長物二本

　さっぶいですねー！
　あまりに寒いので豚汁を作ろうと、ごぼうと長ねぎ（その他諸々）を買いまして、袋に詰めて持ち帰ろうとしたのですが、この2本（特にごぼう）がどうにもこうにも長くてですね、どうにか垂直に立つように人差し指を引っ掛けていたら指が攣りそうになってですね、びよーんと飛び出たごぼうの先っちょが人と擦れ違う時にうっかり当たってしまいそうでですね、武士の鞘当よろしくいきなり斬りつけられてもアレなので、長ねぎとごぼうだけ手で掴んで持って帰ったのですが、これが結構太くて持ちづらい事この上ない。（一文が長ェよ）

　キュウが二刀を背負う事にした理由が解った気が致しました。

　最初は2本とも腰に佩いてみたり、
　1本腰でもう1本を背負ってみたり、
　2本とも背負ってみたけど初期は柄が両方とも上を向いていたり、
　という変遷を経てのあのスタイルだったりしたら、ちょっと可愛い。


　拍手のお侍様方有難うございました。秋刀魚で丸太が斬れるキュウならば、ごぼうだったら戦艦が落とせます。「あれに一尺以上の物は持たせるな」　大戦時、上官の怒りを買って営巣入りになった少年兵の取扱説明書に、そんな文言が書いてあったとかなかったとか。


　愛のツッコミございましたら→