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超弦理論(43) 原子番号17  塩素

2023-06-10 12:00:29 | 理論物理学 素粒子


 塩素の同位体も ³⁴Cl の陽子数が奇数になることで不安定になっているのは通常通りですが、安定の同位体が増える傾向がみられ、 ³⁵Cl安定 ³⁶Cl準安定 ³⁷Cl安定 となっている。

 ³⁴Cl  ------------  15共有完全形態から五番目の励起状態         不安定
 ³⁵Cl  ------------  16共有形態(16共有完全形態に3✖4本の支柱を追加) 安定
 ³⁶Cl -------------  17共有完全形態から三番目の励起状態       準安定
 ³⁷Cl -------------  18共有状態(18共有完全形態に3✖2本の支柱を追加) 安定

 実は、³⁴Cl の五番目の励起状態と ³⁶Cl の三番目の励起状態は、3✖5本と3✖3本の支柱の追加と区別できない。これは、共有構造に現れる励起状態が三本の支柱を追加することで説明されめためであり、励起状態になる11本の支柱を追加して立体五角形の共有部分が作られるのか、それとも、基底状態になる8本の支柱を追加して立体五角形の共有部分が作られているのか、その違いが、励起状態として現れている。同様にして、³⁵Cl³⁷Cl の3✖4と3✖2本の支柱の追加も励起状態と区別できない。この場合には、今までの類推と、³⁵Cl³⁷Clが安定していることから判断して、基盤構造の外側に支柱が追加されているものと考える必要がある。

 完全基盤構造の共有状態に11本の支柱の追加して共有状態を一つ増やせば励起状態になりますが、8本の支柱を追加して共有状態にするのであれば、完全形態が保持される。11本の支柱を追加して共有状態を増やす場合には、励起状態は3の倍数で準位が上がり、その度合いで不安定になる。また、完全基盤構造を保ったままで三本の支柱を追加することもできる。この場合は、基盤形態に励起はないことは、今までの軽元素原子核の超弦構造による類推となる。

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