＜政府経済見通し＞１１年度の実質成長率１％台半ばの方針

　内閣府は、９日発表の７～９月期国内総生産（ＧＤＰ）改定値をふまえ、１１年度の政府経済見通しを実質成長率で１％台半ばとする方針を固めた。実質成長率から物価上昇の影響を除いた名目成長率については、ゼロ％台を軸に検討を進める。関係省庁と調整し、今月下旬に決定する。

　内閣府は１０年度の実質成長率を２．６％と予測しており、１１年度は大幅な減速となる。政策による景気押し上げ効果が弱まることに加え、海外景気の減速で輸出の伸びも鈍るとみているため。

　また内閣府は、１１年度の物価上昇率はマイナスが続く公算が大きいと見ており、名目成長率についてはゼロ％台とする方向で調整を進める方針だ。【高橋昌紀、坂井隆之】

引用元：yahoo ニュース

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米、減税延長妥協案に３４兆円規模の景気刺激策

　【ワシントン＝岡田章裕】ブッシュ減税の延長問題を巡ってオバマ米大統領と共和党が合意した包括的な妥協案に、少なくとも４０００億ドル（約３４兆円）規模の追加景気刺激策が盛り込まれていることが８日、明らかになった。

　米ホワイトハウスは総額を明らかにしていないが、サマーズ国家経済会議（ＮＥＣ）議長が８日の記者会見で刺激策の規模を項目別に説明した。関連法案は、週内にも採決される見通しだ。

　サマーズ議長によると、企業の減価償却を加速する減税で１８００億ドルが最も大きい。このほか、労働者の給与税の２％カットで１２００億ドル、失業保険給付の拡大措置の１３か月間延長で５６０億ドル、子育て世代や学生向けの税控除で４００億ドル――の景気刺激効果を見込んでいるという。

引用元：yahoo ニュース

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年４・５％増に上方修正…７～９月期実質ＧＤＰ

　内閣府が９日発表した２０１０年７～９月期の国内総生産（ＧＤＰ）改定値は、物価変動の影響を除いた実質ＧＤＰ（季節調整値）が前期比１・１％増（年率換算４・５％増）となり、１１月１５日に発表した速報値の０・９％増（同３・９％増）から上方修正された。

　速報値の発表後に明らかになった７～９月期の法人企業統計調査の内容から、速報段階での推計より設備投資が活発だったことが明らかになり、速報段階の０・８％増から１・３％増に引き上げられたのが要因だ。

引用元：yahoo ニュース

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日産・三菱、ＥＶ充電乗り入れ…２９００店で

　日産自動車と三菱自動車が、電気自動車（ＥＶ）保有者の充電の便宜を図るため、両社の系列販売店にある充電施設の相互利用に踏み切ることが８日、明らかになった。

　利便性を高めてＥＶの普及を促すのが狙いで、両社が作ったＥＶの保有者なら、全国に２９００か所ある両社の系列販売店の充電器を利用できるようにする。

　フル充電した場合に走行できる距離は、日産が今月２０日に発売する「リーフ」が約２００キロ・メートル、三菱自の「アイ・ミーブ」が約１６０キロで、長距離走行時の電池切れに不安を抱く利用者も多い。両社は、自社ＥＶ向けに系列販売店の敷地内に充電器の設置を進めているが、公共の充電施設もまだ少ないことから、互いに販売店の充電施設を開放することで、充電できる施設を一気に拡大する。

引用元：yahoo ニュース

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