👆は、Ξb(5955)⁻ baryon と Ξb(5945)⁰ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。
Ξb(5955)⁻ baryon と Ξb(5945)⁰ baryon は、共にスピン3/2⁺(Jp)、質量は同じ程度になっている。標準モデルでは、Ξb(5955)⁻ baryon (dsb)、 Ξb(5945)⁰ baryon (usb) なので、質量差は quark質量の差(d-u)になる。
対して、ヒッグスエリアの質量解析では、質量差は、d-n+p になる。
特殊構成のヒッグスエリアは、👇図で表される。
本来であれば、👆図のような特殊構成が独自に存在する筈ですが、極めて不安定なヒッグスエリアが近接しているために、全ての特殊構成が混じり合って観測されている事が推測される。
👆図、特殊構成の中央値は、Ξb(5945)⁰ baryon のヒッグスエリアになっている。
また、スピン3/2 (Ξb baryon) のグループには、面白い対称性があり、ヒッグスエリアの質量解析によって説明される。