１１人いる！

スタジオライフによる「１１人いる！」の大阪公演を観に行ってきました。
萩尾望都さん原作のSFということで楽しみにしていたのですが、今回の地震で中止になる可能性もあったようです。
今回無事に公演が開催されることになり良かったです。

逆宝塚な男性のみの劇団なので、女性役も勿論すべて男性が演じます。
大昔に原作を読んだんだけど、内容はうっすらとしか思い出せず～（汗）
舞台も新鮮な感じで観ることができてかえって良かったかも？

両性体のフロルを演じてた男優さん、すごく可愛かったです。
娘も間近で見て「男の人なのに可愛いね」とびっくりしてました（笑）
まつ毛バサバサでそこらの女の子に負けないくらい愛らしかったです。
帰りに出演者が並んで観客をお見送りしてくれたのですが、主役はじめ主要メンバーがFCの入会受付やグッズ販売を普通にやっててこれまたびっくり。
思わず凝視しちゃったわ～（笑）

舞台の大筋は、宇宙船の内部で進行する１１人のメンバーの心理劇です。
１０人のはずなのにいつのまにか１人増えていたことにみんな慌てふためき疑心暗鬼に陥ります。
誰が１１人目なのか意図は何なのか最後まで明かされず、意外などんでん返しに驚かされました。
やはり漫画界の不朽の名作といわれる作品だけあって、３０年くらい前の作品なのに古さを感じませんでした。

樹なつみさん原作の「OZ」も舞台化されたのですが、観てみたいわ～♪
DVDは出てるんだけどね～。
今回の公演、グッズの収益金から一部が地震で被災された方への寄付に回されると聞きました。
全国に広がる支援の輪、本当に素晴らしいですね。

こんな時だからと自粛されるイベントも多々ありますが、チャリティサッカーや舞台等様々なイベントが連日開催されています。
スポーツや演奏会、演劇等人間の心に訴えかける力のあるイベントは、できる範囲で開催されたらうれしいですよね。
私もこの公演で勇気と希望をもらったような気がします。

このチケットはお友達情報で当選したものでした。
素敵な情報を本当にありがとうございました。
とても素敵な舞台でした（＾＾）