アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論 超大統一理論の方向性(29)

2023-05-27 12:04:57 | 理論物理学 素粒子


 👆写真はリチウム⁶Liの構造。ただし、構造が複雑になるので支柱を三本取り除いています。正確には、写真の構造に支柱を三つ追加する必要がある。

 ⁶Liは陽子三つ、中性子三つで構成されており、正四面体の組み合わせで説明できる。このように、陽子と中性子の数が同じ場合には水素やヘリウムと同じシステム構造が現れる。

 👆写真には、一本、支柱が足りない五角形の構造が見て取れる。そして、そこに支柱を付けることができれば安定した構造になる事が期待できる。ただし、これは⁶Liの不安定要素ではない。



 さて、五角形の構造だけを取り出してみれば、👆写真のような構造になる、真ん中の支柱が無いのは、この構造が正四面体の組み合わせでは作れないからで、真ん中に支柱を入れれば、周りの支柱は収縮する必要がある。ちなみに、この構造は真ん中に支柱がないので不安定になる。

 👆図の支柱の数を合計すれば15本なので、この構造が中性子三つからなる原子核構造であることが分かる。ちなみに、中性子四つで構成された原子核は理化学研究所によって観測されている。

 中性子四つからなる原子核の構造は、極めて安定した構造に見える。ただし、周りの支柱を収縮させる必要性があるので、今までのような正四面体の組み合わせで原子核は作れない。

 中性子だけの原子核や、陽子だけの原子核を説明するには、今までのような正四面体の組み合わせだけで原子核を作ることはできない。

 中性子四つからなる原子核の構造は👆写真に五つの支柱を追加すればよい。

 考えられる事としては、真ん中の欠落している支柱を追加することですが、今回は纏めて五つの支柱を重ねて追加する必要がある。三本の矢の教えに肖れば、五本の支柱で支えるのであるから、周りの支柱の収縮を補うほどの安定感が得られる筈なのだ。

 中性子四つからなる原子核の構造から、五本の支柱が重なった状態が予見されたので、この重ね合わせを拡張する必要がある。そして、それは、陽子と中性子の数が異なる原子核に、支柱の重ね合わせと、辺縁の支柱が収縮する性質を与える。