「ファイヤーフォックス(1982)」より 1/144 エイチエムエー
冷戦時代、ソビエト連邦が極秘裏に開発した新鋭機は最高速度マッハ6という
極超音速戦闘機だった! …情報を掴んだアメリカはミグ戦闘機を熟知した
退役軍人ガント少佐をソビエトへ送り込み、その試作機を盗み出そうと企む。
…自分もそんな内容の近未来SF作品に興奮した世代です。
映画公開から40年近く経った今になって、このモデルが作れるとは夢にも思いません。
かなり前からレジン製のガレージキットが大小のスケールで売られてはいましたが
何れも高価な製品ばかりで、やっとインジェクションキットとして比較的安価な
入手し易いキットが出てきたのは大変嬉しい事でした。
しかし販売数は多くないようでややレアな製品のようです。
ソビエトが作ったステルス超音速機、という設定であり、この有りそうで無さそうな近未来感。
強いて申せばスケールの割りにモールドが太く、また詳細な部分で映画本編とは少し乖離が
見受けられるものの、全体のフォルム特徴はよく捉えられていてよいキットです。
気が付いた乖離部をプラ板やパテ等で修正し、モールドもやや追加して製作しました。
機体外装色はかなり光を反射する、キラキラした印象だったので
メッキ感が強く出る特殊な塗料を使用してみました。
@APCカシメルマン