22話の朱ちゃんの心境を全力出して考えてみた

　最終回放送から1週間経ちました。
　何度か見返すうち、呑みこみづらかったあれやこれやもどうにか喉を通るようになりました。
　喉につかえる異物のうちの一つが、車中でのギノさんとの会話中の朱ちゃんの「狡噛さんは」でした。
　当初、涼しい顔で狡噛さんの話題を振っちゃうのね、とか思ってそれがなんかもにょもにょしてたんですが、何度か見返しているうちに気付いたんです。あの時の朱ちゃんは全然涼しくなんかなかったんじゃないかって。
　先週も書いたけど、ギノさんは、縢はもう死んでいて上層部はそれを知っているのに有耶無耶にしてる、ってとこまで感づいてました。
　そこまで気付いたら、普通次に思考が及ぶのはその理由です。
　ギノさんお得意の「どういうことだ」。これを朱ちゃんは恐れたんじゃないのかな。
　たかだか一執行官の死を上層部が隠したがっている理由。
　国家権力が一個人を秘密裏に抹殺する理由として考えられるのは、その人物が権力側が望まない大勢へ社会を牽引しようとしているか、でなければ権力側がひた隠しにしたい「何か」を知ってしまったからか。
　一執行官に過ぎない縢に前者は到底当て嵌まらない。当然後者だと誰もが思うはず。
　じゃあ上層部が隠したがる「何か」って何よ、ってことになるわけで。
　朱ちゃんはそれが怖かった。ギノさんを守りたかった。
　宜野座さん、その藪を突ついてはダメですよ。下手に首を突っ込むとあなたも縢くんの二の舞になりますよ。
　だからこその「狡噛さんは」だったんじゃないのかな。
　朱ちゃんの「狡噛さんは」路線にギノさんは乗ってくれました。ばかりか「過去より未来の話を」と新しい執行官の話題へ。
　ギノさんは朱ちゃんの真意を察して敢えて話題を変えたのか、それとも気付かぬまま朱ちゃんに扇動されたにすぎないのか。
　ギノさんだったら後者のような気もするけど（←ひでえ）、前者だったら嬉しいな。
　うん、今のメガネなしのギノさんなら見えてもおかしくない。（あのメガメって一体／笑）


