観てきました! お侍舞台!
すげー面白かったです!
でも見終わった瞬間を100とすると、ホールを出るまでに記憶が頭から10くらい零れて、電車に乗ってるうちに半分零れて、家に着いてPC立ち上げてレポを書いてる間にもどんどんどんどん零れ落ちていくよ助けてヒョーゴさん。(両手に受け止めつつ)
しかも書いてる途中で睡魔に襲われそのまま爆睡。残った記憶に霞が掛かる(笑)。
正直ストーリーを順を追って書けるほど頭に入ってはいないので、気がついたところをランダムに(主にキュウについて/笑)箇条書きで書き殴ってみたいと思います。
ネタバレ含みます。
未見の方はご注意を。
↓
・ 舞台上に「ふわごこち」というキャッチコピーを進呈したくなる鋼筒二体(可愛い)と、串刺しにされた標本の蝶かはたまた磔のキリストかというような紅蜘蛛が
・ 思わず噴きそうになる
・ 誰も笑っている人が居なかったので必死に堪える
・ どこぞの居酒屋チェーン店の制服のような農民の皆さん
・ よろこんでー
・ キュウ、縦ロールじゃなかった
・ ミュージカルでもなかった
・ オスカルヘアで朗々とアリアでも歌いだしたらどうしようかと
・ キュウがキュウだった
・ 動きがキュウそのものだった
・ 低い前傾姿勢で走る
・ 速い
・ めちゃくちゃ速い
・ そして回転
・ くるくる
・ 勿論二刀流
・ 生身の人間が間近で二刀を振るっている姿を初めて見た
・ かなり感動
・ 舞うような剣戟というものを顕現したかのような流麗な殺陣
・ というかホントに舞ってた
・ カッコ良すぎてどうしたら
・ 「バレエダンサーのような肉体」というのが公式設定のキュウゾウを演じる俳優さんもバレエダンサーだそうな
・ 宜なるかな
・ 髪の毛のくしゃくしゃ具合が大変Goodです
・ スリットは前面に1ヶ所のみ
・ なのであんまりヒラヒラはしない
・ あの動きを見るに、ヒラヒラしたら逆に動きにくいだろうと悟った
・ 序盤で一度おっさまと斬り合う
・ 互いの首に刀を寸止めする例の形にはなるが、「惚れた」も「欲しい」も「残念だな!」もなし
・ ヒョーゴさんが迎えに来てあっさり退いていく
・ 「邪魔の入らぬところでもう一度斬り合いたい」とか何とか
・ ヒョーゴさん邪魔扱いか
・ 二度目の邂逅は昇降列車の上で
・ 「惚れた! お主の腕にな!」
・ おっさま猛アピール
・ キュウ無反応
・ 「お主何の為に刀を振るう」
・ おっさま今度は懐柔に入る
・ キュウやっぱり無反応
・ 真剣3本による斬り合いのど真ん中を割って水分り様乱入(死にたいのか!)
・ 「泉になりましょうとか、命がどうのとか、生きる為とか死ぬ為とか何やかんや」
・ 水分り様は不思議な呪文を唱えた
・ 「生きてみたくなった」
・ キュウが食いついた
・ ちょ、そこで言っちゃうのかキュウ!
・ 「馬鹿め」
・ お前もか!
・ 新米女性教師に涙で諭され更生への道を選択した不良学生の構図
・ あの二大コンボがまさかここで来るとは予想しておらず、心の準備の出来ていなかった管理人激しく動揺
・ てっきりキュとヒョが刀を交わしたりするイベントの後に来るものとばかり
・ 4話と9話を一緒に水分りソースで煮込んでみました的な
・ 出会いとプロポーズと両家ご挨拶を一気に済ませました的な
・ あっさりヒョーゴさんの元を離れていくキュウ
・ 「キュウゾウ…」って呟くヒョーゴさん
・ っていうか二人の距離遠いよ!
・ 1階と2階、上と下、屋根と地面
・ 何処のロミオとジュリエットですか
・ アニメの中では「(もう一度戦の中で)生きてみたくなった」というニュアンスだが、舞台のキュウは「(刀を振るう意味を探す為に)生きてみたくなった」という印象
・ 島田カンベエというターゲットだけの為に参戦したアニメキュウと違って、生きる為に刀を振るえという水分り教の教えに導かれ仲間入りした為か、舞台キュウはおっさまを斬りたがらない
・ 執拗に付け狙ったりもしない
・ やたらと庇っては「お主を斬るのは」だの「こんな奴に斬られては」だのも言わない
・ 刀を通して戦を見、その延長線上に「島田との斬り合い」を見つけるという感じ
・ 寝ても覚めてもシマダシマダシマダという色合いはとても薄い
・ 電波臭も薄い
・ 主語省略&単語ぶつ切りで意味不明の台詞もない
・ それどころか2部になるとどんどん口数が多くなるキュウ
・ キュウゾウ喋る喋る
・ ヒョーゴさんと斬り合いながらも喋りまくる
・ 何か色々学んだらしいよ(笑)
・ しかも熱い
・ ほどんど激白
・ ちょ、お前喋りすぎ
・ 挙句「いいものだな、人は」とか言い出す
・ おかーさーん、キュウが洗脳されたー(笑)
・ でも頑張った
・ キュウゾウ、ヒョーゴさんの喉元に刃を突きつけ盾に
・ 育ての母になんて事を!
