あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

自己紹介

2006-03-25 | Weblog
昨日カタい記事を書いてしまったので,ここらで自己紹介。



えらそうなことを書きましたが,私はまだ弁護士ではなく,4月17日から司法修習生となる,いわば弁護士の卵です。現在は法律事務所の事務員です。


司法修習生とは,裁判官・検察官・弁護士になるために司法研修所というところで研修を受けている人たちをいいます。ちょっと前に『ビギナー』というフジの月9のドラマで司法修習生がテーマとして取り上げられていました(私は見てませんが)。


もっとも,この日記は特にテーマを定めず思いつくままに書いていくつもりです。
修習生について詳しく知りたい人は,ほかにいっぱい書いている人たちがいるので,そちらを参考にしたほうがよいでしょう。

まあ,日常について書こうとすると,どうしてもその話題が中心になってしまうと思いますが,なるべく普通の人がわかるような内容とし,こんな司法修習生もいるのかあ,といった感じで適当に読んでいただけたら,と思っています。



なお,司法修習生についての公式の説明は下記の通り。

http://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu.html

離婚

2006-03-24 | Weblog
『小早川伸木の恋』というドラマを見ました。

僕はこのドラマを,単なる恋愛ドラマだと思って,ふろあがりに30分ぐらい見たり,見なかった回もあったり,ちゃんとは見ていませんでした。
しかし,途中から離婚の話が出てきて興味を持つようになりました

ドラマは,簡単に言えば,孤独がゆえに夫に過剰に依存する専業主婦の妻を持つ医師の夫が,夫婦関係に疲れ,不倫に走り,最終的に離婚に至る,という話です。
このドラマでは離婚調停の場面が出てくるのですが,その中で「不貞行為をした有責配偶者からの離婚請求は認められない」「婚姻関係の破綻後に不貞行為があった場合には離婚請求を妨げられない」など,法的主張が交わされるので,興味を持ちました。



離婚が問題となる場合には,大きく分けて①双方が離婚に同意しているが財産分与や慰謝料,親権の所在など条件面で争いがある場合②一方が離婚そのものに反対している場合があります。

①については,財産分与や慰謝料にはある程度客観的な基準があるので,それほど大変ではないかもしれません。また親権も正当性を主張するしかないという意味では,やるべきことは決まっているといえるでしょう。

けれど,②の場合は大変かもしれません。なぜなら,離婚すべきかどうかに正しい答えはなく,ましてや第三者にはそのことを判断することができないからです。たしかに,結婚するときも双方の合意で結婚したのですから,結婚の維持について双方の合意が得られないならば,解消すべきかもしれませんが,そう単純にはいかないでしょう。



ただ,養育費の事前の差し押さえが認められるようになったことや,2007年からは年金の分割が認められたことなど財産面では,妻が圧倒的に不利益にならないように制度が変わってきています。また,父子・母子家庭に見られるように,夫婦関係になくても子供に対して親としての責任は果せるという考え方も広まりつつあります。険悪な夫婦の間で育つ子供への悪影響も指摘されつつあります(ドラマでもこの点が指摘されてきています)。

そうなると,離婚したくない側の代理人になった場合,無理目の主張をせざるを得なくなるのですが(ドラマでも法外な要求をして離婚をあきらめさせる,という戦法が採られている),離婚に応ずるよう説得するわけにもいかず,ちょっと困ってしまうでしょう



離婚事件は,法的理論を主張する話ではないので弁護士ではなくカウンセラーなどがやるべき仕事だと言う人もいるし,客観的な基準がない場面だからこそ弁護士が関与していくべき仕事だと言う人もいます。

先日,ある番組で,離婚したいが子供が成長するまで我慢し,年をとってから離婚するという,いわゆる熟年離婚を問題にしていました。その中で,欧米では,離婚するような夫婦は我慢などせずにもっと早く離婚してしまうので,熟年離婚ということは考えられないらしい,ということが紹介されていました。キリスト教の影響の強い欧米ですらこうなので,日本も変わってきているのかもしれません。

