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APC 作品アーカイブ

モデリングサークルAPC会員製作の、
模型、イラスト等を、会員別に蓄積してゆきますYO!

「BRDM‐2装甲車」

2022年07月21日 | カシメルマン

(Russian NBC[LATE})  1/35 トランペッター

旧ソビエト製の偵察戦闘車です。
フロントにエンジンを搭載した「BRDM‐1」をベースに
リアにエンジンを積み替え、有効になったスペースを活かして
旋回銃座を搭載した車輌で、BRDM‐1と同じく水上走行も可能。
メインの車輪の間に更に4つの展開式補助輪を持ち、軟弱地では
計8輪のタイヤに荷重を分散させて走破能力を高めています。
正式採用は1963年。ロシアの他多数の国で採用され現在でも使用されている。







水陸両用車特有の船のような形(艇体形)で排気管が上方にあり、
前方には波切板が付いています。国連仕様のカラーに仕上げました。
尚、フィギュアは当キットには含まれておらず、別売りのものを使って
組み合わせました。また展開式補助輪を下ろした状態に倣って
ディスプレイ台の地面は悪路としてあります。

天井板を外してキャビン内を見ることも可能。
運転席等の座席や旋回銃座の造りを楽しめます。
キット内容ではオミットされていたペリスコープの覗き口や、
通信機器等の詳細部品は自作追加しました。
水上走行用のスクリューの蓋はこの場合閉じているのが正解ですが
折角なので覗けるようにあえて開けた状態としました。



                        @APCカシメルマン
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「Mig-31 ファイヤーフォックス」

2022年03月05日 | カシメルマン

「ファイヤーフォックス(1982)」より 1/144 エイチエムエー

冷戦時代、ソビエト連邦が極秘裏に開発した新鋭機は最高速度マッハ6という
極超音速戦闘機だった! …情報を掴んだアメリカはミグ戦闘機を熟知した
退役軍人ガント少佐をソビエトへ送り込み、その試作機を盗み出そうと企む。
…自分もそんな内容の近未来SF作品に興奮した世代です。

映画公開から40年近く経った今になって、このモデルが作れるとは夢にも思いません。
かなり前からレジン製のガレージキットが大小のスケールで売られてはいましたが
何れも高価な製品ばかりで、やっとインジェクションキットとして比較的安価な
入手し易いキットが出てきたのは大変嬉しい事でした。
しかし販売数は多くないようでややレアな製品のようです。







ソビエトが作ったステルス超音速機、という設定であり、この有りそうで無さそうな近未来感。
強いて申せばスケールの割りにモールドが太く、また詳細な部分で映画本編とは少し乖離が
見受けられるものの、全体のフォルム特徴はよく捉えられていてよいキットです。

気が付いた乖離部をプラ板やパテ等で修正し、モールドもやや追加して製作しました。
機体外装色はかなり光を反射する、キラキラした印象だったので
メッキ感が強く出る特殊な塗料を使用してみました。
                        @APCカシメルマン
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「乾いた大地」

2022年01月09日 | カシメルマン

「アイアン・ギアー級ウォーカーマシン」 1/1000  バンダイ

80年代のアニメ作品「戦闘メカ・ザブングル」に登場する、
地上をホバリング移動する要塞“ランドシップ”。
荒廃した未来の地球?では荒れた場所でも移動が容易な“ウォーカーマシン”
と呼ばれる歩行機械が主流になっていた。
中でもこのアイアン・ギアー級のランドシップは全長170mの
船体が変形して立ち上がり、全高130mの人型に形態を変え、
この世界では最強最大のウォーカーマシンとなる。

当作品はアイアン・ギアー級ランドシップがウォーカーマシンに
変形した状態を再現しています。足元にあるのは主役のメカ、“ザブングル”。
キットは番組放映当時にバンダイから発売になったもので、
主に足の延長や手首の追加工作などを加えてより設定に近い形に改造しています。


尚、表題のワードは番組のエンディング曲名。
個人的に自分はこの曲が大好きでした。
                         @APCカシメルマン
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SPACE SHARK

2021年09月22日 | カシメルマン

スペースシャーク号
「火の鳥2772愛のコスモゾーン」より 1/700 フルスクラッチビルド

手塚プロダクションのアニメーション映画に登場するスペースシップ。
元老院が地球の滅亡を防ぐのに必要と判断した宇宙生命体“2772”を
捕獲するために特別に設計された宇宙戦闘艦です。
自立型AIを搭載し、操作はコックピットに座った人間が言葉で命令する方式。
サメのスタイルがメカらしくやや直線的にアレンジされており、
あらゆる種類の兵器を満載した背びれは極端に大きく強調。
“2772”を捕獲するペイロードもサメの口そのものの形で、
優雅に長く伸びた尻尾部分もサメのそれを思わせる。
全体の纏まりもよくレベルの高いデザインだと思いました。

