数え日やリハビリという骨休め
季語 数え日 今年もあとわずかと数えたくなるような年末の日をそう呼ぶ。年末の季語はたくさんあるが、来しかたの一年を省みる思い。新年を迎える用意に急く心。また、来年への期待や新春を楽しみにも思う気分。それらの微妙な気分をたっぷりと含んでいる言葉だ。比較的新しい季語。歳時記抜粋。
掲句 今年も間もなく終わり。何かにと忙しく慌ただしい。老人は思う様に体が動かず体は疲労しやすい。整形外科のリハビリ室は午前中はいつも満員。ことさらに歳末は甚だしい。
例句 数え日となりたる煮ゆるおでんかな 久保田万太郎