アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

寿がきや みそ煮込うどん

2017-01-31 06:07:53 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
寿がきや 名古屋名物 みそ煮込うどん 118円+税
                   寿がきや食品株式会社

 私の父は寒い冬に、駅近くのそば屋の味噌煮込みうどんで熱燗を飲みたいのだが、体の調子が悪くなることを気にして、なかなか店へ行けない。
 出前を取ればいいのだが一人前からでは出前してくれないし、私も母も、父につきあって何か他に頼む気になれない。大しておいしくない割に高いのだ。味噌煮込みうどんにしても、あれで千円近くもするのだから閉口してしまう。

 そこで何かいい手はないかと思い、スーパーで見つけたのが、この寿がきやのみそ煮込うどんだ。試しに買ってきて、私と母とで分けて食べてみた。

 で、味見した結果はどうかというと、なかなかいける。麺は申し分ない。しかしスープの素がみそ味よりもしょうゆ味が強く、ちょっと残念。しかし母が鋭い指摘をした。このみそ煮込うどんのスープの素は粉末である。粉末でこの味が出せているなら上等なのではないか。
 確かに。液体じゃなくて粉末でこの味を出せているのだから冴えている。何なら味噌を少し足せばよい。この商品はおそらく随分昔からあるのだろうが、長期保存の効く即席麺でここまで再現できているのだから大したものである。

 というようなわけで、今度わが家で夕食にこのみそ煮込うどんを3人分用意して、写真のようにねぎやかまぼこ、しいたけなどを入れ、最後に卵を落として、これで一杯やろうということになった。父も楽しみにしている。父はあつあつが好きなので、しっかり熱いお湯で作ることにしよう。
 スーパーで売っている商品なのに、なぜか私が買ってくる役目を仰せつかったので、早速買ってきます。

 付)しかしすごいね、この日本の即席麺文化。何でもありじゃん。探せばもっと楽しいものが発見できそう。しかも低価格で。子供の頃はよくカップラーメンを食べましたが、今改めて大人になって、こうした即席麺に目を向けるのも悪くない。あれこれ探してみますかね。何だか楽しくなってきた。面白そうなものがあったら記事にしたいと思います。

M120号制作記その16

2017-01-30 13:34:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 今日でM120号2枚とも下塗り完了。この下地が乾けば、2枚とも本格的な制作が始まる。ようやく描画が始まるわけですが、問題は時間の確保。

 毎週月曜はこのM120号2枚の制作日に当てますが、今までF50号を2枚同時に制作というのはありましたが、今回は100号を超える作品を2枚同時に制作することになるので、1回に2枚は無理。毎週月曜、M120号を交互に描くことになる。つまり1枚につき隔週の制作になるので、間隔が2週間とだいぶ空いてしまう。

 制作が進むにつれ、指触乾燥も遅くなっていくから、最終的には2週間空いても構わないのだが、最初のうちは指触乾燥が早いので、1週間毎に描くのが望ましいことが予想されるわけで、その辺の按配をどうするのか。

 もうこうなったら、どんなに疲れていてもアルバイトから帰宅後に描くしかない。夕方から始め、夕食を挟んで、早めに入浴し、夜遅くまで制作することになると思う。そうなると電気をつけて描くことになるが致し方ない。できるだけ自然光で制作することに努めてきたが、今回は諦めるしかなさそうだ。

 今までは下地作りだったので、のんびりしていたが、これからは待ったなし。指触乾燥具合と相談しての制作になる。つまり、なかなか予定通りに制作が進まないという事態が容易に想定される。確かに毎週月曜は制作日に当てているが、この日に制作できないことが起こりうる。

 いよいよ忙しくなってきた。次回の制作は来週の今日、いやそうか、毎週土曜と月曜に1枚ずつ制作日を当てるのも悪くない(現在、「風景画追試」が毎週木曜になっているのを忘れていた)。今後その辺も含めてどうするのか検討します。

 蛇足)今日これから母と墓参に行ってきます。どうも今年は何だかんだと休みの日に用事が入ることが多いです。

お知らせ~第92週のカテゴリー

2017-01-29 06:33:09 | 随筆(日記、旅行)、お知らせ、こぼれ話
 来週の定期投稿(月、水、金)カテゴリーは「絵画制作記」「巨匠の一作」「本、雑誌」の予定です。