モデルはエポキシパテとプラ板の囲み構造で成形し、一旦レジンに置き換えた後
細かなモールドを工作していく方法を取りました。
10個余り量産して2003年夏のワンダーフェスティバルで販売。
手元に所有されている方も居られると思います。

2772捕獲口の前方に格納されていた脱出艇も付属。
格納庫は蓋がしまっている状態との選択式となっています。
背びれ前方の兵器郡は可能な限り細かく再現しました。
残念ながらデカールは付属しません。
この“FT80”と“UGE”はジャンクデカールを使用したものです。

@APCカシメルマン
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HYDROJET‐V

2021年08月08日 | カシメルマン

「ハイドロジェットV」  1/125  フルスクラッチビルド

円谷系のテレビ番組「マイティジャック(1968)」に登場する二人乗りの深海探査艇。
万能戦艦MJ号に搭載されていて前部の出入り口から発進し、深海を時速36Kmで
航行し、更に上部に付いた強力磁力吸盤を使って敵艦底に吸着できる。

番組中、MJ号と並んで好きだったメカです。
小スケールではありますが自作での再現に踏み切ってみました。
船体のベースは8割がタミヤのプラボード製で残りの細かい部分は
プラ板、プラ棒、それと真鍮線で構成。
円谷メカ特有の特殊なペイントに少し苦労しました。







磁力吸盤で敵艦底に吸着するという事でそれに因んだディスプレイ方法に。
上の大きな板状のものは敵艦底の一部を表現したもので、そこに
吸着している姿を再現しています。敵艦底を支える透明部品は
百円均一ショップで購入できるアクセサリー用品で、
木製飾り台の上に固定して安定させています。

全長約95mm。

                                          @APCカシメルマン
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「ファイター1」

2021年05月24日 | カシメルマン

「クラッシャー・ジョウ(1983)」より 1/144 日東科学

80年代を代表する日本サンライズのSFアニメ作品。
「“クラッシャー”とは、遊星や浮遊宇宙塵塊を破壊し宇宙航路の整備、
惑星の改造、宇宙船の護衛・救助、惑星探査、危険物や重要物の輸送・捜索などを
なりわいとする宇宙生活者である。」…という定義説明があります。
このクラッシャーである主人公達の乗る宇宙船ミネルバに搭載された
2機の小型戦闘艇がファイター1、ファイター2です。
レーザー砲やガトリング機関砲、高機動ミサイル等を装備。
垂直離着陸も可能でミネルバへの貨物積み込みなどにも使用でき、
戦闘以外にも汎用性の高いメカ。





キットは1980年代当時に日東科学から発売された手のひらサイズのものです。
日東製とはいうものの設定画との形の乖離などを修正するため
機首のボリューム増し、主翼の後退角度変更などの改造を行なっているので
キットオリジナルとはかなりイメージが変わっています。

木製の台座に噴射炎に見立てたアクリル製丸棒を立てて
垂直上昇しているような形でディスプレイしてみました。

                    @APCカシメルマン
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「FAB1」

2021年02月28日 | カシメルマン

「ペネロープ号」 1/32 イマイ

「サンダーバード(1964)」はSFメカ好きにはたまらない英国の人形劇アニメでした。
時は21世紀初頭、世界的大富豪のジェフ・トレーシーは自らの私財で
太平洋の孤島に“国際救助隊”を設立。その家族ぐるみで世界で起きる
事故や危機を特殊なメカ機材を使い救助したり解決したりする物語でした。





「FAB1」と呼ばれるこの車輌は国際救助隊のメンバーであるペネロープが
執事のパーカーを運転手として使用する架空のメカ。
ロールスロイスに発注した設定の6輪で大柄な車体には
まるで「007」のボンドカーのように秘密兵器が満載されています。
運転手付き専用仕様で前席は単座でセンターハンドルという珍しい配置に
なっており、後席は豪華なベンチシート。
また航空機のキャノピー風の窓でドアは全自動開閉式。
本編中は主に国際救助隊の秘密を盗む敵の迎撃に使われていました。

モデルはイマイ製の、番組放映当時発売されていたものの再販版。
基本的には内装部が彫りの浅いモールドに人形の頭部分のみを取り付ける
“バスタブ方式”となっていた為、プラ板等の素材で座席、ハンドル他を
リアルな形に工作しました。
また当時のプラモデルに有り勝ちなミサイル発射機構、走行ギミックは
オミットし、本編登場のモデルに近い形に手直しディスプレイモデルとしました。

ディスプレイ台は百円均一ショップで300円で売っていたプラケースの
ベースに、プラボードと布ヤスリで作った路面を貼ったもので、
透明の上カバーは保管時の埃避けとして使用しています。

