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<スティール>サッポロ買収戦に“白旗” 全保有株を売却

2010年12月16日 | 日記
 米投資ファンド、スティール・パートナーズが、保有するサッポロホールディングス(HD)の株式をすべて売却していたことが16日、分かった。スティールはリーマン・ショック後に日本株の売却を進めており、「サッポロ買収戦」からも事実上撤退する。約6年間にわたるサッポロとスティールの攻防戦は幕を閉じた。

 スティールなどが16日、関東財務局に提出した大量保有報告書によると、12月に入り保有するサッポロ株の売却を進め、15日までにすべて売却。スティールの持ち株比率はゼロになり、関係するファンドが0.15%を保有するだけになった。スティールの広報担当者は「個別銘柄の売買はコメントできない」としているが、金融危機による損失で投資活動の縮小を迫られた模様だ。

 スティールによるサッポロ株保有は04年10月に明らかになった。07年2月にはスティールがサッポロに対して株式の公開買い付け(TOB)による買収を提案。これに対し、サッポロは全面対決の姿勢を鮮明にし、事態はこう着していた。

 スティールは09年2月、サッポロの株価下落などを受けて買収提案を撤回。その上で、株主総会での取締役再任には反対を表明した。だが、翌月の株主総会でスティールの反対表明は否決され、戦略の手詰まり感も強まっていた。

 今年10月には保有するサッポロ株式の一部(4.6%)を売却したのに続き、今月9日にも追加の売却に踏み切ったことが判明し、保有比率は、7.73%まで下落していた。

 スティールの撤退に対しサッポロは「今後も引き続き、さらなる企業価値の向上に鋭意取り組みたい」としている。

 スティールは07年、ブルドックソースにもTOBを仕掛けたが、ブルドックの買収防衛策導入でTOBは失敗、スティールは08年3月末までに保有するブルドックソース株をすべて売却。その後も、リーマン・ショックを機に日本株の売却を進めている。【井出晋平、太田圭介】

引用元:yahoo ニュース

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ゆうちょ銀、英に事務所…資産運用多様化目指す

2010年12月16日 | 日記
 日本郵政グループのゆうちょ銀行が2011年中にロンドンに連絡事務所を開設する検討に入ったことが16日、明らかになった。

 ゆうちょ銀が海外に駐在員を置く事務所を設けるのは初めてだ。世界の金融センターの一つであるロンドンに事務所を設置して最新の金融情報を収集し、国債に極端に偏っている資産運用の多様化を目指す。

 海外での事務所設置は、現行の郵政民営化法では認可事項ではなく、総務省と金融庁への届け出でできる。ゆうちょ銀は両省庁と事前相談を行っており、詳細を詰め次第、正式に届け出る。ただ、通常の銀行業務はできないため、当面は職員を数人派遣し、情報収集にとどめる。

 ゆうちょ銀は現行法でも可能な海外事務所を設け、国債に集中した資産運用を改め、安全性の高い外国債券や社債など、運用の多様化に向けた準備を進める。

引用元:yahoo ニュース

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ホンダ「NSX」HVで復活

2010年12月16日 | 日記
 ホンダは15日、高級スポーツ車「NSX」の後継車の開発を再開しハイブリッド車(HV)モデルを投入する方向で検討に入ったことを明らかにした。一昨年秋のリーマン・ショック以降の景気後退の影響で開発を中止していたが、業績改善に伴い、ブランドを牽引(けんいん)するスポーツ車が不可欠と判断した。

 NSXは平成17年末で生産を終了。ホンダは現在、高級スポーツ車を生産していない。「(環境重視という)時代性を加味してつくりたい」(伊東孝紳社長)として、二酸化炭素(CO2)排出量の抑制と高い走行性能を両立するHVモデルの開発に着手することにした。

 2月に発売したスポーツタイプのHV「CR-Z」の好調な販売実績も後押ししているもようだ。HVのNSXは、3~4年後に発売する見通しで日米両市場を視野に入れている。

 同社は現在、10月に発売した主力小型車「フィット」のHVモデルやHV専用車「インサイト」など5車種を国内外で販売している。来春をめどにフィットをベースにしたワゴンタイプ、来秋にはミニバンタイプも投入して攻勢をかける構えだ。

引用元:yahoo ニュース

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