 こぼれ話をいくつか。

 最近、焼酎お湯割りを飲んでいるので、「グルメ、健康」のカテゴリー記事で紹介することが多くなります。焼酎好きってわけじゃないんですが、体が温まりますので(またそのうちホットウイスキーに戻るのかもしれません)。もう本当に酒なら何でもいいんじゃないかという気がしないでもない。適当なところで切り上げているからいいようなものの、それにしても毎月の酒代が結構すごいかも。あまり考えないようにしていますが、少し控えた方がいいかもしれません。体のことよりもお金のことが気になってきた次第。

 そのアルバイト先で、私の上司のCさんがついに異動。私にとってはいい人だっただけに残念。これで他部署のNさんも異動になれば(この方も長くいるので、いつ異動になってもおかしくない)、私が採用されたときにいた社員の皆さんが全員いなくなることになる。別に何がどうというわけではありませんが、何となく寂しいですね。

 もう寒いの飽きた(と強がりを言ってみました)。とにかく今年の冬は風が強い。これが体に応える。もともと冬なんだから寒い上に、風がこうも強いとどうにもならない。ついでにアルバイト先も寒いから(絶対に節電してるって)、二重三重にきつい。早く春にならないかなあ、なんて思う気もしない(そんなことを思う元気もない)。ただ震えているだけ。耐えているだけ。でも真夏よりましかなあと思ったりしております。

 年が明けて、今は1月なんだなあと、ようやく実感できてきたと思ったら、もう2月になるのか。なぜか今年の1月は時間が経つのが遅かったというのが正直な感想。忙しかったせいなんでしょうか、それとも疲れているせいなんでしょうか。きっと毎日が単調な生活になっていて、変化がないせいだと思われる。休みの日になかなか外出できていないものねえ。無理してでもせめて散歩へ行くとしますか。

 おっと、思い出した。両親と私とで初詣へ行ったときに引いたおみくじは小吉だった。おみくじを詳しく読んでみると、どうやら今年は会う人に注意で、騙されたりしないようにということらしい。それと雑念が多いから、学問や商売での成功は厳しい、とのこと。あんまりいい年にならなさそうだなあ。

 ここんころ、なかなか気持ちが前向きにならない。何か新しい刺激が必要。いろいろやっている割には熱中していない感じがする。集中はしているが、夢中になることがない。面白そうなものを見つけにくくなってきているのかもしれません。何か方策を講じないといけない。こういうとき、常に読書は次善の策になるので、とりあず読書かな。最近全然本を読んでないなあ。地元でいいから本屋へ行くとしますか。

将棋道場通いその6(平成29年1月28日)

2017-01-29 01:02:50 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 寒中お見舞い申し上げます(松の内を過ぎたのでこう申し上げねばなりますまい)。新年、つまり平成29年1月、今年最初の将棋道場通い、指し初めを昨日無事に済ませてきました。

 新宿将棋センターへ行くかと思いきや、何と荻窪将棋サロンへ行くことになりました。というのも、昨日は絵画制作しないので、丸一日空いている。ここんところ疲れているので午前10時頃まで就寝。起床後、まず2階の自室とトイレ、廊下の掃除。これは毎週土曜の日課である。これを済ませてしまえば後は自由に行動できる。

 いろいろ買い物が溜まっているので新宿へ行くのがいいと思ったのだが、カンバスロールの切り残しで、いくつか小品が取れるので、それ用の木枠を買わないといけない。これが最優先で、これには支部展の分も含まれている。そこで荻窪画材へ木枠を買いに行こうと思ったのだが、この店は土日が休みなのを思い出した。

 このとき、ふと荻窪将棋サロンへ全然行ってないなあ、どれぐらい行っていないのだろう、2年くらいかなあ、と思って、ルーズリーフの記録を見てみたら、何と!約3年、正確には2年と10ヶ月も、行っていないことが発覚。これはまずい、とにかく行かねば、ということで、急遽荻窪将棋サロンへ行くことになった次第。

 で、約3年振りに荻窪将棋サロンへ行ってきたんですが、席主の荒井さんは私の顔を覚えてくれていた(まあ忘れられていても文句は言えませんが)。私がちょくちょく通っているかのような自然な応対をするところはさすがです(内心怒られたらどうしようと思っていたんですが、杞憂に終わりました)。

 私としては約2ヶ月振りの実戦なんですが、その結果はというと―

 1局目は勝ち(対四段、先手番)。私は相変わらずの藤井システム。ただし、なぜか左金の動きを保留した形で待ち構える。どうして左金を保留したのかは不明。私自身にも謎。どうしてなのかしらん。何やら心境の変化があったらしい。

 まあそれはともかく、相手は警戒し、船囲いを選択したのだが、私の方は、これまた心境の変化で玉頭銀を選択。相手はどうするのかと思っていたら、何と金を上がって歩を守った。そこで私は玉頭銀を引っ込め、以降は駒組み合戦になるが、序盤は完全に私の作戦勝ち。中盤も駒組みが続き、中盤の長い将棋になった。

