先日、子供の幼稚園で耳鼻科検診が終わりました。
上の子は今は耳掃除させてくれるようになったのですが・・・下の子は全く!だめ
こそばゆい ようですね。じっとしていられません。
幼稚園からのお便りに 耳垢は取り除いて健診に臨んでください に近いような言葉があり、何度か誘ったりトライしましたが、嫌がってしまってできませんでした。
健診自体は頑張れた~ と笑顔で帰宅しましたので、こうなったら耳垢詰まっていた場合は耳鼻科受診かなと思っています。
よく、耳掃除はしなくてもよい と最近言われています。
実際どうなのかなとおもって少し調べてみました。
耳の穴の皮膚の表皮細胞は 耳の入り口から約3㎝奥にある鼓膜付近から非常にゆっくりと耳の外に向かって移動していきます。
やがて、耳の入り口から1㎝くらいの深さに達すると古くなった皮膚の細胞は剥がれ落ち、ここで分泌液とまじりあって耳垢となります。
このことからも本来、耳垢は耳穴の入り口から1㎝くらいの深さに存在しています。そして耳垢は放っておいても耳の外に排出される仕組みになっているそうです。
このため、耳掃除は1か月に1回程度、それも片耳短時間(2分くらい?)綿棒のような柔らかいものでぬぐい取るだけで十分です。
この耳掃除の方法に対しては、耳の奥まで掃除する人や毎日のように綿棒で耳掃除をされる方は意外な感じを受けるかもしれません。
しかし、あまりに入念な耳掃除をしている方は、本来であれば取る必要のない(あるいは取ってはならない)皮膚細胞をそぎ落としている可能性もあります。また、間違った耳掃除の仕方は耳の皮膚を傷つけ、外耳炎などの病気の原因ともなりかねません。
ただし、耳に何らかの病気があったり、耳穴の形状によっては耳の中に多量の耳垢が発生することがあります。
こうした場合は耳掃除で対処するのではなく、耳鼻咽喉科を受診して治療を受けることが大切だと思います。
とはいえ、耳掃除 子供の耳は気になるし、大人は気持ちもよいのでもうちょっと頻繁にしてしまうかもしれませんね。