「ミコヤン ミグ25 “フォックスバット”」 1/72 ICM/ハセガワ
1950~60年代、アメリカとソ連は冷戦時代に突入していました。
当時アメリカで開発中の超音速爆撃機XB-70に対抗する形で
ソ連が設計を進め完成させた高速迎撃機がこのミグ25でした。
マッハ3を超える速度や上昇速度、上昇限界高度まで、
当時の戦闘機としては突出した性能を持っていたそうです。
日本では1976年に亡命事件で北海道の函館空港に強攻着陸した事で
その存在が知れ渡りました。自分もこの出来事はテレビで見ていて
克明に記憶しており、そのせいもあって今だにヘンな想い入れのある機体です。
キットはウクライナのメーカー、ICM製のものを
ハセガワが輸入販売しているものです。スケールは1/72。
ただ今回入手したモノは「~RBT型」という偵察仕様の機体で、
本作品は旧ハセガワの「ミグ25」キットを部分的に使って
迎撃機仕様の「~P型」に改造してあります。
ミサイル関係は全て旧ハセガワの部品の改造です。
その他、実機写真を参考にやや詳細なディテールを追加。
更に現実とはならなかったものの、実戦に配備されて迎撃任務状態に
ある事を想定し、高速飛行をした際の塗装剥げ等、機体外装ダメージを表現しました。
詳しくは個人ブログ「カシメルマンはBARにおるんちゃうか」の製作日記を参照ください。
(小さい画像はクリックで拡大)
飾り台については別売の木製デコパージュを使用。
真鍮線でモデルを支えて着陸脚を収納した状態、つまりは飛行状態と
なっています。しかしコックピットが詳細に再現されているので
風防をあえて開いた状態とし、内部を鑑賞しやすいようにしました。
@APCカシメルマン