 私としては油断したつもりは全くなかったのだが、左銀の代わりに左金が中段まで出て行ってしまったのと、三手損が響いて、相手に駒をうまくまとめられてしまった。私が仕掛けて駒を捌いて、敵陣へ飛車を下ろしたときには、すでに形勢は悪化、敗勢に。
 ところが相手は形勢を悲観していたらしく、見落としもあり、だいぶ差は縮まったが、形勢逆転には至らず、最後は私の玉に即詰みがあったのだが、相手がそれを逃し、私の玉が中段へ逃げ出す形となり、勝ちとなった。


 2局目も勝ち(対四段、後手番)。1局目で味を占めたわけではないのだが、またしても私は左金保留型の藤井システムに構える。相手は船囲いにし、斜め棒銀を選択。左金を保留しているとはいえ、この場合は飛車を回らないといけないところを、左金を動かしてしまったために、銀交換する羽目に。

 以降は私の指し方は破れかぶれ。敵陣へ銀を打ち込み、香車を取って成銀を作ったものの、そっぽだし、挙句の果てに相手の飛車の動きを抑えるために香車を打ち、相手の桂馬も取るも、この成香もそっぽで、とても活躍できそうもない。つまり桂香得で、駒台に桂馬があるものの、成銀と成香が死に駒状態。相手の駒台には銀と歩があり、角筋も通っているので、相手の攻撃を防ぎきれないので、やむなく捌き合いに。

 相手は飛車を切り、角を成る。私も敵陣に飛車を成り込ませるが、すでに敗勢。ところがここで相手に悪手が出る。相手は私の飛車が成り込まれていることと、私の駒台に飛車があること、つまり飛車が2枚あることが気になるらしく、盤上の龍を追い払おうと中段に角を打ったのだが、これが私の死に駒の成銀と成香の近くだったため、この2枚で角を取りに行けることになってしまった。

 相手は打った角を助けるために、自陣に銀を打つことになり、何と死に駒2枚とこの銀とが交換になるという、夢のような展開に。それでも私が敗勢だったのだが、相手は攻めれば勝ちなのだが、攻めずに受けに回るものだから、形勢がおかしくなりついに逆転。以降は相手に勝ちはなく、最後は形勢大差にて私の完勝となった。


 これで2連勝なんですが、今日は午後2時過ぎから指し始めたんですが、互いに長考したため(確かにかなり難しい将棋内容ではあったんですが)、1局目は約3時間、2局目は約2時間もかかってしまったので、もうばててしまい、少々具合も悪くなってしまったので、午後7時前でしたが、引き上げることにしました。

 荻窪駅前から帰りのバスに乗ったんですが、座席でぐったりしていました。終点の武蔵関駅前で降りて、下りの西武新宿線に乗ってしばらくしてようやく体調が戻った次第。もうとにかく今回の対局は疲れました。帰宅は午後7時50分頃だったかな。

 というわけで、今年、平成29(2017)年の将棋道場通いは、2連勝で始まりました。

 付)今年から将棋道場へは毎月2回通うつもりです(ちょっと今月は1回になってしまいましたが)。今後は月末(つまり給与が入った直近の土曜)に荻窪将棋サロンへ行き、翌月は月刊誌「将棋世界」の発売日以降に(「将棋世界」を持参すると席料が半額になるので)新宿将棋センターへ行きます。これで毎月2回将棋を指しに行くことになります。

 注)それと今年から居飛車も指します(今日は約2ヶ月振りということもあり、振り飛車にしましたが)。とにかく今年は居飛車の習得が目標です。そのためにはとにかく実戦で指さないと。ですが荻窪将棋サロンでは振り飛車しか指さず、新宿将棋センターでは相居飛車になりそうなときだけ居飛車を指すようにします。ですからなかなか居飛車の対局数は増えないかもしれませんが、とにかく相居飛車戦を狙ってみます。

 蛇足)去年までの通算30勝11敗に今日の2勝を加えれば、通算32勝11敗となりますが、こうした数え方は止め、これからは年ごとに数え直すことにします。ですから、今年は通算2勝0敗ということになります。

模写「テンピの聖母(F10号、油彩)」

2017-01-28 08:10:45 | 石膏デッサン、模写、自分の絵

2010(平成22)年12月完成。

 ラファエロの「テンピの聖母」の模写です。おお! ついに人肌の表現ができているではないですか。記録を見ると、「カウパーの小聖母」(2017-01-21 の記事参照)で人肌表現を身につけたので、それを再確認するために描いた、とある。

