常に対象を捉え続けないと、本質的にそれに近づく事はできないです。

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午前は授業~。

2012年06月06日 20時55分43秒 | 管理人徒然日記
今日から素描の授業は2教室同時展開になります。教室が分かれる事よりも、モチーフを組むのに時間がかかってとにかく大変
石膏はラオコーン、マルス、ヘルメス、ブルータスのラインナップ!最初ガッタメ置いてたら全く人気なくてブルータスに替えました(笑)おっさんだからかな?鎧の胸にしきりに反応してる男子がいたな~(笑)

静物は牛骨を中心にして組みました。一昨年にやった課題をアレンジ。



生徒はどっちの要素も余り経験がないから、けっこう苦戦するだろうな。頑張って欲しいです。



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