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超弦理論 原子番号84 ポロニウム(Po)

2023-08-17 14:14:28 | 理論物理学 素粒子

ポロニウムは原子番号84の元素。元素記号は Po。安定同位体は存在しない。

 ポロニウム(Po)は、33種の同位体を持つが、すべてが放射性同位体で、ポロニウム210の半減期が138.4日と一番長い。人工的に作られるポロニウム209の半減期は102年である。全ての同位体が強力な放射能を持っている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 ポロニウム(Po)の組み合わせ形態は、👆連結装置を持つ 9 組み合わせ連形態で、3✖2本の追加支柱、中性子過剰分の極太支柱がある。(黄色の支柱は一本換算)

 中性子過剰分の極太支柱があるポロニウム210の極太支柱の数は41本なので、組み合わせ形態からは、不安定要素は見当たらない。

 ポロニウム(Po)は偶数原子番号なので複数の安定同位体が存在する筈であるが、全ての同位体が不安定になっている。これは、半減期が一番長いポロニウム210に焦点を当てているからであり、ポロニウム(Po)の同位体の不安定要因を説明するには、全ての同位体を織り込む総括的な解釈が必用になっている。
 
 総括的な解釈では、ポロニウム(Po)の同位体に、今までになかった特徴が表れている。

206Po 84 122 205.980481(9) 8.8(1) d 0+
206m1Po 1585.85(11) keV 222(10) ns (8+)#
206m2Po 2262.22(14) keV 1.05(6) µs (9-)#
207Po 84 123 206.981593(7) 5.80(2) h 5/2-
207m1Po 68.573(14) keV 205(10) ns 1/2-
207m2Po 1115.073(16) keV 49(4) µs 13/2+
207m3Po 1383.15(6) keV 2.79(8) s 19/2-
208Po 84 124 207.9812457(19) 2.898(2) a 0+
209Po 84 125 208.9824304(20) 102(5) a 1/2-
210Po 84 126 209.9828737(13) 138.376(2) d 0+
210mPo 5057.61(4) keV 263(5) ns 16+
211Po 84 127 210.9866532(14) 0.516(3) s 9/2+
211m1Po 1462(5) keV 25.2(6) s (25/2+)
211m2Po 2135.7(9) keV 243(21) ns (31/2-)
211m3Po 4873.3(17) keV 2.8(7) µs (43/2+)
212Po 84 128 211.9888680(13) 299(2) ns 0+
212mPo 2911(12) keV 45.1(6) s (18+)
213Po 84 129 212.992857(3) 3.65(4) µs 9/2+
214Po 84 130 213.9952014(16) 164.3(20) µs 0+
215Po 84 131 214.9994200(27) 1.781(4) ms 9/2+
216Po 84 132 216.0019150(24) 0.145(2) s 0+

182Os 76 106 181.952110(23) 22.10(25) h 0+
183Os 76 107 182.95313(5) 13.0(5) h 9/2+
183mOs 170.71(5) keV 9.9(3) h 1/2-
184Os 76 108 183.9524891(14) STABLE [>56E+12 a] 0+ 0.0002(1)
185Os 76 109 184.9540423(14) 93.6(5) d 1/2-
185m1Os 102.3(7) keV 3.0(4) µs (7/2-)#
185m2Os 275.7(8) keV 0.78(5) µs (11/2+)
186Os 76 110 185.9538382(15) 2.0(11)E+15 a 0+ 0.0159(3)
187Os 76 111 186.9557505(15) STABLE 1/2- 0.0196(2)
188Os 76 112 187.9558382(15) STABLE 0+ 0.1324(8)
189Os 76 113 188.9581475(16) STABLE 3/2- 0.1615(5)
189mOs 30.812(15) keV 5.81(6) h 9/2-
190Os 76 114 189.9584470(16) STABLE 0+ 0.2626(2)
190mOs 1705.4(2) keV 9.9(1) min (10)-
191Os 76 115 190.9609297(16) 15.4(1) d 9/2-
191mOs 74.382(3) keV 13.10(5) h 3/2-
192Os 76 116 191.9614807(27) STABLE [>9.8E+12 a] 0+ 0.4078(19)
192mOs 2015.40(11) keV 5.9(1) s (10-)
193Os 76 117 192.9641516(27) 30.11(1) h 3/2-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