 へえーっ、そうなの。ということは「カウパーの小聖母」で、画面にはっきりと表れていないものの、こつを掴んでいたらしい。この「テンピの聖母」は今改めて見ても遜色ないですね。これで十分です。

 なかなかこれができないんですね、現実問題として。こうした微妙な表現ができれば、当然他のもの、例えば布地の柔らかさ、といったものも描くことができるわけです。

 さあ、いよいよ次回は総仕上げ。人肌の表現をちゃんと習得したか、最終確認します。こういう学習は復習が大事。しつこく確認。繰り返し描いてしっかり身につけます。

マルちゃん正麺、どれがおいしい?

2017-01-27 06:04:44 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
*写真には醤油味と塩味がありませんが、ちゃんと食べてますのでご安心を(うっかり撮り忘れてしまいました、スミマセン)。

 マルちゃん正麺が発売されて今年で6年。わが家がマルちゃん正麺を食べ始めたのが去年。去年は発売5周年を記念して担担麺も発売された(写真右下)。全種類を食べたことだし、ここらでちょっと個人的にランキングしてみたい。

 その前に重要なことをひとつ。袋の説明だとお湯が500ml必要ですが、それだとちょっと多いので400mlで食べています。もしキャベツやにんじんなどの具材を入れるなら、やはり500mlがいいです。
 そういうわけでお湯は400mlで具材は何もいれずに食べての評価です。

 では早速結果を発表すると

 1位   塩味
 2位  豚骨味
 3位  醤油味
 4位  味噌味
 5位 鶏白湯味
 6位  担担麺

 こうなります。下位から順に説明すると、担担麺は味噌味に辛みを加えた感じで、これって本当に担担麺なのかなあという気がしています(おいしいから別に問題ないんですけどね)。鶏白湯味は豚骨味にコーンポタージュを加えたような味で、若干癖がある(こちらもおいしいんで、これはこれでいいんですが)。そして味噌味ですが、可もなく不可もなくで普通においしい。何の不満もないんですが、逆に何の特徴もない。何とも贅沢な話ですが、やはり4位かなあと。

 で醤油味は魚介がやや強いので若干苦手な人がいそうな気がしますが、しかしこれは私がお湯を500mlではなく400mlで食べているせいかもしれません。とはいえこれはこれでなかなかいい感じです。そして豚骨味、これは特においしい。たまらく好きですが、このたまらなく好きの上を行ったのが塩味。抜群にうまい。どうしよう、いやどうしてくれよう。

 というようなわけで、塩味と豚骨味が断トツでお薦めです。取りあえず味噌味を食べるという手もありますが、インスタント麺といえば味噌味という人もここは是非、塩味か豚骨味を試してほしいところです。
 なおスーパーでは5食入りしか売っていませんが、コンビニへ行けばばら売りしていますから、それを買ってみるのもいいかと。それと担担麺は残念ながら、5周年記念での数量限定発売なので、もう買えませんのであしからず。

 ちなみにわが家では塩味と味噌味を買い置きすることになりました。母も塩味が一番好きなんですが、わが家では袋のインスタント麺にはキャベツやにんじん、玉ねぎを入れがちなので、そうなると味噌味が無難。そういうわけで味噌味も用意することになりました。

 蛇足)鶏白湯味って、お湯を400mlで食べると、あの有名ラーメン店の天下一品の味にちょっと似てません? 気のせいっちゃ、気のせいなんですが、似てないこともないかと。よかったら一度お試しあれ。

風景画追試その31

2017-01-26 11:10:43 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 ちょうどいい指触乾燥具合でしたので制作できました。まだ大きくは進んでいませんが、着実に進んでいます。

 上の模写はある程度空が出来上がらないと、他の部分を描きづらい印象です。下の模写はあまり筆に溶き油をつけずに厚塗りで仕上げてありますので、そのように描かないと似ませんが、私は厚塗りが好きでないので、最終的には厚塗りしますが、ちょっとどうするか迷いながらの制作となりそうです。

 ただ平面的に色を塗っているように見えますが、原画を見ながら考えながら塗っているので、つまり頭の中で今後どういう風に描き進めるか、そのためにはどんな下地を用意しておいた方がいいか、検討しながら塗っているので、最初はどうしても見た目はあまり進んでいないように見えます。そうしながら一気に描き進める時機を窺っているわけです。慎重に狙いを定めて一気に仕留めるという感じでしょうか。

