親分、おじきは大切?

2005年07月29日 21時13分19秒 | memo
「浅間山荘事件にいたる連赤事件の原点は大菩薩峠(山梨県)での敗北にある。
この軍事訓練で有能な幹部は逮捕されるか、海外へ行ってしまった。
残ったのは雑魚ばかり。ヤクザの組織と同じなんだよ。
親分が全員いなくなって、チンピラ同士がくっついてできたのが連合赤軍。
だからお互いに秩序などなく疑心暗鬼に陥り粛清が始まった。
親分、おじきがいて秩序があったら、あんな惨劇は起きなかっただろうね」

今週号の「週刊金曜日」に載っている「宮台真司インタビュー」での若松孝二監督の発言。
「秩序」というふうに総括(笑)すべきなのかどうかは別にしても、
結構リアルに説得力を感じる。
サヨクに限った話ではなく、
たとえば企画が煮詰まったプロジェクトチームとか(サラリーマン経験がないので想像ですけど)、
こんな感じで深みにはまってしまうことがあるように思う。
「おじき」っていうんがポイントかな?

関係ないけど山口組が政権交代。
組長の死亡を伴わない代替わりははじめてなのでは?

(追記)
「週刊金曜日」、妙にタイムリーな藤田晋のインタビュー(辻本清美の同時代インタビュー)も掲載。