　愛のツッコミございましたら→　

PSYCHO-PASS最終話を見たよ

　どう呑みこんだらいいのか解らない。

　↑がPP最終話を見て最初に抱いた感想です。
　別にストーリーが破綻していたわけじゃない。
　NO.6みたいに詰め込みすぎて視聴者を振り落とす暴走特急みたいなエンディングだったわけじゃない。むしのあの大風呂敷をよく纏めた方だと思う。
　狡噛さんが逃亡犯になったのも納得できる。法を破って槙島を私刑にした時点で、朱ちゃんの立場では彼を助ける術はなかっただろうから。
　シビュラがそのままなのもそうだよねと思える。間違ったシステムではあるけれど、今の社会はシビュラ無しでは立ち行かないというのも事実だから。
　だったらこの喉につかえるような感じは何なのか、と言ったら、やっぱりそれは縢の扱いなんだよなぁ。うん、カガリストだからね。ごめんね。
　結局最後まで彼は逃亡犯という扱いのまま捜査は打ち切り。
　ギノさんは、縢はもう死んでいて上層部は真相を掴んでいるのに知らぬふりを通している、って事に感づいてはいるようだけど、何の証拠もないわけだから社会的に見ればそれは単なる潜在犯の妄言に過ぎない。
　ギノさん、隣の朱ちゃんは真相を知ってるんですよ。って言いたくなったけど、朱ちゃんもシビュラの根幹にかかわることを匂わせたらソッコー処分されちゃうだろうから知らぬふりを通さなければならないのも解る。
　解るけど、ちょっとくらい表情を曇らせてほしかったなぁ、平気な顔で狡噛さんの話題を振っちゃうのね、とか思ってみたりするのも、うん、カガリストだからね。ごめんね。
　そもそももう縢の死とシビュラの実態とは根っこの方でがっつり繋がっちゃってるから、片方だけ明らかにするのは不可能だ。というのも解る。解ってる。
　縢がシビュラの自己保身のために殺されたって事実は、朱ちゃんが墓場まで持っていくんでしょうか。シビュラが崩壊したら、公にしてくれるのかな。その時まで公安局の何人が、縢秀星という人物を覚えているだろうか、と考えたらなんかもう悲しくてしかたなくなった。
　佐々山は、無残な殺され方をしたけど、狡噛さんの心に大きな爪痕を残すことが出来た。佐々山の死が狡噛を闇堕ちさせて彼の人生を180度変えたんだから、そらもうすごい影響力だと思うわけです。
　対して誰かとバディを組んでいたわけじゃない縢は、佐々山ほど鋭い爪を持っていなかった。せいぜい朱ちゃんの心にいくつかの引っかき傷を残したに過ぎない。
　良くも悪くも人の記憶は薄れれていくもの。5歳で潜在犯認定を受けた時からずっと、縢と社会との接点は絶たれていたわけで、ようやく他人と関わるようになってわずか2年。それも執行官としての採用だから接することの出来た人数は極々限られている。おまけに縢には墓もないから、今回のギノさんみたいに墓参りをして思い出す切欠もない。
　人が死ぬ時は人に忘れられた時だ、ってどっかのヤブ医者が言ってたけど、潜在犯認定を受けて隔離施設へ送られた時点で縢は一度死んで、ノナタワーの地下で文字通り死んで、死後のこの扱いで三度死んだってことになるんじゃないのかな。

　何だったんだ。あの子の人生。

　縢秀星という人物はシビュラの不条理さを表現する為に作られたキャラクターだと思うんだけど、だったらもっと薄幸そうなキャラだったらよかったのに。この世の不幸を全部背負い込みましたっていうような悲壮感漂う厭世的キャラクターだったらよかったのに。もしくは社会の全てを憎んで牙を剥いて触るもの皆傷つけるナイフみたいなギラギラ野郎だったらよかったのに。だったらこんなに辛くはなかったのに。
　重すぎる事この上ない設定を、こんな明るくてお軽くてお茶目な子に背負わせた制作側の大勝利だったわけですねあぁ解ってるよ最初から負け戦だったんだ。

　ギノさん、吹っ切れた顔してましたね。そうか、親父と同じ道を歩むか。
　それはいいんですが、っていうかその前に、彼に猟犬が務まるのかと声に出して言いたい日本語（笑）。
　最後方にいたのにビルの爆発で一人だけ怪我しちゃうようなヤツですよ。「どういうことだ」「何だこれは」といちいち他人に説明を求める頭でっかちですよ。無能座さんと呼ばれて久しい男ですよ。
　一係の戦力ダウンが心配を超えてる件について。
　頭がキレて身体能力も図抜けてる狡噛さんが抜けて、戦闘力に加えて経験値がバカでかかった征陸のとっつぁんが抜けて、グソン組の包囲網を単独丸腰で突破した実は出来る子の縢が抜けて、残ったのはハタチと未成年の女性監視官コンビとくにっちとギノさんとかもう不安要素しかない。
　まぁ執行官二人補充されてたみたいだから、その二人が戦闘力高いのかな。
　っていうかもう新体制が確立してるんだな、と思うとちょっと寂しくなったり。組織としては当たり前なんだけども。
「もう誰も他人を必要としない。どんな才能もスペアが見つかる。どんな関係でも取り換えが利く」
　槙島の言葉そのまんまだな、と思ったり。

