もうすこしですかね!
白いチューリップだったので、まだ華やか!ではありませんが、一斉に咲くのが楽しみです。
ヒヤシンスが順に咲き始め、近くに鼻を近づけると香りがすごいです。甘い甘い匂い
一部赤いチューリップも色づき始めました
スノーフレークも咲き始め
途中、木の根元に咲くスミレがとても可愛かったです。
山頂からの眺め
液体窒素は-196度の低温で幹部を凍結することで病変部を脱落させる治療です。
ウイルス性疣贅(イボ)、首のイボ、脂漏性角化症(老人性イボ)などが保険適応で治療が可能です。
↑首イボです
当院では必要時に液体窒素を入荷しています。
3月23日に入りましたので、1週間(3月30日ごろまで)ほど治療必要な方はご利用可能です。
イボで悩んでいる方はご連絡ください。
インスリン治療を行っていたり、GLP1の自己注射を行っている方は少なからず低血糖のリスクがあり、自己血糖測定で血糖管理をすることが必要です。
高齢であったり、自身の強い意志などで血糖測定をされていない人もいますが、指先をぱちんと穿刺して、器械に少量の血液を吸わせて、血糖値を測定する そんな手技を日常的に行っている方も多いと思います。
「FreeStyleリブレ」は、皮下に入れたセンサーで間質液中のグルコース濃度を連続的に測定し、リーダーでスキャンすることで、連続測定したグルコース濃度の変動パターンを表示するグルコースモニタリングシステムです。
2週間に1度の交換で持続的に測定することが可能で、毎回指先の穿刺を行う必要はありません。読み取りリーダーの機械で血糖トレンドを知ることもできますが、「FreeStyleリブレLink」アプリを使用することで、ご自身のスマートフォンを使って迅速かつさりげなく(ここ大事!)センサーをスキャンすることが可能です。
腕にスマートフォンを当てるだけで(服の上からOK)血糖が測れるのです。
当院では発売当初から導入しており、1型糖尿病の方や血糖変動が大きい2型糖尿病の患者さんなどで使用していましたが、一度この便利さを味わうと 頻回の指先穿刺にはなかなか戻れません。
この、FreeStyleリブレが2022年度の診療報酬改定(2022年4月1日から適応です)からすべてのインスリン治療を行っている患者さんで使用が可能となります。血糖が大きく変動する場合や低血糖自覚する際には指先穿刺が必要となると思いますが(間質液の血糖値は血液中の血糖と若干時間的なずれが生じるため)、簡易的に血糖値が測定できることでより血糖管理をご自身で把握しやすくなると思います。
私自身も導入当初にお試しで装着してみましたが、開始時の痛みはなく、血糖値の変動に関しては空腹時の糖質がいかに急激に血糖上昇をきたすか 食べ方での血糖変動の違いを体感してとても興味深く(本で読んで知っている知識の再確認のような感じではありましたが)、日常的な生活での血糖変動を体験しました。
空腹時のジュースなどは血糖上昇すごいですよ!
そういった気づきも血糖改善に役立つのだろうと思います。
新しいツールがどんどん導入される中、糖尿病の患者さんの血糖コントロールの安定と合併症予防がしっかりできることを期待しています。
日常的に介護保険申請の書類作成を行っています。
高齢者が介護保険制度のサービスを利用するためには、その人が要支援1・2と要介護1~5の7段階のどれに該当するのかを、かかりつけ医の意見書と介護保険認定調査員の調査結果をもとに判定してもらわねばなりません。しかし、その判定には「あれ?」と思うこともしばしば。
お年寄りの場合は家族以外の他人(調査員)に対して、できます! これもできます!と張り切ってしまう場合が多くあり、実際の生活状況が調査で分かりにくい場合も多いことが一因であると思います。
とくに認知症高齢者などを要介護者として抱える家族の場合は、本人の介護の必要度に応じた介護サービスが受けられることになりますが、認定された要介護度が実態とあっていないと感じられるケーズも少なくないようです。
「今言ったことをすぐ忘れるのに!それなのに要介護1だなんてー」
「食事もトイレも一人でできないのに、要支援なの?!」
不満の声や落胆の声をきくことも度々あります。
そんな時はまず、ケアマネージャーさんに相談してみることをお勧めします。
判定結果が妥当なものか、介護度が上がる見込みがあるか、を検討してみましょう
要介護の申請をしてその結果に納得がいかず、「この認定は現状から考えたら低すぎる」と感じた場合には「不服申し立て」をすることができます。ただ、時間がかかることもあり、別の方法である「区分変更申請」を行うことが多いです。
こちらはもともと周囲の介護者が要介護者の心身の状態が大きく変化した(介護度が進んだ)場合に、認定有効期間内でも更新期間を待たずに、改めて要介護認定を申請するものです。
「区分変更申請」の場合は再調査の結果が30日以内に出るようですし、申請も随時行うことができます。介護度があっていない場合や病状・状態が変化した場合には利用をしてみてください。
当院も年に数件、区分変更申請の書類を記載しています。
申請自体はスムースに受け付けてくれますよ!
