●実船について
有人深海調査船「しんかい2000」の支援母船として活躍した「なつしま」ですが
「しんかい2000」の運用終了に伴い、海洋調査船に改名され、
現在は無人探査機「ハイパードルフィン」や曳航式深海探査システム「ディープ・トウ」の
母船として活躍しています。
2004年5月 「支援母船」から「海洋調査船」に改名
2005年2月 スマトラ島沖地震緊急調査を実施
2006年5月 マリアナ海域海底において大規模な海底火山の噴火を確認
2007年3月 深海生物追跡調査ロボットシステム「PICASSO(ピカソ)」初の海域試験に成功
2008年2,3月 護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸」衝突事故海域調査を実施
現在、東日本大震災の海洋調査に従事しています。
●作品について
やはり難関は前後のマスト。それ以外はプラ材の箱組みで対処できます。
三個あるコンテナは無人探査機関連の施設とのこと。
船尾Aフレームクレーンに吊るされているハイパードルフィンは自作。
プラ材、伸ばしランナー、ジャンクエッチングパーツなどから組み立てています。
貼り線がどうなっているか不明で一部の写真から推測したものになっています。
左舷クレーンのワイヤー四本を平行に張るのが最後の難関でした。
●その他
小ジオラマ風にしてみました。
検索してもヒットしないので
存在しないと思っていました。
消防庁の消防艇と並ぶ空白地帯と
思っていたのですが・・・。
さすが特徴ある船だと出ていると言うことでしょうか。
…ただ上に背負ってるトラスタワーを見ると気が滅入ってくるなあ…(笑)