ゆっくりと世界が沈む水辺で

きしの字間漫遊記。読んでも読んでも、まだ読みたい。

大鐘 良一・小原 健右【ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験】

2012-05-23 | 光文社
 
るいちゃんが貸してくださった1冊。
「宇宙兄弟」は読んでいますし、つい最近、映画も観たところですので、とてもタイムリー。
ありがとう、るいちゃん!
実際に読んだ本には、地球と宇宙ステーションの写真の表紙カバーがついていました。

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 ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

 著者:大鐘 良一, 小原 健右
 発行:光文社
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そうか、宇宙ステーションは臭いのか。
そりゃあ、そうですよねぇ。
お風呂に入れないまま、何か月も密閉空間で作業するのですものねぇ。
脱臭しきれるものではないのでしょう。
具体的に想像しないと思いもよらないことです。

もちろん、そんなことが本題であるわけはありませんが、「宇宙なら」「宇宙では」と考える時、こんなに考えが及んでいないのだと、改めて思うわけです。
そこに実際に行く宇宙飛行士。
行くだけじゃなくて、働きに行くんですものね。
求められる宇宙飛行士像が変わってきているという説明に、日本の宇宙開発の進展を思います。
国際宇宙ステーションには何と言っても日本の場所があるのですから。
研究者から、技術者へ。
そして、これからの宇宙飛行士候補生に求められるのは、船長をも務められる資質。
この本で語られるのは、そういう前提で行われた試験の全容です。

実際の受験者の人たちの何がすごいって、まず「宇宙へ行く」を現実の夢としたことがすごいですよ。
実現させることもそれはすごいですけど、「宇宙飛行士?ムリ、ムリ。」と思わなかったところが。
応募書類を出すだけでもすごいと思います。

そういえば、ムッちゃんはともかく、ヒビトは当時何を評価されて試験に合格したんだろうなぁ。
ストレスやプレッシャーに強いとこ?
器用そうだし。


[読了:2012-05-23]





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2 コメント

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宇宙を目指す! (るい)
2012-05-25 00:30:38
すごいよね~。皆んな格好いい!!
旅行の時には酔い止めが欠かせず、絶叫マシーンなどあり得ない私には、宇宙酔いなんて想像もつかないのですが…。
きしちゃんの言う通り、夢を夢で終わらせないのが素晴らしいよね~。

ちなみに若田光一さんファンです!!
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るいちゃん (きし)
2012-05-25 20:14:50
本、ありがとね。
絶叫マシーンどころかコーヒーカップも無理な私には宇宙は無理です。
快適な宇宙旅行がいつか実現するとしても、とてもそこまで長生きはできそうもないし。

…えっ?!ファンだったの?!
相変わらず、誰のファンかわからんねぇ、るいちゃんは。
若田さんが船長になったらお祝いしよう!
返信する

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