アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

将棋の歴代名人の名人位連覇数と通算獲得数

2018-09-07 06:55:22 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 今期、つまり今年、平成30(2018)年の第76期名人戦7番勝負(毎日新聞、朝日新聞共催)は、4勝2敗で佐藤天彦名人が挑戦者の羽生善治竜王を退けて防衛したわけですが、6月22日の朝日新聞朝刊に便利な記事が掲載されたのでご紹介。

 この記事は佐藤天彦名人の就位式を扱ったもの。そこに「歴代名人の名人位連覇数と通算獲得数」という表が載ったので見てみましょう(見出し画像では小さいので再掲致します)。



 とこんな感じになるんですが、佐藤天彦名人の「3連覇、通算3期」がいかにすごいかがよくわかると思います。

 実はこの名人位連覇数、獲得数は将棋ファンでは有名な話。だって表を見てわかる通り、1位の大山十五世と、2位の中原十六世の記録が突出しているんだもの。

 こうして比較すると羽生竜王の「3連覇、通算9期」の大記録も色褪せて見えてしまうのだから恐ろしい。いかに大山、中原、両永世名人が凄すぎたか。

 永世名人の称号は通算5期で与えられるもの(昔は5連覇か通算7期かのいずれかで与えられると思っていたんですが、私の記憶違いかもしれません)。

 その永世名人の資格に、佐藤名人があと2期と迫ったという話。もし5連覇で達成となると、羽生、森内、両棋士を超えたことになり、いわゆる羽生世代以降の将棋界の代表的棋士の誕生ということになります(通算5期でも十分なんですけどね)。

 ちょっと便利な一覧表なので掲載してみました。何かのときに役に立つかと。意外とこうしたことって、ぱっと調べたいときに出てこないことがよくあるので。

 付)実は、加藤一二三と米長邦雄の両大棋士は1期しか獲得していません。しかも加藤一二三は若き日の谷川浩司に、米長邦雄も若き日の羽生善治に奪取されている。そんな印象的なこともあって、そして上位2人の成績と相まって、とにかくこの将棋の歴代名人の名人位連覇数と通算獲得数は有名なのです。

 蛇足)っていうかあまりに印象的なので自然に覚えてしまうよな、これって。


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