もしもヒョーゴさんがあの時キュウに斬られずに、いやもっと遡って虹雅渓で廃人キュウに出会わなかったとしたら、
マロ様の用心棒を退職した後は、故郷に帰り嫁を取って小さな道場でも開いていたかもしれない。
小さな道場で小さな剣士たちに、小さいけど鬼みたいに強かった羅刹の話をしていたかもしれない。
♪南には～ それは～それはキレイな～♪
♪鬼神様がいたんやで～♪（過去形）
大戦を共に戦い抜きその後生き分かれた朋輩との思い出を、彼の戦いぶりやら人外っぷりやら苦労話や恨みつらみ歪んだ感情等々を交え、リミッターの搭載されていない刀憑きを御するのがいかに大変だったかを滔々と歌い上げる一大叙事詩。
またの名をヒョーゴさんノロケ歌。
ヒョーゴさんが第三者にキュウの話をする、というシチュが大好きです。
余談ですが、
ヒョーゴさんがキュウを「キレイ」だと思っていたかというと、その点については（個人的には）う～ん…というところです。
戦う姿とか剣さばきなんかに限ってだったら「キレイ」だと感じていたかもしれないけど、容姿については「なにこの妖怪」とか思っててくれると萌えます。まぁヒョゴさんの容姿も十分「妖怪」ですが（笑）。
世間的にはキュウは（一応）イケメンキャラという扱いになっているけど、ヒョーゴさんだけは「あれの？ どこが？」とかホンキで思っているといい。
手元にあるものは往々にして持ち主が一番よく見えていないもの。
拍手のお侍様有難うございました。キュウへの罵詈雑言をぜ～んぶ聞いた後で、「そこが可愛いのでしょう？」と涼しい顔で返してくれるのがシチさんで、「お主俺の話を聞いていたか？」というのがヒョゴさん。何この恋バナ＠女子会（笑）。
愛のツッコミございましたら→