いずれにしろ,結婚するときに弁護士を立てて交渉するということがない以上(そのうち婚姻条件をめぐって,そうなるかもしれません),離婚事件というのは法律家が法制度としての夫婦・家族の問題を考えられるよい機会なのかもしれません






gooニュースから投稿

2006-03-22 | Weblog
「世界一」の余韻に浸る 王監督、イチローら会見 (共同通信) - goo ニュース



gooニュースから投稿してみました。

便利ですね。以前はいちいちURLをコピペしていたのですが,これなら簡単に記事が書けそうです。



さて,引用の記事について。


あんまり愛国心がないので,別に日本の優勝に感動しているわけではありません。
けれど,この大会に参加した選手たちをはじめとして関係者には敬意を表します。

この大会は,始まる前から,シーズン開始前の大会では準備不足で真の実力を競うものではない,とか,アメリカ有利の組み合わせだ,とか,収益分配がアメリカに偏っている,とか,始まってからは,やれアメリカ有利の誤審だ,とかいろいろ言われてきました。

これらについては確かにその通りです。今後の検討課題でしょう。
しかし,その中で,なにはともあれ,世界中の一流選手が参加し,一生懸命プレーをしたことに疑いはありません。選手たちの,いろいろ問題はあるがとにかく世界一を競う大会に参加し,大会を盛り上げようとした姿勢はすばらしいと思います。

今では大変な盛り上がりを見せるサッカーのワールドカップやオリンピックも,最初はこんなもんだったかもしれません。



あらゆる問題点を検討し,条件が完璧にそろってから実行に移すのもひとつの考え方ですが,とりあえずまずやってみて,改善点を見つけつつ,よりよいものを作っていくのも,ひとつの考え方でしょう。

そういった意味で,今回のWBCはいろいろ考えさせられる大会でした



餃子

2006-03-21 | Weblog
餃子を作りました

「焼き」はかなりうまくできましたが,胡麻油とニラが少ししかなかったので,餡がずいぶんあっさりしすぎてしまいました。餃子はたまに作るので,だんだんうまくなってきましたが,まだまだ改善の余地があるようです。



ブログを始めて食べ物の話が続いていますが,特にグルメな人間ではありません。

もっとも料理は好きなので,たまに作ります。
自分で料理をすると,お店と違って安定していないので,毎回味が変わり,新たな発見があるので,あまり飽きがきません。また,料理をしている最中は料理に集中しているので,余計なことを考えず,ストレス解消にもなります。

ただ,母親から,「あんたの料理はたまに作るだけだからいいけど,毎日毎日,家計をにらみつつ,家族みんなのことを考えて作る主婦の料理とは違う。だから,ちょっとくらい料理をするからって,(将来)奥さんの料理にケチつけたらダメだよ」といわれます。

餃子を作るだけで一時間近くかかっているので,確かにその通りです。
よく料理を仕事にしている人が家庭ではぜんぜん料理をしない,というのもこういう事情があるのかもしれません。



いろいろむずかしいですね

手巻き寿司

2006-03-20 | Weblog
昨日は友人宅で転居祝いに手巻き寿司をしました。

手巻き寿司は,たいした手間も要らず,かつある程度の人数でやるとネタもバライティーに富むので,大好評でした。

よく雑誌で紹介されているようなホームパーティなるものは,なんとなくわざとらしい感じがしてあんまり好きではないけど,招くほうも招かれるほうもたいした準備もせず気を使わずに集まれるものなら良いかな




昨日集まった友人たちは,いわゆる偏差値による輪切りの前からの友達なので,いろいろなことをしている人が多く,楽しく過ごすことができました。


近頃,ひとつのことを貫き通すという生き方も確かに必要ですが,いろいろなものの見方をするという生き方も必要だと思っているので,このような友人たちとの関係を大切にしていきたいと改めて思った一日でした