　呑みこみにくくはあったけど、いい最終回でした。
　最後の最後で槙島が好きになれた。
　寂しがり屋な構ってちゃんは、死に場所を探していたのかなと。
　誰の目にも映らない自分を、燃え滾るような殺意をもって見てくれる狡噛さんに、歓喜していたのかもしれない。
　いつでもどこでも涼しい顔の上から目線が一転、息を切らせて血まみれで逃げる姿は実に人間臭くて、とても人生に飽き飽きした人間の顔じゃなかった。多分本人もそれを自覚してたんじゃないのかな。だからあの笑みだったんじゃないのかな。
　あれだけ焦がれた相手に脳味噌ぶち抜いてもらえて、幸せな死に方だったと思う。シビュラに脳味噌使われるよりずっと幸せだ。
　そういえば、彼は何故シビュラの正体を狡噛さんに暴露しなかったんだろう。
　知らせていればもっと興味深い狡噛慎也を見られたに違いないのに。

　なにやら続編が作れそうなエンディングでしたけど、縢の居ない二期なんて……。なので作るなら外伝でお願いします制作側の偉い人。

　最後に呟き。
　こんだけ男女比がバランス取れてた（男4：女3）のに、レズップルが勝ち組ってどうなのよ（笑）。


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遺され係数オーバー300、同情対象です

　おサムライFanにとって25、26話が鬼門となったのと同じように、PPクラスタにとっては16、21話が鬱回です。（更に最終回が加わる可能性もあり）
　私はカガリストですが、それでも16話はもう何度も見返しています。何度見ても不条理で遣る瀬無くてBBA許すまじ誰か私にヘルメットをくれぶん殴ってやるという気持ちになりますが、それでもまた見ようという気になります。
　翻って21話はまだ1度しか見ていません。見られないというのが正解かも。
　どちらも猟犬殉職の回なのにこの差は何だろう、と考えました。

　縢の死は、「縢が死んだ」という事実を見届けてくれる第三者が居なかった。
　死の事実すら朱ちゃん以外誰も知らない。朱ちゃんだって実際に見たわけじゃない。
　分子レベルにまで完全排除されてしまったから、遺体もない。血飛沫が飛んだわけでも、悲鳴を残したわけでもない。
　死んだというより掻き消えたってのが近い。
　対してとっつぁんの死はよりリアルです。
　死にざまの描写があり、今際の言葉もあったし、看取ってくれた第三者がいた。
　とっつぁんの為に片腕引きちぎってまでにじり寄ってくれて、怒って、泣いて、叫んでくれた息子がいた。
　多分私が21話を見返せないのはそのせいじゃないかなと思うのです。
　とっつぁんの死そのものはもちろんだけど、泣き叫ぶギノさんを見るのが辛いんだ。
　親子の絆を確立できないまま父親を失った、後悔する息子を見るのが辛いんだ。

　ハウンド1と4。より納得できる死はどちらかと考えたら、多分とっつぁんの方なんだろうな。
　少なくとも本人は納得してたはず。遺された方としてはたまったもんじゃないけど。
　退場者が潔ければ潔いほど、納得ずくなら尚更、遺される側としては遣る瀬無い事この上ない。

　どちらの死も俯瞰で見てて遺され感ハンパない視聴者としてはどっちもたまったもんじゃないんですけどね！

　明日とうとう最終話ですよ。ドキドキ。


　拍手のお侍様有難うございました。死亡率の高いアニメは体力の消耗がハンパないですね。考えても詮無いことをぐるぐる考えてドツボにはまる無限ループです。


　愛のツッコミございましたら→　

PSYCHO-PASS21話を見たよ

　
　にいちゃん、なんで猟犬すぐ死んでしまうん？


　うん、大丈夫。予想はしてたから。
　最終回までは生き残れないだろうって最初から覚悟してたから。
　だから平気。縢くんの時に比べたら全然平気。心構え、出来てたからね。
　むしろ遅いくらいだと思ってたし。
　息子庇って死ぬだろうことも予想済みだったし。
　そもそも親子で組んだ時点ででっかいフラグ立ってたし。



