👆は、Ξ⁺⁺cc(3621.40) baryon と Ξ⁺cc(3518.9) baryon の質量解析を比較して表わしている。
ダブルチャームグザイ Ξ⁺⁺cc は、quark構成が ucc になるのに対して、ダブルチャームグザイΞ⁺cc のquark構成は、dcc になる。up quark と down quark を比べると、down quark の方が二倍重いので、標準モデルでは、Ξ⁺cc の方が重くなる筈ですが、逆になっている。
👆図解析式の比較では、内在粒子の upとdown は、標準モデルの逆になっており、-d が Ξ⁺⁺cc に含まれるのに対して、Ξ⁺cc には、+uが含まれている。
質量対比の大きな違いは、ヒッグスエリアの励起状態の違いが大きな要因であり、内在粒子の影響は殆どない事が分かる。
内在粒子を比較すれば、
ダブルチャームグザイ Ξ⁺⁺cc ・・・・・・・・ n-μ-e-e/2-d
ダブルチャームグザイΞ⁺cc ・・・・・・・・ n-μ+e/2+u
ダブルチャームグザイ Ξ⁺⁺cc は、-μ-e が含まれるのに対して、ダブルチャームグザイΞ⁺cc の場合には、-μ 単独である事が分かる。