シンムラテツヤのブログ

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テレビの生涯

2013年05月22日 | 日記


先日、近所を散歩した時に見かけたテレビ。
公園のベンチに置かれていた。
その横顔はとても悲しそうでした。


人と物は、同じ時間を共有して過ごす。

僕が思うに、人間と共に生活をしている物たちみんな、自分を人間だと思っているんじゃないかな。

テレビはスイッチを入れられ、人間を笑わせたり泣かせたりする。
テレビはそんな時間を幸せと感じて日々を過ごしているに違いない。
人間が求めて、テレビを見たい!と思ってスイッチを入れるわけだからテレビもそりゃ喜ぶ。

そんなやりとりをしているうちに、物は感情を持っていく気がする。


先日、ゴミ収集車のすきまから、くまのプーさんが顔を出していた。
とてもとても悲しそうに。
なんで捨てられんだろう?って。
もしかしたら持ち主のことを恋人だと思っていたかもしれない。

人と暮らした物はみんな何かしら感情をもっていると思う。
そんな想像力だけは持っていたいな、と思う。


と、そんな曲が書けました。
形にしていくぞう。


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