188Po 84 104 187.999422(21) 430(180) µs [0.40(+20-15) ms] 0+
189Po 84 105 188.998481(24) 5(1) ms 3/2-#
190Po 84 106 189.995101(14) 2.46(5) ms 0+
191Po 84 107 190.994574(12) 22(1) ms 3/2-#
191mPo 130(21) keV 93(3) ms (13/2+)
192Po 84 108 191.991335(13) 32.2(3) ms 0+
192mPo 2600(500)# keV ~1 µs 12+#
193Po 84 109 192.99103(4) 420(40) ms [370(+46-40) ms] 3/2-#
193mPo 100(30)# keV 240(10) ms [243(+11-10) ms] (13/2+)
194Po 84 110 193.988186(13) 0.392(4) s 0+
194mPo 2525(2) keV 15(2) µs (11-)
195Po 84 111 194.98811(4) 4.64(9) s 3/2-#
195mPo 110(50) keV 1.92(2) s 13/2+#
196Po 84 112 195.985535(14) 5.56(12) s 0+
196mPo 2490.5(17) keV 850(90) ns (11-)
197Po 84 113 196.98566(5) 53.6(10) s (3/2-)
197mPo 230(80)# keV 25.8(1) s (13/2+)
198Po 84 114 197.983389(19) 1.77(3) min 0+
198m1Po 2565.92(20) keV 200(20) ns 11-
198m2Po 2691.86(20) keV 750(50) ns 12+
199Po 84 115 198.983666(25) 5.48(16) min (3/2-)
199mPo 312.0(28) keV 4.17(4) min 13/2+
200Po 84 116 199.981799(15) 11.5(1) min 0+
201Po 84 117 200.982260(6) 15.3(2) min 3/2-
201mPo 424.1(24) keV 8.9(2) min 13/2+
202Po 84 118 201.980758(16) 44.7(5) min 0+
202mPo 2626.7(7) keV >200 ns 11-
203Po 84 119 202.981420(28) 36.7(5) min 5/2-
203m1Po 641.49(17) keV 45(2) s 13/2+
203m2Po 2158.5(6) keV >200 ns

204Po 84 120 203.980318(12) 3.53(2) h 0+
       (184Os 76 108 STABLE [>56E+12 a] 0+) +18О+2N

205Po 84 121 204.981203(21) 1.66(2) h 5/2-
       (186Os 76 110 2.0(11)E+15 a 0+ ) +17О+2N
205m1Po 143.166(17) keV 310(60) ns 1/2-
205m2Po 880.30(4) keV 645 µs 13/2+
205m3Po 1461.21(21) keV 57.4(9) ms 19/2-
205m4Po 3087.2(4) keV 115(10) ns 29/2-

206Po 84 122 205.980481(9) 8.8(1) d 0+
       (186Os 76 110 2.0(11)E+15 a 0+ ) +18О+2N
206m1Po 1585.85(11) keV 222(10) ns (8+)#
206m2Po 2262.22(14) keV 1.05(6) µs (9-)#

207Po 84 123 206.981593(7) 5.80(2) h 5/2-
       (188Os 76 112 STABLE 0+ ) +17О+2N
207m1Po 68.573(14) keV 205(10) ns 1/2-
207m2Po 1115.073(16) keV 49(4) µs 13/2+
207m3Po 1383.15(6) keV 2.79(8) s 19/2-

208Po 84 124 207.9812457(19) 2.898(2) a 0+
       (188Os 76 112 STABLE 0+ ) +18О+2N

209Po 84 125 208.9824304(20) 102(5) a 1/2-
       (189Os 76 113 STABLE 3/2- ) +18О+2N
       (187Os 76 111 STABLE 1/2- ) +18О+2N+2N

210Po 84 126 209.9828737(13) 138.376(2) d 0+
       (190Os 76 114 STABLE 0+ ) +18О+2N

210mPo 5057.61(4) keV 263(5) ns 16+
211Po 84 127 210.9866532(14) 0.516(3) s 9/2+
211m1Po 1462(5) keV 25.2(6) s (25/2+)
211m2Po 2135.7(9) keV 243(21) ns (31/2-)
211m3Po 4873.3(17) keV 2.8(7) µs (43/2+)

212Po 84 128 211.9888680(13) 299(2) ns 0+
212mPo 2911(12) keV 45.1(6) s (18+)
213Po 84 129 212.992857(3) 3.65(4) µs 9/2+
214Po 84 130 213.9952014(16) 164.3(20) µs 0+
215Po 84 131 214.9994200(27) 1.781(4) ms 9/2+
216Po 84 132 216.0019150(24) 0.145(2) s 0+
217Po 84 133 217.006335(7) 1.47(5) s 5/2+#

218Po 84 134 218.0089730(26) 3.10(1) min 0+
       (192Os 76 116 STABLE [>9.8E+12 a] 0+) +18О+2N+6N