 順調に進んでいるので、意外と完成は早いかもしれません。さすがに明々後日の土曜に続きは描けませんので、おそらく来週の今日、また木曜の制作になりそうです。

焼酎お湯割りにぴったりのつまみ

2017-01-26 07:43:52 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
マルちゃん あつあつ豚汁うどん 138円+税 東洋水産株式会社

 とうとう見つけた、焼酎お湯割りにぴったりのつまみを。それがこれ。ご存知、マルちゃんの「あつあつ豚汁うどん」だ。

 安いし、手軽に作れるし(お湯を入れて5分待つだけ)、どこでも手に入る(スーパーで普通に売っている)。そして何より温かい。寒い冬にはぴったりのつまみだ。これに七味(または一味)唐辛子を入れれば、より完璧になる。

 特に焼酎お湯割りとの組み合わせが、一層このカップ麺の良さを発揮する。ぜひお試しあれ。


 付)って私が力説するまでもなく、誰か、いやすでに多くの人がやっていると思うぞ、私は。

 最初カップ麺の鴨だしそばで飲んでいたんだけど、何かが違うと思い、かといって味噌ラーメンも赤いきつねも違う。そしてついにこれだっ!と気づいた次第。

 もうたまりません。何もこれがもつ煮の代わりになるとまでは言いませんが、何より手軽で温かいのですから言うことなしです。ありがたや。

 注)もうすでに家に3つ買い置きしてあります。暖かくなるまで切らさないつもりです。

連作「影絵芝居」 谷中安規

2017-01-25 05:40:46 | 画材、技法、芸術論、美術書全般、美術番組
 私が谷中安規を知ったのは、これまた美術番組「美の巨人たち」で、2005(平成17)年4月23日放送「街の本」だった。

 この番組の中で「影絵芝居」という連作が紹介された(写真は「影絵芝居 第三景」)。非常に悲しい物語なのだが、とにかく惹きつけられた。番組では全部を紹介したわけではないが(この「影絵芝居」は全十三景)、それで十分だった。衝撃を受けたのではなく「おお!これだ」と共感した。熱狂的な支持者がいるのも頷ける。私もそのうちの一人だ。

 ぴんと来ない人には、全くぴんと来ないのが、この谷中安則だろう。彼の木版画の彫りの技術は中学二年生ぐらいだと番組で言われていた。木版、銅版を問わず、版画は技術で評価されるから、そうなると、谷中安規の良さを説明するのが難しくなってしまう。

 彼の作品の魅力は、彼自身の想像力にある。彼独自の世界観や歩んできた人生が、その作品の中にはっきりと見て取れる。これにどれぐらい共感できるか。共感できなければ、それまでである。魅入られるか、魅入られないかのどちらかである。

 私は魅入られてしまった。彼の作品の虜になってしまった。谷中安規は、その作品の小ささが災いしてか、なかなか知名度が上がらずにいる。もっともっと世間で知られてほしいと私は思っている。写真は「影絵芝居 全十三幕」の中で、最も印象的な一枚を選んだつもりである。もしこれで谷中安規に興味を持ってもらえれば嬉しい限りだ。

 付)「谷中安規 モダンとデカダン」(2015-09-02) も、よかったら読んでみて下さい。

あらわざ [新技] 桜島

2017-01-24 06:20:45 | グルメ、健康、お気に入り、自慢の一品
特許「磨き蒸留」芋焼酎 あらわざ [新技] 桜島 920円+税
                     本坊酒造株式会社

 写真の「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2016金賞受賞」の帯に引っかかってみるのも悪くないと思い、っても「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」が何のことだがさっぱりわからないのですが、買ってみました。

 この寒い冬の時期、放っておくとサントリー角瓶のホット・ウイスキーばかりになってしまうので、浮気してみた次第。私自身は芋焼酎が苦手なんですが、飲むのにやぶさかではないので。

 特許製法のわりには安いのがちょっと気になりましたが、お湯割り(じゃなくてももちろん構わない)で飲んでみるとあら不思議。芋焼酎独特の癖が極力消えている。これで駄目なら芋焼酎を飲むのを諦めるしかないでしょう。芋焼酎にしてはすっきりとした味わいです。

 というわけで芋焼酎を苦手にしている人で再挑戦したい方にお薦めです。しかしながらこういう推薦の仕方って間違っているんじゃないかという。確かに芋焼酎の癖が抑えられているのですが、そういう見方は芋焼酎を苦手にしている私のような人の考えであって、芋焼酎が好きな人は別の見方をするはずなんで。

 でもまあ飲んでおいしいので、芋焼酎が好きな方も飲んでみてはいかがでしょうか。