参考になればうれしいです。
先週まで暖かくて(暑いくらいで)血圧も皆さん 少し下がり傾向だったように思いますが、今週は一気に気温が下がり、冬のような血圧上昇がありました。
寒い日は朝の外来からずっと、皆さん外来での血圧が高めの傾向がありますね。
血圧は加齢と主に上昇していく傾向があります。
その原因の一つは動脈硬化の進行です。動脈硬化の予防はアンチエイジングのみならず、脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な病気を防ぐためにもぜひとも取り組みたいテーマです。
動脈硬化は血液中の中性脂肪やコレステロールが血管に付着することで起こります。
これを予防するには、日常的な脂質摂取の種類に注意する必要があります。
サバやアジ、イワシといった青魚を積極的にとることが推奨されています。
とはいえ、どうしても食生活がお肉中心になってしまうという人が多いのではないでしょうか?
青魚には血液をサラサラにして動脈硬化を防ぐ不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。この不飽和脂肪酸は「オメガ3脂肪酸」に属しています。
オメガ3脂肪酸は緑黄色野菜や豆類からも摂取することができます。
サプリメントにおいてもオメガ3脂肪酸の摂取は可能ですが、より効果が期待できるのは魚介類を直接摂取する方法のようですよ。食生活のちょっとした習慣ですが、魚の摂取も務めていきたいですね。
厚労省からもオメガ3脂肪酸に関しての紹介ページがあるようでしたので、参考にリンクを張ってみます。
次女の幼稚園も春休みに入りました。
しばらく、子供との時間が増えて、ブログ更新が滞る予定です。
アレルギーの話題が続きますが、
まぶたや唇・頬にピリピリとしたかゆみを感じたかと思うと、突然、大きくはれ上がった。
しかし、そうした腫れも数時間で消えてしまった・・・
まれなことではありますが、そういった経験をされたことはありませんか?
私は 疲れているときや 病院勤務時代の当直明けなどに(疲れているときと同じ?)ウインナーを食べると目の周りにこのような反応が出ていました。顔なので、本当に嫌で仕方がありませんでした。
そして、疲れてるな というのが、そういう反応でわかりました。
これは 「クインケ浮腫(別名:血管性浮腫)」と呼ばれる病気の可能性があります。
20世紀初めのドイツで、この病気を報告したクインケ医師の名前から病名が取られています。
クインケ浮腫は蕁麻疹の一種です。症状はおもに顔に出ますが、体内(内臓や器官)も含めて身体のどの部位にも発症する可能性があります。
腫れは数時間から数日で消え、再発頻度は月に何度も起こるケースもあれば、数年に1度といったケースもあります。
クインケ浮腫の原因は遺伝によります。
まれな病気ですが、ストレスやアレルギーが発症に関連します。
このため、ストレスやアレルギー対策が再発防止のカギとなります。再発がたびたび繰り返されるようでれば、原因となっているストレスやアレルギーを取り除く必要があります。
またクインケ浮腫の症状は数時間から数日で消えますが、鼻から喉にかけて腫れがおこると呼吸困難に陥る危険性が否定できません。こうした場合はすぐに医療機関を受診する必要があります。
アレルギー症状を持っている人は多いなという印象です。
私は疲れているときのウインナーをやめるようにしています。それだけが原因か不明ですが、以後、発症はしていません。油断して、ウインナー食べるとまれに顔が腫れます。
上手に付き合って、日常生活を快適に過ごしたいな と思います。
コロナワクチン接種が進んでいます。
加東市での接種状況では65歳以上で3回目接種希望の方への接種はおおむね完了に近づいている そうです。
副反応に関しては個人差が大きいですが、多いのはやはり、接種側の腕の痛みでしょう。
また、発熱・倦怠感なども多くみられます。
時間が解決しますので、数日様子を見るしかありません。
しかしながら、近隣ではいまだにコロナ感染者の報告が続いています。
コロナワクチンを接種した数日後に家族のコロナ陽性が確認されたり、身近な人でコロナ感染がわかったり。
そういった人の心配 という相談も時々あります。
接種後の状況では発熱は副反応かもしれませんし、感染かもしれません。
あまり、判断材料にはならないのかなと思います。倦怠感も同じ。
ワクチンを打ったから大丈夫 ということは数日では言えません。ワクチン接種後にきちんと抗体ができるのには少なくとも1週間はかかります。ファイザーのもので、2回目接種から1週間とのことですので、2回目接種から期間をおいて、抗体価が下がってきている状況でしたら、2回目のワクチンの効果はあまり期待できず、3回目から1週間以降で効果がでるのかな という感じです。
ただ、副反応では鼻水やのどの痛みはあまり聞かないので、オミクロン株で特に多い喉の強い痛みなどがある場合は感染が疑われるかもしれません。今は花粉症の方も多い時期なので、大変判断が難しい状況です。
濃厚接触者であったり、自身の症状が心配な場合は 大丈夫 と自分で判断せず、病院受診などで、検査を受けるのが安心だと思います。
濃厚接触からすぐでは陽性反応が出ず、数日たってから陽性確認される場合もあります。
陰性だったということでも油断せずに日常生活を送るとよいと思います。
はやく、自由にお出かけできた日々に戻りたいですね。