森共同アトリエ 管理人日記

共同アトリエのnews、管理人の彫刻制作記録、管理人の徒然日記etc

鋳造後の穴塞ぎ用の棒と注ぎ口作成。

2016年09月29日 00時43分28秒 | 素人が鋳造に挑戦
中の型は脱ロウ後にロウの厚みを保持する為に釘によって外の型と間隔を保っているのですが、鋳造して釘を抜くと穴になってしまいます。その穴を埋めるのには溶接するか、同じブロンズで棒をつくってネジを切ってねじ込む方法があります。本来ならねじ込む方法でも湯道を利用したら良いのですが、今回は湯道を使わないので、別で鋳造する必要があります。その準備をしました。

まずは棒状のワックスを繋げていきます。

型に埋没させます。高さが違って、低い方に湯を流すことで、高い方に向かって空気が抜けていく仕組みです。


同時に湯を流す湯口をつくりました。これは型の上に乗せ、湯を流しやすくする為の物です。

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髪の修正。

2016年09月24日 00時27分19秒 | vision (2016年9月から)
髪を完成のイメージに近づけました。

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フライドチキンのトロフィー。

2016年09月24日 00時20分56秒 | 素人が鋳造に挑戦
賞品をつくることになり、せっかく鋳造ができるようになったのでその技術を生かして何かつくることにしました。
考えた末、これをトロフィーに。某コンビニの良い方のフライドチキン。

耐火石膏を溶いて固まる前の土台の上に乗せます。

全体を覆う。

台座になる部分をつくる。

窯で焼く。ここで肉が灰になります。

焼き上がった後は肺や小骨が中に入っているので取り除きます。

遺骨。

そして鋳造。

うまいこと流れました。完璧に衣まで形になりました 笑

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新しい作品の制作開始。

2016年09月23日 00時04分00秒 | vision (2016年9月から)
最初は木彫を予定していましたが、まずブロンズで制作します。

荒付けから。

ちょい具体的に。髪の毛の感じはエスキースに近づけていきますが、顔は完全に正面を向かせます。

visionという作品のタイトルの意味はそのうち分かると思います

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過去作品のブロンズ化。

2016年09月03日 23時04分07秒 | 素人が鋳造に挑戦
しばらく間が空きましたが、シリコン型にロウを塗り込んだところまで紹介した首像の続きです。

内側に耐火石膏を数回に分けて流し、厚さ3cm程の中子をつくります。僕が使用している耐火石膏は元々鋳造用に調整してある物なのでアンツーカーなどは混ぜる必要がありませんでした。前回猫ちゃんの鋳造の時は説明書きをよく読まずに混ぜた為に強度が落ちて型が崩れてしまいました。今回は大丈夫だと思います。中子には鋳型用の石膏を使います。
型を外しました。型の合わせ目は黒いロウを使わなかったので白くなっていますが、うっかりしていました。

原型を修正します。ヘラ状のハンダゴテやスパチュラを使って穴を埋めたり、余分な出っ張りを削ったりします。サンドペーパーも使います。

外側の型と内側の型があって、間のロウは脱ロウでなくなってしまうので、その隙間を保持する為に釘を打って支えます。今回は径24mmのステンレスの釘を使いました。本当なら顔にも差すのでしょうが、初心者の僕は空気を読まずにあえて避けてみます。



外側の型を盛っていきます。まずはベースをつくって(一番下は鋳型用、上は鋳肌用。作品に触れる所は鋳肌用です)。

良い硬さになったら逆さに設置します。

首の断面からブロンズを流し込みます。湯道を造るのがめんどくさいというのと、湯道を後で切って直すのがめんどくさいというのが理由ですが、これも初心者ならではの挑戦です。一応一番上には空気が溜まらないようにガス抜きの棒ワックスをつけておきます。

外の型をどんどん盛って完成!



とりあえず作品の厚みを変えたり、中子を全埋めしたりして、あと2つくらいつくっておきたいです。普通に失敗しそう

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