あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

新大統領誕生

2009-01-21 20:21:42 | 日常
歴史的な日でしたね♪
米国での初の黒人大統領の誕生に世界が湧きかえっていました。

子どもの頃、米国に無理やり連れて来られた黒人のアフリカ戦士クンタ・キンテが奴隷となり、厳しい差別の中戦うという連続ドラマ「ルーツ」を観ました。
その後彼の三代にわたる一族が代々出会う困難について描かれていて、人種差別の恐ろしさと同じ人間を奴隷として従属物にしてしまう人間の業の深さを感じました。
確か最後のシーンは、黒人の老女が公園の水を飲んでいるところじゃなかったかな?
差別が解消されつつあることを伝える象徴的な名シーンだったと思います。
衝撃的なシーンも多かったけど、素晴らしいドラマでした。

ストウ夫人の「アンクルトムの小屋」も子ども心に衝撃を受けました。
世の中ではみんなが社会に従属してそれぞれの立場で生きています。
誰もが学校や職業を選んだり、自分の生き方を選ぶ権利を持っているはずなのに、そんな当たり前の権利を勝手に奪われお金で売り買いされ奴隷として生きる黒人の人々の苦悩を描いた物語でした。
この本の発行を引き金として、奴隷制廃止を巡り南北戦争が勃発したといわれています。

仕える主人がいくら優しい人であっても、自分がその人の従属物として生きる苦しさは計り知れないものがあると思います。
スペインの宮廷画家ベラスケスと共にあった弟子パレハは黒人奴隷でした。
奴隷は絵を描いてはならないという教えを破り、秘かに絵を描いていた彼の才能を見抜きベラスケスは弟子にしたといわれています。
パレハは師であり主人でもあるベラスケスを慕っていましたが、それでも自分が誰かに従属する奴隷身分であることに苦しみを感じていました。
ベラスケスはそんな彼の胸の内に気づかなかった自分を恥じ、彼を自由の身にし画家として生きられるように助力したといわれています。

奴隷制度は廃止されたものの、現在まで人種差別による多くのいたましい事件がありました。
今こうして国民投票により黒人大統領が誕生したことに、本当に感動を覚えています。
彼が米国の変革に成功し、日本や世界の国々と友好関係を築いてくれますようにと祈っています。


今日の当選品♪

☆恩地食品より遊園地入場券+フリーパス券ペア(自宅)

お届けではないのですが、お友達からメール便が届きました♪
有難うございました(^^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする