こんな感じでつくります。
今日心棒をつくろうとアトリエに入りましたが、手が止まってしまいました。先に完成したエスキースを形にするイメージがわかなくて。
よく考え直して、これは僕にとっての本当の「死」の姿ではないと思いました。
もっと哀しくて、もっと暗い。どちらもこれでは表現できないと。
それでエスキースからやり直すことにしたのです。
今日はクロッキーだけして、明日描き直します。
再生の理論に続く2作目です。「死」をテーマにしています。まずはエスキース。
この後少し陰影をつけたりして仕上げます。
最初は小さい落書き感覚のエスキースから始まりました。
ワックスをシリコン型に塗って、型を外す前に中子(作品の内側の空間を型材で埋める)を流し込みます。通常型はルウト(古型材)3:レンガ粉1:石膏1でつくります。固まったら型を外し、作品にリタッチをかけ、仕上げます。
通常頭像の鋳造では頭頂部を下に置くのが普通ですが(多分置きやすいから?)今回は空気が溜まりやすい部分が多いので逆さにしません。しかしそれでは安定しないので、先に下の方に湯道をつけてしまって、下の方だけ型に埋没させ、固定します。とりあえず型持ち(中子と外型を固定する為の釘を打てるだけ打って、埋没させる部分に短い湯道をつけた所です。
鋳肌は特別細かい型材でつくるので、先に埋没部分だけつけておきます。同時に作品の下にも型の厚みが必要なので、先に厚み分を固めておいてその上に作品を乗せる形にします。
周りをレンガで覆って作品を置き、型材を流し込んで固定。
固定後、裏側も釘を打ち込みます。
湯道(溶けたブロンズが流れる道)と、あがり(上部に溜まる空気を逃がす道)をつけてワックスの作業は終わり。
1層目。
補強の為に金網で覆います。
ブリキ板で覆って。
型材を流し込みます。
最後だけルウトが足りなくなり、耐火石膏とレンガ粉と石膏の独自ブレンドになってしまいました。色が違うのはそのため。
次回は窯詰め、そして焼成です。
通常頭像の鋳造では頭頂部を下に置くのが普通ですが(多分置きやすいから?)今回は空気が溜まりやすい部分が多いので逆さにしません。しかしそれでは安定しないので、先に下の方に湯道をつけてしまって、下の方だけ型に埋没させ、固定します。とりあえず型持ち(中子と外型を固定する為の釘を打てるだけ打って、埋没させる部分に短い湯道をつけた所です。
鋳肌は特別細かい型材でつくるので、先に埋没部分だけつけておきます。同時に作品の下にも型の厚みが必要なので、先に厚み分を固めておいてその上に作品を乗せる形にします。
周りをレンガで覆って作品を置き、型材を流し込んで固定。
固定後、裏側も釘を打ち込みます。
湯道(溶けたブロンズが流れる道)と、あがり(上部に溜まる空気を逃がす道)をつけてワックスの作業は終わり。
1層目。
補強の為に金網で覆います。
ブリキ板で覆って。
型材を流し込みます。
最後だけルウトが足りなくなり、耐火石膏とレンガ粉と石膏の独自ブレンドになってしまいました。色が違うのはそのため。
次回は窯詰め、そして焼成です。