                        @APCカシメルマン
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「ゼロテスター1号」

2020年11月19日 | カシメルマン

「テスター1号機」  ノンスケール フルスクラッチビルド

「ゼロテスター」、「ゼロテスター地球を守れ!」は
1973~1974年にかけてテレビ放映されいたアニメでした。





本作品は主役メカのテスター1号機。
主キャラクターの3人が乗り込む、マーク1(ワン)、マーク2(ツー)、
マーク3(スリー)の高性能戦闘機三機が一つに合体した姿です。
このマシンを主に使用して宇宙から地球を攻めてきた半機械化宇宙人、
アーマノイドと戦うという内容。最高速度は秒速1万km。
武器は機首から発射する“オメガゼロビーム”、“シグマゼロビーム”、
“カッターゼロビーム”の三種のビーム兵器。
アーマノイドが送り込んだ巨大メカ怪獣等をやっつけていました。

モデルは主にプラ板を材料にしたフルスクラッチビルド。
中央のマーク1、マーク3部分は積層プラボードとエポキシパテ、
サイドのマーク2はプラ板の箱組構造で構成しています。

サイズは全長10センチ余り、バンダイのメカコレに付属の
スタンドを使用してディスプレイ出来るようにしてみました。

↓シグマゼロビーム発射時。

                             @APCカシメルマン
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「MIKOYAN MIG-25P」

2020年09月05日 | カシメルマン

「ミコヤン ミグ25 “フォックスバット”」 1/72 ICM/ハセガワ

1950~60年代、アメリカとソ連は冷戦時代に突入していました。
当時アメリカで開発中の超音速爆撃機XB-70に対抗する形で
ソ連が設計を進め完成させた高速迎撃機がこのミグ25でした。
マッハ3を超える速度や上昇速度、上昇限界高度まで、
当時の戦闘機としては突出した性能を持っていたそうです。
日本では1976年に亡命事件で北海道の函館空港に強攻着陸した事で
その存在が知れ渡りました。自分もこの出来事はテレビで見ていて
克明に記憶しており、そのせいもあって今だにヘンな想い入れのある機体です。









キットはウクライナのメーカー、ICM製のものを
ハセガワが輸入販売しているものです。スケールは1/72。
ただ今回入手したモノは「~RBT型」という偵察仕様の機体で、
本作品は旧ハセガワの「ミグ25」キットを部分的に使って
迎撃機仕様の「~P型」に改造してあります。
ミサイル関係は全て旧ハセガワの部品の改造です。
その他、実機写真を参考にやや詳細なディテールを追加。
更に現実とはならなかったものの、実戦に配備されて迎撃任務状態に
ある事を想定し、高速飛行をした際の塗装剥げ等、機体外装ダメージを表現しました。
詳しくは個人ブログ「カシメルマンはBARにおるんちゃうか」の製作日記を参照ください。
(小さい画像はクリックで拡大)

飾り台については別売の木製デコパージュを使用。
真鍮線でモデルを支えて着陸脚を収納した状態、つまりは飛行状態と
なっています。しかしコックピットが詳細に再現されているので
風防をあえて開いた状態とし、内部を鑑賞しやすいようにしました。

                       @APCカシメルマン
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「ケルカピア級航宙高速巡洋艦&反射衛星」

2020年04月26日 | カシメルマン

ケルカピア級航宙高速巡洋艦&反射衛星 
「宇宙戦艦ヤマト2199」より 1/1000 バンダイ

“ケルカピア級航宙高速巡洋艦”は「ガミラス艦セット1」に付属のモデル。
ヤマト系プラモとしては初期の古いキットですが個人的にデストリア級より
ケルカピア級の方が断然好きなのでこちらだけ作りました。
太平洋戦争中の軍艦の形を踏襲したデザインの本作のメカ中でも
デストリア級重巡洋艦とケルカピア級高速巡洋艦は、
特に流線型を意識したシャープなスタイルが魅力だと思います。
…と同時に最もガミラスのメカとして典型的なものでもあります。

本作は自己センスではありますがスジ彫りの追加、突起類の追加、
窓の追加等、やや見た目の緻密感の向上を狙って製作しました。
2本の支柱によるディスプレイ方法で“艦船”らしいアピールもしてみました。




“反射衛星”は本編に登場の“反射衛星砲”のエネルギー弾を複数で
順次標的方向へ弾き返すことで攻撃死角を無くすというアイデアメカです。
同じく「ガミラス艦セット1」に付属のモデルで同スケールだそうですが
メカコレ程度のサイズです。

これも本編映像を参考にややディテール追加を施し、
リフレクター部分(花びら部)はミラーフィニッシュシートで仕上げました。
更にエネルギー弾を反射する瞬間をアクリル素材等で自作して沿え、
モデルとしてのボリューム増しを工夫してみました。

                   @APCカシメルマン
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