その時代、女は・・・。

気がつけばもう２月ですか？

最近忙しく、ブログの更新が停滞していました。


舞台稽古は１１時～２０時くらいなのですが、
稽古から戻ると、色々とＤＶＤやビデオを見ています。

「ＳＡＹＵＲＩ」
「東雲楼　女の乱」
「吉原炎上」
「おもちゃ」

「夢二」
「笑いの大学」
「流れる」
「東京物語」

明治後期から昭和初期を描いた物語ばかりです。

描かれている事が全てではありませんが、
映画を通して、その時代の女達の生き様を知りました。


前の４本は、遊廓や芸者を描いた物語です。
借金のかたに売られ、芸や春を売って借金を返す。
女同士の醜い争いや裏切り、金、虐待。
女として恋心を抱くことも許されない。
そんな時代背景のお話です。



「どんだけ、あんた達は私を踏み台にしていくのさ」


「吉原炎上」に出てくる、親の借金のかたに売られた女郎の台詞です。
こういった歴史を勉強していたところなので、例の大臣の問題発言が
本当に腹立たしいです。


子供を産みたくても産めない女性もいる。
好きでもない男の子供を産まされ続けた女性もいる。
男によって、産めない体にさせられた女性もいる。

女を何だと思ってる