219Po 84 135 219.01374(39)# 2# min [>300 ns] 7/2+#
       (192Os 76 116 STABLE [>9.8E+12 a] 0+) +18О+2N+7N
220Po 84 136 220.01660(39)# 40# s [>300 ns] 0+

 ポロニウム(Po)の同位体は3Nシフトしているが、例外の同位体がある。(太字)

 3Nシフトなので、スピン合計は合わない筈ですが、例外以外の主要同位体のスピン合計が完全に一致している。

 例外の同位体(太字)は今までになかった特徴であり、ポロニウム210だけに焦点を当てる事が見当違いである事を意味している。即ち、ポロニウム(Po)の同位体の安定帯が大きくスライドしていると考える必要がある。

 ポロニウム(Po)の同位体には、二種類の安定帯が存在しており、ポロニウム210は古い安定帯にある半減期が138.4日と一番長い同位体であり、例外の同位体(太字)は新たに現れた新しい領域の安定帯となる。

 古い安定帯の同位体は、3Nシフト不全で不安定になっており、新しい安定帯の同位体は、中性子過剰分の極太支柱の数が許容上限を完全に上回っている。
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超弦理論 原子番号83 ビスマス(Bi)

2023-08-17 11:12:14 | 理論物理学 素粒子

ビスマスは、原子番号83の元素。元素記号は Bi。

 ビスマスの同位体は、9 組み合わせ形態に👆の連結装置が付いており、3✖2本の追加支柱があり、中性子過剰分の極太支柱がある。(二本換算の支柱有り)

 209Biは、長い間最重安定同位体と考えられていたが、2003年になって、(1.9±0.2)×10¹⁹年という、非常に長い半減期を持つ放射性同位体であることがわかった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 ビスマスの同位体は、中性子過剰分の極太支柱があり、209Biには43本の極太支柱がある。9 組み合わせ形態の極太支柱は44本程が上限なので、極太支柱の数は許容範囲内になっている。ただ、上限は決定事項ではないので変更される事も考えられる。

 安定した 9 組み合わせ形態の極太支柱の数は、金が39、水銀が38~44、タリウムが41~43、鉛が42~43本になっているので、209Biが長い半減期を持つ放射性同位体になっている理由は他にある筈です。
 
207Bi 83 124 206.9784707(26) 32.9(14) a 9/2-
207mBi 2101.49(16) keV 182(6) µs 21/2+
208Bi 83 125 207.9797422(25) 3.68(4)E+5 a (5)+
208mBi 1571.1(4) keV 2.58(4) ms (10)-
209Bi 83 126 208.9803987(16) 1.9(2)E+19 a 9/2- 1.0000
210Bi 83 127 209.9841204(16) 5.012(5) d 1-
210mBi 271.31(11) keV 3.04(6)E+6 a 9-

183Re 75 108 182.950820(9) 70.0(14) d 5/2+
183mRe 1907.6(3) keV 1.04(4) ms (25/2+)
184Re 75 109 183.952521(5) 38.0(5) d 3(-)
184mRe 188.01(4) keV 169(8) d 8(+)
185Re 75 110 184.9529550(13) STABLE 5/2+ 0.3740(2)
185mRe 2124(2) keV 123(23) ns (21/2)
186Re 75 111 185.9549861(13) 3.7186(5) d 1-
186mRe 149(7) keV 2.0(5)E+5 a (8+)
187Re 75 112 186.9557531(15) 4.12(2)E+10 a 5/2+ 0.6260(2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

207Bi 83 124 206.9784707(26) 32.9(14) a 9/2-
207mBi 2101.49(16) keV 182(6) µs 21/2+

208Bi 83 125 207.9797422(25) 3.68(4)E+5 a (5)+
       (185Re 75 110 STABLE 5/2+) +18О+2N+3N
208mBi 1571.1(4) keV 2.58(4) ms (10)-

209Bi 83 126 208.9803987(16) 1.9(2)E+19 a 9/2- 1.0000

210Bi 83 127 209.9841204(16) 5.012(5) d 1-
210mBi 271.31(11) keV 3.04(6)E+6 a 9-
     (187Re 75 112 4.12(2)E+10 a 5/2+ ) +18О+2N+3N

 組み合わせ形態で説明できない事は、複合形態で説明できるかも知れません。ビスマス(Bi)の同位体の複合形態は、今までになかった特徴が表れている。ビスマス(Bi)の同位体は6Nシフトになる。今までは奇数番号のNシフトであったのがビスマス(Bi)は偶数番号になっている。これは、スピン合計にも影響しており、今までは分数表示のスピンが整数表示になっている。(安定同位体と準安定同位体の特徴)
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