Ξb(6333)⁰ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。
Ξb(6333)⁰ baryon の対称性からも up quark が内在粒子として存在している。
高エネルギーに於ける弱い相互作用は、必ずしも弱い訳ではなく、Ξb(6333)⁰ baryon に現れた up quark は、弱い相互作用の作用因子が変化したものであると考えられる。
実際、高エネルギーに於ける弱い相互作用は、電磁相互作用と同じ程度になっており、 weak boson の交換によって表されている。弱い相互作用が弱い事によって中性子は比較的に安定しているが、同じ作用であってもΞb(6333)⁰ baryon のヒッグスエリアでは、電磁力程度の比較的に強い力が働いている。
マイナス電荷のΞb⁻ baryon には、down quark が内在していたが、これは、(up,反up) の Zボソンによる電磁相互作用となる。対して、中性電荷の Ξb⁰ baryon の場合は、(反d ,e)の W⁻ボソンによる弱い相互作用が働いていると推察できる。