リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

アベノミクス偽装(2):「有効求人倍率がバブル期を超える高水準」

2019-03-12 | 政治
有効求人倍率がバブル期を超える水準となったことを安倍首相は「アベノミクスの成果」だと誇っているという。
だが雇用統計が好転している主因は、働き手となる人口が減ったことが主因だそうだ。直近6年間で生産年齢人口(15~64歳)が480万人も減ったという。(朝日新聞2019-3-12
少子化にきちんとした手を打たず、働き手が減って「超人手不足」になったことで統計上の数字は好転するが、それは決して喜ぶべきことではない。
そもそも求人の質も「ブラック」だとか「非正規」だとかバブル期とは比べ物にならないという指摘もツイッターで飛び交っているという(「「有効求人倍率がバブル期超え」報道にツッコミの嵐」)。
「有効求人倍率」の数字そのものには嘘はないのかもしれない。だがその解釈は政権のご都合主義にだまされないようにしたい。

関連記事:
「アベノミクス偽装の一端:「ひとり親家庭の大学進学率増」」


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小学校の算数:方程式で解い... | トップ | 高等教育無償化:隠れた「私... »
最新の画像もっと見る

政治」カテゴリの最新記事