　けど予想できたことと色相が濁ることはまた別問題なんだああああ！



　縢ハザードが癒えないうちに征陸ハザードに罹患です。
　1と4が殉職して3が単独暴走中。2が朱ちゃんと離れて現在一人になっているのがとても気になる次はお前か。
　くにっち、アンタだけでも生き残ってくれ。
　このままじゃ猟犬全滅エンドまっしぐらだぜ……。

　とっつぁんお疲れ様でした。
　刑事であるより父親であることを選んだとっつぁんの判断は間違ってなかったと思うよ。ギノさんの言うとおり遅すぎたとは思うけど。
　あっちで縢に逢ったら一緒に酒でも飲んでやってくれ。ああ見えてヤツは寂しがり屋だろうから。

　ギノさん、潰れた左腕は義手になるのかな。
　そんで犯罪係数ぶっちぎって執行官落ちしてハウンド1を名乗るのかな。
　なんという親子。なんという運命＝DNAの力。

　余談ですが、
　今回、「朱ちゃんが縢の席を見ている」というただそれだけのシーンに泣きそうになりました。
　賑やかな人物が居なくなるとその分寂寥感が増すというのはよく聞くけれど、
　あのおもちゃ箱をひっくり返したような雑多なデスク周りが、これほどまでに「縢が居ない」という事実を突きつけてくるとは。不意打ちだった。泣けた。
　っていうか、まだ片付けてなかったんだ、と思って泣けた。
　一係の中で縢が逃亡したなんて信じてる人間は一人も居ないんだな、とか思って。
　いつかひょっこり帰ってくるかもしれないからそのままにしてるのかな、とか思って。
　まぁ片付ける暇もない、ってのが正解だと思うけど。
　最終回、彼の死は生き残りメンバーに知らされるのかな。それとも朱ちゃんの胸の中に仕舞っておかれる事実なのかな。
　墓くらいは作ってあげてほしいな。
　入れるもの、無いんですけどね。


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　＞午後トコ様
　　お名前なくても午後トコ様のおコメは見て解りますよう（笑）。またしてもいっぱい感想有難うございます。キュウスキーであればあるほどキュウのオツムがニワトリレベルな失礼さになっているのはFan故の心理かと。ヒョーゴさんが「あの馬鹿が」というのと同じです（笑）。自分では馬鹿だ阿呆だと零しているくせに、他人に言われるのは我慢ならないんだぜきっと。難儀な御人です。キュウの頭の中には「自分」と「それ以外」という区分けしかないんだろうけど、ヒョーゴさんに出会ってそのどちらにもカテゴライズ出来ない己に気付いて混乱すれば良いと思います。ヒョーゴさんはキュウが初めて出会った「他人」。萌えます。


　他拍手のお侍様方も有難うございました。義手キャラ組合、みたいなもんがあればいいのに。組合長は左腕がサイコガンの葉巻吸いの人で。ヒョーゴさんは小物っぽく会計係（笑）。


　こんなとこ見てないと思うけどC様へ私信。
　マキシマムのシャツが半分inして半分べろんちょなのは、「ほらほらしょうごくん、ちゃんとシャツ入れて」ってやってもらいたいが為のフリなので触るな危険。ヤツは真正構ってちゃん。なので気になった時点で向こうの思う壺です。多分半分べろんちょを維持するために、ズボンではなくパンツに挟んでる。策士！


　愛のツッコミございましたら→　

PSYCHO-PASS20話を見たよ

　先週、朱ちゃんをドミネーターさんがお迎えに来た時点で、「朱ちゃんが脳味噌にされちゃう！」と心配したりもしたけど、朱ちゃんはそんなにヤワでも弱くも甘くもなかった。
　縢くんを見つけてくれてありがとう。
　遺体どころか髪の毛1本残っていなかったけど、縢が殺されたという事実を知ってくれてありがとう。
　彼の為に怒って、泣いて、シビュラに噛みついてくれてありがとう。
　縢秀星という人間はシビュラの不条理さを表現するために作り出されたキャラクターなんだと思うけど、それでもあのまま生死不明の逃亡犯として処理されたら彼の死があまりに報われない。