・ だったら生みの母は誰なんだろう、なんて考えている間に二人一緒にテッサイに撃たれる
・ ヒョーゴさん絶命
・ キュウは片腕1本(確かアニメとは逆の方の腕だったと思う)でショッカーの皆さん(機械の侍)を斬り伏せテッサイを倒す
・ その後カツを庇って蜂の巣に
・ まさに美味しいところ総取り
・ 「貴方は素晴らしい人です」
・ ここでやっと出たか!
・ でももうキュウ死んでるよカツ(苦笑)
・ ヒョーゴさんとキュウの関係は、アニメより小説版に近いか
・ でも小説版をベースにするならヒョーゴさんは最期はキュウを庇って死んで欲しかった
・ 空で生まれた戦の申し子を再び空へと還す事ができたと満足して眼を閉じて欲しかった
・ そうして冥府の底でキュウが堕ちてくるのを笑み混じりな嘆息と共に待っていて欲しかった
・ 気づいて、それは妄想よ
・ ともあれヒョーゴさんの加筆率がすごい
・ ヒョーゴさん補完計画
・ 常に両手はコートのポケットに
・ 肩を怒らせ、足はガニマタ気味に横山やすし歩き
・ どう見てもチンピラです
・ 仁侠映画なら若頭あたりか
・ オカンよりはアニキと呼びたい佇まい
・ お団子あり、簪なし
・ そういえば前髪があった
・ おっさまには握られなかった
・ 密かに楽しみにしていたので少し残念(笑)
・ というか舞台のおっさまは到底握るような御人じゃない
・ 狡猾な所など一つもない
・ 相手の金●握ったり足踏んだり切花の茎を掌に刺したりなんてしそうにない
・ 公明正大な頼れるリーダー格
・ どちらかというと黒澤版の勘兵衛様に近い
・ 熱いおっさま
・ 綺麗なおっさま
・ おっさまちっとも枯れてナーイ
・ ゴロさんはすげェゴロさんっぽかった
・ 声まで似ていた気がする
・ 布団が吹っ飛んだ
・ グー
・ 3
・ 駄洒落が過ぎまするぞゴロベエ殿
・ 可哀想だから誰か笑ってあげようよ
・ ゴロさんの最期、あれは特攻玉砕と理解して良いんですか?
・ ヘイさんちっさい
・ しかもおっさん
・ 照る照る坊主もちゃんとあった
・ 丸太から直接楊枝を削り出す妙技!
・ ヘイさんの過去話、痛さがグレードアップ
・ 死に様もグレードアップ
・ しかもヘイさんの死に方はカツの傷(裏切りという過ち)に更に塩塗って火で炙って抉る結果になったように感じなくも無い
・ あれなら自ら引き金を引いて撃ち殺した方がナンボかマシだったように感じなくも無い
・ そういえばカーテンコールの時、ど真ん前がヘイさんでしたがやっぱりちっちゃかった(笑)
・ 赤フン一丁のほぼ全裸の男たちとスケスケネグリジェのお姉ちゃんたちが悩ましげに腰をくねらせる踊りが売りの蛍屋
・ シチさん細い
・ 爽やかイケメン
・ そして若い
・ ちっとも古くない新品の古女房
・ やはり女房と畳はという配慮なのか(誰の)
・ 金髪じゃなかった
・ 黒髪髷無し
・ まさかのヒモ告白
・ 長槍の殺陣は派手でかっこいい
・ シチさんの殺陣の時は背後に蛍屋の女性達が並びます(チアガールか!)
・ 「師事するお方を誤った」
・ アニメよりウザ率30%UPのカツ
・ アニメでは砂漠で放浪→単身カンナ村だったが、舞台ではなんとウキョウの手下に!
・ 人生の迷子率150%UP
・ しかもヘイさんとキュウはカツを庇ってお亡くなりに
・ お前もとんでもない役どころを背負わされたもんだなぁ率700000%UP
・ 水分り様との恋愛フラグは最初から立たず
・ おまけに周りがやたらとカンベエ×キララを推奨する
・ カツが不憫でならない
・ でもキュウを看取る美味しい役どころゲット
・ おっさまへの遺言も承りました
・ って待て待てキュウはおっさまの腕の中で逝くんじゃないのか!!
