gooブログが2025年11月18日をもってサービスを終了するとのことで、Amebaブログに引っ越しました。引っ越し先でもよろしくお願いいたします。
※なお、「過去ブログ」として自分が過去に書いた記事を引用することが多いのですが、引っ越し先でもリンク先はまだgooブログのままになっています。gooブログで「リダイレクト設定」をするとトップページに飛んでしまうため、「リダイレクト設定」はいったん外 . . . 本文を読む
女性の社会進出が進むと少子化が進むのは先進国共通の事例という話はよく聞く。だが国勢調査によると、共働き世帯のほうが専業主婦世帯よりも子供の数が多いという(朝日新聞2025-4-14)。
どう考えたらいいのだろう。
女性の社会進出を少子化と結びつけるのは、社会で仕事をもつようになり、それを続けたい女性にとって、子育ての負担が大きすぎる、というロジックだろう。男性にとっても、昔のように子育ての苦労を専 . . . 本文を読む
「借りた金は返す」、「収入の範囲内で生活する」――そんな当たり前のことが国の予算では守られず、あまつさえ日本の財政を守るために財源と歳出のバランスを考えている財務省に対して「財務省解体」を掲げたデモを行い、職員に暴言を飛ばす(過去ブログ)。
そんな人たちにわかりやすいたとえ話があったので紹介したい(朝日新聞2025-4-12)。
「財務省はいわば大宴会(財政運営)の幹事のようなものだ。参加者(与野 . . . 本文を読む
このところ自民党内で参院議員の存在感が強まっているという。
法案を閣議決定し、国会提出を予定していたが、参院自民から「丁寧な議論、丁寧な調整が不可欠」(松山政司参院幹事長)と言われて国会提出は先送りになった(朝日新聞2025-3-19夕刊、asahi.com 2025-3-16)。
これまで数々の問題法案が形ばかりの審議を経て自公の多数で強行採決されるのを見てきて、何度このような展開を願ったことだ . . . 本文を読む
何気なくnhkのネットニュースを見ていたら、新宿警察署の代表番号から特殊詐欺の電話がかかってくる事例があり、1週間で600件超もの相談が寄せられたと知った。今回どのような手口で電話番号を偽装したのかはわかっていないが、技術的にはそのようなことは可能だということだった(ニュースではその点にたどりつくまでが長すぎ!)。
検索エンジンで調べてみると、本来とは異なる発信者電話番号を表示させる技術を「発信者 . . . 本文を読む
「財務省解体」を主張するデモが続けられていると聞いて驚いた(朝日新聞2025-3-15)。そんなタイトルの本を新聞広告で見たような気はするが、まさか月に数回のペースで継続的にデモが行われるほどとは思わなかった。しかも、財務省の玄関から出てくる人に対して「税金泥棒」などと罵声を浴びせるというから尋常ではない。
何が問題なのか。呼びかけ人の一人は「生活苦の元凶が緊縮財政を主導する財務省だ」との考えらし . . . 本文を読む
米トランプ政権のレビット報道官が日本がコメに700%の関税をかけていることを批判したことに対し、江藤農水相は「日米貿易協定で結んだ合意がしっかりある」、「(当時の米政権が)トランプさんだったことは大変重い」と反論した(朝日新聞2025-3-15)。ディールの好きなトランプ大統領は敵も味方もなく一方的に脅しとともに要求を突き付けてくるが、除外扱いを「お願いする」などではなく(過去ブログ)、事実に基づ . . . 本文を読む
米価の高騰が、政府が備蓄米放出を決定した後も収まらないという(朝日新聞2025-3-1)。
ふと思ったのだが、備蓄米放出は売り惜しみして儲けようという業者に商売のタネを供給しているだけ、なんてことはないだろうか。
備蓄米が消費者に届く経路を検索エンジンで調べたところ、次のようにあった。
「コメの流通ルートは多くの場合、生産者からJAなどの集荷業者、卸売業者、そしてスーパーやコメの専門店などの小売業 . . . 本文を読む
高校授業料の無償化が与野党のかけひきの焦点になっている(朝日新聞2025-2-3、同3面)。
国レベルでは、旧民主党政権が始めた無償化政策に自公政権が所得制限を取り入れるなどして2014年に始めた支援策があるが、一部自治体は独自に上乗せしている。だが、東京都などの財政が豊かな自治体と周辺との格差につながり、不公平感のもとにもなっている。
東京都は都内私立校の授業料平均額48万4000円まで私立生向 . . . 本文を読む
「PTAは任意加入」ということが知られるようになってはきたが、それでもデフォルトは加入になっていることが多いのではないだろうか。だが兵庫県川西市では、2020年4月から「入会届」を出すよう周知しはじめたところ、翌年には加入率は6~7割に低下し、新入生の保護者の新規加入がほぼなかった例さえあったという(朝日新聞2025-1-13)。予想はされていたことだろうが、当然それまでの仕事を回していくのは大変 . . . 本文を読む
あるとき思い立って迷惑メールを通報窓口に通報してみたのだが、その直後から迷惑メールの数が10倍になった。
いつからか毎日のように迷惑メールが来るようになった。通販会社とかカード会社、宅配業者、電力会社などのものが多い。自分が使っていない会社のものなら無視すればいいのだが、実際に使われている会社のものだと迷ってしまう。(初めて「国税庁」を名乗る詐欺メールが来たときにはちょっとどきっとした。)最近で . . . 本文を読む
先ごろ最終回を迎えた「若草物語」というテレビドラマについてのネット記事を目にした。
ドラマは、恋愛・結婚こそ幸せというステレオタイプに反感を抱く女性、涼を主人公とする四姉妹の物語。涼には仲のいい幼馴染みの男友達、律がいる。律のほうは涼を好きなのだが、涼のポリシーを尊重してよい友人として付き合っているのだが、ある日ついに告白してプロポーズする。涼に断られた律は傷心のあまり距離を置くようになる。涼は自 . . . 本文を読む
2023年度の物価は前年比2.8%の上昇だったそうだ。月別では日銀が長年果たせなかった物価上昇率「2%」以上がすでに24か月続いたことになるという。その一方、政府はいまだデフレからの脱却を宣言しない。賃上げが物価上昇に追いついておらず、「実質賃金」は23か月連続で前年を下回っているため、現実には多くの国民が物価高に苦しんでおり、政府がデフレ脱却を宣言しても逆に反発を呼ぶおそれがあるようだ。(朝日新 . . . 本文を読む
北海道のコンビニで店員3人が刺され1人が死亡した事件で、「男性店員が対応、不満」という見出し(朝日新聞2024-3-18)を見たとき、これは話題になると直感した。死傷事件そのものは決して許されるべきではないが、客対応の在り方について議論を巻き起こすと思ったのだ。(安倍首相銃撃事件でも、銃撃は決して許されるものではないが、事件がきっかけとなって旧統一教会による被害に光が当てられた。)人が性別や容姿で . . . 本文を読む
東京株式市場の日経平均株価が3営業日連続で史上最高値を更新したという(朝日新聞2024-2-28)。物価高に苦しむ庶民には縁遠い世界の話だが、そもそもアベノミクス以来、日本の株価は日銀が買い支えているまやかしの高値だ(DIAMOND online)。空前の株高の今こそ、日銀は少しでも保有株を放出して不自然な状態の解消を目指すべきだ。もちろんうかつに動けば株の暴落を招くからそこはうまく舵取りをする必 . . . 本文を読む