　2話の縢と11話の槙島の台詞をそのまんま使う演出に、おおおおお、ってなりました。
　相手の台詞は一言一句変わっていないのに、会話の内容がここまで違って聞こえるとは。
　キレた縢が「もう一度聞く」って言ってたのは、もしかして今回の伏線だったのか。なんて考えるのは穿ち過ぎか。

　最初の時は、縢の言葉に反駁はおろか言葉を返すことすらできなかった朱ちゃん。
　シビュラによって全ての選択肢が保障された自分と、シビュラによって何もかも奪われて執行官になる道しか残されていなかった縢。自分がどんなに恵まれているか、そしてどんなに驕った考え方をしているかということにあの時朱ちゃんは初めて思い至ったんだと思うし、事実縢もそういう意味合いで言っていたわけで、朱ちゃんへの攻撃的な言葉たちは恵まれた境遇の彼女への縢の僻み根性が言わせた台詞に他ならなかったわけだけど、今回全く同じ台詞に、
「重たくて辛い悩みだけど、それを悩むことが出来るのは幸せだ」
　と返せた朱ちゃんの成長っぷりに涙です。
　迷ったり悩んだり、もしかしたら失敗して挫折するかもしれないけど、自分で決めて自分で選べる人生の尊さ。「こうすればあなたは幸せになれる」と神託するのは、言い換えればそれ以外の道を奪ってしまうことと同義で、大切なのは「失敗しないこと」じゃなくて、全ての選択肢を開けておくこと。
　そのことに「シビュラの敷いたレールの上で」気付ける朱ちゃんはマジ凄いと思うんだ。だってシビュラのご託宣がない世界なんて知らないわけだから。
「それってとても幸せなことだと思うんだ」と朱ちゃんが言った後、ニッと笑んだ縢の口元に不覚にも泣きそうになりました。
　多分、朱ちゃんならそういう世界を作れってくれると、自分の人生を自分で決められる権利がシビュラのお墨付きをもらったエリートだけじゃなく万人に与えられるような世の中を作ってくれって託せると思ったからじゃないのかな。
　縢の死は無駄じゃなかったんだとやっと思えました。彼との会話で朱ちゃんはシビュラが齎す現実の歪みに気付くことができたから。彼との出会いが、彼の存在が、朱ちゃんの道標になったと確認できたから。
　縢の死も、シビュラに台無しにされ続けた彼の人生も、無駄じゃなかったんだと朱ちゃんが証明してくれると信じてる。
　縢の中の人が16話放映後に公式HPの中で「後は頼んだよ、コウちゃん」という名言を残していたけど、縢本人としては狡噛さんと同じくらい朱ちゃんにも後を託したかったのかもしれないです。
　世の中の体制を変えるには、コウちゃんみたいな一執行官では荷が重い。そういうのはキャリア組である朱ちゃんの仕事だと。

　でもまぁシビュラのない世界となると槙島の行動理念とリンクする部分も出てきちゃうし、そもそもシビュラを全面排除した世界は社会的に成り立たないと朱ちゃんは判断しているわけだけれども。
　何だか現代の日本ともリンクするなぁと思ったりもいたします。
　アレのない世界が出来ればそれが一番だけど、実際問題ここまで文明が進んでしまった社会にとってアレなしで現在の生活を維持していくことは非常に困難だとも思うし…というエネルギー製造機的なアレ。
　そういう意味でも最終回、シビュラをどう位置付けた結末になるのかが非常に楽しみです。

