「太陽より高い場所を知っているわ」
と彼女
僕は何も言えないけど
「太陽より熱い場所も知っているわ」
と彼女
僕は何も答えられないけど
君が言うのなら
それは正しいのだろう
結局のところ
僕は今どこで
迷子になっているのかも
わからないんだから
宇宙の真ん中なのか
宇宙のはじっこなのか
それさえもわからないんだから
おまわりさんにも
聞けないときたもんだ
無重力となった責任感と
無重力となった愛情が
迷子のまま
太陽のまわりを
ただぐるぐるとまわっている
と彼女
僕は何も言えないけど
「太陽より熱い場所も知っているわ」
と彼女
僕は何も答えられないけど
君が言うのなら
それは正しいのだろう
結局のところ
僕は今どこで
迷子になっているのかも
わからないんだから
宇宙の真ん中なのか
宇宙のはじっこなのか
それさえもわからないんだから
おまわりさんにも
聞けないときたもんだ
無重力となった責任感と
無重力となった愛情が
迷子のまま
太陽のまわりを
ただぐるぐるとまわっている