Ｍ１２０号制作記その１９

　今日よりＭ１２０号２枚は、毎週月曜と土曜に１枚ずつ制作するはずだったんですが、たまたま２枚とも描けたので、描いてしまいました。

　というのも結局今日も、前回と同じく下塗り作業に終始してしまったので、描き込みに至らなかったからで、確かに一部描き込み作業はありましたが、次回から本格的な描き込みになります。予定より１回ずれこんでしまったわけですが、別にどうということはありません。まだまだたっぷり時間はありますので。

　これで普通は来週の月曜はこのＭ１２０号２枚は描けないはずなんですが、今日は２枚とも背景の下塗りをしただけなので、つまり主題となる事物は全く手をつけなかったので、来週の月曜、つまり明後日はこの主題となる事物を２枚とも描きます。こちらも下塗り作業と一部の描き込みに終わると思います。

　一応、今のところ順調に進んでいるみたいです。あとは本格的な描き込みをしてみないと何とも言えません。だいたい１ヶ所か２ヶ所、大幅な修正が必要だったりしますが、それさえなければ意外と完成は早いかもしれません。

模写「キリストの洗礼」「フランドル風景」

ヴェロッキオ「キリストの洗礼」（Ｍ４号、油彩）


ルーベンス「フランドル風景」（Ｆ１５号、油彩）

　２枚とも、２００９（平成２１）年７月の完成です。上の模写は画面が細長いので、原画の全部は収めきれず、端が切れています。

　どちらも硬い表現でぎこちないですが、丁寧に描いて仕上げてあります。まあそう褒められた出来ではありませんが、私の模写の最初期ですのでこんなものでしょう。

　風景画の模写なんてしていないと思ったら、していたんですね。本人、すっかり忘れてました。この他に３枚も模写しているらしいので、順次紹介していきたいと思っています。

　しかしまあ上の模写は、Ｍ４号とは随分小さい画面で描いたものです。これじゃあ、ちょっと大変だったんじゃないかな。

　今から８年前はこんな感じだったのね。しかし何でヴェロッキオとルーベンスだったのだろうか、今となっては謎だ。