あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

番組♪

2011-08-08 22:28:58 | 日常
テレビ観てたら渡辺謙さんが出てて大河ドラマ「独眼竜政宗」のお話してたのね。
懐かしくなって凄く観たくなりました~♪

大体ね~戦国時代って下剋上の時代でしょ?
家臣が自分の主君を殺して成り上がるパターンも多かったけど、息子と父親、兄弟同士の骨肉の争いも多かったのね。
中でも多いパターンは、跡継ぎの長男VS次男の争いですよね。
何故かといえば長男は跡継ぎとして乳児のうちから母親から離され、乳母や教育役の家来衆に囲まれて厳しく養育されるでしょ?
対して行き場を失った母の愛は、大体手元で育てることを許される次男に向けられちゃうのよね~(汗)
したがって母親の愛を独占して我儘いっぱいに成長した次男が、兄に造反して処分されるケースが多々ありました。

織田信長も父親の死後家督を継ぎますが、その才を疑問視する家臣たちと共に自分に刃向った弟信勝と戦い勝利します。
次男の信勝を溺愛する母土田御前の取り成しで一度は許しますが、二度目の反乱を企てた際には流石の信長も許しませんでした。
一度目の反乱の際にはあの柴田勝家も弟信勝側についていたのですが、そんな彼を許し重臣の一人とした信長は太っ腹よね~(汗)

その姪にあたる江(後のお江与の方)の産んだ後の三代将軍家光も弟忠長との確執がありました。
長男が早世し、次男でありながら事実上跡継ぎとして育てられた家光ですが幼少のころは病弱で吃音があり容姿もさえなかったそうです(汗)
対して三男の忠長は幼いころから容姿端麗で利発であり両親の家忠、江に愛されて育ちました。
家光が廃嫡されることを恐れた乳母春日局の家康への直訴により将軍家の長子世襲制が決定づけられたと言われています。
やがて長じても尊大な態度を改めなかった忠長は、領地を与えられ大名となりましたが後に改易され最終的に家光に自害を促され死んでいくことになってしまいます。

この「独眼竜政宗」でも、やはり弟可愛さに実母が政宗を毒殺しようとするシーンがあったのね(汗)
政宗はそのため心ならずも可愛がってた弟を手にかけるんだけど本当に観ていられないほど痛ましい場面でした。
(ちなみに弟役は、岡本健一さんでした。)
弟自身に謀反を起こす気持ちが無かったとしても、利用しようとする家臣たちが背後にいた場合その存在自体無かったことにしてしまうしかないという戦国の世の無常を感じましたね。
どの場合も同母兄弟なのですが、母の愛は次男にだけ注がれていてそれゆえに悲劇的な結末を迎えることになります。
悲しいですよね~(汗)