・ でもキュウとおさまとの関係が薄めに描かれているので、ここでイキナリ「散々待たされた挙句果たせなかった今生の契りを冥府で」的シーンを入れても違和感があるのかもしれない
・ あそこは「島田しか見えてません」なキュウじゃないと意味がないシーンだとも思うし
・ そもそも舞台のおさまはキュウに「待て」とは一言も言ってないし
・ 未練や無念や彼岸の川までもを超越した境地にあるのがキュウとおさまだと思うし
・ 気づいて、それも妄想よ
・ ヘイさんの死はカツが侍となる礎となり、キュウの死は侍となるカツの背中を押すという印象
・ 小説版に倣いキュウの刀はカツの手に
・ 素顔のHG
・ 「農民はずるいんだぁ!」
・ あの熱血漢が意外と嵌るHG
・ キクチヨラストは泣いてる人も多かった
・ 鉄砲使いまくりのテッサイ
・ テッサイの扱いが気の毒過ぎる
・ そういえば金髪豚野郎と言われていた(笑)
・ キショイとかプチ整形しろとも言われていた
・ 出てくるだけで笑いが起こる若様
・ ちっとも若くない若様
・ 若様は凄かった
・ 色んな意味で凄い
・ あの人が出てくるだけで舞台の雰囲気が変わる気がする(シリアスな方面にもお笑い的方面にも不気味な方面にも)
・ 「受け取ってくれないとしゃねるが泣いてしまう」
・ 薔薇がしゃねるとびとんに出世
・ アニメウキョウの気色悪さを全面に押し出していてとても気色悪かったです(誉めてます)
・ 「良いねー」はやっぱ良いねー
・ マロ様とボとセ、式杜人にタノモくん、ホノカさんやミズキちゃんは出番なし
非常に楽しめました!
キュウはカッコ良かったし、ヒョーゴさんは出ずっぱりだったし。
明らかにキュウより出番は多かったよねヒョーゴさん(笑)。
展開が物凄く駆け足でしかも2部はオリジナル色が強かったので、ストーリー追っ掛けるのに必死になってたら役者さんの表情とか仕草までフォローできなかった。
皆さんが2回3回と見に行かれる気持ちがよく解ります(笑)。
一人惜しむらくはテッサイでしょうか。
テッサイはなぁ、テッサイはなぁ、侍は疾うに捨てたと自ら言いながらもさっさと時流に乗っかる事もできずに刀にしがみついている不器用なおっさんなんだよぉー。
それでいて「仕える事こそ武士の道」と信じて疑わない頑固者なんだよぉー。
商人の水槽では息が出来ずに死んでいくのがキュウで、生きる為に已む無く新たなる呼吸法をマスターするのがヒョーゴさんだとするなら、テッサイは進化を止めることを選んだシーラカンス。
時代に迎合し銃を取らせるなら、アニメ同様ヒョーゴさんの方にしてほしかったな。
とか言ってみたり。
気づいて、それも妄想よ。
そういえば開演前や休憩時間中に場内に流れていたBGMが黒澤版『七人の侍』だったのですが、たまに『荒野の七人』が流れたりするのにアニメのサントラは終ぞ一度も使われませんでした。
やっぱりというか残念というか(笑)。
■■■
>k○ya様
こちらこそ御メール有難うございました!驚きと感激のあまり震えました。舞台よかったですよねー!あの場内のどこかにk○ya様が、と考えると別の意味で震えます(笑)。
>I垣様
ようこそ初めまして!I垣様もお侍舞台からアニメに嵌られたお方なのですね。前にも同じように仰る方からおコメ頂いた事があるのですが、舞台を切欠にこちらのジャンルにも興味を持って頂けるなんて感激を通り越してまるで夢のようです。舞台化万歳! 拙宅の文章にも色々眼を通して頂きまして有難うございました。あのような阿呆で電波なキュウを受け入れて頂けるとは何たる僥倖。だってほら、舞台のキュウゾウさんは電波でもKYでもないひたすらカッコ良い御人でしたから(笑)。これを期にI垣様がもっともっとおサムライジャンルに興味を持って頂けましたらこれ以上幸せな事はございません。いっそえねっちけーはもう一度再放送すべきだと思う! 嬉しいおコメ、有難うございました。
>Kとほぎ様
ただいまです!舞台行って参りました。おかしいな、隣席は鋼筒でも梟でもなかったんだけどー!跳兎跳でもよかったのにー!レポはこんな具合↑になりました。頭上が重たくてすいません。(苦笑) で、お尋ねのカツですが。カツはねぇ、人生の迷子っていうか目的地さえ見失う迷走地図でした。ヘイさんとの例を挙げますと、「カツ寝返る」→「裏切りいくない」→「ならば斬れ」→「お前が斬れ」→「でもでも…」→「敵同士斬るOK」→「自分じゃできないから機械兵に下命しちゃえー」→「機械相手にヘイさん大立ち回り」→「やっぱ命令撤回」→「キャンセルは効きません(機械兵)」→「ヘイさんパーン」→「これが裏切りです」→「絶命」 という流れです。(解りにくい) キュウを誤って撃ち殺したアニメカツの方がまだ救われる気がしました。脚本家の悪意が見えるようだよってどっかの超兵も言ってた(笑)。っていうかテッサイが!テッサイがー!!テッサイ大好きなKとほぎ様にはちと辛いテッサイでした。パンダと眼鏡が一緒に居るシーンもいくつかあったけど、どちらもノリノリの悪役でした(笑)。
拍手のお侍様も有難うございました。気がつきゃこんなに長い記事に。下までスクロールするのが大儀で申し訳ないです。
愛のツッコミございましたら→