　実際に犯罪を犯したわけでもないのに犯罪を「犯しそうだから」というだけで世間から隔離しようという考え方が大前提な世界。それを判断選別しているのが犯罪者を多数含む脳味噌の寄せ集めというまったくもって狂った世界。
　チーム脳味噌に訊いてみたいです。
　彼らが一体どんな罪を犯す予定だったのかと。


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　＞午後トコ様
　　おおお、またしても駄文へのご感想有難うございます！　午後トコ様の感想を読みたいが為に、過去の遺物を読み直すという自虐プレイなう、な管理人です（笑）。キュウの言葉は圧倒的に言葉が足らないから伝わらない。ヒョーゴさんの言葉は多分に皮肉や暗喩が混じっているから伝わらない。伝わらないけどお互い自分だけは相手のすぐ傍に居ることが許されていると直感で感じている。なんだラブラブじゃんリア充爆発しろ！　っていうのがヒョゴキュウの関係かなと（笑）。殺伐とした文章たちに過分なる褒め言葉を有難うございます。見えそで見えないどころか、見える気配が全くせずに見えない、というのが拙宅の文章だと思っていたので、そう言って頂けるとチョッパー隠れでモジモジしてしまいます嬉しくなんかないぞこのやろう♪


　他拍手のお侍様も有難うございました。完全オリジナルのアニメは先が読めないからワクワクすると同時に、ハラハラ感も半端ないです。あと2話。これ以上誰も死にませんように。


　愛のツッコミございましたら→　

PSYCHO-PASS19話を見たよ

　シビュラに無視された疎外感？　ハッ、あんなクソッタレなシステムに干渉されたがるヤツがいるなんてオドロキだね。せっかく檻の外にいるってのに、中へ入りたいだなんてアンタマゾ？　あんなもん熨斗つけてくれてやりてーよまったく。あ、返品不可で頼むね。
　アンタ、カッコつけてテロリスト気取ってるみてーだけど、やってることは地べたに寝転がって手足ばたつかせてるガキンチョとおんなじじゃねーか。ボクを見てーってか？　笑えるね。
　アンタホントはバカだろう。いかにも頭良いです何でも解ってますってツラしてっけど、ホントは全能の神を気取った無い物ねだりの世間知らずさ。まぁつい最近までその世間とやらから完全隔離されてた正真正銘の世間知らずにだけは言われたかねーだろうけど？
　他人の幸せが妬ましい俺がゴミクズなら、アンタは他人の気を引こうと喚くだけの甘ったれの駄々っ子さ。今から俺の仲間（ダチ）がアンタのその甘ったれた横っ面張っ倒しに行くから、顔洗って待ってろ。


　と、縢が生きていたら言うかもしれないなと思いましたまる（作文）
　でもまぁこれはあくまでも狡噛さんがプロファイリングした槙島像なんですけどね。（実際は疎外感を感じるどころか楽しんでそうな気がする）
　そんで横っ面張り倒すんじゃなくぶっ殺しに行くんですけどね。
　狡噛さんの死亡フラグがヤバイ。
　あと朱ちゃんが沙布と同じ運命を辿りそうで怖い。すごく怖い。
　あとあと、17、18話くらいから思っていたのだけど、局長の中の人（脳味噌的な意味で）がいくつも入れ替わっている事を局長の中の人（声的な意味で）が口調とか喋り方とか声質なんかで的確に表現していてやっぱハマーン様パネエと思った。（解りにくい日本語）

　シビュラにがっつり抱え込まれて人生ぶち壊されたのが縢なら、シビュラにスルーされたのが悔しくて（或いはこれ僥倖とばかりに）ぶっ壊そうとしているのが槙島なのかな。
　対照的な人生。
　仲悪そう。


　拍手のお侍様有難うございました。一目見た時から「あ、コイツ死ぬな」と思ったのは実は六合塚さんでした。あと3話、頑張って生き抜いて欲しいです。


　愛のツッコミございましたら→