「プロメテウス」という映画を見に来ました。
これは、配っていたウチワですね。
私は、こういった超古代ミステリーものがすごく好きで、
(インドの古典「マハバーラタ」に核戦争の様子が描かれている、
ピラミッドやナスカの地上絵は宇宙人と交信するために作られたといった話など。
まあ、いかがわしい話も多いのですが、魅力的ですよね)
期待して行ったのですが、なんかだいぶイメージが違う映画で、
びっくりしました。
「エイ〇〇ン・エピソードゼロ」いう題名のほうが内容に合っている。
かなりグロいホラーです。
まあ、私はホラー映画もたいへん好きなので、楽しかったのですが。(前向き)
最後のオチには、笑ってしまった。
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「ダークナイト・ライジング」にも行きました。
原題は「Dark knight rises」だそうですが、
たしかにバットマンが壁を登る話でした。
やっぱり、音響がすごく良くて、戦闘シーンにはひたすら痺れます。
あの黒光りのマシンが疾走するのを体感できれば、もう何も言うことはないでしょう。
キャットウーマンも綺麗すぎますね。
ところで、
ハワード・ジョーンズの近年のCDに、
オーディナリー・ヒーローズ |
というのがあるのですが、(佳曲が多いです)
「どこにでもヒーローはいる」という考え方は、最近の潮流のような気がします。
一人の英雄まかせにせず、一人一人が自分のできることをして、つないでいく。それが「正義」なのだ、というテーマは、この映画にも色濃く流れているように思います。
9・11以降、何が正しいのかわからなくなってきた状況の中で、手探りで表現している苦しさ、そしてその苦しさのおもしろさ、というのが、よく伝わってきて、充実感のある映画でした。
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蛇足。
むかし、「魁!男塾」という漫画で、
マントで空を飛ぶ特訓をすると、10万人に1人くらい、自由に空を飛べるものが現れる。
その者には十万人を抜け出たという意味で「抜十万(ばっとうまん)」という称号が与えられる、という話があったことが、最近よく思い出されます。