あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

いじめと自殺

2006-11-29 | Weblog
いじめ生徒に「社会奉仕」 教育再生会議が提言(共同通信) - goo ニュース


相変わらず,スローガンはすばらしいですね。

いじめ生徒への対策も結構ですが,いじめられ生徒も,何とかしなくてはなりません。


僕はいじめはなくならないと思っています。
子供社会はもちろん,大人社会でもいじめはあります。


いじめれている場合,多くは周りが見えなくなっていることが多いと思います。
冷静に考えれば,今の環境がずっと続くわけはなく,長いスパンで見ればいじめられている時間なんてホンのわずかであることはわかると思います。

そうならば,いじめを苦に自殺するわけにはいきません。


人間,誰でも,いつかは必ず死にます。
死なない人はいません。
必ず死ぬのなら,今死ぬ必要はありません。

一方,死んだ人間が生き返ることはありません。
キリストでも,確か3日くらいしか生き返りませんでした。
生き返ることができないのならば,死ぬわけにはいきません。

このように,今死ぬ必要がなく,死ぬわけにはいかないのなら,論理的に自殺という選択肢はありません。


いじめ対策には,ひとりで楽しめる何かを持つことがよいのではないでしょうか。
ひとりで楽しむことを覚えると,周りに影響されないので,いじめの環境に入っても,問題は小さいです。

一人でいると,独善的になるのではないかという心配もあるかもしれませんが,他者との関わりなしに生きていくことは不可能なので,本人の心がけ次第で,かかる心配は無用になります。それに,世の中ひとりで楽しんでいる人は多いので,その人たちと仲良くすればよく,その人たちとの付き合いだけでも結構忙しくなります。


修習で弁護士や裁判官を見ていると,周りを気にすることなく,一人でわが道を行っている人が多い気がします。